ほむか速報!まどマギ SS マギレコ まとめ【魔法少女まどか☆マギカ】

魔法少女まどか☆マギカのSS、フィギュアやグッズのレビュー、マギアレコードなどを主に取り扱っています。

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私の恋人 298話【まさここ結婚記念SS】

しばらくして…

いろは「と言うことで、私達恋人になりました!」

まどか「おめでとう!」

ほむら「おめでとう」

鶴乃「おめでとう!!」

うい「良かったね、お姉ちゃん!」

いろは「うんっ!」

フェリシア「なー鶴乃」

鶴乃「ん?」

フェリシア「オレと鶴乃も…こ、恋人…?なんだよな…?」

鶴乃「どう思うかはフェリシア次第だよ」

フェリシア「え?どういうことだよ?」

鶴乃「フェリシアがわたしのこと、恋人と思うなら恋人だし」

鶴乃「友だちって思うならきっと友だちなんだろうし」

フェリシア「そ、そっか…」

鶴乃「急にどうしたの?フェリシアらしくないよ」

フェリシア「だ、だって…オレ、鶴乃と恋人らしいことしてねーし…」

鶴乃「!」

フェリシア「まさらとこころみたいにあちこちでチューとかしねぇし」

フェリシア「いろは達みたいなわけでもねーし」

フェリシア「だからオレ…」

鶴乃「フェリシアはわたしのこと好き?」

フェリシア「それは…好きだぞ!」

鶴乃「わたしもフェリシアのこと好きだよ!」

フェリシア「お、おう」

鶴乃「それでいいんじゃないかな?」

フェリシア「!」

鶴乃「恋なんていろんな形があってどれが正解とかないんだと思うよ」

フェリシア「正解がねーのか…?」

鶴乃「うん、きっとね。大事なのはお互いのことをどう思うか。だと思うもん」

フェリシア「そっか、ならオレは鶴乃のこと好きだからこれでいいんだよな?」

鶴乃「うん、それでいいんだよ」

フェリシア「よかった…」

鶴乃「不安だった?」

フェリシア「不安って言うか…まさらとこころみたいにならないと恋じゃねーなら」

フェリシア「オレ一生恋とかできねーと思うし…」

鶴乃「ん?どういうこと?」

フェリシア「だってあいつら人前ですぐチューとかしだすんだぞ?さっきもしてたし…」

鶴乃「あはは…あれはあの二人が特殊なだけだよ」

フェリシア「信じていいんだよな…?いろは達もああなったらオレ怖くなるぞ……」

鶴乃「うーん…流石にまさらちゃんとこころちゃんが特殊なだけだと思いたい…」

鶴乃「…正直、わたしもよくわかんないし…恋…」

フェリシア「え?そうなのか?鶴乃は頭良いし何でも知ってるんじゃないのか?」

鶴乃「わたしもあんまり知らないよー?」

フェリシア「え、じゃあやべーじゃん!二人ともよく知らないって」

鶴乃「わたしとフェリシアにはわたしとフェリシアのやり方があるから大丈夫だって!」

鶴乃「別にまさらちゃん達みたいになることだけが正解じゃないはずなんだしさ」

フェリシア「そっか…信じるぞ」

鶴乃「うん!まかせて!」



まさら「……私達、やっぱりおかしいのかしら…」

こころ「バカップルだって自覚はあるけど…思ってるよりヤバい人だと思われてるかも…?」

まさら「そんなに駄目なのかしら…」

こころ「うーん、そんなことないと思うけどなぁ…」

こころ「魔法少女同士の恋人自体珍しいんだしさ」

まさら「それはそうだけど、魔法少女関係なく女性同士だっているはずよ」

こころ「あ、そっか…たしかに、あんまり聞かないかも…?」

まさら「聞かないと言うよりは、隠れてこっそり…なのかもしれない」

こころ「それはあるかも」

まさら「ただ私達の場合はオープンすぎるのが問題なのよ、きっと」

こころ「うーん、難しいね」

私の恋人 297話【まさここ結婚記念SS】

さな「あの…どうかしましたか?」

まさら「同じ透明化使いとして…どうにかあなたの透明化を無くせないか、と思ったのだけど…」

さな「私の透明化を…」

こころ「そうすれば、家族とも話し合いできるだろうし」

さな「んー……」

さな「その、お気持ちは嬉しいんですけど…私、家族とはもう話したくないんです」

こころ「!」

さな「正式に縁を切る手続きはしたいんですけどね…?」

さな「もうあの家にはさよならしましたから…!」

こころ「そ、そっか…」

まさら「あなたが望まないなら無理をさせるわけにもいかないわね」

さな「はい、私には新しい家族がもういますから…!」

さな「ただ私の事が後々明るみになった時、面倒なことにならなければ…」

さな「そこだけが気になることろ…ですね」

さな「けど、透明人間のままなら私のことは魔法少女にしか見えないんですし」

さな「いろはさんとやちよさんと内縁?…って言うでしょうか?」

さな「そのような関係になれればな、って…思うんです」

まさら「…なるほど、わかったわ」

こころ「私やまさらも正式に籍を入れたりはまだできないだろうから」

こころ「パートナーシップ…みたいになるんだと思うし」

こころ「それぞれにとってベストな形が作れるようになるよう頑張らなきゃだね」

さな「はい!だから楽しみなんです…!」

さな「少なくとも、いろはさんが高校卒業するくらいまでは待たなきゃいけないんでしょうけど…」

さな「あと3年…長いですもんね」

まさら「私とこころもそうなるだろうけど、あくまでも社会の決めたルール上はそうなるだけで」

まさら「私の気持ちとしては、もうこころのお嫁さんになる決意はできているから」

まさら「そういった意味では、私はもうこころのものになったんだと思うわ」

こころ「まさらが私のもの…ごくり」

さな「あのまさらさんがこう言ったセリフを言うようになるなんて、本当に恋ってすごいですよね…!」

こころ「さなちゃんもかなり印象変わったし、やっぱり恋は人を変えるんだよ」

さな「私も変わったんでしょうか…?」

こころ「うん、かなり変わったように見えるよ」

さな「そうなんですね、ありがとうございます」

私の恋人 296話【まさここ結婚記念SS】

さな「そう言えば…お二人はよくこうやって一緒に眠っているんですか?」

まさら「流石に毎日ではないけれど…」 

こころ「少なくとも次の日が休みなら絶対どっちかの部屋に泊まるし」

こころ「学校の日でも、割とそのまま泊まっちゃうパターン多いよね」

さな「やっぱりそうなんですね?いつからそうなったんですか?」

こころ「いつからだろ?」

まさら「恋人になる前からお泊りすることは珍しくなくなっていたはず」

まさら「お互いの家はそう遠くないのだけど、遅くまで魔女と戦ったりしているとどうしても親に怪しまれるから」

まさら「互いに泊まっていると嘘をついていたのよ、はじめはね」

こころ「それが嘘じゃなくなって…って感じかな?」

さな「ならご両親も公認だったんですね」

まさら「私もこころもお互いの恋心に自覚するより先に親が気づいていたようなの」

こころ「だから恋人になったことを報告した時は驚かれたんだよね」

さな「驚かれた…?」

こころ「まだ恋人じゃなかったのかー!って」

まさら「私の親なんて、私がこころと友だちになって間もない頃にはもう恋人なのかもと思っていたようよ」

まさら「まぁ…私は友だちの話をしたり、部屋に読んだりすることもこれまでなかったのに」

まさら「毎日のようにこころの話をしていたから…らしいけど」

まさら「まさか恋人だと思っているとは思わなかったわ…」

こころ「ウエディングフォトの時なんて、そのまま婚約するかも?!なんて言われたんだよね」

こころ「あれは流石に冗談だとは思うけど…でも私達は本気でそう思うようになったんだもんね」

まさら「親はお見通しなのかもしれないわ」

さな「そうなんですね…私の親もお見通しでいてほしいですよ、まったく」

まさら「あ…」

こころ「そ…そうだよね…さなちゃんの家族は…」

さな「ああいえ、気を使う必要はないですよ?と言うか使うような人たちじゃないです」

さな「私が言いたいのは、一日でも早く私が二葉家の……いえ、なんでもないです」

さな「私はもう、ここの家族なんですもん。二葉家の話なんてするだけ無駄です」

こころ「……さなちゃん」

さな「むしろ、あんな家だったおかげで私はいろはさんややちよさん達と出会うことができたんですし」

さな「そう言った面では感謝してるんです」

こころ『さなちゃん…やっぱり無理してるのかな…?』

まさら『無理…と言うよりは強がっていると取れる気がする』

まさら『もしかすると、やはり家族に正式に話をして縁を切るなりなんなりしたいのかもしれないけど…』

こころ『さなちゃんはもう家族から姿を見られないんだもんね……』

まさら『私の透明化とは仕組みが違うものね…』

こころ『透明化できるのはまさら以外だとさなちゃんくらい…あ、スズネも?』

まさら『スズネは炎の魔法の応用だから透明化とはまた別ね』

こころ『そっか…なんとかさなちゃんの透明化を解ければなぁ…』

まさら『…そうね』



私の恋人 295話【まさここ結婚記念SS】

さな「まさらさんが透明化を維持できないくらいの刺激…ってことなんですよね」

まさら「…ま…まぁ……」

さな「それはすごそう……」

こころ「あ、そっか!さなちゃんも透明化の魔法使えるからまさらの気持ちわかるんだ?」

さな「はい、と言っても私とまさらさんの魔法は似て非なるものだとは思うんですが」

さな「それでも基本的な部分は同じはずですし」

こころ「どんな感覚で透明化するのかな?」

さな「うーん、何といえばいいんでしょうか…」

さな「私と同じなら、透明化してる自分をイメージするだけで大丈夫なんですけど」

さな「ちょっとだけ力がいると言うか……うーん……」

さな「片足で立つ…くらいの力加減…でしょうか?バランスと言うか」

さな「とにかく、ちょっとだけ意識すれば大丈夫な感じです」

こころ「じゃあそれができないくらい夢中に…ってこと?」

さな「おそらくは」

まさら「……//」

さな「あのまさらさんをそこまで虜にしてしまうこころさんが凄いのもしれないですね!」

こころ「あはは、私も必死だからそこはお互い様だよ」

こころ「ただ、まー…私達ももう少し周りを見る努力はしないとだよね」

こころ「私とまさらって二人揃ってアクセル踏んじゃうタイプみたいだから…」

こころ「誰かがブレーキ踏んでくれないと、本当に二人の世界に入っちゃうからね」

こころ「だからあいみがいてくれる時は大丈夫なんだけど……」

さな「ブレーキ役…そうですよね」

こころ「さなちゃん達は三人だから大丈夫そうかな…?」

さな「私がブレーキ役になるべきなんでしょうけど…私も変なスイッチ入っちゃうみたいで……」

さな「今のところ、やちよさんがブレーキ役なんですけど」

さな「全然効かない未来しか見えない……かも」

まさら「やちよさんは大変ね……」

私の恋人 295話【まさここ結婚記念SS】

まさら「私にとって忘れられない瞬間の一つよ」

こころ「それは私もだけど…」

さな「くわしく」

まさら「……詳しくは…難しいわね」

さな「う…そうですよね、恥ずかしいですもんね」

まさら「いえ、そういうわけじゃないの」

さな「ん?」

まさら「ただ…言語化するのが難しいだけ」

まさら「言えるとすれば、これまでに感じたことのない強い幸福感に充実感…感動…とても大きな刺激……」

まさら「まぁ……“幸せ”そのもの…かしら」

さな「な、なるほど…!!」

まさら「私にとっての幸せがあの瞬間に詰まっていた…そう思うわ」

こころ「すごく照れるよ……////」

さな「まさらさんにとって、こころさんは幸せそのものなんですね!」

まさら「そうね」

こころ「それは私も同じだよ…////」

さな「こころさんの顔が幸せで溶けそうになってる…!」

さな「そのくらいお二人にとってファーストキスが大事な思い出なんですね」

まさら「ええ、まあ」

さな「……ただ、私の記憶だとお二人が恋人同士になってから間もない頃にはもう」

さな「あちこちでキスしてる姿を目撃されてるような……」

まさら「…流石に私達も始めから公衆の前でそうしていたわけじゃないわ」

まさら「影に隠れたり、魔法で姿を消したりはしていた」

まさら「でも…そうして後ろめたい気持ちを持つこと自体が素直じゃないと思うようになったから」

まさら「もう隠す必要がない…そう判断したの」

さな「そ、そんな理由が…」

さな「たしかにそうですね…幸せそのものに後ろめたさがあると…」

こころ「い、いや…それっぽく言ってるだけで、もう歯止めが効かなくなっただけだよね…?」

まさら「そうとも言うわ」

さな「やっぱりそうなんですね!?」

こころ「私もまさらも完全に癖になっちゃってるんだよ…」

こころ「そのくらい…ファーストキスが幸せすぎたのもあるんだけどね…//」

こころ「まさらの言ったように、最初はまさらの魔法で姿を消してたんだけどさ」

こころ「いつの間にか魔法解けてることが何度もあって…それで……」

さな「あ…もしかして…魔法維持する余裕がなくなって……?」

まさら「……まぁ…そうね」 

さな「そのくらい夢中になってしまうんですね…なるほど……」


あけみふうふ!
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加賀見まさら✨粟根こころ💛マギレコとまさここが大好き!2023/6/9まさここ結婚おめでとう💙💛💙💛!まさここイラストやマギレココラも少々。ブログにて、まどマギ&マギレコのSS等もやってます。無断転載禁止!Pixiv→https://t.co/W1mmKUdOAt
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ほむか

Q今月は?
Aさやかちゃん感謝月間!
あん?
やーいやーいバカさやかのバーカ
は?
バカって言ったほうがバカなのよこのバカ杏子!
バカ論争や記事カテゴリよりも、私はまどかを見たいわ
アクセスアップの協力、感謝するわ
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