ママ達は行方不明となった二人を必死に探したそうです
でも、探しても探しても見つからず…代わりに見つかったのが
粉々に砕け散ったソウルジェムだったのです
ソウルジェムは魔法少女の証、そして魂そのもの
それが砕け散ったと言うことはつまり、二人は死んでしまったことを意味していました
二人の死はみんなを、特にママと杏子さんの二人を物凄く悲しませたそうです
さやかさんはママの親友
ほむらさんはママの最高の友達
二人とも、かけがえのない存在だったのです
そしてママはその後、ある理由によって魔力の大部分と体力を使ってしまい
今のように病弱になってしまったのです
ママは円環の理、神の力を持っていたのですが
ママが魔力を失うと同時に円環の理の力も徐々に弱まり
いつの日かまた、魔獣や魔女が現れても不思議ではない状態…らしいのです
ようするに、ママの力によって今は魔女や魔獣の出現は防げてるけど
そのママが日に日に弱っているから、いつ昔のような悲劇になるかもしれない…と言うことです
これを防ぐには二つの方法があります
一つは、ママが残りの魔力を使いきって円環の理の力を取り戻すこと
ただし、ママは消えてなくなってしまう…ということでした
元々円環の理として1つの存在だったママが、鹿目まどかと残りの円環の理として2つに別れてしまったため
元の1つに戻す…と言うことらしいです
そして、もう1つの方法が…この歴史を再び書き替える…と言うものでした
この14年間の歴史をやり直す…つまり今を無くす…と言うことです
そして、その方法は…わたしが魔法少女になる…と言うものでした
何故わたしが魔法少女になれるのかも、そもそもわたしが生まれた経緯も、話してもらえません
結局は、ママが犠牲になるか、ママを助ける為にわたしが魔法少女になるか
この2択…というこのです
元々、ママは自分が犠牲になるつもりでいたのですが、マミさん達が考え話し合った結果
過去を書き替える…この考えがでたのです
でも、それを成し遂げられるのはわたし
そして、あずきちゃんだったのです
あずきちゃんも魔法少女になれるらしいんです
でも理由はまだ話せないとのことでした
もちろん、わたしもあずきちゃんも混乱してて、わけがわかりませんでした
わたしは自分の母親が魔法少女で、しかも神様で…その上消えてなくなりそうだって
そんなこと急に言われても、理解も納得もできるはずがありません
それに、あずきちゃんは…今まで母親だと思っていた杏子さんの名前が実は佐倉杏子で
姉だと思っていたゆまさんは千歳ゆまで…
お爺ちゃんお婆ちゃんはそのままだったけど
実は美樹さやかが母親だと言われて…
物凄くショックを受けていました
たぶん、それはわたしも同じだったと思います
この話をマミさんから受けて、しばらくわたしもあずきちゃんも放心状態だったらしいのです
ううん、未だにそうなのかもしれません
わたしはわけがわからなくて、ただひたすら泣いていたみたいで
気がついたら、自分の部屋で寝ていました
マミさんとなぎささんがわたしを運んでくれたらしいのです
だからわたしは、今こうして必死に頭の中を整理しているんです
だけど正直、未だにわけがわかりません
なんで急にこんな話をされたのかもわかりません
こう言うのってだいたい二十歳になってからするようなイメージがあるのに…
それとも、本当にママの命が残り僅かで、今まで隠してきたことが隠せきれなくなったから…?
いろいろ考えても答えはでてきません
夢なんじゃないかって、今もそう思ってます
わたしは、パパはもういないし、ママも病弱だけど、それでもみんなに愛されて幸せな家庭に育ったと思ってたのに
こんなにわけわかんない家庭だったなんて…
それに、もしママが神様って言うのが本当なら、じゃあわたしは一体…?
ならお爺ちゃんやお婆ちゃんも神様で…?
あっ、でもママは願いで神様になったからそれは違うのかな…?
あれ?でもわたしはそのママから生まれて…
ゆかり「うぅぅ…わけわかんないよ…」
タツヤ「…」
でも、探しても探しても見つからず…代わりに見つかったのが
粉々に砕け散ったソウルジェムだったのです
ソウルジェムは魔法少女の証、そして魂そのもの
それが砕け散ったと言うことはつまり、二人は死んでしまったことを意味していました
二人の死はみんなを、特にママと杏子さんの二人を物凄く悲しませたそうです
さやかさんはママの親友
ほむらさんはママの最高の友達
二人とも、かけがえのない存在だったのです
そしてママはその後、ある理由によって魔力の大部分と体力を使ってしまい
今のように病弱になってしまったのです
ママは円環の理、神の力を持っていたのですが
ママが魔力を失うと同時に円環の理の力も徐々に弱まり
いつの日かまた、魔獣や魔女が現れても不思議ではない状態…らしいのです
ようするに、ママの力によって今は魔女や魔獣の出現は防げてるけど
そのママが日に日に弱っているから、いつ昔のような悲劇になるかもしれない…と言うことです
これを防ぐには二つの方法があります
一つは、ママが残りの魔力を使いきって円環の理の力を取り戻すこと
ただし、ママは消えてなくなってしまう…ということでした
元々円環の理として1つの存在だったママが、鹿目まどかと残りの円環の理として2つに別れてしまったため
元の1つに戻す…と言うことらしいです
そして、もう1つの方法が…この歴史を再び書き替える…と言うものでした
この14年間の歴史をやり直す…つまり今を無くす…と言うことです
そして、その方法は…わたしが魔法少女になる…と言うものでした
何故わたしが魔法少女になれるのかも、そもそもわたしが生まれた経緯も、話してもらえません
結局は、ママが犠牲になるか、ママを助ける為にわたしが魔法少女になるか
この2択…というこのです
元々、ママは自分が犠牲になるつもりでいたのですが、マミさん達が考え話し合った結果
過去を書き替える…この考えがでたのです
でも、それを成し遂げられるのはわたし
そして、あずきちゃんだったのです
あずきちゃんも魔法少女になれるらしいんです
でも理由はまだ話せないとのことでした
もちろん、わたしもあずきちゃんも混乱してて、わけがわかりませんでした
わたしは自分の母親が魔法少女で、しかも神様で…その上消えてなくなりそうだって
そんなこと急に言われても、理解も納得もできるはずがありません
それに、あずきちゃんは…今まで母親だと思っていた杏子さんの名前が実は佐倉杏子で
姉だと思っていたゆまさんは千歳ゆまで…
お爺ちゃんお婆ちゃんはそのままだったけど
実は美樹さやかが母親だと言われて…
物凄くショックを受けていました
たぶん、それはわたしも同じだったと思います
この話をマミさんから受けて、しばらくわたしもあずきちゃんも放心状態だったらしいのです
ううん、未だにそうなのかもしれません
わたしはわけがわからなくて、ただひたすら泣いていたみたいで
気がついたら、自分の部屋で寝ていました
マミさんとなぎささんがわたしを運んでくれたらしいのです
だからわたしは、今こうして必死に頭の中を整理しているんです
だけど正直、未だにわけがわかりません
なんで急にこんな話をされたのかもわかりません
こう言うのってだいたい二十歳になってからするようなイメージがあるのに…
それとも、本当にママの命が残り僅かで、今まで隠してきたことが隠せきれなくなったから…?
いろいろ考えても答えはでてきません
夢なんじゃないかって、今もそう思ってます
わたしは、パパはもういないし、ママも病弱だけど、それでもみんなに愛されて幸せな家庭に育ったと思ってたのに
こんなにわけわかんない家庭だったなんて…
それに、もしママが神様って言うのが本当なら、じゃあわたしは一体…?
ならお爺ちゃんやお婆ちゃんも神様で…?
あっ、でもママは願いで神様になったからそれは違うのかな…?
あれ?でもわたしはそのママから生まれて…
ゆかり「うぅぅ…わけわかんないよ…」
タツヤ「…」