ほむか速報!まどマギ SS マギレコ まとめ【魔法少女まどか☆マギカ】

魔法少女まどか☆マギカのSS、フィギュアやグッズのレビュー、マギアレコードなどを主に取り扱っています。

魔法少女まどか☆マギカの自作SSや、ねんどろいど、キューポッシュをメインにしたフィギュアやグッズのレビューがメインのブログです。
現在はマギアレコード(マギレコ)の感想なども行っています。

2015年08月

魔法少女ゆかり☆マギカ 永遠の物語【37】

まどか「料理の本ってけっこうたくさんあるんだね」

ほむら「そうね」

まどか「んー…と、これとこれと…あとこれ!」

ほむら「…鹿目さん」

まどか「ん?」

ほむら「今さらだけど、お父様に習うのでしょ?」

ほむら「それに、最近はインターネットにもたくさんレシピや紹介があるわ」

ほむら「だから、そんなに買わなくてもいいんじゃないのかしら」

まどか「えー?たしかに、ほむらちゃんの言うことも一理あるけど」

まどか「パパやインターネット以外のものにも手を出して」

まどか「いろんなものから学ぶのが良いと思うなぁ」

ほむら「……それもそうかもね」

まどか「でしょ?でもお小遣いあんまりないから、とりあえずはこのくらいかな」

ほむら「お金なら私も出すわ」

まどか「ううん、いいよ。元はわたしが言い出したんだし」

ほむら「でも、私にも見せてくれるのでしょう?」

まどか「うん、もちろんだよ」

ほむら「だから私にも支払う義務があるはずよ」

まどか「うーん、義務かどうかはわかんないけど…」

まどか「あっ、じゃあこうしようよ、本はわたしが買うから」

まどか「ほむらちゃんは材料を買ってよ」

ほむら「…そうね、それなら構わないわ」

まどか「決まりだね、それじゃお会計してくるから待ってて」

ほむら「わかったわ」

ほむら(まどか…)

ほむら(一緒に料理、できれば楽しみたいわ)

ほむら(でも、そうはいかない…)

ほむら(そろそろ、インキュベーターが行動を起こすはず)

ほむら(今回、私はインキュベーターに手を加えていない)

ほむら(エイミーはもちろん助けてある)

ほむら(だけどあいつは様々な手段を用いてまどかに接近しようとしてくるはず)

ほむら(でも今、私がまどかの側にいる)

ほむら(だから私がなんとか誤魔化すことができれば…!)

まどか「おまたせ、ほむらちゃん」

ほむら「次は材料を買うのよね」

まどか「うん、自分用の調理器具やエプロンとかも欲しいし」

ほむら「わかったわ、ならエプロンは私が買ってあげるわ」

まどか「んー、それはまた後で考えるね」

ほむら「…そう?わかったわ」

まどか「うん、それじゃ…?」

ほむら「どうしたの?」

ほむら(きた…?)

まどか「ほむらちゃん、何か聞こえない?」

ほむら「何て?」

まどか「助けてまどか、って」

ほむら「…!」

まどか「ほむらちゃん?」

ほむら「ごめんなさい、少しここで待ってて」タタッ

まどか「えっ?ほむらちゃ…いっちゃった」

まどか「なんだろう?たしかに助けてって聞こえるけど…」

ほむら「…よし、ここなら」

ほむら「時間停止」

ほむら(やはりインキュベーターはまどかにテレパシーを送ったみたいね)

ほむら(助けてまどか…ね、まどかと名前を読んでいる以上、テレビとかラジオと誤魔化すことはできないわ)

ほむら(なら、どうするか…)

ほむら(まどかを誤魔化せて、尚且つ納得させる方法)

ほむら(…いくつか盾に小物を収納してあるわ)

ほむら(この中で使えそうなものは…ぬいぐるみ?)

ほむら(このぬいぐるみは以前まどかから貰ったものだわ)

ほむら(これを使って何か…)

ほむら(……!)

ほむら(この方法で誤魔化せる…かしら?)

ほむら(あまり自信はないけど…やってみるしかないわね)

ほむら(それに今、時間は停止しているから誰にも聞かれる心配はないわ)

ほむら(この時の止まった世界に入門できるものはいないもの)

ほむら(練習しましょう)

ほむら「……こほん。ん、ん」

ほむら「アー…アー」

ほむら「マドカ、マドカ」

ほむら「カナメマドカ」

ほむら「マッドカサヤカ、カナメマドカ」

ほむら「ボクトケイヤクシテ、マホウショウジョニナッテホシインダ」

ほむら「……いや、何か違うわね、もっと人間っぽくて大丈夫よ」

ほむら「…こほん」

ほむら「僕と契約して、魔法少女になってよ!」

鹿目まどか

image

魔法少女ゆかり☆マギカ 永遠の物語【36】

1時間後

マミ「これだけあれば十分かしら…?」

ゆかり「大丈夫だと思うよ」

マミ「そう?なら帰りましょうか」

ゆかり「うん」

マミ「!」

ゆかり「!」

マミ「…ゆ、ゆかりちゃん」

ゆかり「うん、この前の魔女…なのかも」

マミ「……」ゴクリ

ゆかり「大丈夫?なんなら、わたし一人でも…」

マミ「そっ、そんな!それはダメよ!わ、私も魔法少女なんだから、が…頑張るわ!」

ゆかり「マミちゃん…うん、わかった。なら早く行こう?」

マミ「う、うん!」



その頃

CDショップ

さやか「んーと、これとこれと…こんなもんかな?」

仁美「さやかさんは音楽も詳しいのですね」

さやか「え?うーん、別に特別詳しいわけじゃないんだけどね」

さやか「いつの間にかこうなっていたと言うか何と言うか」

仁美「……」

さやか「ん?」

仁美「…やっぱり上条くんに?」

さやか「えっ!?き、恭介は別に…」

仁美「…」

さやか「……いや、仁美に嘘は隠せないよね」

さやか「うん、仁美の言うとおり恭介の影響だよ」

さやか「これだって、恭介に聞かせるために買うんだし…」

仁美「ふふ、さやかさんは上条くんをお慕いしていますものね」

さやか「へぇっ!?べ、べべ別にそんなんじゃねーし!!」

仁美「そうですか?なら私が上条くんの側にいても良いのでしょうか?」

さやか「えっ?え?え?な、なんで仁美が?」

仁美「嫌でしょう?」

さやか「う、あ、えっと嫌と言うか…えー…」

さやか「あ、あたしは別に…」

仁美「さやかさん」

さやか「な、なに?」

仁美「さやかさんはもう少し、ご自身に自信を持つべきだと思います」

さやか「何言って…」

仁美「さやかさんは昔からずっと上条くんの側にいましたし」

仁美「上条くんもいつも楽しそうにしています」

さやか「え…」

仁美「少し前、母の付き添いで病院に行ったとき、上条くんと会いましたの」

さやか「!」

仁美「一人でいらしたので話しかけてみたのですが…」

仁美「私が同じクラスだってわからなかったみたいで…」

さやか「はぁ!?仁美のこと知らなかったのあいつ!?」

仁美「女の子の顔を覚えるのが苦手だと…」

仁美「さやかさんのことをとても楽しそうに話していましたわ」

さやか「えっ?ほ、ほんと?」

仁美「はい」

さやか「そっか…そっか。あ、でもさ、あたしと恭介は幼馴染みだからね!」

仁美「ええ」

さやか「で、あたしと仁美は親友、しかも何年も前から!」

仁美「ありがとうございます」

さやか「でね、幼馴染みの親友がわからないってあり得る?」

仁美「いえ、私の存在自体は覚えてくださったのですけど、今同じクラスかどうかはわからなかったらしいんです」

さやか「えぇ…マジで?仁美って確実にクラス一…いや、学年一モテる美少女なのに」

仁美「ふふ、それはどうかわかりませんが」

さやか「いやいやいや、仁美はこのさやかちゃんを持ってしても苦戦必至の美少女だって」

仁美「ありがとうございます」

仁美「ちなみに、まどかさんのことは流石にわかっていたみたいですわ」

さやか「え?そうなの?あたしら大体3人一緒じゃん」

さやか「あ、でも仁美は習い事ばっかだから…かも?」

仁美「それはそうですわね…こうしてさやかさんと二人だけなのはかなり久々ですし…」

さやか「やっぱやめたりできないの?」

仁美「一応、頼んではいるのですが…」

さやか「そっかぁ…」

仁美「でもなるべく時間を作って、もっとさやかさんやまどかさんと遊びたいですわ」

仁美「それに、ほむらさんやゆかりさんも加わったら、きっと今よりも楽しいと思いますの」

さやか「…うん、そうだね!」

鹿目まどか

image

魔法少女ゆかり☆マギカ 永遠の物語【35】

放課後

まどか「ゆかりちゃんも一緒に来ない?」

ゆかり「ごめんね、マミちゃんと一緒に寄るところがあるから…」

まどか「そっか、なら名前は…えっと巴さんだよね?」

ゆかり「うん」

まどか「じゃあ巴さんも誘って一緒に遊ぼうね」

ゆかり「うん、わかったよ、それじゃあまた明日ね」

まどか「うん、ばいばーい」

ゆかり「ばいばーい」

ほむら「…」

ほむら(彼女は巴マミと普段何をしているのかしら…)

まどか「それじゃあ二人だけになっちゃったけど、行こっか」

ほむら「…そうね」

さやか「んじゃ、あたしと仁美はあっちだから」

仁美「では、ごきげんよう。まどかさん、ほむらさん」

さやか「またねー」

まどか「ばいぱい、さやかちゃん、仁美ちゃん」

ほむら「さようなら」

まどか「ほむらちゃん、わたし達も行こう?」

ほむら「ええ」

まどか「ついでに見滝原の案内もしてあげるね」

ほむら「…ありがとう」

ほむら(やっぱりあなたは優しいのね…まどか)

ほむら(でも…特に私はまだ何もしていないのに、何で転校初日からここまで…?)

ほむら(こういうパターンもこれが初めてではないけれど、気になるわ)

まどか「……あっ」

まどか(何も考えずにガンガンいっちゃったけど)

まどか(よく考えたら、さやかちゃんも仁美ちゃんもいないんだよね?)

まどか(転校初日の子なのに、わたしなんかが色々しちゃって良かったのかな…?)

まどか(わたしはほむらちゃんとも、ゆかりちゃんとも早く仲良くなりたい…って言うのもあるけど)

まどか(それよりも、ほむらちゃんはいつも一人になりがちだから)

まどか(そこをなんとかしたい…のが本音、なのかも)

まどか(みんなでお弁当作れば、仲良くなるきっかけになるし)

まどか(ほむらちゃんの食生活もよくなるもん)

まどか(だから、これで大丈夫…だよね?)

まどか「……あれ?」

まどか(なんでわたし、ほむらちゃんが一人になりがち…ってわかったんだろ?)

まどか「?」

ほむら「どうしたの、鹿目さん」

まどか「えっ?ううん、なんでもないよっ」

まどか「ほら、行こっ?」

ほむら「え、ええ」



その頃

ゆかり「おまたせ」

マミ「友達と帰らなくても大丈夫だったの?」

ゆかり「みんな予定があるみたいだし、マミちゃんと帰るって決めてたから大丈夫」

マミ「そ、そう?ありがとう、えへへ…」

ゆかり「それじゃあ、帰ろう?」

マミ「うん、でもその前にお買い物して帰りましょう?」

マミ「今日はゆかりちゃんの転校記念日だから、ご馳走をつくるわ!」

ゆかり「うぇひひ、よく記念日が作られるね」

マミ「うん、いろんな記念を祝わなきゃ!」

マミ「今日も私とゆかりちゃんとキュゥべえの3人で楽しみましょう!」

ゆかり「うん」



マミマンション

キュゥべえ「―――!」

キュゥべえ「この感じ…まさか」

キュゥべえ「いや間違いないみたいだね」

キュゥべえ「いつかこうなるとは思っていたけど…」

キュゥべえ「仕方ない、やるしかないようだね」

キュゥべえ「僕がなんとかしてみせる」
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ほむか

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Aさやかちゃん感謝月間!
あん?
やーいやーいバカさやかのバーカ
は?
バカって言ったほうがバカなのよこのバカ杏子!
バカ論争や記事カテゴリよりも、私はまどかを見たいわ
アクセスアップの協力、感謝するわ
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