マミマンション前
さやか「マミさーん」ピンポーン
さやか「………」
さやか「んー…」
さやか「もういっかい」ピンポーン
さやか「マミさーん、あたしです!さやかでーす!」
さやか「……うん」
さやか「うー…いない?寝てる?居留守?」
さやか「結局マミさんの連絡先知らないままだしなぁ」
さやか「どうしよ、とりあえずここで待ってみよっかな」
その頃
ゆま「キョーコ、どこいくの?」
杏子「ちょっとな」
ゆま「ここ隣町だよね?」
杏子「ああ…さて」キィィィィン
ゆま「ソウルジェム?なんに使うの?」
杏子「これで魔法少女の居場所がだいたいわかるんだよ」
杏子「魔力ってのはそれぞれ違うパターンがあるから」
杏子「例えば、他の魔法少女があたしらがいる場所を探せば二つの魔力のパターンを感じるってわけ」
キョーコ「えーと、魔法少女発見器ってこと?」
杏子「そんな感じだな…で」
杏子(マミん家の方向…いくつかの魔力があるな)
杏子(一つはマミ、もう一つもはっきりしてるけど…)
杏子(……妙だ、そっくりなパターンが二つある)
杏子(あとは弱いのが1つ…)
杏子(マミ意外に魔法少女が4人いるのか?)
杏子(どういうことだ…おい)
ゆま「キョーコ?」
杏子「…行くよ」
マミマンション前
さやか「はぁー…マミさん何してんだろ?」
さやか「少なくとも、ゆかりとほむらはそこにいるはずだしなぁ」
さやか「マミさん…昨日顔真っ青になってたし、気になるんだけどなー」
さやか「……魔法少女…かぁ」
さやか「ほんと大丈夫かな…」
ゆま「綺麗なマンションだね!」
杏子「羨ましいよな」
さやか「ん?」
杏子「さて、ついたぜ…っと、わりぃ前通るよ」
さやか「ああ、うん」
杏子「おい」ドンドン
ゆま「チャイム使わないの?」
杏子「別にいいだろ」
さやか「あ、マミさんならいないっぽいよ?」
杏子「え?あぁ、あんたマミの知り合い?」
さやか「うん、知り合いと言うか後輩と言うか」
杏子「あっそ、ってかマミならここにいるぞ」
さやか「えぇ?でもあたしさっきからずっと呼んでるけど反応ないんだけど」
杏子「へぇ、後輩を無視なんて相変わらず臆病なやつだな」
さやか「む、ちょっと!あんたマミさんのナンなのさ」
杏子「あん?」
さやか「あんたさっきからマミさんに失礼じゃない?」
杏子「別に失礼とかあんたには関係ないじゃん」
さやか「関係ある!」
杏子「はいはい、どうせただの…ん?」
杏子(こいつ…指に…)
さやか「ただの何さ!」
ゆま「キョーコ…」
杏子「…ふん、まあいいさ。いくぞゆま」
ゆま「えっ?もう帰るの?」
杏子「相変わらずの引きこもりでせいぜいしたぜ」
さやか「おい!マミさんをバカにすんな!」
杏子「んだよ、やるか?」
さやか「むっ!やってやるわよ!これでも男子にだって喧嘩で負けたことないんだから!」
杏子「そりゃ男になんざ負けないだろ…」スッ
さやか「!」
杏子「魔法少女ならさ!」スパッ
ゆま「わっ!」
さやか「…!?!?」
さやか「……え?」ツー
さやか(ほっぺが熱い…?)
杏子「今、あたしがその気になってたら槍で脳ミソ貫いてたぜ?」
さやか「…?…え?」
杏子「おいおい…何が起きたか理解してないわけ?」
さやか「っ!?いたっ…?」ズキッ
杏子「あんたはあたしの槍で頬を斬られた」
さやか「!?な…?」
杏子「あんたさぁ、魔法少女でしょ?そのくらいわかれっての」
さやか「な…なんでそれを…?」
杏子「んなの、そのソウルジェム見ればわかるじゃん」
さやか「…!」
杏子「ついでに教えてやるよ、ソウルジェム使えば魔法少女や魔女の魔力がわかる」
杏子「この部屋の中に4つの魔力を感じる、つまり4人の魔法少女がこの中にいるってわけ」
さやか「えっ?」
杏子「あんた魔法少女の癖してそんなこともわかんなかったのかよ?」
さやか「ぐっ…卑怯!卑怯よあんた!いきなり武器で攻撃なんてさ!」
さやか「それにソウルジェムから武器だけだすって…?」
杏子「はぁ?んな人に見られる場所でわざわざ変身して武器だすかよ」
杏子「まっ、みたかんじただのトーシロみたいだし、この辺で見逃してやるよ」
杏子「その傷だって魔法なんか使わなくても直ぐ治るだろうしさ」
さやか「なっ!」
杏子「ゆま、行くぞ」
ゆま「あっ、う、うん」
さやか「ちょ…待てよ!」
杏子「かすり傷だろ?ギャーギャー言うなって」
さやか「あんたは間違ってる!」
杏子「はぁ?」
さやか「魔法少女は街の平和を守る…人を守るのに!」
さやか「なのに簡単に人を言葉や武器で傷つけるあんたは絶体間違ってる!」
杏子「あっそ」
さやか「待てって行ってるだろ!」
杏子「くだらねぇ、ゆまさっさと行こうぜ」
ゆま「キョーコ…」
さやか「くっ…あんたなんか魔法少女じゃない!」
さやか「魔女と一緒だ!」
杏子「…」ピクッ
さやか「マミさーん」ピンポーン
さやか「………」
さやか「んー…」
さやか「もういっかい」ピンポーン
さやか「マミさーん、あたしです!さやかでーす!」
さやか「……うん」
さやか「うー…いない?寝てる?居留守?」
さやか「結局マミさんの連絡先知らないままだしなぁ」
さやか「どうしよ、とりあえずここで待ってみよっかな」
その頃
ゆま「キョーコ、どこいくの?」
杏子「ちょっとな」
ゆま「ここ隣町だよね?」
杏子「ああ…さて」キィィィィン
ゆま「ソウルジェム?なんに使うの?」
杏子「これで魔法少女の居場所がだいたいわかるんだよ」
杏子「魔力ってのはそれぞれ違うパターンがあるから」
杏子「例えば、他の魔法少女があたしらがいる場所を探せば二つの魔力のパターンを感じるってわけ」
キョーコ「えーと、魔法少女発見器ってこと?」
杏子「そんな感じだな…で」
杏子(マミん家の方向…いくつかの魔力があるな)
杏子(一つはマミ、もう一つもはっきりしてるけど…)
杏子(……妙だ、そっくりなパターンが二つある)
杏子(あとは弱いのが1つ…)
杏子(マミ意外に魔法少女が4人いるのか?)
杏子(どういうことだ…おい)
ゆま「キョーコ?」
杏子「…行くよ」
マミマンション前
さやか「はぁー…マミさん何してんだろ?」
さやか「少なくとも、ゆかりとほむらはそこにいるはずだしなぁ」
さやか「マミさん…昨日顔真っ青になってたし、気になるんだけどなー」
さやか「……魔法少女…かぁ」
さやか「ほんと大丈夫かな…」
ゆま「綺麗なマンションだね!」
杏子「羨ましいよな」
さやか「ん?」
杏子「さて、ついたぜ…っと、わりぃ前通るよ」
さやか「ああ、うん」
杏子「おい」ドンドン
ゆま「チャイム使わないの?」
杏子「別にいいだろ」
さやか「あ、マミさんならいないっぽいよ?」
杏子「え?あぁ、あんたマミの知り合い?」
さやか「うん、知り合いと言うか後輩と言うか」
杏子「あっそ、ってかマミならここにいるぞ」
さやか「えぇ?でもあたしさっきからずっと呼んでるけど反応ないんだけど」
杏子「へぇ、後輩を無視なんて相変わらず臆病なやつだな」
さやか「む、ちょっと!あんたマミさんのナンなのさ」
杏子「あん?」
さやか「あんたさっきからマミさんに失礼じゃない?」
杏子「別に失礼とかあんたには関係ないじゃん」
さやか「関係ある!」
杏子「はいはい、どうせただの…ん?」
杏子(こいつ…指に…)
さやか「ただの何さ!」
ゆま「キョーコ…」
杏子「…ふん、まあいいさ。いくぞゆま」
ゆま「えっ?もう帰るの?」
杏子「相変わらずの引きこもりでせいぜいしたぜ」
さやか「おい!マミさんをバカにすんな!」
杏子「んだよ、やるか?」
さやか「むっ!やってやるわよ!これでも男子にだって喧嘩で負けたことないんだから!」
杏子「そりゃ男になんざ負けないだろ…」スッ
さやか「!」
杏子「魔法少女ならさ!」スパッ
ゆま「わっ!」
さやか「…!?!?」
さやか「……え?」ツー
さやか(ほっぺが熱い…?)
杏子「今、あたしがその気になってたら槍で脳ミソ貫いてたぜ?」
さやか「…?…え?」
杏子「おいおい…何が起きたか理解してないわけ?」
さやか「っ!?いたっ…?」ズキッ
杏子「あんたはあたしの槍で頬を斬られた」
さやか「!?な…?」
杏子「あんたさぁ、魔法少女でしょ?そのくらいわかれっての」
さやか「な…なんでそれを…?」
杏子「んなの、そのソウルジェム見ればわかるじゃん」
さやか「…!」
杏子「ついでに教えてやるよ、ソウルジェム使えば魔法少女や魔女の魔力がわかる」
杏子「この部屋の中に4つの魔力を感じる、つまり4人の魔法少女がこの中にいるってわけ」
さやか「えっ?」
杏子「あんた魔法少女の癖してそんなこともわかんなかったのかよ?」
さやか「ぐっ…卑怯!卑怯よあんた!いきなり武器で攻撃なんてさ!」
さやか「それにソウルジェムから武器だけだすって…?」
杏子「はぁ?んな人に見られる場所でわざわざ変身して武器だすかよ」
杏子「まっ、みたかんじただのトーシロみたいだし、この辺で見逃してやるよ」
杏子「その傷だって魔法なんか使わなくても直ぐ治るだろうしさ」
さやか「なっ!」
杏子「ゆま、行くぞ」
ゆま「あっ、う、うん」
さやか「ちょ…待てよ!」
杏子「かすり傷だろ?ギャーギャー言うなって」
さやか「あんたは間違ってる!」
杏子「はぁ?」
さやか「魔法少女は街の平和を守る…人を守るのに!」
さやか「なのに簡単に人を言葉や武器で傷つけるあんたは絶体間違ってる!」
杏子「あっそ」
さやか「待てって行ってるだろ!」
杏子「くだらねぇ、ゆまさっさと行こうぜ」
ゆま「キョーコ…」
さやか「くっ…あんたなんか魔法少女じゃない!」
さやか「魔女と一緒だ!」
杏子「…」ピクッ