その頃
マミマンション
ゆかり「ねえ、ほむらちゃん」
ほむら「は、はい」
ゆかり「ほむらちゃんはさ、魔法少女ってどう思う?」
ほむら「魔法少女…ですか?」
ゆかり「うん」
ほむら「うーん…ええと…」
ほむら「……その、わたし…あんまりよくわからないんですけど」
ほむら「鹿目さんと巴さんに助けて貰えなかったら…」
ほむら「たぶん…ううん絶対…わたし、魔女に殺されてたと思うんです…」
ゆかり「…」
ほむら「あの時助けてくれた二人は、わたしにとってのヒーロー?です」
ほむら「特に鹿目さんには色々助けて貰えて…優しくして貰えて…」
ほむら「…なのに…鹿目さんが死んじゃって…すごく辛くて…」
ほむら「だからわたしは魔法少女に…」
ゆかり「!」
ほむら「なっ…た…!?」
ゆかり「ほむらちゃん…記憶が…!」
ほむら「あ、あれ…?」
ほむら「……そっか…そうだったんだ、だからわたしはキュゥべえと契約したんだ」
ゆかり「他にも何か思い出せた?」
ほむら「………」
ほむら「………」
ほむら「んと…」
ほむら「……ごめんなさい」
ゆかり「うぇひひ…でも少しでも記憶が戻って良かったよ」
ほむら「そ、そうですね…」
ゆかり「……」
それにしても、本来のほむらちゃんって本当に大人しいんだね
ママを救うために物凄い回数の時間遡行をしたんだってよくわかるよ
もう完全に別人みたいだもん
たしか、この頃のほむらちゃんはメガネでおさげだったんだよね
今のほむらちゃんは見た目は最近のほむらちゃんのままだから
尚更違和感がすごいんだろうなぁ
ほむら「あ、あの…」
ゆかり「ん?」
ほむら「わ、わたしってそんなに変な顔してますか…?」
ゆかり「へ?」
ほむら「す、すごく見られてるから…」
ゆかり「あ…ご、ごめんね?なんでもないの」
ほむら「そうですか…?」
ゆかり「うん」
ほむら「……あの、百江さん」
ゆかり「ん?」
ほむら「凄くおかしな質問をしますけど…東京に親戚はいますか?」
ゆかり「え?…んっと」
東京…たしかたまに顔を見に来るおばさんがいたような…
あれ?名前なんだったっけ…?
そう言えば名字は聞いてなかったし、会うときはおばさんとしか言わなかったからなぁ…
でも、おばさんと言ってもすごく美人な人だったよ
綺麗な黒髪に透き通った紫の瞳…
なんとなく、ほむらちゃんが成長したらあんな感じになりそうかも
ゆかり「東京なら、遠い親戚がいるよ」
ほむら「!そうなんですか?実はわたし、東京に実家があるんですけど」
ほむら「ゆかりちゃんの顔がお母さんと似てたから、もしかしたら…って思ったんです」
ゆかり「え?そうなの?」
ゆかり「実はその親戚のおばさんもほむらちゃんによく似てるんだ」
ほむら「え?そうなんですか?」
ゆかり「もしかしたら、その遠い親戚って…ほむらちゃんの家系なのかも…?」
ほむら「そうですね…あれ?でも百江って聞いたことないような…」
ゆかり「あー…」
ほむらちゃんにも、わたしが未来から来てることちゃんと話た方がいいよね?
そもそも記憶喪失になる前のほむらちゃんには見抜かれてたわけだし
どっちにしろ記憶が戻ればわかる話だもん
マミマンション
ゆかり「ねえ、ほむらちゃん」
ほむら「は、はい」
ゆかり「ほむらちゃんはさ、魔法少女ってどう思う?」
ほむら「魔法少女…ですか?」
ゆかり「うん」
ほむら「うーん…ええと…」
ほむら「……その、わたし…あんまりよくわからないんですけど」
ほむら「鹿目さんと巴さんに助けて貰えなかったら…」
ほむら「たぶん…ううん絶対…わたし、魔女に殺されてたと思うんです…」
ゆかり「…」
ほむら「あの時助けてくれた二人は、わたしにとってのヒーロー?です」
ほむら「特に鹿目さんには色々助けて貰えて…優しくして貰えて…」
ほむら「…なのに…鹿目さんが死んじゃって…すごく辛くて…」
ほむら「だからわたしは魔法少女に…」
ゆかり「!」
ほむら「なっ…た…!?」
ゆかり「ほむらちゃん…記憶が…!」
ほむら「あ、あれ…?」
ほむら「……そっか…そうだったんだ、だからわたしはキュゥべえと契約したんだ」
ゆかり「他にも何か思い出せた?」
ほむら「………」
ほむら「………」
ほむら「んと…」
ほむら「……ごめんなさい」
ゆかり「うぇひひ…でも少しでも記憶が戻って良かったよ」
ほむら「そ、そうですね…」
ゆかり「……」
それにしても、本来のほむらちゃんって本当に大人しいんだね
ママを救うために物凄い回数の時間遡行をしたんだってよくわかるよ
もう完全に別人みたいだもん
たしか、この頃のほむらちゃんはメガネでおさげだったんだよね
今のほむらちゃんは見た目は最近のほむらちゃんのままだから
尚更違和感がすごいんだろうなぁ
ほむら「あ、あの…」
ゆかり「ん?」
ほむら「わ、わたしってそんなに変な顔してますか…?」
ゆかり「へ?」
ほむら「す、すごく見られてるから…」
ゆかり「あ…ご、ごめんね?なんでもないの」
ほむら「そうですか…?」
ゆかり「うん」
ほむら「……あの、百江さん」
ゆかり「ん?」
ほむら「凄くおかしな質問をしますけど…東京に親戚はいますか?」
ゆかり「え?…んっと」
東京…たしかたまに顔を見に来るおばさんがいたような…
あれ?名前なんだったっけ…?
そう言えば名字は聞いてなかったし、会うときはおばさんとしか言わなかったからなぁ…
でも、おばさんと言ってもすごく美人な人だったよ
綺麗な黒髪に透き通った紫の瞳…
なんとなく、ほむらちゃんが成長したらあんな感じになりそうかも
ゆかり「東京なら、遠い親戚がいるよ」
ほむら「!そうなんですか?実はわたし、東京に実家があるんですけど」
ほむら「ゆかりちゃんの顔がお母さんと似てたから、もしかしたら…って思ったんです」
ゆかり「え?そうなの?」
ゆかり「実はその親戚のおばさんもほむらちゃんによく似てるんだ」
ほむら「え?そうなんですか?」
ゆかり「もしかしたら、その遠い親戚って…ほむらちゃんの家系なのかも…?」
ほむら「そうですね…あれ?でも百江って聞いたことないような…」
ゆかり「あー…」
ほむらちゃんにも、わたしが未来から来てることちゃんと話た方がいいよね?
そもそも記憶喪失になる前のほむらちゃんには見抜かれてたわけだし
どっちにしろ記憶が戻ればわかる話だもん