2016年09月
その後
さやか「く……」
仁美「はぁ…はぁ…」
さやか(あっさり勝てると思ってたんだけど…予想外に強いわ)
さやか(仁美のこと見くびってたよ…)
さやか(身体中がズキズキする…けっこうダメージあるわ、これ)
さやか(仁美は本当に本気であたしに向かってきてるんだ…)
さやか(そこまでして何であたしを魔女と戦わせなくないの?)
さやか(いったい仁美は何を守ろうとしてるのさ…)
さやか(…でも、あたしは負けるわけにはいかない)
さやか(あたしがみんなを守るんだ!)
さやか(仁美が守りたい人だって、あたしが…!)
さやか「……仁美」
仁美「…はい」
さやか「あたしはみんなを守りたい、そう思って魔法少女になったんだよ」
さやか「なのにさ、いくら恭介の彼女になれたからと言って…」
さやか「魔女と戦うなと言われて納得できるわけないじゃんか」
仁美「……」
さやか「もし仁美があたしよりずっと強くて、仁美の足を引っ張ることになるならわからなくもないけど」
さやか「あたしらって殆ど互角じゃん」
さやか「なら尚更、仁美に任せて身を引くだなんてできるわけないよ!」
仁美「…それはわかってます」
仁美「それをわかった上でお願いしているのですわ」
さやか「…意味わかんないんだけど」
仁美「さやかさん、お願いですから暫くの間…私達に任せて欲しいんです」
さやか「っ…なんで?理由は?」
さやか「恭介がどうこうってのさ…建前でしょ?」
仁美「…いえ、違います」
仁美「あなたは上条くんのそばにいる義務があります」
さやか「そんな義務聞いたことない!」
仁美「これは譲れませんわ」
さやか「…もう…あっそ!」
さやか「やっぱ言葉じゃ埒があかないってわけね…」
仁美「……ええ」
さやか「………」スッ
仁美「!」
仁美(何かが変わった…?)
さやか「…仁美の実力を舐めてた」
さやか「仁美はお嬢様のイメージしかなかったから、簡単に勝てると思ってた」
仁美「…」
さやか「でも驚いたわ…あんた意外と喧嘩も強そうだしね」
さやか「それに…やっぱり仁美を傷付けたくなかった」
さやか「それで本気を出せなかったけど…」
さやか「マジで本気を出してあんたを傷付けてでも…」
さやか「あたしは魔法少女でい続けなきゃいけない」
さやか「だから……!!」ギュンッ
仁美「!?」
仁美(早…)
さやか「!」シュッ
仁美「っ」バッ
さやか「これで最後だぁぁぁぁっ!!」ブンッッ
仁美「きゃぁぁぁぁぁっ!!」
さやか「……」
仁美「うっ…」ドサッ
さやか「……ごめん」
仁美「」
さやか「気絶してる…」
さやか(峰打ちにしたけど、このままじゃ全治数ヶ月はかかるかも…)
さやか「仁美…」
仁美「」
さやか「………」
さやか「……なにしてんだろ…あたし」
さやか「仁美だって守りたい大切な親友なのに…」
さやか「……ばっかみたい」
さやか「バカだよ…」
さやか「あたしも…仁美も…」
さやか「まどかの言う通りだってわかってたのにさ…」
さやか「………」
さやか「早く魔法で治さなきゃ」
仁美「さや…か…さん…」
さやか「!?」
仁美「…ま…まだ…まだですわ」ヨロッ
さやか「な…もう勝負は決まったでしょ!」
仁美「私は…負けるわけには……」フラフラ
仁美「私が…さやかさんを…守らなきゃ…」フッ
さやか「!」
仁美「まも…ら…」ドサ
さやか「……あたしを守る…?」
さやか「………」
まどか「さやかちゃーん!!!」
さやか「……まどか」
まどか「さやかちゃん!仁美ちゃん…は…!?」
仁美「」ボロボロ
まどか「っ…!?」
さやか「…」
まどか「ひ、仁美ちゃん…?」
さやか「…ごめん」
まどか「な、なんで…模擬戦って言ってたのに…」
さやか「引くに引けなかったんだよ…あたしも…仁美も…」
まどか「そんな…仁美ちゃんはさやかちゃんを守りたかっただけなのに…」
さやか「!」
まどか「は、早く手当てしなきゃ!」
さやか「それならあたしが…」
マミ「み、美樹さん!」
さやか「マミさん…」
マミ「な、なんでこんなこと…」
さやか「…あたしは話し合いで解決したかったんです」
さやか「でも仁美が引き下がらないから…」
マミ「だからって魔法少女同士で戦ってもしょうがないよ!」
マミ「それに…二人は親友なんでしょ…?」
さやか「…それとこれとは別です」
マミ「私は…親友どころか…友達もいないけど…でも…」
マミ「二人ともボロボロになるまで戦うなんて絶対に間違ってる!」
さやか「く……」
仁美「はぁ…はぁ…」
さやか(あっさり勝てると思ってたんだけど…予想外に強いわ)
さやか(仁美のこと見くびってたよ…)
さやか(身体中がズキズキする…けっこうダメージあるわ、これ)
さやか(仁美は本当に本気であたしに向かってきてるんだ…)
さやか(そこまでして何であたしを魔女と戦わせなくないの?)
さやか(いったい仁美は何を守ろうとしてるのさ…)
さやか(…でも、あたしは負けるわけにはいかない)
さやか(あたしがみんなを守るんだ!)
さやか(仁美が守りたい人だって、あたしが…!)
さやか「……仁美」
仁美「…はい」
さやか「あたしはみんなを守りたい、そう思って魔法少女になったんだよ」
さやか「なのにさ、いくら恭介の彼女になれたからと言って…」
さやか「魔女と戦うなと言われて納得できるわけないじゃんか」
仁美「……」
さやか「もし仁美があたしよりずっと強くて、仁美の足を引っ張ることになるならわからなくもないけど」
さやか「あたしらって殆ど互角じゃん」
さやか「なら尚更、仁美に任せて身を引くだなんてできるわけないよ!」
仁美「…それはわかってます」
仁美「それをわかった上でお願いしているのですわ」
さやか「…意味わかんないんだけど」
仁美「さやかさん、お願いですから暫くの間…私達に任せて欲しいんです」
さやか「っ…なんで?理由は?」
さやか「恭介がどうこうってのさ…建前でしょ?」
仁美「…いえ、違います」
仁美「あなたは上条くんのそばにいる義務があります」
さやか「そんな義務聞いたことない!」
仁美「これは譲れませんわ」
さやか「…もう…あっそ!」
さやか「やっぱ言葉じゃ埒があかないってわけね…」
仁美「……ええ」
さやか「………」スッ
仁美「!」
仁美(何かが変わった…?)
さやか「…仁美の実力を舐めてた」
さやか「仁美はお嬢様のイメージしかなかったから、簡単に勝てると思ってた」
仁美「…」
さやか「でも驚いたわ…あんた意外と喧嘩も強そうだしね」
さやか「それに…やっぱり仁美を傷付けたくなかった」
さやか「それで本気を出せなかったけど…」
さやか「マジで本気を出してあんたを傷付けてでも…」
さやか「あたしは魔法少女でい続けなきゃいけない」
さやか「だから……!!」ギュンッ
仁美「!?」
仁美(早…)
さやか「!」シュッ
仁美「っ」バッ
さやか「これで最後だぁぁぁぁっ!!」ブンッッ
仁美「きゃぁぁぁぁぁっ!!」
さやか「……」
仁美「うっ…」ドサッ
さやか「……ごめん」
仁美「」
さやか「気絶してる…」
さやか(峰打ちにしたけど、このままじゃ全治数ヶ月はかかるかも…)
さやか「仁美…」
仁美「」
さやか「………」
さやか「……なにしてんだろ…あたし」
さやか「仁美だって守りたい大切な親友なのに…」
さやか「……ばっかみたい」
さやか「バカだよ…」
さやか「あたしも…仁美も…」
さやか「まどかの言う通りだってわかってたのにさ…」
さやか「………」
さやか「早く魔法で治さなきゃ」
仁美「さや…か…さん…」
さやか「!?」
仁美「…ま…まだ…まだですわ」ヨロッ
さやか「な…もう勝負は決まったでしょ!」
仁美「私は…負けるわけには……」フラフラ
仁美「私が…さやかさんを…守らなきゃ…」フッ
さやか「!」
仁美「まも…ら…」ドサ
さやか「……あたしを守る…?」
さやか「………」
まどか「さやかちゃーん!!!」
さやか「……まどか」
まどか「さやかちゃん!仁美ちゃん…は…!?」
仁美「」ボロボロ
まどか「っ…!?」
さやか「…」
まどか「ひ、仁美ちゃん…?」
さやか「…ごめん」
まどか「な、なんで…模擬戦って言ってたのに…」
さやか「引くに引けなかったんだよ…あたしも…仁美も…」
まどか「そんな…仁美ちゃんはさやかちゃんを守りたかっただけなのに…」
さやか「!」
まどか「は、早く手当てしなきゃ!」
さやか「それならあたしが…」
マミ「み、美樹さん!」
さやか「マミさん…」
マミ「な、なんでこんなこと…」
さやか「…あたしは話し合いで解決したかったんです」
さやか「でも仁美が引き下がらないから…」
マミ「だからって魔法少女同士で戦ってもしょうがないよ!」
マミ「それに…二人は親友なんでしょ…?」
さやか「…それとこれとは別です」
マミ「私は…親友どころか…友達もいないけど…でも…」
マミ「二人ともボロボロになるまで戦うなんて絶対に間違ってる!」
まみ「ねえ」
マミ「ん?」
まみ「けえき。ってやっぱり美味しいのかしら?」
マミ「ケーキ?ええ、もちろん!すっごく美味しいわよ」
まみ「そう!なら紅茶と言うお茶も?」
マミ「そうね、私はよく紅茶とケーキをセットで頂いてるわ」
まみ「せっと?」
マミ「一緒に。よ」
まみ「ふふ、そっか」
仁美「宜しければ、少し寄り道をしてケーキを買いに行きませんか?」
まみ「えっ?良いの?」
ほむか「うん。あかりちゃんとまどかちゃんの分もお土産にね」
マミ「ふふ、なら決まりね」
ほむか「良いよね?お姉ちゃん…って、あれ?」
仁美「さやかさんと杏子さんもいませんわ」
ほむか「もしかして、何かあったのかな?」
まみ「いや、向こうから駆け足で誰かが来ているわ」
ほむら「はっはっ」ドドドドドドド
ほむか「お、お姉ちゃん!?」
ほむら「ふぅ。今日も私の勝ちね、さやか!」
ほむか「え、えっと…お姉ちゃんしかいないよ?」
ほむら「え?あっ、ほんとだ」
ほむか「それよりも、どうしたの?いつの間にそんなに速くなったの?」
ほむら「……それは」
仁美「ほむらさんは転校初日で県の記録を更新しましたの」
ほむか「えぇっ!?」
ほむら「ま、まぁ…その……色々ふっ切れたのよ」
ほむか「そうなの?」
ほむら「そうなの」
ほむか「そっかぁ」
ほむら「ふふっ」
まみ「私たちの家族のほむらも運動神経は抜群よ」
ほむか「そうなんですね」
マミ「ところで、美樹さんと佐倉さんは?」
ほむら「遅いわね。何をしているのかしら?」
ほむら「って…ん?杏子は知らないわよ?」
マミ「え?私はてっきり3人一緒かと思ったのだけど」
ほむか「………あ!!」
仁美「どうされました?」
続きを読む
マミ「ん?」
まみ「けえき。ってやっぱり美味しいのかしら?」
マミ「ケーキ?ええ、もちろん!すっごく美味しいわよ」
まみ「そう!なら紅茶と言うお茶も?」
マミ「そうね、私はよく紅茶とケーキをセットで頂いてるわ」
まみ「せっと?」
マミ「一緒に。よ」
まみ「ふふ、そっか」
仁美「宜しければ、少し寄り道をしてケーキを買いに行きませんか?」
まみ「えっ?良いの?」
ほむか「うん。あかりちゃんとまどかちゃんの分もお土産にね」
マミ「ふふ、なら決まりね」
ほむか「良いよね?お姉ちゃん…って、あれ?」
仁美「さやかさんと杏子さんもいませんわ」
ほむか「もしかして、何かあったのかな?」
まみ「いや、向こうから駆け足で誰かが来ているわ」
ほむら「はっはっ」ドドドドドドド
ほむか「お、お姉ちゃん!?」
ほむら「ふぅ。今日も私の勝ちね、さやか!」
ほむか「え、えっと…お姉ちゃんしかいないよ?」
ほむら「え?あっ、ほんとだ」
ほむか「それよりも、どうしたの?いつの間にそんなに速くなったの?」
ほむら「……それは」
仁美「ほむらさんは転校初日で県の記録を更新しましたの」
ほむか「えぇっ!?」
ほむら「ま、まぁ…その……色々ふっ切れたのよ」
ほむか「そうなの?」
ほむら「そうなの」
ほむか「そっかぁ」
ほむら「ふふっ」
まみ「私たちの家族のほむらも運動神経は抜群よ」
ほむか「そうなんですね」
マミ「ところで、美樹さんと佐倉さんは?」
ほむら「遅いわね。何をしているのかしら?」
ほむら「って…ん?杏子は知らないわよ?」
マミ「え?私はてっきり3人一緒かと思ったのだけど」
ほむか「………あ!!」
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