ほむか速報!まどマギ SS マギレコ まとめ【魔法少女まどか☆マギカ】

魔法少女まどか☆マギカのSS、フィギュアやグッズのレビュー、マギアレコードなどを主に取り扱っています。

魔法少女まどか☆マギカの自作SSや、ねんどろいど、キューポッシュをメインにしたフィギュアやグッズのレビューがメインのブログです。
現在はマギアレコード(マギレコ)の感想なども行っています。

2016年12月

ほむか「今年もお世話になりました」

ほむか「2016年も、あと少しでおしまいです」

ほむか「2016年は、みなさんにとってどのような1年になりましたか?」

ほむか「このブログはおかげさまで、誕生日に200000UU、クリスマスイブに222222UUの達成に成功しました」

ほむか「おそらく1000000PVも達成できたか、限りなくそこに近いPVになっていると思います」

ほむか「SSに関してはゆかりマギカをメインに他にもちょこちょこ短編を書けたと思います」

ほむか「ゆるまぎがグダグダになっちゃってるので、また正月が終わる辺りにちゃんと書きたいと思っています」

ほむか「最後のSSはほむら父がメインと言う変わったSSになりましたが結構楽しかったです」

ほむか「2016年はまどマギの新作に関する情報が何もなくて残念でした」

ほむか「去年はまどオンが終わり、今年は嫁コレも終わってしまいましたが」

ほむか「来年はマギアレコードが始まるので、それを機に再びまどマギの人気がでると良いなと思います」

ほむか「きらマギも末期感がすごいけど最後まで買い続けたいと思います」

ほむか「2017年はまどマギにとって明るい1年になることを祈っています」

ほむか「もちろんブログも頑張ります!次の目標は300000UUです」

ほむか「みなさん、今年も本当にありがとうございました」

ほむか「そして来年もよろしくお願いします!」

ほむか「ではみなさん、よいお年を!」
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悪魔ほむらの年末⑤

ほむら父「まぁ、来年は一度くらい東京に帰ってこいよ」

ほむら父「良かったらまどかちゃんも一緒にさ」

まどか「行ってみたいなぁ」

ほむら「…そうね」

ほむら父「今年の大晦日はどう過ごす?」

ほむら「特には…」

まどか「一緒に過ごそうよ」

ほむら「まどか、いいの?」

まどか「もちろんだよ!」

ほむら父「あはは、まどかちゃんがいてくれれば安心だよ」

まどか「ありがとうございます!」

ほむら父「それにしても、まどかちゃんって意外と積極的なんだね」

ほむら父「公園で見たときはあんまりそんな印象なかったよ」

まどか「あ、そ、それは…」

まどか(今の私は円環の理の方のまどかだから…なんて言っても理解できないよね)

ピンポーン

ほむら「あら?なにかしら?」テテテ

ほむら父「ねえ、まどかちゃん。ほむらって何時からあんな感じになったの?」

まどか「それは時間をくりか…」

ほむら父「ん?」

まどか「…じゃなくて!私は少し前にアメリカから見滝原に帰ってきたんですけど」

まどか「その時にはもう今のほむらちゃんでした」

ほむら父「え?アメリカ!?すごいね!」

まどか「あはは…」

まどか(本当はアメリカなんて、アメリカの魔法少女を導く時にしか行ったことないけどね…)

ほむら母「すごいのはあなたの頭よ」

ほむら父「ママ!?」

まどか「!!!!」

まどか(え?ほむらちゃんのママ!?すごい!写真で見たよりもほむらちゃんに似てるしすっごく美人だよ!)

ほむら母「あなたほむらちゃんに不審者扱いされた挙げ句頭を打ったのよね?」

ほむら父「う」

ほむら母「会社もちゃっかり有給とってそのまま正月休みらしいわね?」

ほむら母「まったく…あなたは何処まで愚かなの?」

ほむら父「ごめん…」

ほむら母「謝るのは私じゃなくてほむらちゃんに、でしょ?」

ほむら「えと…もう大丈夫だから」

ほむら母「そう?」

まどか「あ、あの!私、鹿目まどかです!」

ほむら母「ふふ。ええ、まどかちゃんよね?よく知っているわ」

ほむら母「いつもほむらちゃんと仲良くしてくれてありがとう」

まどか「そ、そんな」

ほむら母「何となくの想像だけど、ほむらちゃんが成長できたのはまどかちゃんのおかげだと思うの」

ほむら母「ありがとう」

まどか「い、いえ…」

まどか(ほむらちゃんはたしかに私が変えちゃったもん…)

まどか(これで良かったのかな…)

ほむら母「あなたのおかげで、ほむらちゃんはいつも楽しそうにしているわ」

ほむら母「会わなくてもそのくらい簡単にわかるわよ、そうでしょ?ほむらちゃん」

ほむら「うん」

まどか「ほむらちゃん…!」

ほむら母「ふふ、だからこれからもよろしくね」

まどか「はい!お義母さん!」

ほむら母「ありがとう」

ほむら母「それにしても、ほむらちゃんは前よりも美人さんになったわね」

ほむら「そんなこと」

ほむら母「あるわよ、前のほむらちゃんはそれはそれで可愛かったけど」

ほむら母「今のほむらちゃんもママは好きよ」

ほむら母「ママの若い頃よりずっと美人だわ」

ほむら「そんな」

ほむら父「いやいや!ママの若い頃と大接戦だって!」

ほむら母「は?」

ほむら父「今日ほむらを見たとき、初めてママを見たときと同じ衝撃を受けたからな」

ほむら父「こんなに可愛い子が存在するなんて!って」

ほむら父「考えてもみればママの娘なんだから美人なのは当たり前だけどな、あはは」

ほむら父「ほんと、どっちがより美人なんだろうな?」

ほむら母「あなたねぇ…なんで妻と娘で比べるのよ、普通迷わず娘を選ぶでしょ?」

ほむら父「いやでもほんと大接戦だからな、当時の俺にどっちか選べって行ったらまず憤死するぞ」

ほむら母「はぁ…」

ほむら「はぁ…」

まどか「てぃひひ、本当に二人とも大好きなんだね」

ほむら「そうなのよね…でも実際はママの方がずっと美人よ、私なんか大したことないわ」

まどか「ほむらちゃんレベルで大したことなかったら、この世の女の子全員が絶望しちゃうよ」

ほむら父「そうだ!まどかちゃんに見てもらいたいものがあるんだ!」

まどか「なんですか?」

ほむら父「この写真なんだけど…」

まどか「!!!」

まどか(これはほむらちゃん…じゃない!?)

まどか(ほむらちゃんのママだよ!)

ほむら父「これ中学生のころのママなんだ」

まどか「わぁ!」

ほむら母「また始まった…」

ほむら「はぁ…」

まどか(本当にほむらちゃんって母親似なんだね!)

まどか(でも…ほむらちゃんより美人なような…!?)

まどか(ほむらちゃんの美人と可愛いの比率が6:4の100点満点だとすると)

まどか(ほむらちゃんのママは美人と可愛いの比率が9:1の100点満点って感じなのかも)

まどか(結局二人ともすごく美人なんだけどね…ずるいよぉ)

まどか(でもこれはたしかに難問だよ!)

ほむら父「もうほんと一目惚れだったからなー、あの時の衝撃はほんと凄かった」

まどか「その気持ちわかります!」

ほむら父「あ、わかる!?」

まどか「はいっ!」

ほむら父「あ!じゃあこれ見てよ!」

まどか「私もほむらちゃんコレクションがあります!」

ほむら「ま、まどか?」

ポンッ

ほむら母「…ほむらちゃんはいろんな意味でママの娘らしいわね」

ほむら「あはは…」

ほむら母「別にママもそこまで美人でもないのに、ほんと大げさなんだから」

ほむら「大げさじゃないと思うけど…」

ほむら母「もう、ほむらちゃんまで変なこと言わないの」

ほむら(私は自分に自信がないけど、その理由はママに敵う気がしないからだと思うし…)

ほむら「…ところで、どうするの?」

ほむら母「どうって、この後?」

ほむら「うん」

ほむら母「本当はパパを捕まえて帰るつもりだったけど…」

ほむら母「まどかちゃんと凄く盛り上がってるものね…」

ほむら「…なら泊まっていってよ」

ほむら母「…いいの?」

ほむら「私…変わった自分の姿を見られるのが恥ずかしかったから東京に帰りたくなかったんだけど」

ほむら「もう見られちゃったし…それに…二人と会うのもすごくひさびさだから…その…」

ほむら母「たしかに数ヵ月ぶりだもんね」

ほむら「……」

ほむら(私にとっては数ヵ月じゃないの…)

ほむら母「なら、お言葉に甘えようかしら?」

ほむら「!」

ほむら母「ママも今日で仕事納めだったのよ、これから連休」

ほむら母「それに実は着替えとかの準備もしてきたのよね」

ほむら母「パパがここに居座った時の為だったけど…ほんとにいいのね?」

ほむら「うん」

ほむら母「そう、ありがとう。パパも喜ぶわ」

ほむら「でもなんか…変な紅白が始まりそう…」

ほむら母「そうね…」

ほむら父「このほむらはこの頃のママと似てるな!」

まどか「二人ともすっごく可愛いです!」

ほむら「……ま、いっか」

ほむら(こうして私の久々の年末は過ぎていった)

ほむら(まどかとパパはずっと私とママの話で盛り上がって…)

ほむら(私はママと色々話をしてみたわ)

ほむら(流石に魔法少女や悪魔の話しはできなかったけど…)

ほむら(でも、心のもやもやが晴れた気がするわ)

ほむら(だだ気になるのが…何時も数時間しかいない円環のまどかが)

ほむら(今回はヒートアップしてるからなのか、ずっとこっちにいるの)

ほむら(本来のまどかはその時の記憶が曖昧になっちゃうから)

ほむら(なんだか、本来のまどかに申し訳ない気がするわ)

ほむら(…ま、どっちもまどかなのには変わらないのだけどね)

ほむら(前のように心の声が聞こえればその辺りの注意もできるのだけど)

ほむら(あんなに楽しそうなまどかに水をさす真似もできないもの)

ほむら(だからせめて、年が明けたら本来のまどかと初詣に行こうかしら)

ほむら(たぶん、そのあと円環のまどかとも初詣に行きそうだけどね)

ほむら(ふふ、来年も忙しくなりそうだわ)

ほむら(そして、ひさびさの年越し…)

ほむら(嬉しいわ)

ほむら(これもみんなのおかげね)

ほむら(…みんな)

ほむら「よいお年を」

悪魔ほむらの年末 完

悪魔ほむらの年末④

まどか「あれ?」

ほむら「どうしたの?」

まどか「あの人すごく慌ててる」

ほむら「…まだいたのね」

まどか「知ってるの?」

ほむら「知ってると言うか…」

まどか「さっきくしゃみ聞こえたし、きっとティッシュを探してるんだよ!」テテテ

ほむら「あっ、まどか!」

ほむら父「あれ?ティッシュ持ってきてなかったっけ?」オロオロ

まどか「はい、どうぞ」

ほむら父「え?」

まどか「これ使ってください」

ほむら「ん?あ、ティッシュ!ありがとうありがとう!君は女神だ!」

まどか「うぇひひ」

ほむら「まどか!何してるの!」

まどか「困っている人がいたら助けなきゃね、それにほむらちゃんの知り合いなんでしょ?」

ほむら父「うん?」

ほむら「別に知り合いって言う訳じゃ…」

まどか「そうなの?てっきりほむらちゃんの…」

ほむら父「ほむら…ちゃん!?」

ほむら「は?」

ほむら父「ま、まさか…やっぱりほむらなのか!?」

ほむら「ちょっと…なに?馴れ馴れしく私の名を呼ばないでほしいのだけど」

ほむら父「わ、私の名って…!!」

まどか「??」

ほむら父(まさか本当にこの子がほむらなのか!?)

ほむら父(確かにこの綺麗な黒髪はほむらと同じだし、伸長だってこのくらいだった…)

ほむら父(声自体は似てる気がする…でも話し方とかは全然違うし…)

ほむら父(それにこの目…ほむらがこんな目で人を見るとは思えないが…)

ほむら父(でもほむらって名前は珍しいはずだよな…?)

ほむら父(雰囲気や性格はともかく、見た目もよく似ているし…)

ほむら父(まさか…まさか…)

ほむら「何よ?本当に警察に通報するわよ?」

ほむら父「君の名前…暁美ほむら…かい?」

ほむら「…なんで私のフルネームを」

ほむら父「!!??」

ほむら「やっぱり怪しいわ、いったい何が目的なの!」

まどか「あわわ…」

ほむら父「ほ、ほむらぁぁぁぁぁっ!」ダキッ

ほむら「きゃっ!?」

まどか「!!!!」

ほむら「やっ!な、なに!?離してっ!」

ほむら父「ほむらぁぁぁぁぁっ!」

トントン

ほむら父「うん?」

まどか「ねぇ…」

ピカッ

まどか「……こんなの絶対おかしいよ?」

ほむら「やぁっ!…あ、あれ?」

ほむら父「……」ピクビク

まどか「大丈夫?ほむらちゃん」

ほむら「う、うん…ま、まどか!?あなた目が…」

まどか「そんなことより、この人誰なの?ほむらちゃんのこと知ってるみたいだったけど」

ほむら「わ、私も知らない…まさか本当に不審者だったなんて…」

まどか「ほむらちゃんにいきなり抱きつくだなんて絶対に許せないね」

ほむら(まどかが一瞬で助けてくれた…の?)

ほむら(物凄く怒ってる…今のまどかは円環の方のまどかみたいね…)

ほむら(流石に死んではいないだろうけど、あの不審者大丈夫かしら…)

ほむら父(マスクや帽子が完全に吹き飛んでいるわ…まどかは何をしたのかし…)

ほむら「!?」

ほむら父「ほ、ほむ…」

ほむら「な…!?」

まどか「どうしようかな?110する?」

ほむら「ちょ…ちょっと待って!!」

まどか「?」

ほむら父「ぅ…」ガクッ

ほむら「パパっ!」

まどか「……え?」

まどか「ええーー!?」

その後

ほむホーム

まどか「本当にごめんなさい、まさかお義父さんだったなんて…」

ほむら「私もまさかお父さんが変装してただなんて思いもしなかったわ…」

まどか「大丈夫だよね?怪我とかしてないよね?」

ほむら「ええ、それは大丈夫。本人はよく覚えていないみたいだし」

まどか「よかったぁ…」

ほむら「とりあえず、私に抱きつこうとした拍子に足を滑らせて頭を打った…と言うことにしておいたわ」

まどか「ごめんなさい…」

ほむら「いえ…それにしても、まさかあの不審者がお父さんだったなんて…」

まどか「ほむらちゃんに会いに来てたんだね」

ほむら「変装なんてしてるから気づけなかったわ」

ほむら「それに…」

ほむら(どうしよう…パパ物凄くショック受けてるみたいだった…)

ほむら(パパやママが知ってる私と今の私とじゃ色々と変わりすぎてるものね…)

ほむら(まどかも今みたいにちょくちょく円環のまどかになることもあるけど)

ほむら(まどかはあくまで普通のまどかと円環のまどかって二つの人格みたいな感じだけど)

ほむら(私は時間遡行のし過ぎで性格自体がかなり変わったから…)

ほむら(しかも不審者だと思って話してたから、かなりキツいしゃべり方しちゃったし…)

ほむら(あぁ…どうしよう…)

別室

ほむら父「あの子がほむらだったなんて…」

ほむら父「何があったんだ…何度考えても性格が違いすぎる…」

ほむら父「はっ?まさか俺は平行世界にでも飛ばされてしまったんじゃないか?」

ほむら父「なんか公園からの記憶が曖昧だし…」

ほむら父「いや…でも…俺のよく知ってるほむらと考えれば確かに性格が違いすぎるけど」

ほむら父「ママの娘として考えれば特に違和感ないよな…」

ほむら父「そっくりとまではいかなくても、あのほむらとあの頃のママはよく似ているし…」

ほむら父「しばらく会わないうちにママの性格に似てきた…ってことか…?」

ほむら父「でも数ヵ月しか経ってないけどなぁ…」

コンコン

ほむら父「あ、はい」

まどか「あ、あの…」

ほむら父「うん?」

まどか「だ、大丈夫ですか?痛くないですか?」

ほむら父「え?ああ、大丈夫だよ、どこも痛くないし…ちょっと記憶が曖昧だけどね」

まどか「ごめんなさい…」

ほむら父「?なんで謝るの?あ、そうそうティッシュありがとう、助かったよ」

まどか「は、はい」

ほむら「…お父さん」

ほむら父「ほむら…やっぱりほむらなんだな」

ほむら「う、うん…」

ほむら父「そっか…知らない内に成長したな、もうパパって呼んでくれないのかー、あはは」

ほむら「あ、いや、それは…」

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら父「ちょっとみない間にママそっくりな美人に成長してくれてパパは嬉しいぞ!あ、いやお父さんか?」

ほむら「も、もう…」

まどか(何時もの調子がでないほむらちゃん可愛いなぁ)

ほむら父「ほむら」

ほむら「な、なに?」

ほむら父「…」ジィー

ほむら「…そ、そんなに見ないでよ、恥ずかしい…」

ほむら父「ああ、ごめんごめん」

ほむら「うぅ…」

ほむら父「やっぱりほむらで間違いないな」

ほむら「え?」

ほむら父「いやな、お父さんほむらがこんな美人に成長してくれて嬉しいんだよ」

ほむら「ちょ…」

ほむら父「ほむらもやっぱりママの娘だよな、さっきはあの頃のママと話してるみたいだったよ」

ほむら父「ママは若い頃はそれはもうツンツンしてたからなー、ツンデレじゃなくてツンツンだよツンツン」

ほむら「は、はぁ」

ほむら父「ほむらも一人暮らししてる間にママの面影が強くなったんだな」

ほむら父「たしかに今のほむらなら一人暮らししても問題無さそうだ、お父さんより大人っぽいからな」

ほむら父「いや、俺がガキっぽいだけか?」

ほむら「……ごめんなさい」

ほむら父「ん?」

ほむら「私…色々あって…その、昔のような私じゃなくなったの」

ほむら「だからパパやママに会うのが恥ずかしかったし…怖かった」

ほむら「だから東京に帰るのが嫌だったの…」

ほむら父「ん、そっか」

ほむら「…?」

ほむら父「うん?」

ほむら「怒らないの…?」

ほむら父「え?なんで?」

ほむら「なんでって…」

ほむら父「そりゃまあ、ほむらとママの顔を見ることだけが生き甲斐みたいなもんだから」

ほむら父「ほむらと会いたくて会いたくて仕方なかったけどな」

ほむら父「ママから今は会わないように何度も言われてたし、ママは何か察してたみたいだったから」

ほむら父「今まで我慢できてたんだよ、まぁ今日は我慢できなかったんだけどな」

ほむら父「なんで我慢できなかったかと言うと…いや、もう大丈夫だ」

ほむら父「君がまどかちゃんだよね?」

まどか「は、はい!」

ほむら父「いつもほむらと仲良くしてくれてありがとう、公園での二人を見ていたら心配は綺麗に晴れたよ」

ほむら「どういうこと?」

ほむら父「簡単に言えばこれからも、まどかちゃんと仲良くな…ってとこか」

ほむら「…?」

ほむら父「それよりも、こっちこそ黙って来て悪かったよ」

ほむら父「たしかに親には会い辛いよなぁ、一人暮らししてれば性格も変わるだろうし」

ほむら父「お父さん昔から性格変わってないみたいでさ、ほむらの気持ちを理解できてなかった」

ほむら父「だから、ごめん」

ほむら「……」<br clear="all">

暁美ほむら

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悪魔ほむらの年末③

ほむら父「とにかく、不用意に不審者に話しかけちゃいけないよ」

ほむら「…不審者にそう言われても反応に困るのだけど」

ほむら父「む…そ、そうか」

ほむら父(この子ほんとツンツンしてるなぁ、見た目といい性格といい本当にママと似てる)

ほむら父(もし、ほむらに姉妹がいたらこんな感じの子なのかもなぁ)

ほむら「はぁ…まあいいわ、とにかくこれ以上不審者扱いされたくないならここから立ち去りなさい」

ほむら父「仕方ないな、そうするよ」

ほむら「ふん」ファサッ

ほむら父(ん?ピアスか?イヤリング…?)

ほむら父(中学生でもう身に付けてるのか…いや中学生かどうかわからないけど、たぶん中学生だろう)

ほむら父(ほむらと身長同じくらいだったしな)

ほむら父(それにしても大人びた感じの子だよな、俺より精神年齢が上なんじゃないか?)

ほむら父(それとも俺の精神年齢が低いだけなんだろうか…よく言われるもんな)

ほむら父(まあいいや、でも参ったな…ほむらの部屋はこの辺りなんだけど)

ほむら父(不審者っぽかったみたいだもんな…だからさっきの黄色い子も話しかけてきたのか?)

ほむら父(と言うか不審者と思う相手によく声かけられるよな、危ないぞ)

ほむら父(その点に関してはほむらは安心だな…人見知りがすごいからな…)

ほむら父(人見知りが激しくて病弱のほむらが一人暮らしはやっぱり心配だ!)

ほむら父(たしかにここなら病院に通いながら学校にも行けるけど…ああ心配だ!)

ほむら父(でもここに居座るわけにもいかないし…)

ほむら父(取り合えずママの弁当でも食べるか、この辺公園あったよな)

ほむら父(ん?通知が来てる…ママからだ)

ほむら父(げ、もうバレたのか…今夜は説教だろうなぁ…さっきもあの子に説教されたばかりなのに)

ほむら父(でもほむらの顔を一目でも見ない限り帰るわけにもいかないよな)

公園

ほむら父「やっぱうめぇわ」

ほむら父(昼飯はママの弁当に限るな、持ってきてよかった)

ほむら父(それにしても寒いな、冬だから当然か)

ほむら父(でも今日はいつもよりかは暖かいよな、見滝原にいるからか?でも東京とそんなに変わらないよな?)

ほむら父(ま、それでも流石にこの時期に公園で昼飯食うやつなんて俺くらいだろ)

ほむら父「ん?」

まどか「ねぇ、ほむらちゃんもからあげどう?」

ほむら「いただくわ」

ほむら父(あれ?さっきの子だ!)

まどか「どうかな?」

ほむら「おいしいわ」

まどか「やったぁ!」

ほむら父(何て言ってるのかまでは聞こえないけど、ピクニックか?微笑ましいな)

ほむら父(冬なのによくやるな、でも平気そうで何よりだ)

ほむら父(ふむ、一緒にいる子も可愛いな、しかもほむらに負けないくらい可愛い)

ほむら父(ママはあんな感じの子が好きだよな、まぁ気持ちはわかる)

ほむら父(それにしても見滝原ってレベル高いのかな、最初の黄色い子も可愛かったもんな)

ほむら父(ま、ママやほむらには勝てないけどな)

ほむら父(さて、もうしばらくしたら、ほむらを探しにいかないとな)

ほむら「今回は少しいつもと味付けが違うのね」

まどか「えっ?わかったの?」

ほむら「ええ、もちろん」

まどか「えへへ…実は今日のからあげはわたしが作ったの」

ほむら「え?まどかが?」

まどか「うん、こうやってお弁当食べるのも今日が今年で最後だろうから」

まどか「ちょっと頑張ってみたんだよ」

ほむら「そうだったのね…嬉しいわ、ありがとう」

まどか「うぇひひ」

ほむら「私は何も用意できていなくて…」

まどか「ううん、今日はわたしが作ってくるって約束だったもん」

まどか「それに今日はほむらちゃん何時もよりお洒落してくれたから、何だか嬉しいよ」

ほむら「変じゃないかしら?」

まどか「そんなことないよ、すっごく可愛いと思うなぁ」

ほむら「あ、ありがとう」

ピュー

まどか「うっ…寒いね」

ほむら「大丈夫?やっぱり屋内で食べる?」

まどか「大丈夫、わたしが外で食べたいって言い出したんだし、今日はいつもより暖かいもん」

まどか「それに、ほむらちゃんの側にいたら心がポカポカするから…」ボソッ

ほむら「え?」

まどか「ううん!そうだ、おしるこも作ってきたの!」

ほむら「おしるこを?」

まどか「うん、パパがこれで暖まってって」

ほむら「そうなのね、相変わらずまどかのお父様は優しいわね」

まどか「てぃひひ、自慢のパパだよ」

まどか「はい、おしるこだよ」

ほむら「ありがとう」

まどか「おしるこ、暖かいね」

ほむら「ええ」

まどか「そういえば、ほむらちゃんのパパやママはどんな人なの?」

ほむら「私の?」

まどか「聞いたことないなって」

ほむら「そうね…私のマ…お母さんはしっかり者で仕事もできて家事もきちんとこなして」

ほむら「私の尊敬する人間の1人よ」

まどか「そうなんだぁ、共働きなの?」

ほむら「ええ、私はもともと入院する為に東京から見滝原に引っ越して来たの」

ほむら「私は生まれつき体が弱かったから医療費も高かったみたいで、だから今も共働きで東京にいるわ」

まどか「そっか…ほむらちゃんも転校生なんだもんね」

ほむら「ええ」

まどか「会ったりはしないの?もうすぐお正月だよ?」

ほむら「それは…なんか…会いにくくて…」

まどか「えー?なんで?」

ほむら「話せばすごく長くなるのだけど…とにかく今は会いたくないの」

ほむら(二人とも私が悪魔になって宇宙を作り替えただなんて思いもしないだろうし…)

まどか「うーん…でも会いたがってると思うよ?」

ほむら「それはわかってるけど…」

まどか「そうだ、写真とかないの?」

ほむら「写真?携帯のでいいなら」

まどか「ん?ほむらちゃん??」

ほむら「え?いえ、私のママよ…あっ」

まどか「えー?すごいね!ほむらちゃんってすごく美人だけどほむらちゃんのママを見れば納得だよ!」

ほむら「お母さんは娘の私から見ても美人だと思うわ」

まどか「美人だなぁ、東京にいるんでしょ?スカウトとかされたことないのかな?」

ほむら「あるらしいけどお父さんが何度も断ったらしいわ」

まどか「ほむらちゃんのパパはどんな人なの?」

ほむら「写真は…これね」

まどか「わっ!かっこいいね!」

ほむら「パパは顔は良いんだけどね…あ」

まどか「顔は?」

ほむら「何て言うか…歳の割りに幼いのよね、趣味も性格も子供の頃から変わってないらしいわ」

まどか「そうなんだ?」

ほむら「でもビックリするくらいの愛妻家よ、本当に大好きみたいだわ」

まどか「いいことだよ、うちもパパとママは仲よしだもん」

ほむら「うちの場合は仲よしと言うか、べったり…って感じね」

ほむら「お父さん…仕事はできるみたいだし、まわりからも慕われてるみたいだから別に良いんだけど」

ほむら「娘の私に対しても話せば必ずママの自慢話をするのよね…よっぽど結婚できたのが嬉しかったんだと思うわ」

まどか「良いと思うなぁ、わたしもそうなりたいもん」

ほむら「え」

まどか「好きな人が何年後何十年経っても愛してくれてるってすごく幸せなことだと思うの」

ほむら「……そうね」

ほむら(まあ…私もパパとママが今も仲良くて嬉しいけど)

ほむら(何て言うか…恥ずかしいのよね)

ほむら(パパはもう少し大人になれないのかしら…)

ほむら(今何してるのかしら?ママに迷惑かけてなければいいのだけど)

ほむら父「くしゅん!」

ほむら父「さっむ…」

ほむら父(あの子たち見て和んでたけどそろそろ体動かさないと寒いな)

ほむら父(ほむら…)
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