そろそろ物語も終盤に近づいてきました

ここからは、暁美ほむらファンにとっては、とてつもなく苦しい展開になると思います

正直、未だに心苦しいです…まだショックは拭えていません

叛逆の物語は暁美ほむらを何れだけ好んでいたかによっても、評価は大きく別れると思います

特に、私みたいにリボほむに対して、勝手なイメージを持っていると……

前にも書きましたが、個別に分けるならリボほむが一番好きなキャラクターだったのですよ
アルティメットまどかよりも、リボほむの方が…
ええ、見る前はね……



では、続きを書いていきます

杏子はゲーセンでDDRをしています

…そう言えば、まどかには「ちゃん」、さやかにも今は「ちゃん」、ほむらにも今は「ちゃん」、マミさんはマミさん

これに対し、杏子だけは最初から杏子と書いてますが、深い意味はありません

杏子は杏子が一番しっくりくりから…それだけです

パッと見は何時ものゲーセンなのですが、明らかに魔女の結界です

使い魔がDDRしてますし、背景に魔法少女まどからしきイラストが複数…

あぁ、やっぱりこの結界って…嫌でも想像付きますよ

杏子は気にならなかったのでしょうか…?

そんな杏子に電話が、相手はほむらちゃん

ほむら「魔女を知ってる?」

と言う問いに対して

杏子「んなもん知らねぇよ」

と答える杏子

ほむら「魔女を知らないのが正解よ」

杏子「はぁ?おちょくってんの?」

と杏子は返しますが、魔女を知らないのは確かに正解なのです

だって、魔女の存在は消えたはずなのだから

ほむら「なら、鹿目まどかはわかる?」

杏子「はぁ?バカにしてんの?そんなの知ってるに…」

杏子「!?」

ここで、ほむらちゃんの真意に気付いた杏子

杏子「お、おい…まさか……」

ほむら「ええ、そうよ。それは偽りの記憶。あなたが鹿目まどかを知っている筈がない」

杏子「……悪い冗談としか思えねぇ…」

杏子からしてみれば、本当に悪い冗談にしか思えないのでしょう

一緒に学校に通って、一緒に弁当食べて、一緒にゲーセンに行って、一緒にナイトメアと戦って…

これらの記憶は全て、偽りの記憶になるからです

鹿目まどかは本来は存在しない

愕然とする杏子、一方ほむらちゃんも魔女の正体を確信しつつあります

一方、ほむらちゃんはバス停にいます

そしてソウルジェムをバス停に残し、乗車するほむらちゃん

杏子は何かを察したのか、ほむらを助けるために走り出します

杏子の献身っぷりには相変わらず涙したくなります

ほんと聖女ですよ

そんな杏子がゲーセンからでると、空から巨大な隕石のようなものが降ってきています

あちこちで、偽りの見滝原が炎上していく中、ほむらちゃんはバスの上

「私がまだ魔法少女なら、精々活動範囲はソウルジェムから100mのはず…」

ほむらちゃんは自分が魔法少女かどうか確かめるために、わざとソウルジェムを置いてきたのでした

しかし…

明らかに100mは離れています

愕然とするほむらちゃん

フラフラとした足つきで数歩あるいた後、自分の手を見ます

すると…ほむらちゃんの手が……

ここで、全てを悟ったほむらちゃん

この時のびっくりしている表情が妙に可愛かったです

そしてそのまま崩れ落ちるほむらちゃん

それに合わせるかのように、バスも炎上していきます

さらに見滝原は日の海に……

そして、ソウルジェムの元へ帰ってきます

「そんな…つまりは…もう……」

「魔法少女ですらないと言うの!?」

ソウルジェムが濁っていきます

そして、そのソウルジェムを撃ち抜くほむらちゃん

ソウルジェムが砕けても、もちろんほむらちゃんは死にません

それもその筈、何故ならほむらちゃんは……

再び崩れ落ちるほむらちゃん

風景もほむらちゃんの心情を表すような日の海

この世界は魔女の結界

魔獣との戦いに背を向けてこの偽りの見滝原を作り出したのも魔女

その魔女によって、ほむら、まどか、杏子、マミさん、仁美等…偽りの記憶を植え付けられる

この魔女は他の魔女と違って、人間を襲わず、この偽りの見滝原での平穏な日常を保つのみ

つまり、この偽りの平穏な日常は魔女が夢見た世界

その夢見た世界に、本来は存在しない筈の鹿目まどかが存在する

鹿目まどかの存在する偽りの見滝原を作れる魔法少女は一人のみ

鹿目まどかの存在を覚えている魔法少女も一人のみ

つまり……

「そんな…どうして……」

「どうして……わたしが……」

絶望するほむらちゃん

回りは彼岸花で埋め尽くされていきます

「いつのまに……私は………」

「魔女になってたの!!!???」

そう、この世界は彼岸の魔女…かつて暁美ほむらだった魔女が作り出した偽りの見滝原立ったのです

序盤の魔法少女5人で仲良く暮らしていた日常は彼岸の魔女が夢見た世界だったのでした

ナイトメアも、彼岸の魔女が産み出した偽りの魔法少女の敵でしかなかったのです

魔法少女5人で仲良く戦う…それは、かつて何度も何度も同じ時間を繰り返し
そして最終的に守りたかった初めての友達が消えてなくなり
その初めての友達の存在自体、自分の妄想でしかないのかとさえ思えるようになった……

そんな魔法少女暁美ほむらが夢見た日常だったのでしょう

そして、魔女化した彼女によって、マミさんや杏子、さやには概念となったまどかでさえ
偽りの記憶を植え付けられて、この彼岸の魔女の結界の中に連れ込まれてきたのでした

暁美ほむらは魔女になっていたのです


あああああああああ!!!!!
書いてる今も、ほんと辛いですよ!
ほむらちゃんが魔女化するって聞いて、まどポもしなかったんですよ!?
ほむらちゃんの魔女化だけは何があっても見たくなかったんですよ!!
一回目、途中で嫌でも魔女の正体には気づきましたよ!
でも、ミスリード!ミスリード!って思ってたのに!!
何で只でさえあんなに報われなかったほむらちゃんが、続編でさらに絶望してるんですか!!
うわぁぁぁぁぁぁ!!!
ほむらちゃぁぁぁぁぁぁぁぁん!!!