ほむホーム

ほむら「すぅすぅ」

まどか「ほむらちゃん」

まどか「……不思議だなぁ」

まどか「初対面で抱き着かれて、リボン渡されて…」

まどか「よくわからないことを聞かれて」

まどか「わたし、あの時はすっごくびっくりしたの」

まどか「もちろん、抱き着かれたりしたことにもびっくりしたけど」

まどか「一番びっくりしたのは、わたしが嫌だなんて全く思わなかったこと」

まどか「普通だったら、ほむらちゃんを避けたり、怖がったりすると思う」

まどか「それくらい、ほむらちゃんはおかしなことをしたんだよ」

まどか「でも、わたしはそれを嫌なことだと思わなかった」

まどか「むしろ……」

まどか「……なんだろう、すっごく懐かしい感じがして、わたし…」

まどか「ほむらちゃんと一緒にいると、何故か安心しちゃって」

まどか「だから、このリボンもずっと宝物として使ってるんだよ」

まどか「ねえ、ほむらちゃん」

まどか「わたしたち、何か特別な繋がりがあったんじゃないのかな?」

まどか「アメリカで過ごしていたはずなのに、アメリカよりも、ずっとずっと、ほむらちゃんの方が懐かしく感じるの」

まどか「わたしは、ほむらちゃんと会うのをずーっと前から待っていたような…」

まどか「…ね、どうなのかな?」

まどか「ただの思い込みなのかな?」

まどか「わたしがおかしなこと言ってるだけ…かな」

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「すぅすぅ」

ほむら「ん…まどか…いかないで……」

まどか「……ほむらちゃん」ギュッ

まどか「わたしはここにいるよ」


円環の理

アルティメットまどか「もう我慢の限界だよ!私、行ってくる!」

さやか「ちょちょちょ!何処に!?」

アルティメットまどか「このままじゃ、ほむらちゃんが取られちゃう!」

さやか「はぁ?」

アルティメットまどか「ほむらちゃぁぁぁぁ!!」

さやか「おちつけ!おちつけ!」

アルティメットまどか「あの子ばっかりずるいよ!」

さやか「だから!あいつもまどかなんだってば!」

アルティメットまどか「ほむらちゃんは私のものだよ!」

さやか「何言ってんのよ!?」

アルティメットまどか「ほむらちゃぁぁぁぁん!」

さやか「まどか!あんた本当におかしいよ?」

さやか「たしかに前から、ほむらほむらうるさかったけどさ」

さやか「今のまどかはあの頃の比じゃないよ!」

さやか「何でそこまで!?」

アルティメットまどか「だって!ほむらちゃんは!ほむらちゃんは私の最高の友達で!」

アルティメットまどか「それで!それで!」

アルティメットまどか「わぁぁぁぁん」

さやか「いや…え?まどか?」

アルティメットまどか「ほむらちゃん……」

さやか「な、なに?なんなの?」

さやか「まどか、あんた本当にどうしちゃったのよ?」

なぎさ「さやか」

さやか「うひゃぁっ!?」

なぎさ「何びびっているのです、なぎさなのですよ」

さやか「な、なぎさ!?何でここに!?」

なぎさ「簡単に説明すると、まどかとほむらの精神が不安定になったから」

なぎさ「なぎさにも、ちょっとだけ円環の理の力が戻ったのです」

なぎさ「そして、他の魔法少女の力を借りてここに来たのです」

さやか「え?え?」

なぎさ「とにかく、まどかとほむらの二人の力のバランスが崩れかけているのです」

さやか「う、うん…?」

なぎさ「それよりも…やっぱり来て正解だったのです」

なぎさ「さやか、これは何事なのですか?」

さやか「いや、あたしにも何がなんだか…」

なぎさ「円環の理も、随分と禍々しくなってるのです……」

さやか「うわっ?さっきより悪化してる?」

なぎさ「まどかは?」

さやか「そこにいるけど……」

アルティメットまどか「ぐすぐす」

なぎさ「何で泣いてるのですか?」

さやか「何か、現実世界のまどかにかなり嫉妬してるっぽくてさ」

なぎさ「なるほど、なんとなくわかったのです」

さやか「え?今のでよくわかったね」

なぎさ「元々、まどかはほむらに対して普通じゃなかったから」

なぎさ「何となく、察しはしてたのです」

さやか「な、なるほど」

なぎさ「それで、まどかはどうしたいのですか?」

さやか「いや…なんか、ほむらを取られたくないみたいでさ」

アルティメットまどか「ほむらちゃん…」

なぎさ「まどか…」

アルティメットまどか「ほむらちゃんは私が…私が……」

さやか「それとさ、こっちのまどか、何かすごくまどかっぽくないのよね」

なぎさ「……」

アルティメットまどか「ほむらちゃん……」

なぎさ「まどかは、ほむらが大切なのですか?」

アルティメットまどか「当たり前だよ!だって!ほむらちゃんは最高の友達なんだもん!」

アルティメットまどか「なのに…こんなのってないよ!」

アルティメットまどか「ほむらちゃんを返して……」