京子「ねぇねぇ!」

ちなつ「は、はい」

京子「茶道部以外に入りたい部活はないの!?」

ちなつ「え、いえ、特には…」

京子「だったらさ!やっぱりここにいた方がいいって!」

京子「ごらく部なら何してもオッケーだからお茶の練習ばっかりしててもいいから!ねっ?」

ちなつ「うーん」

あかり「あかりも、ちなつちゃん達と一緒なら嬉しいよぉ」

ちなつ「あかりちゃん…」

結衣「別に無理はしなくてもいいんだよ?」

京子「えー?結衣ー」

結衣「でも、ごらく部は特に何か決まったことをするわけじゃないし」

結衣「みんなで好きなことをするだけなんだ」

結衣「だから、ちなつちゃんが他に入りたい部活がなければ」

結衣「その時は改めてここに来てもらえれば、私達はいつでも歓迎するよ」

ちなつ「…!」

京子「他の部活に入っちゃったらどうすんのさー」

結衣「その時はその時だろ、だいたい茶道部に入りに来たんだからな」

京子「そうだけどさぁ」

結衣「あっ、そうだ。みんなは他に入りたい部活はあるの?」

さやか「んー、あたしは何となく運動部かな?」

まどか「わ、わたしは園芸部や手芸部が気になります」

仁美「私は特には、でもできれば幼馴染みのお二人と離れたくありませんわ」

京子「あー、それは大事だもんね!」

あかり「うん、あかりもそうだよぉ」

ちなつ「幼馴染み…」

ちなつ(そっか、私以外は幼馴染みなんだもんね…)

あかり「でも、ちなつちゃん達ともこれからはもっともっと仲良くなりたいなぁ」

まどか「うん、わたしもみんなと仲良くなれたらそれはとっても嬉しいなって」

さやか「そだねー」

結衣「なら、これからみんなで一緒に部活を見て回らない?」

結衣「私達で良ければ紹介するよ」

京子「お!それいいかも!」


あかり「あかりも賛成ー」

結衣「どうかな?」

ちなつ「そうですね」

仁美「私達だけで見て回るより楽しそうですわ」

まどか「うんっ」

さやか「よし!決まりだね!」

京子「おっ、なら行っちゃおっか!」

結衣「うん、それじゃあ…えっと」

仁美「私は志筑仁美と申します」

まどか「んと、わたし、鹿目まどか…です」

さやか「あたしはさやか!美樹さやか!」

京子「よーし!ひとっちゃん、まどっちゃん、さやっちゃん、そしてちなっちゃん!」

京子「十森原中部活ツアーへレッツゴー!」

あかり「わぁーい」

ちなつ「ちょっとわくわくしてきたかも」

結衣「みんな、ついてきて」

さやか「はーい!」

仁美「よろしくお願いいたします」

まどか「うぇひひ」

まどか(こうして、わたし達の入学式の午前は過ぎていったのでした)

まどか(さやかちゃん、仁美ちゃん、あかりちゃん、ちなつちゃん)

まどか(そして歳納先輩と船見先輩)

まどか(みんなと仲良くなれたらそれはとっても嬉しいなって)

まどか(そう思いながら、わたしはみんなに付いていくのでした)

ゆるまぎ 第1話 「中学デビュー!」 おわり