ほむら「うっ…ぐす…ひっく」ポロポロ

さやか「え?え?うそ?なんで?えっ?」オロオロ

杏子「おいおい…」

まどか「ほ、ほむらちゃん!どうしたの?」サスサス

ほむら「まど…うぅぅ…」ポロポロ

まどか「大丈夫だよ、ほむらちゃん」サスサス

杏子「…これ演技とかじゃなくてマジだぞ」

さやか「やば…言い過ぎた…?」

杏子「あいつなんだかんだでプライドは高いからなー」

さやか「ちょ…どうしよ?」

杏子「まあ素直に謝ればいいんじゃない?」

さやか「うー…なんか損した気分」

杏子「ほむらがマジで泣くとかよっぽどだぞ」

さやか「わかってるって、まったくもぉ」

ほむら「ぐす…」

まどか「大丈夫だよ、ほむらちゃん」

まどか(泣いてるほむらちゃん可愛いなぁ)

さやか「あー、えっと…ほむら!」

ほむら「なによ…」

さやか「そのー…さっきは調子にのって言い過ぎたよ、ごめん!」

ほむら「……」

まどか「さやかちゃんも悪気があったわけじゃないと思うの」

さやか「うん、まさかほむらに普通に勝てるとは思わなかったからさ」

ほむら「…」ピク

さやか「だから舞い上がっちゃって」

ほむら「…」プルプル

まどか「わたしもほむらちゃんに勝てて嬉しかったもん、しょうがないよ」

ほむら「うわぁぁぁぁぁん」ピャー

まどか「え!?」

さやか「はい!?」

杏子「ええええ」

一時間後

ほむら「……」チョコン

まどか「ね、ねぇ、ほむらちゃんも唐揚げどう?」

さやか「ここのラズベリーケーキすっごく美味しいんだよ!後で奢ってあげるからね!」

杏子「んー」

マミ「あら?みんな、こんなところにいたのね」

杏子「マミじゃん」

マミ「4人とも仲良くやってるみたいで嬉しいわ」

なぎさ「こんにちはなのです」

杏子「よっ」

マミ「……と思ったけど、暁美さんの目が真っ赤じゃない!どうしたの?」

杏子「さっきさ、みんなでIQテストやったんだけど」

マミ「IQテスト?」

杏子「ああ、ちょっといいか?」

マミ「ん?」

杏子「結果から言うと、あたし、さやか、まどか、ほむらの順にIQが高かったんだよ」ゴニョゴニョ

マミ「え?意外…」

杏子「だろ?みんなそう思っててさ、最初なんかほむらはさやかに大口たたいてたんだよ」

マミ「想像通りね」

杏子「んでほむらは自分が最下位だったのと、さやかに負けた恥ずかしさと悔しさと」

杏子「まどかに負けたショックでさ、マジ泣きしちゃって」

マミ「え!?」

杏子「すごかったぜ?低学年の小学生みたいに凄い泣くんだからなー」

マミ「ええ…」

杏子「だから、今はまどかとさやかが機嫌を治してるところさ」

マミ「ふぅん…なるほどね」

杏子「あたしはグリーフシードやったし、1位だったのに結局奢りなしだもんなー」

マミ「ふふ、そっか」

なぎさ「ほむらがなぎさより年下みたいなのです」

マミ「美樹さんに負けた悔しさよりも、鹿目さんにカッコ悪いところみせたことの方がショックだったんでしょうね」

杏子「みたいだなー、まぁこれで、当分さやかも優しくなるだろうし、まどかに甘えられるし結果的にほむらの勝ちだろ」

マミ「ふふっ、そうかもね」

さやか「ほむらー!元気出してー!」

まどか「はい、ほむらちゃん、あーん」

ほむら「もぐもぐ…」

まどか「元気出してね、ほむらちゃん」

ほむら「うん…」











ほむら(計画通り)
























ほむら(…と思わないと顔から火が噴きそうだわ…)

ほむら(根拠もなく見栄張るのと時間制限には気を付けなきゃダメね…)