まどか「それに自分自身に嫉妬しちゃうなんて…」
まどか「でも…私はほむらちゃんが円環の理にくれば、また会えるって」
まどか「そう信じてたから、ずっと頑張ってきたんだよ?」
まどか「ほむらちゃんがキュゥべえの実験台にされて、私が狙いだってわかった時」
まどか「私の記憶をなくして、囮になろう…って、そう考えた時も辛かったよ」
まどか「やっとほむらちゃんに会えるのに、記憶を消さなきゃいけなかったから…」
まどか「でも記憶を消しても、やっぱり私はほむらちゃんと仲良くなれて」
まどか「それが嬉しかったの、私はやっぱり私なんだって実感できたもん」
まどか「それでほむらちゃんを導く時…あの時もすっごく豪華にしたつもりだったんだよ?」
まどか「普段は魔法少女姿で導くけど、あの時は真の姿だったし」
まどか「できる限り綺麗に導きたかったから、ほむらちゃんだけえこひいきしたの」
まどか「なのに…ほむらちゃんは…私を切り離したから…」
まどか「すごく…悲しかったよ…」
まどか「やっとほむらちゃんに会えるって、胸がいっぱいだったのに…」
まどか「ほむらちゃんは円環の理の私はいらなくて、何も知らないわたしが良いんだって…」
まどか「泣きたかったし辛かったよ…さやかちゃんとまで離れ離れになっちゃったし…」
まどか「私とほむらちゃんの思いでのリボンまで、ここのわたしに返されちゃって」
まどか「ほむらちゃんはわたしに全然近寄ろうとしないから…」
まどか「もうダメだ…って思ったよ…」
まどか「でも、ここのわたしはやっぱり私で、ほむらちゃんのことが気になってたみたいだから」
まどか「ずっと、ここのわたしを見てチャンスを待ってたの」
まどか「それが…わたしがイヤーカフを付けた時だったんだ」
まどか「イヤーカフ…ダークオーブの中に私の力が入ってたからね」
まどか「だから、それをここのわたしに吸収させてタイミングを見て、ここのわたしから私に意識を一時的に借りることにしたんだよ」
まどか「ほむらちゃんの心の声が聞こえるのは副作用だったみたいでびっくりしちゃったけどね」
ほむら(…)
まどか「それでようやく、こうしてほむらちゃんに会うことができたんだ」
まどか「……これが私なの、おかしいよね、まどからしくもないよね」
まどか「自分でも、私が変わった…ってよくわかるよ」
まどか「何も知らないここのわたしと私じゃ、全然違うんだな…って」
まどか「だから、ほむらちゃんは私じゃなくて、何も知らないわたしを選んだのかなって…思うの」
まどか「ねぇ…ほむらちゃん」
まどか「私に気を使わなくていいから…今の話を踏まえて本当のことを言って?」
まどか「ほむらちゃんは…どの私が、まどかがいいの…?」
ほむら「…」
まどか「ほむらちゃん…?」
ほむら(…)
まどか「…ほ、ほむらちゃん?」
ほむら「……さっきからずっと、心の中で言い続けていたのだけど」
まどか「えっ?」
ほむら「その様子だと、やっぱり今は私の心の声が聞こえないみたいね」
まどか「!?だ、ダークオーブは?」
ほむら「まだあなたの中にあるままよ」
まどか「えっ?ならなんで…」
ほむら「たぶん、私の心の声を聞きたくないと強く思ったからじゃないのかしら?」
まどか「!」
ほむら「だって怖いのでしょう?」
まどか「ぅ…」
ほむら「私は結構前から『あなたの話しはよくわかった』と心の中で言い続けていたわ」
ほむら「でも、ずっと話し続けていたから…たぶん聞こえなくなったんだと察したわ」
ほむら「それに、まどかが本音を言い続けて驚いたりもしたけど」
ほむら「一周回って冷静さを取り戻せた気がするわ」
ほむら「私もさっきまでは取り乱していたからね」
まどか「そ、そっか…」
ほむら「それでね、まどか。答えだけど」
まどか「!!」
ほむら「……あのね、まどか…私は」
まどか「や、やっぱりまって!」
ほむら「いいえ、もうはっきりさせるわ」
まどか「う…」
ほむら「……まどか、ごめんね」
まどか「え…?」
ほむら「私はあなたが望む答えを言えないわ」
まどか「っ…!」
まどか「……」ウルウル
まどか「そ…そう…だよね…」
まどか「や、やっぱり…私…なんて…」
まどか「円環の理どころか…鹿目まどか失格…だもんね…」
ほむら「…やっぱりあなたはまどかなのね」
まどか「えっ…?」
ほむら「いきなりルミナスしてきたり、ほっぺた膨らませて怒ったり、私に条件だしてきたり」
ほむら「他にも色々とまどかっぽくない気もしなくわないわ」
ほむら「まどかってこんなんじゃなかったような…と」
まどか「…そう…だよね」
ほむら「だけど自分に自信を持てないところはやっぱりまどかなのかな…って」
ほむら「それは円環の理になっても変わってないわ」
ほむら「今のまどかは情緒不安定なのは間違いないと思うけど」
ほむら「それは今は関係ない」
ほむら「それらすべてを踏まえて、言わせてもらうわ」
まどか「……」
ほむら「もう何度か言ったけれど…」
ほむら「私はまどか同士を比較なんてできないし、するつもりもないわ」
まどか「でも…私はほむらちゃんが円環の理にくれば、また会えるって」
まどか「そう信じてたから、ずっと頑張ってきたんだよ?」
まどか「ほむらちゃんがキュゥべえの実験台にされて、私が狙いだってわかった時」
まどか「私の記憶をなくして、囮になろう…って、そう考えた時も辛かったよ」
まどか「やっとほむらちゃんに会えるのに、記憶を消さなきゃいけなかったから…」
まどか「でも記憶を消しても、やっぱり私はほむらちゃんと仲良くなれて」
まどか「それが嬉しかったの、私はやっぱり私なんだって実感できたもん」
まどか「それでほむらちゃんを導く時…あの時もすっごく豪華にしたつもりだったんだよ?」
まどか「普段は魔法少女姿で導くけど、あの時は真の姿だったし」
まどか「できる限り綺麗に導きたかったから、ほむらちゃんだけえこひいきしたの」
まどか「なのに…ほむらちゃんは…私を切り離したから…」
まどか「すごく…悲しかったよ…」
まどか「やっとほむらちゃんに会えるって、胸がいっぱいだったのに…」
まどか「ほむらちゃんは円環の理の私はいらなくて、何も知らないわたしが良いんだって…」
まどか「泣きたかったし辛かったよ…さやかちゃんとまで離れ離れになっちゃったし…」
まどか「私とほむらちゃんの思いでのリボンまで、ここのわたしに返されちゃって」
まどか「ほむらちゃんはわたしに全然近寄ろうとしないから…」
まどか「もうダメだ…って思ったよ…」
まどか「でも、ここのわたしはやっぱり私で、ほむらちゃんのことが気になってたみたいだから」
まどか「ずっと、ここのわたしを見てチャンスを待ってたの」
まどか「それが…わたしがイヤーカフを付けた時だったんだ」
まどか「イヤーカフ…ダークオーブの中に私の力が入ってたからね」
まどか「だから、それをここのわたしに吸収させてタイミングを見て、ここのわたしから私に意識を一時的に借りることにしたんだよ」
まどか「ほむらちゃんの心の声が聞こえるのは副作用だったみたいでびっくりしちゃったけどね」
ほむら(…)
まどか「それでようやく、こうしてほむらちゃんに会うことができたんだ」
まどか「……これが私なの、おかしいよね、まどからしくもないよね」
まどか「自分でも、私が変わった…ってよくわかるよ」
まどか「何も知らないここのわたしと私じゃ、全然違うんだな…って」
まどか「だから、ほむらちゃんは私じゃなくて、何も知らないわたしを選んだのかなって…思うの」
まどか「ねぇ…ほむらちゃん」
まどか「私に気を使わなくていいから…今の話を踏まえて本当のことを言って?」
まどか「ほむらちゃんは…どの私が、まどかがいいの…?」
ほむら「…」
まどか「ほむらちゃん…?」
ほむら(…)
まどか「…ほ、ほむらちゃん?」
ほむら「……さっきからずっと、心の中で言い続けていたのだけど」
まどか「えっ?」
ほむら「その様子だと、やっぱり今は私の心の声が聞こえないみたいね」
まどか「!?だ、ダークオーブは?」
ほむら「まだあなたの中にあるままよ」
まどか「えっ?ならなんで…」
ほむら「たぶん、私の心の声を聞きたくないと強く思ったからじゃないのかしら?」
まどか「!」
ほむら「だって怖いのでしょう?」
まどか「ぅ…」
ほむら「私は結構前から『あなたの話しはよくわかった』と心の中で言い続けていたわ」
ほむら「でも、ずっと話し続けていたから…たぶん聞こえなくなったんだと察したわ」
ほむら「それに、まどかが本音を言い続けて驚いたりもしたけど」
ほむら「一周回って冷静さを取り戻せた気がするわ」
ほむら「私もさっきまでは取り乱していたからね」
まどか「そ、そっか…」
ほむら「それでね、まどか。答えだけど」
まどか「!!」
ほむら「……あのね、まどか…私は」
まどか「や、やっぱりまって!」
ほむら「いいえ、もうはっきりさせるわ」
まどか「う…」
ほむら「……まどか、ごめんね」
まどか「え…?」
ほむら「私はあなたが望む答えを言えないわ」
まどか「っ…!」
まどか「……」ウルウル
まどか「そ…そう…だよね…」
まどか「や、やっぱり…私…なんて…」
まどか「円環の理どころか…鹿目まどか失格…だもんね…」
ほむら「…やっぱりあなたはまどかなのね」
まどか「えっ…?」
ほむら「いきなりルミナスしてきたり、ほっぺた膨らませて怒ったり、私に条件だしてきたり」
ほむら「他にも色々とまどかっぽくない気もしなくわないわ」
ほむら「まどかってこんなんじゃなかったような…と」
まどか「…そう…だよね」
ほむら「だけど自分に自信を持てないところはやっぱりまどかなのかな…って」
ほむら「それは円環の理になっても変わってないわ」
ほむら「今のまどかは情緒不安定なのは間違いないと思うけど」
ほむら「それは今は関係ない」
ほむら「それらすべてを踏まえて、言わせてもらうわ」
まどか「……」
ほむら「もう何度か言ったけれど…」
ほむら「私はまどか同士を比較なんてできないし、するつもりもないわ」