見滝原

まどか「ん…」

さやか「あ!起きた!」

まどか「あ、あれ?私…?」

杏子「よぉ、怪我はないかい?」

まどか「え、えっと…ん?あれ?杏子ちゃん、私が見えるの?」

杏子「え?なんであたしの名前を…?そりゃ見えるに決まってんじゃん」

まどか「なんで…?」

さやか「ま、まどか…?」

まどか「さやかちゃん!?何で私の名前がわかるの!?」

さやか「!やっぱりこの子がまどか…それにあたしの名前も知ってるなんてね」

まどか「?」

マミ「なら円環の理はあなたなのね?」

まどか「マミさんまで?そうですけど…どうなってるの?」

まどか「ってあれ!?なぎさちゃん!?」

なぎさ「すやすや」

マミ「なぎさちゃん?そっか、この子の名前はなぎさちゃんなのね」

杏子「となると、そっちの子も魔法少女ってことか?」

さやか「そうかもね」

まどか「何がどうなって…?そうだ!ほむらちゃんは!?」

さやか「ほむらならそこに」

ほむら「ぅ…ん…」

まどか「ほむらちゃん!!」

マミ「それにしても驚いたわ…円環の理の正体がこんなに幼い子だったなんてね」

まどか「え、えっと…幼いって言われても、私は一応マミさんと一つしか変わりませんよ?」

マミ「えっ」

杏子「てことはあたし達と同い年ってことかい?」

まどか「う、うん」

さやか「……」

杏子「どうしたんだよ、さっきから難しい顔してさ」

さやか「いや、何て言うか…記憶が…うーん…」

さやか「何故か知らないことを知ってるような気がするって言うか…」

さやか「うーんうーん」

杏子「変なさやか?」

まどか「さやかちゃん…」

ほむら「あ、あれ…」

まどか「ほむらちゃん!」

ほむら「ま…どか…?」

まどか「そうだよ、ほむらちゃん!」

ほむら「ぅ…」ガクッ

まどか「ほむらちゃん!?」

数時間後

ほむホーム

まどか「調子はどう?大丈夫?」

ほむら「ええ、もう大丈夫よ」

杏子「ほむらが倒れたときはどうなるかと思ったぜ」

マミ「暁美さんもなぎさちゃんも無事で良かったわ」

さやか「魔力が半分近く一気に消えたんだよね?なんでだろ?」

ほむら「わからないわ…」

ほむら「でも、今はそんなことどうでもいいのよ」

ほむら「今どうするべきかは…」

まどか「私となぎさちゃん…だよね」

なぎさ「そうなのです!!」

杏子「いやー、まさかなぎさが円環の理の鞄持ちだったなんてなー」

マミ「それも驚いたけど、やっぱり一番びっくりしたのは円環の理の正体よ」

杏子「だよなー、まさかあたし達魔法少女の希望の女神の正体がねぇ…」

なぎさ「まどか!みんなにもう一度ちゃんと説明するのです!」

まどか「…う、うん」

まどか「私は円環の理」

ほむら「…」

まどか「でも、元はみんなと同じ普通の魔法少女だったの」

まどか「でも色々あって、ほむらちゃんが何度も私を助けるために時間遡行を繰り返して」

まどか「最終的に私が円環の理になった…って話しはさっきした通りだよ」

マミ「うぅ、暁美さん…気付いてあげれなくてごめんなさい」ギュゥゥ

ほむら「ちょ、ちょっと!」

杏子「んだよ水くさいな、言ってくれりゃ良かったのにさ」

ほむら「だ、だって…」

さやか「その…ごめん」

ほむら「別にいいわよ、この時間軸のあなたには何の非もないわ」

さやか「ありがと…それにまどかも…思い出せなくてごめん」

まどか「さやかちゃん…」

さやか「最初にまどかを見たときから違和感を感じて…頭痛で頭が痛くもなったよ」

さやか「たぶん、あたしの中に他の時間軸での記憶が眠ってるんだと思う」

さやか「でも…まさかあたしがまどかの幼馴染みで親友だったなんて…」

さやか「言われても思い出せないあたしは親友失格だよ…」

さやか「ほむらは覚えてるのに…」

ほむら「さやか…」

まどか「そんなことないよ!ほむらちゃんだけは例外中の例外だけど」

まどか「ほむらちゃん以外はみんな私のこと知ることも感じることも何もできないの」

まどか「なのにさやかちゃんは何かを感じ取ってくれただけでも、すっごく私は嬉しいよ!」

さやか「まどか…」

杏子「そうだよ、あたしやマミは何も感じてないんだぜ?」

マミ「うぅ、ごめんなさい…」ギュゥゥ

まどか「わっ?うぇひひ、大丈夫ですよ、むしろそうじゃないといけないんですから」

なぎさ「まったく…」