なぎさ「とにかく!なぎさもまどかも本来ここに存在してはいけないのです!」

なぎさ「まどかがほむらを連れ去ろうとしたのが全ての元凶なのですよ!」

まどか「ち、違うよ!私はただほむらちゃんと会いたかっただけなの!」

まどか「ほむらちゃんの思いと私の思いと鹿目神社の魔力が一つになって」

まどか「私はこっちに来ることができたの、でもそれは一時的なもので本当は…」

なぎさ「もういいのです、いくら理屈をあげたところで現状はかわらないのです」

なぎさ「それよりも!これからどうするつもりなのですか!?」

なぎさ「なぎさもまどかも戸籍も何もないのです、普通の生活なんてできっこないのです!」

まどか「うー…」

なぎさ「まどかは無責任すぎるのです!もう少し神としての自覚を持つべきなのです!」ガミガミ

まどか「ごめんなさい…」

さやか「まぁまぁ、まどかも神とは言え元はあたしらと変わらない普通の中学生だったんでしょ?」

さやか「ならこうなっても仕方ないよ」

まどか「さやかちゃん…!」

なぎさ「そう言っても、本当にどうするのですか?」

なぎさ「今のまどかには円環の理の力が残っていなかったのです」

なぎさ「だから魔法少女を導く役目を果たすことは当然できないし」

なぎさ「それどころか、円環の理がどうなっているのかすら把握できていないのですよ?」

なぎさ「それにもしこの世界で生きていくとしても、なぎさはもう故人なのです」

なぎさ「まどかに至っては存在そのものが最初からなかったことになっているのですよ?」

なぎさ「生活するだけならともかく、学校に行くことも働くこともできないのです!」

なぎさ「やれやれなのです!」

まどか「どうしよう…」

杏子「なんかよくわかんないけど、なぎさって見た目の割にかなり苦労してんのな」

さやか「円環の理の鞄持ちってそんなに大変なのかぁ…」

なぎさ「なぎさはこれでも見滝原の魔法少女と言う意味ではベテランなのです」

なぎさ「だから後輩のまどかの世話はなぎさがしなきゃいけないのですよ」

マミ「えーと…あんまり話ばかりしていても仕方ないわ」

マミ「一先ず今日はここまでにして、また明日いろいろ考えましょう?」

さやか「そうですね、えーと…どうする?まどかはここ泊まるんでしょ?」

まどか「ほむらちゃん、大丈夫?」

ほむら「もちろんよ、今日だけでなく解決するまでずっとここに住んでもらって構わないわ」

杏子「とか言って内心ウッキウキなんだろ?」

ほむら「…まあ、杏子もさやかの家で居候できてて内心ウッキウキだものね」

杏子「なっ」

さやか「てなわけで、家では杏子、ここではまどか…だからマミさん大丈夫ですか?」

マミ「ええ!私なら大丈夫よ!むしろウェルカムだわ!」

さやか「おぉ、いつになくヤル気満々ですね」

なぎさ「んー、なぎさもこのお姉さんがなんとなく良かったから」

なぎさ「とりあえず今日はこれで妥協するのです」

マミ「何か食べたいものある?」

なぎさ「食べたいもの?うーん、なぎさは…」

マミ「何でも言ってね!」

なぎさ「何でもって言われてもなぎさはチーズくらいしか…はっ!?」

なぎさ「ち、チーズ!?もしかしてチーズが食べられるのですか!?」

マミ「チーズなら色々揃えているわ、なんなら今夜はチーズパーティーにでもしましょうか」

なぎさ「チーズパーティー!?!?」

マミ「どう?」

なぎさ「わーい!お姉さん大好きなのです!」ダキッ

マミ「わっ?え、えへへへ…」

杏子「マミのやつすげぇ顔になってんぞ」

さやか「んじゃ決まりだね」

まどか「よろしくね、ほむらちゃん」

ほむら「ええ」

ほむら(未だに事態をうまく把握できていないけれど)

ほむら(まさかまどかとまた会えるだなんて思いもしなかったから)

ほむら(今はこの一時を大事にしなきゃ)