翌年 正月

鹿目神社

まどか「あれからもう1年経ったんだね」

ほむら「早かったわね」

まどか「ほむらちゃん達もそろそろ高校生になるんだね」

ほむら「そうなるわね、巴さんが私達の入学を心待ちしているみたいだわ」

まどか「マミさんの高校偏差値高いから受験大変だろうなぁ」

ほむら「私は問題ないわ」

まどか「毎日予習復習ちゃんとしてるもんね、偉いよ」

ほむら「まどかが家事をしてくれているからよ、まどかのおかげだわ」

まどか「私は家事くらいしかすることないからね」

ほむら「毎日助かっているわ」

まどか「ほむらちゃん前はご飯も全部コンビニですませてたからね…」

まどか「いくら魔法少女でも栄養のバランスはちゃんと考えないと」

ほむら「ふふ、まどかは円環の理じゃなくなっても私を見守ってくれているのね」

まどか「この私はほむらちゃん専用の円環の理だよ」

まどか「でも片方の私は今も円環の理でみんなを見守っていると思うよ」

ほむら「むこうの私はそれを手伝っているのかしらね」

まどか「きっとそうだよ!」

ほむら「ふふ、そうよね」

杏子「おっす!」

さやか「あけおめー」

マミ「あけましておめでとう」

なぎさ「なのです」

まどか「みんな、あけましておめでとう!」

ほむら「おめでとう」

さやか「はぁ…ついに新年がやってきちゃったか、嫌だなー」

杏子「さやかがマミと同じ高校狙うとか無謀なこと考えるからだろ」

さやか「んなこと言われてもあたしはマミさんやほむらと一緒の学校に行きたいの!」

まどか「がんばってね!」

さやか「うん…はぁ」

杏子「学生は大変だよなぁ」

なぎさ「なぎさには気持ちがわからないのです」

まどか「わ、私も」

さやか「まどかとなぎさはこの神社の手入れと家事だけしとけばいいんだから羨ましいわぁ」

さやか「杏子も杏子で毎日楽しそうだし」

杏子「暇だけどな」

マミ「みんなが無事ならそれが一番よ」

さやか「あたしが無事じゃすまなそうなんですけど…」

さやか「あーあ、受験とかするくらいなら円環の理に行きたかったかも」

なぎさ「たぶん今以上にすごく苦労すると思うのです」

さやか「えー?そんなに辛いの?」

なぎさ「まどかの世話係は大変なのです」

さやか「あーそっか…」

まどか「ほんとごめんね、なぎさちゃん」

なぎさ「まあ、まどかもほむらの側にいればおとなしいからむこうのなぎさ達もたぶん前より楽になってると思うのです」

なぎさ「少なくとも、むこうのなぎさは前より格段に自由になったのです」

杏子「供えたチーズがすくなくなるもんな」

さやか「チーズ出されるのずっと待ってるんだろうねー、しかも毎日」

なぎさ「なぎさはチーズとマミが大好きだから当たり前なのです」

マミ「私もなぎさちゃんが大好きよ」

さやか「すっかり姉妹みたいになったよね、マミさんとなぎさ」

杏子「マミも一人じゃなくなってよかったな」

マミ「佐倉さん、それはお互い様でしょ?」

なぎさ「杏子のさやか自慢は聞きあきたのです」

杏子「ちょっ!?」

さやか「え?なになに?さやかちゃん自慢?んんー?」ニヤニヤ

杏子「ぐ…バーカ!バーカ!」

さやか「あはは!まてー!」

なぎさ「今年もさっそく走り回っているのです」

マミ「毎日飽きないわねぇ、今日はどこまでおいかけっこするのかしら?」

なぎさ「やれやれなのです、そんなことより早くチーズを…あ!」

なぎさ「チーズ持ってくるの忘れちゃったのです…」

なぎさ「むこうのなぎさが暴走しかねないし、早く取りに帰るのです!」

マミ「それは大変だわ、また戻ってくるからね!」

まどか「4人とも行っちゃったね」

ほむら「新年早々騒がしいわね」

まどか「うぇひひ、そうだね」

ほむら「じゃあ私達も…あら?」

まどか「どうし…!?」


妻「へー?思ってたよりもずっとちゃんとした神社じゃん」

夫「不思議な感じがするよね」

息子「うー」