まどか「ほむらちゃん!ほむらちゃん!」

ほむら「まどか…!」

イチャイチャ

仁美「良いですわぁ…」

さやか「んー、まぁ結局何時ものようにいちゃつくだけなんだけどね」

杏子「確かに、見た感じの変化はないだろうな」

マミ「他のみ認める関係から、自他共に認める関係になったのよ」

まみ「変わっていないようで、案外とても変わっているのかもしれないわね」

あかり「ほむらちゃん……」

ほむか「…あかりちゃん?どうかしたの?」

あかり「ちょっと寂しいような気がして……」

ほむか「……もしかして、あかりちゃんもお姉ちゃんのこと…?」

あかり「ううん、そんなんじゃないよ?」

あかり「でも、こうして見ると…やっぱり、ほむらちゃんはもうあかり達の知ってたほむらちゃんじゃないのかなって…」

ほむか「……そうだね、それはわたしにもわかるよ」

あかり「ほむらちゃんが幸せそうだから、良いことなんだけどね」

ほむか「ちょっと寂しいね」

杏子「……寂しい、か」

さやか「ん?どったの?」

杏子「ん、いや……」ジッ

さやか「?」

杏子「……へっ、なんでもねぇよ」

さやか「はぁ?なにそれ?」

マミ「……佐倉さん」

まみ「こっちの杏子も、そう言ったところは初なのね」

マミ「……」

仁美「まどかさんも、ほむらさんもとっても良いですわぁ…」



ほむら「まどか…夢じゃないのよね?」

まどか「夢なんかじゃないよ?」

ほむら「本当に?嬉しすぎて俄には信じられないわ……」

まどか「えーいっ」

ほむら「ひやっ?」ふにっ

まどか「えへへ、ほむらちゃんのほっべぷにぷにー」

ほむら「ひょっと、まろかやめなひゃい」

まどか「うぇひひ!ごめんね、ほむらちゃん」

ほむら「もう、まったく。まどかったら」

まどか「でも、これで夢じゃないってわかったでしょ?」

ほむら「……うん」

まどか「…ほむらちゃん」

ほむら「なあに?」

まどか「わたしもね、夢かもしれないって思ってたよ?」

まどか「だって…その、わたし達って女の子同士だし…」

まどか「それに、ほむらちゃんもわたしのこと好きでいてくれただなんて……」

まどか「まどか、夢なんかじゃないかって…」

ほむら「まどか…」

まどか「…でも、でもね?こうやってほむらちゃんとお話しできて」

まどか「そして…」

ほむら「そして?」

まどか「えいっ」ダキッ

ほむら「きゃっ?」

まどか「えへへー、ほむらちゃーん」

ほむら「わっ?も、もうっ?まどか…ふふっ」

まどか「こうやって、ほむらちゃんといろんな事ができて」

まどか「ほむらちゃんのあったかさがよくわかって」

まどか「だから、これは夢なんかじゃないって、はっきりわかったの」

ほむら「……うん、そうね」

まどか「ほむらちゃん…えへへ」

ほむら「まどか…」ギュゥッ

まどか「わわっ?」

ほむら「私も、まどかにちゃんと言わなきゃね」

まどか「え?」

ほむら「まどか…大好きよ」

まどか「ほ、ほむらちゃん!」

ほむら「今度こそ、もう二度とあなたに辛い思いや悲しい思いなんてさせない」

ほむら「私が絶対にあなたを守ってみせるわ、まどか…!」

まどか「…ほむらちゃん、ありがとう」

まどか「でもね?」

ほむら「?」

まどか「わたしも、ほむらちゃんに守られるばっかりなのは嫌だな」

ほむら「えっ…で、でも…!」

まどか「大丈夫、魔法少女にはもちろんならないよ」

ほむら「ほっ…」

まどか「そうじゃなくってね?わたし、ほむらちゃんに守られるんじゃなくて」

まどか「その…ほむらちゃんに、わたし…あの、えっと……」

まどか「…あ、愛されたいなぁ…なんて…」

ほむら「………」

まどか「ほ、ほむらちゃん……」

ほむら「……まどか…」

まどか「わ、わぁっ!やっぱり今のなし!聞かなかったことにしてぇっ!」

ほむら「ふふっ」

まどか「わぁー!」アタフタ

ほむら「まどか」ポンッ

まどか「ひゃぁっ?」

ほむら「うん、そうね…守るだけじゃない」

まどか「ほむらちゃん…」

ほむら「あなたを…あ、あい……」

ほむら「…あ、ああい……」

ほむら「………」

ほむら「ふふっ」

まどか「えへへっ」

ほむら「なんだか、口に出して言うのは恥ずかしいわね」

まどか「でしょ?わたしも恥ずかしかったんだからね?」

ほむら「ごめんなさい」

まどか「ううん、ほむらちゃんだから許してあげる」

ほむら「ありがとう」

まどか「えへへっ」