マドカ「ほむらちゃん大丈夫?」

ほむら「………うん」

マドカ「だ、誰にだって苦手なものはあるから…」

ほむら(グイグイくるマドカも流石に困惑しているわ…)

ほむら(まさか私がお化け屋敷が苦手だなんて思いもしなかったんだもの…)

ほむら(……元々の私はたしかにお化け屋敷も苦手だろうけど)

ほむら(今の私は仮にも悪魔なのよ?それなのに…情けないわ…)

マドカ「えっと…ほむらちゃん」

マドカ「次はあれに乗らない?」

ほむら「コーヒーカップ…」

マドカ「あれなら怖くもないし大丈夫だよ」

ほむら「…そうね」

ほむら「うん?」

?「あははは!もっと早く回そうぜ!」

?「じゃんじゃん回しちゃいますからねー!」

ほむら「……コーヒーカップってあそこまではしゃげるのね」

マドカ「うぇひひ」

モニタリングルーム

アルティメットまどか「いいなぁ、私もほむらちゃんと遊園地にまた行きたかったなぁ」

まどか「また…?何回か行ったことあるの?」

アルティメットまどか「うん、と言っても私じゃない別の私とだけどね」

アルティメットまどか「私にはその時の記憶だけはあるの」

まどか「??」

アルティメットまどか「一番最新の記憶だと、ほむらちゃんと遊園地に行く約束してたのに」

アルティメットまどか「ほむらちゃんが寝坊しちゃって…」

アルティメットまどか「結局、私はイチャイチャしてるさやかちゃんと杏子ちゃんを見てるだけだったもんなぁ…」

まどか「そ、そうなんだ」

まどか(ほむらちゃんでも寝坊したりするんだね)

コーヒーカップ

マドカ「ほむらちゃんって乗り物酔いは大丈夫かな?」

ほむら「したことはないわ」

マドカ「なら大丈夫だね、いっぱい回しちゃうよ!」

ほむら「ええ」

マドカ「ぐるぐるー」

ほむら「ふふ」

ほむら(こうして見ると、やっぱりマドカもまどかなのよね)

ほむら(でもまどかってこんなに子供っぽい性格だったかしら?)

ほむら(なんとなく小6くらいのまどか、って感じがするわ)

マドカ「意外と腕が疲れるかも」

ほむら「大丈夫?なら私が回すわ」

マドカ「てぃひひ、ありがとう」

ほむら「こんな感じかしら?」

マドカ「わーい!はやーい」

ほむら「ならもっと…!」

マドカ「えっ?そんなに早くして大丈夫?わたしは平気だけど…」

ほむら「……?」グルグル

マドカ「ほ、ほむらちゃん?」

ほむら「め…めが…」グルグル

マドカ「わー?!ほむらちゃん目が回ってるよ!?」

ほむら「はわわわ…」

モニタリングルーム

アルティメットまどか「ほむらちゃんはうっかり可愛い」

まどか「ほむらちゃんってこういうの慣れてないのかな?」

アルティメットまどか「んー、たしかにほむらちゃんってどちらかと言うと」

アルティメットまどか「自分が遊ぶより、遊んでる私を見に遊園地来てた感じがしたかも」

まどか「前に遊園地来たとき?」

アルティメットまどか「うん」

まどか「そっか」

まどか(うーん、ほむらちゃんってやっぱり大人しい性格みたいだし)

まどか(思いっきり遊んだりすることがなかったのかな)

まどか(ほむらちゃんって、どんなことが好きなんだろう?)

まどか(お料理もしないみたいだし)

まどか(テレビとか映画の話しも聞かないし)

まどか(アニメやゲームもたぶんしてないよね?)

まどか(……ほむらちゃんの趣味ってなんなんだろう?)

まどか(…わたし、ほむらちゃんのこと全然知らないんだ…)