百江なぎさ(未来)

マミの妹分でもあり、ゆかりの姉分でもある大学生。

マミとよく一緒にいたからなのかは不明だが、マミ似に育った。
その為かなりモテるらしいが、マミ一筋。

年齢の近いゆまは親友。

さやか同様、円環の理の鞄持ちとして記憶や力を取り戻していた。

円環の理の中でも格段に力を上げたさやか程ではないもの実力もかなり高い。
だが円環の理の使い魔達との連携が主のサポート役だった為、単独での強さはさやかには大きく劣る。

それでも通常の魔法少女としてはトップクラスのマミや杏子に劣らない強力な魔法少女の一人であった。

円環の理の一部だった者としての責任かは不明だが
さやかやまどかに任せっきりだった事を人知れず後悔していた。

今回のゆかりとあずきの世界遡行の発案者の一人でもある。

この世界遡行が通常の時間遡行と違い、この世界になんらかの形で影響することを察しており
むこうの世界でお菓子の魔女が倒される事が自分の命に関わることも理解していた。

それでも、世界やまどかを救ってほしい一心でマミ同様、ゆかりの特訓相手を勤めた。

現在はお菓子の魔女の救済に失敗したことで、なぎさは危篤状態に陥っている。

この事に対し特にマミは酷く落ち込んでしまったが
なぎさにとっては、これも想定の範囲内なのかもしれない。



上条仁美(未来)

現在もまどかの親友であり、ゆかりやあずきを娘のように可愛がっていた。
さらに二人の担任でもある、見滝原中の教師。

まどかやさやか、魔法少女に関することなど全ての説明を受け
10年以上たった今でも、さやかのことで後悔し続けている。

その後悔が強い形で影響したからなのか、魔法少女の素質と
並々ならぬさやかへの罪悪感が現代の仁美に表れている。

自分の行動が結果的にさやかを死においやったのではないかと強い後悔があり
さらに、もう一人の親友であるまどかも神となってまで世界を救ったことを知ったことで
無力な自分への嫌悪感も凄かったようである。



上条恭介(未来)

彼もまた、仁美と同様にさやかを救えなかったことを後悔している。

特にさやかの恋心に気付けなかった自分の鈍感さに対する後悔が強かった。

さやかのことを「幼馴染み」としてしか見れなかったのだが
「幼馴染み」ではなく「女の子」として見ることに気付きさえすれば
さやかと恋人同士になれるはずだった。

共にさやかの事を強く引きずりつつも結婚し
あずきやゆかりを可愛がり、鹿目家や美樹家への援助を今も続けている。



中沢

医師として病院にまどかを匿っていた。

彼もまた魔法少女のことを知り、彼なりに力になるよう努力した結果が医師に繋がったらしい。

これはまどかの事もあるが、ひょっとしたらほむらも関係しているのかもしれない。



鹿目家

知久、詢子、タツヤの3人も全てを知り、ゆかりを育ててきた。

魔法少女関連で力になれない変わりに、普通の子として生まれなかったゆかりを
極々普通の女の子として育て上げたのも彼らの努力の結果である。

ゆかりがまどかとよく似た優しい女の子に育ったのも、まどかの娘と言うよりも、この家庭で育ったから。

美樹家や暁美家との関係は極めて良好。



美樹家

最愛の一人娘であるさやかを失いながらも、杏子とゆまを養子にし
あずきをさやか同様に育て上げた。

あずきはもちろん、杏子とゆまとも本当の家族のように非常に仲良く接している。

さやかが英雄として散っていたったことを誰よりも誇りにしている。



暁美家

病弱で内気な一人娘が、気が付くと悪魔となり、そして世界を守るため散っていった。

そんな事実を最初は受け入れられなかったものの今では受け入れ
最愛の娘が一番守りたかったまどか、そしてその娘のゆかりを
娘に代わり援助をしている。

ゆかりにほむらを重ねながら…