ほむら「これは2つ目の時間軸よ」

まどか「あっ、さやかちゃんや杏子ちゃんもいるんだね」

ほむら「ええ、この時の美樹さやかと佐倉杏子の険悪さは凄かったわ」

ほむら「おかげで巻き込まれるし…まさかあの二人が同棲するようになるとはこの時は思いもしなかったわ」

モニタリングルーム

アルティメットまどか「居候と言う名の同棲だね」

マドカ「あなたの改編だと杏子ちゃんどこに住んでるのかイマイチわかんなかったけど」

マドカ「ほむらちゃんの改編だと同棲してるんだよね」

アルティメットまどか「さやかちゃん、円環の理になれた頃にはもう杏子ちゃんしか見てないくらいだったよ」

マドカ「杏子ちゃんてほとんどの時間軸でさやかちゃんの為に命落としてるもんね」

マドカ「それを知ったらああなるよ」

アルティメットまどか「私のほむらちゃんと同じだもんね」

マドカ「一方である意味最大の宿敵だったマミさんとなぎさちゃんが仲良くなれたのは意外かも」

アルティメットまどか「なぎさちゃんはマミさんに凄く罪悪感持ってたもん」

アルティメットまどか「だからべべとして一緒に生活したんだけど」

アルティメットまどか「いつの間にか罪滅ぼしじゃなくて、ただ単にマミさんになついたんだよね」

アルティメットまどか「マミさんも妹ができてみたいに喜んでたし、これで良かったよ」

マドカ「これもほむらちゃんのおかげだね」

ほーむルーム

まどか「メガほむちゃんと一緒にいるわたし、幸せそうだなぁ」

ほむら(メガほむってどこにいっても呼ばれるのは何故かしら…)

ほむら「わたしは友達と呼べる存在はまどかくらいしかいなかったのよ」

まどか「マミさんは?」

ほむら「巴マミは友達と言うよりも先輩、仲間、師匠…って感じだったわね」

ほむら「最初の頃は…」

まどか「最初の頃だけ?」

ほむら「私が巴マミと友好的だったのは3週目までなのよ」

ほむら「4週目からは、まどかが魔法少女になるのを阻止するのが第一優先だったのだけど」

ほむら「巴マミはまどかが魔法少女になるきっかけを作る存在だから大変だったわ」

ほむら「まぁ…仲間が欲しいと言う巴マミの気持ちは理解しているつもりよ」

ほむら「でもまどか抜きだと私との相性も良くなくて」

ほむら「仲良くなろうと思って声をかけても、かえってお互い警戒するだけで終わってばかりだったわ」

まどか「そんな…マミさん凄く優しいのに…」

ほむら「それはもちろんわかってる、でも…」

ほむら「……」

モニタリングルーム

アルティメットまどか「ほむらちゃんは杏子ちゃんとは最初から仲良さげだったし」

アルティメットまどか「さやかちゃんとも犬猿の仲だけど、喧嘩するほど仲が良いって感じに今は落ち着いたよね」

アルティメットまどか「でもマミさんとは未だに仲良くなれてないの…」

マドカ「ほむらちゃんとマミさんって意外と似てる部分多いんだよね」

マドカ「さやかちゃんとは正反対って感じなのが逆に良かったりするし」

マドカ「杏子ちゃんは何だかんだで面倒見が良いから仲間になってくれる」

マドカ「でもマミさんとだと、お互い真面目すぎて仲が拗れちゃうんだよね」

アルティメットまどか「一段落ついたら、ほむらちゃんとマミさんが仲良くなれるよう応援したいね」

マドカ「そうだね」

ほーむルーム

まどか「ほむらちゃんはマミさんと仲良くなりたくないの?」

ほむら「……」

まどか「マミさんはほむらちゃんと仲良くなりたいって思ってるよ」

ほむら「……考えておくわ」

ほむら(ほんと…あの子はどうも苦手なのよね…)

ほむら(何もされてなくても負けた気分になるし…)

ほむら(何故なのかしら?年下だから…?)

ほむら(でも同い年なら同い年でなんとなく嫌ね、むしろ年上で助かるくらいだわ)

ほむら(……?)