さやか「よし、まどか!一緒にほむらを連れ戻そう!」

まどか「うんっ!」

さやか「実はさ、ほむらの学校はどこかわかってるんだよね」

まどか「えっ?ほんとう!?」

さやか「うん、えーと、そうそう!○△□中学!ここがほむらの転校先だよ!」

まどか「そっか、ここにほむらちゃんが…!」

さやか「早く行かなきゃね!」

まどか「うん!」

さやか「ちょうど来週は創立記念日があるから、行くならこの日だね!」

まどか「うんっ!」

さやか「よっし!決まりだね!」

その夜

美樹ハウス

さやか「とりあえず準備はこんなもんでいっか」

さやか「ふぅ…あれこれ考えてたら頭痛くなっちゃった」

さやか「ちょっと外の空気吸ってこよ」

公園

さやか「公園かぁ…ついこの前はまどかとほむらにデートデート言って笑ってたんだけどなぁ…」

さやか「…思えば、あいつがやたら親友に拘ってたのは、それが原因だったのかな」

さやか「あいつはあいつなりに考えてたんだよね…」

さやか「はぁ…」

杏子「よぉ、さやか」

さやか「んっ?あれ、杏子じゃん!あんたどこほっつき歩いてたのよ!」

杏子「別に、何だって良いじゃんか」

マミ「私もいるわ」

さやか「あっ、マミさん」

マミ「暁美さんのこと、色々聞いていたの」

さやか「そっか、マミさんも何も知らされてないんだもんね…」

マミ「…私、先輩なのにこれっぽっちも役に立ててないから」

杏子「まぁ気にすんなって、あたしだって似たようなもんさ」

マミ「でも…」

さやか「杏子はほむらから直接聞いたの?」

杏子「いや、直接は何も聞いてねーよ」

さやか「えっ、でもまどかが…」

杏子「あれはあたしの直感だよ」

さやか「直感?」

杏子「実はさ、さやかとほむらの会話、隠れて聞いてたんだ」

さやか「あの時の…!?」

杏子「ああ、それで聞いてて思ったんだ」

杏子「やっぱり、ほむらは無理矢理自分に言い聞かせてるんだろうな…ってね」

さやか「…やっぱりそう思うわよね」

杏子「ああ、それにあいつとあたしは似た者同士だからさ、何となくわかるんだよ」

マミ「似た者同士?」

さやか「あんたとほむらが?別に似てなくない?」

杏子「……ま、あたしにはほむらの気持ちは何となくわかるんだよ」

さやか「ふぅん…?」

マミ「……」

杏子「で、さやかはどうすんのさ」

さやか「!そう、あたしはまどかと一緒に東京に行くつもり!」

マミ「そうなの?なら私も行くわ!いつ行くの?」

さやか「来週の創立記念日です!」

マミ「来週の…あっ」

さやか「何かありました?」

マミ「……ごめんなさい、その日は模試があって…」

さやか「あっ…」

マミ「…いえ!それでも行くわ!」

さやか「いや、マミさんは受験が近いんですから無理しちゃダメですって」

マミ「でもっ!」

杏子「あんまり大勢で行っても、ほむらに余計なプレッシャー与えるだけだしさ」

杏子「そこは、さやかとまどかに任せれば良いと思うぜ?」

マミ「それは…だけど…」

杏子「あたしもパスするよ、まどかとさやかの二人で十分さ」

さやか「うん、わかった」

マミ「………」

杏子「そんなに気を落とすなって、別にマミは何も悪いことはしてないんだしさ」

マミ「でも私…少しくらい役に経ちたくて…」

マミ「私だけ、本当に何もできてなくて…だから私情けなくって…!」

さやか「マミさん…」

杏子「まぁ、あたしらにはあたしらなりにできることはあるはずだし、それを探そうぜ」

マミ「………」

杏子「んじゃ、さやか、今日はマミんとこ泊まるから、まどかのこと頼むな」

さやか「う、うん、じゃあ…」

マミ「うぅ…暁美さん…」

さやか「マミさん…」