翌日

見滝原中学校

仁美「まどかさん、今日も一緒に食べないのですか?」

まどか「うん、ごめんね、ほむらちゃんと行くところがあるの」

ほむら「ごめんなさい」

仁美「あ、いえ、ではまた」

さやか「…」

仁美「なんだか暁美さんにまどかさんを取られてしまったような気がしますわ」

仁美「でも、お二人は小さい頃から友達だったんですものね…」

仁美「さやかさんはどう思いますか?」

さやか「…」

仁美「さやかさん?」

さやか「え?…あぁ、おはようおはよう」

仁美「おはよう?もしかして居眠りされてたんですか?」

さやか「んーどうかなー」

仁美「ふふ、なんだか今日のさやかさんは不思議ですわね」

さやか「そうだよー、さやかちゃんはいつだって不思議ちゃんさー」

さやか「……」

三年生の教室

まどか「あの、すみません、巴マミさんはいますか?」

「恩人なら屋上にいるはずだよ」

まどか「わかりました、ありがとうございます」

ほむら「なんで巴マミはいつも屋上にいるのかしら?」

まどか「マミさんは高いところが好きだからね」

まどか「それにマミさんは屋上から周辺を見張ってるんだよ」

ほむら「魔女を?そんなのソウルジェムを使えばいいじゃない」

まどか「あんまりソウルジェムを人前に出すのはよくないし、マミさんは形から入るからだね」

ほむら「ふぅん…あ、でも昨日は見当たらなかった気がするわ」

まどか「屋上は広いし、気づかなかっただけだよ」

屋上

マミ「今日は北風ね…」

まどか「いたよ」

ほむら「でもどうやって話しかけるの?」

まどか「そんなの簡単だよ、すみませーん」

ほむら「え?ちょっと」

マミ「?」

まどか「巴マミさんですか?」

マミ「そうだけど…私に何かよう?二年生…かしら?」

まどか「はい、二年の鹿目まどかです」

まどか「そしてこの子が暁美ほむらちゃんです」

ほむら「…」ペコ

マミ「鹿目さんと暁美さんね、それでどうしたの?」

まどか「ほむらちゃんも指をだして?」スッ

ほむら「…なるほどね」スッ

マミ「?…!ソウルジェム…」

マミ「なるほどね、あなた達も魔法少女と言うことはわかったわ」

マミ「でもどうして私が魔法少女だとわかったの?」

まどか「他の町でウワサを聞いたんです、見滝原にすごい魔法少女がいるって!」

マミ「他の町?風見野なら佐倉さんかしら?」

マミ「それとも神浜あたり?」

まどか「んと、そうです」

マミ「わかったわ、でも急にどうしたの?」

まどか「わたし達を仲間に入れてください」

マミ「!!」

まどか「前にあった魔法少女から聞いたんです、見滝原にワルプルギスの夜って」

まどか「すっごく強い魔女が見滝原にやってくるって…」

マミ「!?…ワルプルギス…最強の魔女じゃない…それが見滝原に…?」

マミ「でもなんでその魔法少女は予測できたのかしら?」

まどか「未来予知ができる、って聞きました。見滝原にいるなら気を付けなさいって…」

マミ「そう…」

ほむら(未来予知…あの魔法少女の事も知っているのね)

ほむら(それに神浜も…)

まどか「だから一緒に戦って欲しいんです」

まどか「実はこの前、魔女と戦ってる巴さんの姿を見て」

まどか「とってもカッコいいな、って思ったんです!」

マミ「そ、そう?ふふ、あんなの大したことないわ」

まどか「そんなことないです、巴さんは憧れの先輩です!」

マミ「え、えへへ…も、もう、憧れの先輩だなんて大袈裟よ」

まどか「巴さん…ダメですか?」

マミ「まさか、ダメなわけないわ」

まどか「じゃあ…」

マミ「仲間になりましょう!それに私のことはマミで良いわ」

まどか「ありがとうございます!マミさん!」

マミ「ふふっ」

ほむら『巴マミってこうすればすんなり仲間になってくれるのね…』

ほむら『それにしてもおだてるのが上手ね』

ほむら『私にはとうてい無理だわ…』

まどか『本音だよ、マミさんはずっと憧れの先輩だもん』