結界

影の魔女「∝ヶヶ≡≡∇∬∝∝††!」

マミ「ひっ…」

マミ(結界に飛び込んだらいきなり魔女がいるなんて…)

マミ(どうしよう…怖い…)

影の魔女「ΥΥπππЙИωААοοοΙ!」ズアッ

マミ「わっ!?」

スパッ

マミ「きゃ…痛い…」

マミ(左腕を掠めただけなのに…)

マミ「う…ぅぅぅ…」グズグズ

マミ(やっぱり…怖いよ…)

マミ(わたし…一人じゃ何もできない…)

使い魔「В%КВВ†」

マミ「助けて…」

パァンパァン

使い魔「!?」

マミ「ぅぅぅ…」

ほむら「巴さん!」

マミ「!?暁美…さん…?」

ほむら「わ、わたしも戦います!」

マミ「だ、大丈夫なの?記憶もないのに…」

ほむら「あ…!!」

ほむら「わたし…たしかに記憶はないですけど…でも、体は覚えてるみたいです!」

マミ「え?」

ほむら「そ、その…必死で巴さんを助けようとしたら」

ほむら「盾の中に有ることも知らないし、使ったこともないこのピストルを使うことができたんです!」

ほむら「体が自然に動いたんだと思います…!」

マミ「暁美さん…」

マミ(記憶を失う前の暁美さんはいろんな銃を使いこなしていたみたいだけど)

マミ(それが体に染み込んでいたの…?)

ほむら「あ、あの、大丈夫…ですか?その傷…」

マミ「う、うん…大丈夫…」

影の魔女「УУУУΥΥΥΥ!!」

ほむら「!!」

マミ「あっ、魔女が…」

ほむら「えいっ!」ポイッ

影の魔女「!?」

ドカァァン

ほむら「ば、爆弾です!今のうちに隠れましょう!」

マミ「う、うん!」

物影

ほむら「こ、ここなら大丈夫だと思います…」

マミ「ありがとう…暁美さん…来てくれなかったら、今ごろわたしはもう…」

ほむら「巴さん…わ、わたしも巴さんと鹿目さんにあの時助けてもらえなかったら」

ほむら「もうとっくに死んじゃってたと思います…だから、その…恩返しがしたい…です」

マミ「……別の世界の巴マミは強くて頼れたんだよね?」

マミ「ごめんね、わたし…弱虫で…」

ほむら「そっ、そんなことないです、ゆかりさんがいつも巴さんのこと良く言ってます…」

マミ「ゆかりちゃん…」

マミ(ゆかりちゃんはわたしに自分を信じてって…言ってくれた…)

マミ(自分を信じる…そんなこと、本当にわたしにできるのかな…)

マミ(家を出たときは少しだけ自信はあったけど…)

マミ(魔女を目の前にしたら、怖くて何もできなかったんだよ…?)

ほむら「……」

ほむら(わたしの記憶だと魔女と戦ったことないのに)

ほむら(不思議…怖くない)

ほむら(魔女を見るのは初めてじゃないし、ワルプルギスと比べればそんなに強くないからなのかもしれないけど)

ほむら(それよりも…やっぱり体が覚えてるんだ)

ほむら(魔女のことを…この魔女も初めてじゃないんだと思う…)

ほむら(記憶はなくても…巴さんを助けることくらいなら、わたしにもできるはず…!)

マミ「いたっ…」ズキッ

ほむら「血が…し、止血しなきゃ!」

マミ「回復魔法…あんまり得意じゃないの…」

ほむら「あ…巴さんがリボンに魔力を込めて包帯代わりにしてるところを見たことがあります」

ほむら「巴さんはリボンが得意だから、普通の回復魔法よりもきっとうまくいくと思います!」

マミ「リボンを…こうかしら?」シュルル

マミ「そして魔力を…」パァァ

マミ「!ほんとだ!痛くない!」

ほむら「よかったです」


マミ「教えてくれてありがとう」

ほむら「わたしも、巴さんにそれで怪我を治してもらったことがあるんです」

マミ「そっか…むこうの巴マミはすごいのね…」

ほむら「で、でもここの巴さんも、すぐに出来たから…きっと素質は同じだと思います」

マミ「……」

ほむら「きっと、巴さんは自分に自信がないでけで…わたしも、そうです」

ほむら「わたしはついさっきまで魔女と戦うなんて出来ないと思ってましたけど…」

ほむら「実際にやってみたから、なんとかなってると思います」

ほむら「だから今は、ちょっとだけ自信があるんです」

ほむら「これがわかっていたから、ゆかりちゃんも自分を信じて、って言ったんだと思います」