あいみ「まさら…うぅ…まさらぁ…」

泣いちゃダメなのに…泣きそう…

私がついていってれば、こんなことにはならなかったのに…

私のせいだ…私のせいでまさらが…

あいみ「まさら…ごめんなさい…まさらぁっ…」

まさら「何が?」

あいみ「…え?」

まさら「?」

あいみ「うわぁぁああぁぁあぁぁああぁっ!!??」

まさら「ひゃっ?」

あいみ「で、でたぁぁあぁぁああぁぁぁ!!??」

まさら「っ!?魔女!?」

あいみ「ち、ちが…ゆ、幽霊…」

まさら「幽霊…?」キョロキョロ

あいみ「ま、まさら!まさらが…!」

まさら「私?…え?私が幽霊だと言っているの?」キョトン

あいみ「違うの…?幽霊じゃないの…?」

まさら「…私は幽霊じゃないけど」

まさら「足だってちゃんとあるし、頭だって三角のやつつけてないわ、服も普通だし」

あいみ「さ、触ってもいい…?」

まさら「…それで気がすむなら」

あいみ「そ、それじゃあ…」ペタペタ

まさら「…」

あいみ「…」ペタペタ

まさら「…いつまで触っているの?」

あいみ「あ、ご、ごめん」

まさら「気はすんだ?」

あいみ「…まさら…生きてる…!」

まさら「ええ」

あいみ「まさら…」

まさら「…なに」

あいみ「う…うぅぅぅ」

まさら「え、ちょっ…」

あいみ「よかったぁぁぁ…」ガシッ

まさら「……いったい何があったの?」

あいみ「だって、まさらが死んじゃったって…はっ?早くこころに教えてあげなきゃ!!」

まさら「え…こころに私が死んだと伝えられたの?」

あいみ「直接そうだとは言ってなかったけど…こころの様子がおかしかったし、ずっと震えてたし…」

あいみ「そうなのかなって…」

まさら「…つまり、またいつもの妄想…と言うことかしら」

あいみ「そ、そう…なのかな…?」

まさら「少なくとも、こころは私が死んだとまでは思ってないはずよ」

まさら「魔女とは戦ったけど、いつもの羊の魔女だったし苦戦もしなかったわ」

あいみ「また羊の魔女?なんでいつもその魔女なの?」

あいみ「と言うかなんで同じ魔女がそんなにいるの?」

まさら「さぁ…使い魔が成長でもしたかもね」

あいみ「まぁいいや、それはおいとくとして…」

あいみ「じゃあなんでこころは髪切ったの?まさらの剣持ってたし…」

まさら「戦いとあと、あいみに言われた通りにしたら急にこころが怒り出したのよ…」

あいみ「へ??」

まさら「こころの髪型のこと言ったじゃない」

あいみ「ん?あー…うん、こころのチャームポイントだから色々言ってあげなって」

まさら「だから色々言ったわ」

あいみ「何て?」

まさら「そうね…」

回想

こころ「お疲れさま、まさらっ」

まさら「怪我はない?」

こころ「もちろん!まさらと一緒ならどんな魔女にだって勝てそうだよ♪」

まさら「油断は禁物よ」

こころ「う…そうだよね、さっきも攻撃カスっちゃったし」

まさら「!?どこ?」

こころ「ギリギリ交わしたから怪我はないよ、ただ髪が…」

こころ「あ…!」

まさら「こころ?…っ!」

こころ「…あーあ、髪の毛ちょっと切れちゃったみたい」

こころ「はぁ…しょうがないけど…ちょっと凹むかな」

まさら「髪…髪…」

こころ「ん?どうしたの?」

まさら「前から気になっていたのだけど、あなた髪は短い方が言いかもしれないわ」

こころ「え?短い方が…?」

まさら「ええ」

こころ「ショ…ショートヘアのほうが…」

こころ「……まさらの好み?……///」

まさら「え?いや、好みとかじゃなくて、魔女と戦うのなら短い方が有利だと思うわ」

まさら「長いと目にかかったり、敵につかまれたりして…」

こころ「っ…」カ~ッ

こころ「いいじゃないほっといてよ!私のかってでしょ!?」

まさら「え?…怒ってるの?」

こころ「怒ってない!」

まさら「でも声が」

こころ「怒ってないったら怒ってないから!」

まさら「…」

こころ「……」

こころ「…まさらは…どう思ってるの?」

まさら「?」

こころ「…私の髪型…どう思ってるの?戦いとかじゃなくて…」

こころ「その…なんて言うか…」キュッ

まさら「あなたの髪型?」

こころ「う、うん…」

まさら「……」ジー

こころ「…」

まさら「……」ジー

こころ「ぅ…」

まさら「!…そう言えば」

こころ「な、なに?」

まさら「この前コンビニでパンを買ったのだけど」

こころ「へ?パン?」

まさら「そこで見かけたチュロッキーがあなたの髪型にそっくりだったわ」

こころ「…え」

まさら「それに美味しかった」

こころ「………」

まさら「こころ?」

こころ「…まさらは私の髪型がチュロッキーだって思ってるんだね」

まさら「ええ、美味しいし、それにかわい」
こころ「貸して!!」

まさら「い…え?」

こころ「貸して!まさらの剣!」

まさら「??」

こころ「早くっ!」

まさら「は、はい…」

こころ「ありがとっ!」

まさら「あ、あの…こころ…?」

こころ「……すー…はー…」

スパッ

まさら「え!?」

こころ「……」

まさら「え?…え?」

こころ「これでいいんだよねっ!?」

まさら「いや、え…?」

こころ「前と今、どっちがいい?」

まさら「それは……」

まさら(何故かわからないけど、こころがここまで怒ってるなんて初めてだわ…)

まさら(なんとか怒りをおさめないと…)

まさら「…今のこころは、すごく素敵だわ」

こころ「……」

まさら「とても似合って可愛い」

こころ「む~!!」プク~

まさら「こころ…?」

こころ「もうまさらなんて知らないっ!」

まさら「え…」

こころ「私降りる!まさらはあいみと降りて!」

まさら「な、なんで…?」

こころ「そのくらい自分で考えて!」

まさら「そ、そう言われても…」

こころ「本当にわからないの?」

まさら「え、ええ…」

こころ「私の似合ってる髪型は?」

まさら「い、今…?」

こころ「うぅぅ~!」

こころ「まさらのバカーーーっ!!」

まさら「!!」ガーン