みかづき荘

フェリシア「ただいまー!」

ドンッ

フェリシア「おわっ!?わっ?わっ?…っとっっと…」

フェリシア「ふぅ、あぶねー…なんか蹴った?と言うかひっかかった?」

フェリシア「ったく、ちゃんと片付けて……」

いろは「」

フェリシア「わーーー!?」

フェリシア「い、いろは!?どうしたんだよ!?大丈夫か!?魔女にやられたのかよっ!?」

いろは「ふぇ…り…ちゃ…」

フェリシア「いろは!いろはっ!どうしたんだよー!?」

いろは「ご…め……ね…」

フェリシア「いろは…?」

いろは「」

フェリシア「おい…嘘だろ…?いろは…いろはっ!」

フェリシア「いろはーーーっ!!」

鶴乃「フェリシア…」

フェリシア「鶴乃!いろはが…いろはがっ!」

鶴乃「……ごめん…もう…手遅れだよ…」

フェリシア「手遅れ…?な、なに言ってんだよ鶴乃!わけわかんねーよ!」

鶴乃「ああなったやちよは誰にも止められない…」

鶴乃「私じゃ何もできない…」

フェリシア「わけわかんねーこと言うなよ!ちゃんと説明してくれよ!」

鶴乃「今のやちよは…理子ちゃんしか頭にないみい…」

鶴乃「いろはちゃんはそれがショックで…」

フェリシア「そんな…」

いろは「」

さな「いろはさんは私が…」

フェリシア「さな…」

さな「私がいろはさんを救ってみせます…!」

さな「いろはさん」

いろは「」

フェリシア「ど、どこ行くんだよ…」

鶴乃「さなに任せよう、時代はさないろなんだよ」

フェリシア「……オレは…」

鶴乃「今日はお手伝いの日じゃないけど万々歳においでよ、炒飯でも作ってあげるから」

フェリシア「鶴乃…わかった…」

こうして、4人はみかづき荘を後にした

その頃

やちよ「ふふふ、理子ちゃんお出迎えの準備はこれで万全ね」

やちよ「時は来たわ…!これからはやち理子の時間よ…!」

やちよ「さぁ、理子ちゃん。お姉さんのところにいらっしゃい」

90分後

やちよ「妙ね…まったく来る気配がないわ」

やちよ「まさか来ない…いえ、そんなはずはないわ」

ピンポーン

やちよ「!!きたっ!」

ガチャ

やちよ「はーい」

やちよ「理子ちゃ…」

杏子「今日ここでパーティーするんでしょ?あたしも混ぜてよ」

やちよ「さ、佐倉さん!?」

杏子「おっ?いろいろあるじゃん!いただきー!」

やちよ「あっ…」

やちよ(何故かいろは達の姿がないし…佐倉さん一人くらい大丈夫よね)

やちよ(それにそろそろ理子ちゃんはくるはずよ)

30分後

ピンポーン

やちよ「来た…!」

ガチャ

やちよ「はー…」

アリナ「フールガールが一緒に戦おうってしつこいから来てやったんですケド」

やちよ「アリナ!?」

アリナ「まったく世話が焼けるヨネ」

やちよ「あ、あなたこれまで一度もすり抜けたことなかったじゃない…」

やちよ「一体どう言う風の吹き回しなの…?」

アリナ「そんなのアリナにもわからないんですケド」

アリナ「それよりも…」

杏子「もぐもぐ」

アリナ「アリナのフールガールはどこ…?」キョロキョロ


80分後

アリナ「フールガール…?」キョロキョロ

やちよ(いないわよ…あの子も滅多にすり抜けないんだから…)

杏子「もぐもぐ」

やちよ(それにしても遅いわね…大丈夫かしら…?)

ピンポーン

やちよ「!!!」

ガチャ

やちよ「遅かっ」

みふゆ「来ちゃいました♪」

やちよ「…」

みふゆ「遅くなってしまい申し訳ありません」

みふゆ「やっちゃん♪」

やちよ「…」

やちよ(え…なに…理子ちゃんは…?)

やちよ(しかもみふゆ…?最近やけにすり抜ける気がするのだけど…)

みふゆ「いろはさんはいらっしゃらないようですね」

みふゆ「やっちゃん」

やちよ「あっ…」

みふゆ「やはりみふやちです」

やちよ「み、みふゆ…」

やちよ(ここまでだと言うの…?)

やちよ(私はただ理子ちゃんと…)

アリナ「フールガール…?」キョロキョロ

杏子「もぐもぐ」

60分後

ガチャ

理子「お、お姉さん!遅くなってごめんなさい…」

理子「途中で魔女に襲われて…あれ?」

杏子「もぐもぐ」

アリナ「フールガール…?」キョロキョロ

みふゆ「やっちゃーん、私限定のケーキ食べたいです」

やちよ「……」

理子「え、えっと…」

やちよ「理子…ちゃん…」

理子「お姉さん…?」

やちよ「もっと…早く来てくれれば…」

やちよ「」ガクッ

理子「お、お姉さーん!?」

――――――
―――
――


いろは「はっ!?」

いろは「夢落ち…?」

まどか先輩「また次回!」
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