ラグナロクのウワサ「さて…これで何人立ち上がれるのでしょうか」

理子「」

郁美「」

莉愛「」

かのこ「」

ひみか「」

あいみ「」

れいら「」

令「」

まなか「」

あやめ「」

このは「」

麻友「」

純美雨「」

あきら「」

夏希「」

せいか「」

みと「」

このみ「」

その他翼達「」

月夜「はぁ…はぁ…」

月咲「はぁ…はぁ…」

ラグナロクのウワサ「あら…あなた方2人だけ…ですか」

ラグナロクのウワサ「いったい何故…あなた方だけは抵抗せずに棒立ちしていたから…?」

ラグナロクのウワサ「それとも…」

ラグナロクのウワサ(アリナ・グレイの意思がまだ…?)

ラグナロクのウワサ(最初に取り付いた時もこの2人は見逃していた…)

月夜「どうして……」

月咲「こんな酷いことするの……」

月夜「どうせ吸収するのなら…一思いに…」

月咲「こんな絶望なんて…やだよ……」

ラグナロクのウワサ「吸収する際、少しでも抵抗されると完全には吸収しきれません」

ラグナロクのウワサ「なので再起不能になるまで叩きのめします」

月夜「そんな…」

月咲「酷いよ…」

ラグナロクのウワサ「それに絶望すればするほど、ドッペルを放つ魔力が高まるはず」

ラグナロクのウワサ「つまり、ドッペルが放てる状態にして再起不能にすることで」

ラグナロクのウワサ「魔力を綺麗にいただけるのです」

月夜「……惨い…」

月咲「惨すぎるよ…」

ラグナロクのウワサ「遺体はなるべく綺麗な状態にしています」

ラグナロクのウワサ「既に吸収した魔法少女のみなさんの遺体も、まだ綺麗なままのはず…」

月夜「遺体…って…」

月咲「やっぱり…殺されて…」

ラグナロクのウワサ「魔法少女の命そのものの魔力をいただくのです」

ラグナロクのウワサ「そうすれば肉体などただのもぬけの殻ですからね」

月夜「……そんなのって…」

月咲「ないよ……」

ラグナロクのウワサ「では、あなた方は最後にいただくとしましょう」

ラグナロクのウワサ「まずはマギウスの翼のみなさんから…」

郁美「」フワ…
令「」フワ…
マギウスの翼達「」フワフワフワ…

月夜「あ…」

月咲「みんな……」

ラグナロクのウワサ「では、いただきま」

十七夜「そうはさせん」パチンッ

ラグナロクのウワサ「っ…」

月夜「!」

月咲「か、十七夜さんっ!」

十七夜「すまない、待たせてしまったな」

ラグナロクのウワサ「十七夜さん…見逃してあげると言いましたのに」

十七夜「生憎自分は聞き分けが悪くてな、死ぬその瞬間まで抵抗させてもらう」

月夜(…でも……)

月咲(いくら十七夜さんでも…勝てるわけないよ…)

十七夜「案ずるな」

月咲「!」

十七夜「自分に任せろ」

月咲「十七夜さんっ…」

ラグナロクのウワサ「もう既に何度も敗れているのに…しつこいですね」

十七夜「ああ…ファイナルラウンドといこう」



みたま「十七夜……」

みたま(チャンスは一度しかないわ…)

みたま(これが失敗したら…全滅は逃れられない…)

みたま(全員…殺されてしまうわ…)



十七夜「これが最後だ…行くぞ」

ラグナロクのウワサ「わかりました、では…」

みふゆ『十七夜さんが相手なら、私でしょうか?』

やちよ『それとも私、かしら?』

十七夜「選ばせてくれるのか」

やちよ『ええ、十七夜。あなたの好きにすると良いわ』

十七夜「ではアリナ・グレイを頼む」

やちよ『アリナ…?』

アリナ『別にいいケド、なんでアリナなワケ?』

十七夜「因縁の相手だからな、ちょっとしたものだが…」

アリナ(たしかにアリナも十七夜にはかなりの敵意を剥き出しにしていた…)

十七夜「それに……っっっ!!!」カッッッ

アリナ『!?』

月夜「ぶ、武器が…」

月咲「す、すごく光って…!?」

十七夜「おぉぉおぉぉぉぉっっっ!!!」ゴゴゴゴゴゴ

アリナ『…へぇ…まだそんなパワーが残ってたんだ』

十七夜「ふ…くらうのが怖いか?」

アリナ『はぁ?そのくらい今のアリナにとっては避けるまでもないワケ』

十七夜「そうか…ならば避けるなよ…絶対にな」

アリナ『はいはい、どーぞ』

十七夜「っ!!」クワッ

アリナ『!』

十七夜「いけぇぇぇえぇぇぇっっっっ!!!!」ビュオォォッッッ

アリナ『このくらい…!!』

パシッッッ

アリナ『キャッチ!!』

月夜「受け止められた…」

月咲「十七夜さんっ…」

十七夜「まだだっ!!うぉぉぉぉぉっ!!」

シュルルルッ

アリナ『ヴァ!?』

月夜「絡まりついた…?」

月咲「で、でもそれじゃあ…」

十七夜「巴君…技を借りるぞ!!」シュルルルッシュルルルッ

アリナ『!?』

月夜「り、リボン!?」

月咲「どうして十七夜さんが!?」

十七夜「これは巴君の繋げる力だ!!」

アリナ『く…!』

十七夜「さらに…八雲!借りるぞ!!」

アリナ『なにを…!?』



みたま(まとわりついた十七夜とマミちゃんの魔法を媒体に…)

みたま(ウワサの内部の同じ魔法を結びつけて…調整する…!)

みたま(ほんの一瞬とは言え…外側と内側の魔法が接触するはず…)

みたま(その瞬間を捉えて…)

十七夜「!!!」

十七夜(きた…後は暁美君の)

十七夜「時を止めるっ!!!」

カチッ

月夜「」

月咲「」

アリナ『な…?』

十七夜「さぁ…後は…!」

十七夜「自分のすべてをぶつけるっっっ!!!」ゴゴゴゴゴゴ

アリナ(これは…体内に何かが…!!)

アリナ(まずい!このままでは……)