うい「ぐすっ…」

うい(もう決めたもん…わたしはお姉ちゃん離れしなきゃいけないの…)

うい(今まで考えもしなかった…わたし…ずっとお姉ちゃんに迷惑かけてたんだ…)

うい(なんとなく覚えてる…小さいキュゥべえの中にいた時のこと…)

うい(あの頃からお姉ちゃんは…昔と違ってて…)

うい(きっとあのお姉ちゃんが本来のお姉ちゃんで…)

うい(わたしがいたせいで昔のお姉ちゃんは…)

うい(…今はたくさんお姉ちゃんにはお友だちがいる…)

うい(けど昔は…絶対わたしのせいだよ…)

うい(…わたし…お姉ちゃん…灯花ちゃん…ねむちゃん…)

うい(ずっと4人で一緒だった…ずっと4人でいられると思ってた…)

うい(けど本当はわたし達が…わたしがお姉ちゃんを…)

うい(……わたしがいけないんだ…)

うい「……あのまま…イブの中で死んでた方がよかったのかも…」

フェリシア「んなわけねーだろ…」

うい「きゃっ!?」

フェリシア「…」

うい「ふぇ、フェリシアさん!?」

フェリシア「なにこんなとこで一人で泣いてんだよ」

うい「え…?」

フェリシア「ったく…ほら、ハンカチ」

うい「あ、ありがとう…」

フェリシア「やちよがいつも持っとけって言ってるじゃん」

うい「うん…」

フェリシア「…あー…なんつーかさ」

フェリシア「おまえ…いろはと喧嘩したのか?」

うい「っ!?」

フェリシア「やっぱそーか、ういが泣くなんて絶対いろはかんけーだろーしな」

うい「べ、別に喧嘩じゃ…」

フェリシア「じゃあなんだよ?」

うい「それは…」

フェリシア「…さっき死んどけばよかったとか言ってたろ」

うい「……」

フェリシア「何でだよ…」

うい「……」

フェリシア「言いたくねーか…まぁそれなら別にいーけどさ」

うい「…ごめんなさい…」

フェリシア「…オレだった死ねばよかったって思ったことあるし」

うい「!」

フェリシア「まー、ういも知ってるだろ?オレが父ちゃんと母ちゃん殺したってこと」

うい「…う、うん…」

フェリシア「あれ知ったときはなー…なんつーか、なにもかもがどうでもよくなって…」

フェリシア「だってさ、オレ…ずっと魔女を親の仇だって思ってずっと戦って来たのに」

フェリシア「オレのくだらねー悪戯のせいで親殺してたんだからな…」

フェリシア「魔女関係ねーし、しかも魔女だって元魔法少女なんだしさ」

フェリシア「オレがしてきたこと、なんだったんだろって…全部オレが悪いって思ってさ」

フェリシア「だから死のうとしたんだよな」

うい「……」

うい(忘れるわけない…あの時のフェリシアさん…すごく泣いて怒って…)

うい(その真実を知ったときはわたしやお姉ちゃんも何て言っていいのかわからなくて…)

フェリシア「鶴乃やさなはオレは悪くねーってずっと言ってくれたけど」

フェリシア「どう考えてもオレのせいだし…」

フェリシア「やちよやいろは…それにういもさ、なんか必死にオレを慰めてくれようとしてくれたけど」

フェリシア「正直オレ…生きてる意味がわからなくなったからな…」

うい「……」

うい(わたし…何もできなかった…)

フェリシア「オレなんか最初からいなけりゃ良かったって思った」

フェリシア「なのにさ…みかづき荘のみんなも」

フェリシア「かこやあやめも…オレの為に…」

フェリシア「特にかこだよ、ほんと…うん…」

うい(そう、かこさんが一番フェリシアさんのことを…)

うい(フェリシアさんとかこさんとあやめさん)

うい(性格はみんな全然違うけど、わたし達3人とよく似てる気がするの)

うい(わたしと灯花ちゃんとねむちゃんに…)