鶴乃「……」

いろは「鶴乃ちゃん…?」

鶴乃「いろはちゃん…」

いろは「ん?」

鶴乃「いろはちゃーん!」ダキッ

いろは「わわわっ!?」

ズテーン

いろは「いたた…またぁ?」

鶴乃「いろはちゃん…」ギューッ

いろは「ちょ、ちょっと鶴乃ちゃん!?///」

いろは(な、なんで抱きついてるの!?)

いろは「そう言うのはやちよさんの役目のような…」

鶴乃「ううん、いろはちゃんが良い」

いろは「えーっ?///」

いろは「つ、鶴乃ちゃん変だよ?何かあったの!?」

鶴乃「いろはちゃん…」

いろは「な、なに…?」

鶴乃「……その、さ…えっと…」

いろは「鶴乃ちゃん…?」

いろは(絶対変だよ…いつもの鶴乃ちゃんじゃない…)

鶴乃「…やちよとは…やっぱりもう付き合ってるんだよね…?」

いろは「…へ?」

鶴乃「誰が見てもお似合いのカップルだもんね…」

いろは「ちょ…な、ないない!そんなわけないよ!?///」

鶴乃「ほ?」

いろは「わ、私とやちよさんはそんな関係じゃ…」

いろは「って言うか鶴乃ちゃんならそれくらい知ってるよね!?///」

鶴乃「私…朝と夜は知らないもん」

いろは「鶴乃ちゃんが帰った後は寝るだけだよ?」

鶴乃「ほんとにそう?やちよと一緒に眠ったりしないの?」

いろは「そ、それは0じゃないけど…みんながマギウスに連れていかれた時とかくらいしかないよ?」

いろは「あとは夢の中のフランス…あれ?」

鶴乃「え!?やちよとフランスに行ったの!?」

いろは「行ってない行ってない!えーと…あれ?なんでだろ?」

鶴乃「そっか…もうハネムーンにもいってたんだ…」

いろは「行ってないよ!?」

鶴乃「…じゃあ、いろはちゃんとやちよは何でもないの?」

いろは「やちよさんのことは尊敬してるし大好きだけど」

いろは「恋人とかそんなんじゃないよ」

鶴乃「そっか…ならさ、いろはちゃん」

いろは「?」

鶴乃「………」

いろは「鶴乃ちゃん?」

鶴乃「っ…!」

鶴乃「…私と付き合ってください!」

いろは「うん…え?えっ!?///」

鶴乃「ダメだよね…?」

いろは「いや!えっ?えーっ!?///」

鶴乃「やっぱり嫌だよね…」

いろは「いや!その!嫌って言うか…つ、鶴乃ちゃん何言ってるの!?///」

鶴乃「言葉の通りだよ?」

いろは「えっえっえっ///」

いろは(うそ!?鶴乃ちゃんが!?私を!?)

いろは(なんで?どうして?)

いろは「ど、どどどういう…」

鶴乃「ほ?どういう意味って…私、いろはちゃんが好きだよ?」

いろは「え、あ、あぅぁう…///」

鶴乃「そんなに驚くことかな?」

いろは「だ、だって…鶴乃ちゃんはフェリシアちゃんと仲良しだし…」

鶴乃「フェリシアももちろん大好きだよ?でもフェリシアは妹って感じだもん」

鶴乃「年も4つ離れてるし…って、これはやちよといろはちゃんもだよね」

鶴乃「フェリシアがもうちょっとおっきかったらもしかしたかもね!」

いろは「あ、あはは…?」

鶴乃「でも私といろはちゃんは2つしか変わらないからね!」

鶴乃「実はみかづき荘の中で私が一番年齢近いのって、いろはちゃんなんだよ?やちよもいるけど」

いろは「そ、そうだけど…」

鶴乃「そんなに意外かな?」

いろは「うぅん…その…正直、みかづき荘の中だと私って鶴乃ちゃんからあまり好かれてないのかな…って」

鶴乃「えええぇぇぇーー!?なんでなんで!?そんなわけないよ!?」

いろは「だ、だって…ういを除けば私だけ呼び捨てじゃないから…

鶴乃「あ」

いろは「だから…3人より距離感あるのかな…って…」

鶴乃「ちゃー…」

いろは「うぅ…」

鶴乃「ち、違うの…その、いろはちゃんだけ呼び捨てにできてないのは…」

鶴乃「いろはちゃんが恩人なのもあるんだけど…」

鶴乃「何て言うか…は、恥ずかしくて…///」モジモジ

いろは「っ!?」

いろは(鶴乃ちゃんがこんな仕草するなんて!?)

鶴乃「だ、だから…」

いろは「そ、その割りにはすごくあっさり告白してきたね…?」

鶴乃「うぐっ…う、うん…でもあれも勇気を振り絞ったんだけどね」

いろは「そ、そうだったんだ…」

鶴乃「…どうかな?私」

いろは「鶴乃ちゃん…」

鶴乃「うん」

いろは「鶴乃ちゃんは頼りになるし…いてくれるだけで元気がわいてきて…」

鶴乃「…」

いろは「側にいると安心できて…でもちょっと危なっかしくて…」

いろは「お姉ちゃんなんだけど妹のような…」

いろは「そんな不思議な感じがして…」

いろは「普段は可愛いし…シリアスな時はカッコよくて…」

いろは「だから私…」

いろは「……」

いろは「…嫌じゃない…かな」

いろは「鶴乃ちゃんの恋人…」

鶴乃「私の恋人になってくれるの…?」

いろは「それは……」

鶴乃「……」ジーッ

いろは「……うん、鶴乃ちゃんが本気なら…」

いろは「私……」

いろは「…いい、よ…///」カァァッ


鶴乃「!!!」


鶴乃「じゃ、じゃあいろはちゃんが私の…」


いろは「か、彼女…?///」


鶴乃「……!!!」