鶴乃「と言うことで、私、さな、フェリシア、そしてういちゃんも!」

さな「いろはちゃんの恋人ですね!」

やちよ「…」

フェリシア「やっぱおかしいだろ、オレ達全員魔女に操られてんじゃねーの?」

うい「お姉ちゃんは魔女より魔女だよ…」

鶴乃「魔性の女だから間違いないね!」

いろは「あはは…」

やちよ「あまり公言するべきではないわ、あくまでも身内だけの内緒にしましょう」

鶴乃「って言っても魔法少女のみんなにはすぐバレるだろうけどね」

さな「私達全員迷惑かけちゃいましたからね」

フェリシア「これからもかけるだろーな」

うい「お父さんとお母さんに何て言えばいいんだろう?」

フェリシア「娘姉妹を残して海外に行ってたら、娘同士で恋人になってて」

フェリシア「しかも4股、しかもしかも全員女とかやべーだろうな」

鶴乃「なんかいつの間にかフェリシアかなりまともになってるよね」

フェリシア「そりゃあんだけ頭使って悩んだんだし、このくらいにはなんだろ」

さな「演技力もすごいですし、フェリシアさんってその気になればかなりの天才なんじゃないですか?」

フェリシア「もしオレが天才ならもっと良い方法浮かぶっつーの」

フェリシア「オレがすげーんじゃなくて、オレ入れて全員がおかしいだけだろ」

いろは「なんかごめんね…」

やちよ「……」

鶴乃「けど、いろはちゃんがいなかったら、私達はこうして一緒にいることもなかったんだし」

鶴乃「運命なんだよ、きっと!」

さな「そうですね、いろはちゃんが私を見つけてくれなかったら…

さな「きっと私はアリナの作品にされてたかもしれませんし…」

フェリシア「オレもどっかで一人で死んでただろーな」

うい「わたしは…きっとイブに……」

鶴乃「私だって、やちよとすら疎遠のままだったよ」

やちよ「…ええ、そうね」ソワソワ

鶴乃「ほ?やちよ、どうかしたの?」

やちよ「…い、いえ…なんでもないわ」ウズウズ

フェリシア「もーいー!どうせみんないろはが好きなんだし考えてもしかたねー!」

フェリシア「もう腹減った!食おうぜ!」

さな「そうですね!」

うい「うんっ!」

いろは「うんっ!」

やちよ「……い、いろは」

いろは「やちよさん」

やちよ「……その…」

いろは「………」

やちよ「っ…な、なんでもないわ」

いろは「……そうですか」

やちよ「……」

いろは「……」

うい「お姉ちゃん、マグカップ運ぶの手伝って」

いろは「うん、今行くね」テテッ

やちよ「あ………」

やちよ「っ……」

さな「やちよさん」

やちよ「さ、さな…」

さな「…」コクッ

やちよ「え?」

さな「……」テテッ

やちよ「な、なに…?」

フェリシア「やちよ何でそんなとこでつったんてんだよ」

やちよ「わ、私…」

フェリシア「早くこねーと置いてくぞ」

やちよ「お、置いてく…?」

鶴乃「やちよ」

やちよ「つ、鶴乃…」

鶴乃「気付いてあげて」

やちよ「えっ…?」

鶴乃「本当はわかってるでしょ」

やちよ「……」