マミ「2018年の4月からずっと気になっていたのだけど…」

マミ「マギレコの世界って、鹿目さんだけでも4人いるわよね…?」

マミ「一人は普通の鹿目さん」

マミ「もう一人はアルティメット鹿目さん」

マミ「それに、鹿目さん先輩」

マミ「そして晴着鹿目さん」

マミ「もちろん、プレイアブルとしてこの4人いるのだから、4人いると思うのは当然のことなのだけど」

マミ「私が言いたいのはそう言うことではないの」

マミ「例えば、私は普通の私と、マギウスに洗脳されていた頃の私の二人がいるわ」

マミ「もちろん二人とも私なのだから、巴マミとしては一人しかいない」

マミ「でも、鹿目さんは事情が違うわ」

マミ「普通の鹿目さんとは別にアルティメット鹿目さんがいるのは周知の事実」

マミ「さらにマギレポ時空からやってきた鹿目さん先輩もいるわ」

マミ「少なくともこの3人は別人よ」

マミ「そして残るは晴着鹿目さん」

マミ「普通に考えたらアルティメット鹿目さんと鹿目さん先輩じゃない、普通の鹿目さんが晴着姿になっただけの話なのだけど…」

マミ「鹿目さん先輩が問題発言をしているのよ」

マミ「“既に二人のわたしが実装されてるんだね”…みたいにね」

マミ「二人のわたしが普通の鹿目さんと晴着鹿目さんのことを指すのは言うまでもないのだけど…」

マミ「二人のわたし…二つの私や二種類の私みたいな言い方をせずに二人のわたし…と言っているのよ」

マミ「鹿目さん先輩は嘘をつく子じゃないわ」

マミ「それに鹿目さん先輩はこうも言ってるのよ」

マミ「“変な宗教にハマったマミさんをなんとかしたいってわたし達に相談されたよ”…みたいなことをね」

マミ「この場合、わたし達が【鹿目さん、暁美さん、美樹さん】と考えるのが普通かもしれないけど」

マミ「【鹿目さん、晴着鹿目さん】の二人とも取ることができるわ」 

マミ「この頃にはアルティメット鹿目さんはまだいなかったから彼女は除外するとしてね」
  
マミ「鹿目さん先輩の話から、鹿目さん同士で会話しているのは事実だから」

マミ「鹿目さん、晴着鹿目さん、鹿目さん先輩の3人が会話していると判断して良いと思うのよね」

マミ「でもこれは鹿目さんだけの話だと思うのよ」

マミ「例えば美樹さんは晴着美樹さんもいるけど、彼女は間違いなく美樹さんが晴着を着ているだけだし」

マミ「佐倉さんだって水着を着ているだけで二人いるわけではないわ」

マミ「例外的に暁美さんは、メガネ暁美さん&メガネ水着暁美さんとクール暁美さんの二人に分かれるけれど」

マミ「クール暁美さんはゲスト参戦みたいなものだから、例外的存在なのよ」

マミ「今回のなぎさちゃんも例外的な存在だけど、バレンタインverとノーマルは同一人物よね、元なぎさちゃ……」

マミ「とにかく、鹿目さんだけが何かおかしいと思うのよね」

マミ「これはひょっとすると、暁美さんが鹿目さんを割いたアレが原因でさり気なく鹿目さんが増えていると判断しても良いかもしれないわね…」

マミ「晴着鹿目さんは何かただならぬオーラを纏っているし、なんていうのかしら…」

マミ「普通の鹿目さんには私、たぶん勝てると思うのよ」

マミ「たしかに私は彼女にやられてしまったことはあるのだけど、あれはお互い特殊な状況だしね」

マミ「それにアルティメット鹿目さんも魔法少女としては初心者だと謙遜しているし、私でも勝ち目が無いわけではないと思うわ」

マミ「鹿目さん先輩は武装鹿目さんを始め中々の手練だから苦戦は必至でしょうけど」

マミ「必ず負けるとも言えないわ」

マミ「でも、晴着鹿目さん…彼女はPAPA先生verはもちろん、普通の見た目の時も常に余裕を感じるわ」

マミ「表情もセリフも…あの子さり気なく一度に3つも羽付きを飛ばしてくるし」

マミ「かなりの実力を秘めているわ」

マミ「だからあの子とは戦えない…戦いたくないの」

マミ「もうあの子が現れてから2年経つのに未だに謎は解明されないままよ」

マミ「鹿目さんさんは複数存在するし、しかも強い」

マミ「流石主人公よね……」