ほむか「みなさんお久しぶりです、私です」

まどか「あっ、キャラクターの方のほむかちゃん」

まどか先輩「本来“ほむか”はこの子が本物なのに、ほむかの名を管理人に奪われた可愛そうなキャラだね」

ほむら「ほむかが出てきたと言うことは、今年もこの時期ね…」

マミ「なにかしら?」

さやか「またまたぁ、毎年やってるじゃないですか」

杏子「“実際のとこどうなんだ巴マミ”だよ」

マミ「えっ?なにそれ?」

ほむら「何って…そのまんまよ」

まどか先輩「マミさんにハンパねぇ質問をするんだよ」

マミ「へ?」

まどか「楽しみだね」

ほむか「うん」

まどか先輩「実際のとこどうなんだ巴マミ2020のテーマはー?

まどか先輩「ずばり!マギレコの扱いはどうなんだ巴マミ!」

マミ「えっえっ」

さやか「やっぱそうなるかぁ」

杏子「まぁこうなるよな」

マミ「ちょっとまってね?えーと…これは…」

ほむら「私は巴マミの扱いは良いときと悪いときの差が極端だと思うわ」

まどか「そうだよねぇ」

杏子「だな、まず真っ先にアタシらの中で出番がくるんだけど」

さやか「お世辞にもいい役回りとは言えないもんなぁ、マミさん」

マミ「ぅ…」

ほむら「基本的に環さん視点で見ると最後のワルプルギスまでは一環して敵なのよね」

杏子「しかも厄介な敵なんだよ」

マミ「だ、だって…私…」

さやか「まぁまぁ、必要悪ってやつだって!あたしらじゃマミさんの代わりは勤まらないんだしさ」

杏子「アタシはマミみたいな立ち回りはごめんだね」

マミ「……」

まどか先輩「わたし達にも無理だよねぇ」

まどか「そうだよね、わたしもほむらちゃんもさやかちゃんもあのポジションは勤まらないもん」

ほむら「仮にまどかが敵になるのなら私はそんな展開認めない」

ほむか「マミさんだから、マミさんじゃなきゃ勤まらない大事なポジションなんですよね」

まどか先輩「マミさんはアニメでもかなり気合いいれた作画されてたもんねぇ」

まどか「わたしとほむらちゃんは出番自体なかったけど、その分マミさんが頑張ってくれたんだって」

マミ「え、でも…」

ほむら「杏子は変身シーンもあって良かったわ」

杏子「でも活躍はさやかだろ、あんたあんなに強かったのかよ」

さやか「いやー、万をじして登場しただけのことはありますなぁ」

さやか「劇場版のあたしに負けない活躍っぷり!さっすがさやかちゃん!」

ほむら「あれは私も認めるわ」

まどか「さやかちゃんかっこいい!」

マミ「………」

まどか先輩「あれ?どうしたの?マミさん」

マミ「私…本当になんてことを…」

さやか「あれは仕方ないですよ、本当にマミさんしか適役はいないんですし」

杏子「しかも、いろはとやちよのコンビ相手に圧倒してんだもんな」

ほむか「最強はマミさんですね」

マミ「そんな…あんな最強なんて…」

マミ「私…完全に悪役じゃない…」

なぎさ「悪役から味方になる魔法少女もいるのです!」

マミ「なぎさちゃん!?」

なぎさ「なぎさは悪役だったのに今やまどマギ一の人気魔女&魔法少女なのです!」

まどか「すごく出世したよね」


なぎさ「だからマミも大丈夫なのです!」

マミ「なぎさちゃん…」

ほむら「巴マミ…あなたには七海さんとの最終決戦、そして」

ほむか「マミさん復活からのワルプルギス戦参戦って美味しい出番が残ってます」

さやか「そうそう、あたし達なんて初登場からはほとんど良いとこ無しなんですよ?」

さやか「杏子は頑張ってくれるけど」

杏子「ま、アタシとマミはアニメ本編で活躍が少なかった分」

杏子「マギレコで補うっつーとこだろうね」

杏子「アタシは敵になったりはしないけど、マミほど出番があるわけじゃねーし」

さやか「マミさんはあたし達の代表で頑張ってくれるんです!」

まどか「だから、マミさんには感謝してるんです」

マミ「みんな…」

ほむら「私に至ってはメガほむがいるから出番が皆無よ」

ほむら「ストーリーでもイベントでもね」

まどか「わたしも、まどか先輩の方が活躍してるもん」

まどか先輩「どうだろ?」

さやか「それにマミさんはイベントでは優遇されてるじゃないですか!」

なぎさ「なぎさのパートナーなのです!」

さやか「だからマミさん…汚れ役を背負ってくれて…すみません」

さやか「そしてありがとうございます」

杏子「あんたにしかできない役目だよ、それをよくやってると思うね」

マミ「みんな…」

ほむか「マミさんこそ、一人で負を背負ってくれる真のガーディアンです」

まどか先輩「だから、正月の時みたいに一人で自宅謹慎しなくてもいいんだよ」

まどか「もっと自信をもってください!」

マミ「……責められてるのか…慰められてるのか…よくわかんないわ」

ほむら「マギレコの巴マミの立ち位置そのものね」

マミ「ぅ…」

ほむら「でもそれがあなたの良さよ」

さやか「だから気にしちゃだめですよ!」

マミ「………わかったわ…」

マミ「巴マミにしかできないことがある…そうなのよね…」

まどか先輩「じゃあマミさん、これでしめてね」

まどか先輩「マギレコでのマミさんの扱いは実際のとこどうなんだ!?」

マミ「悪いところもあるけど…それを含めて、それが私自身なのなら」

マミ「私…受け入れるわ!」

マミ「アニメ2期も、アプリ2部も」

マミ「みんなに迷惑をかけてしまった分、頑張るから!」

マミ「だからこれからもよろしくお願いします!」

まどか先輩「マミさん、コメントありがとぅ!」

マミ「ちょっとすっきりしたかな」

まどか先輩「それじゃあ明日はこのままマミさんの卒業式だよ」