いろは「あれ?鶴乃ちゃん?」

鶴乃「ほ!いろはちゃん!ちょうどよかった!」

鶴乃「私に元気をわけてくれーっ!」

いろは「えっ?えっと、はーい!」

うい「はーい!」

フェリシア「あはは!なんだそれ」

さな「ふふっ」

鶴乃「よーっし!これで5人の元気が集まったね!」

鶴乃「後はやちよに話すだけだよ」

いろは「話す?」

鶴乃「今日から私もここに住むよ!」

いろは「そうなの!?」

うい「やったぁー!」

フェリシア「やちよは何やってんだ?」

さな「みふゆさんと電話してるはずだけど、長いような…」

鶴乃「寝ちゃったのかも!」

さな「ほとんど寝てませんでしたからね」

フェリシア「いろは、見てこいよ」

いろは「うん、そうだね」

うい「みんなも今日はもう寝よう?」

さな「そうだね」

フェリシア「鶴乃はいつもの部屋に住むんだろ?」

鶴乃「うん!ほとんど私の部屋だからね!」

鶴乃「でも今日はフェリシアと一緒に寝る!」

フェリシア「オレ?うん、いいぜ」

鶴乃「やったー!」

フェリシア「別によくあることじゃん」

鶴乃「でも久しぶりだもん!」

フェリシア「そっか、そうだな!」

さな「それじゃあ、私達も一緒に寝よっか?」

うい「うん!猫さんの動画みたいなぁ」

さな「ふふ、そうだね」

鶴乃「ってことで、いろはちゃん」

さな「やちよさんのこと、頼みますね」

いろは「!」

いろは「うん、ありがとう!」

やちよの部屋

コンコン

いろは「やちよさーん」

コンコン

いろは「やちよさーん?」

コンコン

いろは「入りますよー?」

ガチャ

いろは「やちよさん」

やちよ「すぅ…すぅ…」

いろは「ふふ、やっぱり眠っちゃってたんだ」

やちよ「いろ…は…」ムニャ

いろは「あっ、私の夢を見てるのかな?」

やちよ「んぅ……」

いろは「やちよさん…」サワ

やちよ「ん…?」パチッ

いろは「あっ、起こしちゃった」

やちよ「いろは…?あれ、私眠ってたのね…」

いろは「おはようございます」

やちよ「おはよう…ってまだ夜よね」

いろは「むしろ今から寝る時間ですね」

やちよ「そうよね?みんなはもう寝たのかしら?」

いろは「はい、さっきみんな部屋に」

やちよ「そう、いろははどうするの?」

いろは「私も眠ります、明日は早いですし」

やちよ「朝が?まだ正月なんだし、ゆっくりでも良いのよ?」

いろは「それはそうなんですけど、みんなに迷惑かけちゃったから」

いろは「そのお詫びの気持ちに、お餅を作って配りたいなぁって」

やちよ「気持ちのお餅…」

いろは「はい、変ですか?お正月だから…」

やちよ「いえ、ギャグかなって…」

いろは「ギャグ?」

やちよ「ううん、私の勘違いよ。それよりも、お餅はいいわね」

いろは「はい、だから買い出しにもいかないと…付き合ってくれませんか?」

やちよ「もちろんよ、何処へでも付き合うわ」

いろは「ありがとうございます!」

やちよ「ふふ、でもその為にわざわざ私の部屋に来た訳じゃないんでしょ?」

いろは「えへへ…やちよさんと一緒に眠りたいです」

いろは「あれからずっと一人で家にいて…すごく寂しくて…」

いろは「だから…」

やちよ「ええ、眠りましょうか」

いろは「やちよさん…!」

やちよ「もう長いこと一緒に暮らしてるのに、一緒に眠ったこと殆どなかったものね」

いろは「あるにはあるけど、全部特殊でしたもんね…」

やちよ「…でも今日からは特殊じゃないわ、普通に、自然に一緒にいられるの」

いろは「そうですね!それじゃあ枕持ってきますね!」

やちよ「ふふっ」