まどか先輩「まさらさんは願いで大金を手にしてるけど」

まどか先輩「そのお金は誰も手を出してないよね」

まどか先輩「じゃあ、どのタイミングで使うんだろう?」

まどか先輩「まず、本人は自分自身に使うことはなさそうだよね、あっても大した金額は使わなそうだよ」

まどか先輩「まさらさんは性格的にブランド物とかも対して興味を示さなさそうだし」

まどか先輩「バレンタインの時みたいに「企業の〜」って言って、実用性で物事を見てそうだしね」

まどか先輩「まさらさんはたぶん今後の人生で大金が必要になっても、自分で稼いだお金しか使わないイメージがあるよ」

まどか先輩「でも、こころさんに対しては必要と判断したらガンガン使いそうなイメージもあるよね」

まどか先輩「だけど、こころさんには無駄遣いは駄目、って言われそうだよね」

まどか先輩「だから、こころさんに対しては使いたいけど使えないみたいな感じになりそうだよ」

まどか先輩「元々両親に残すつもりのお金だけど、まさらさんの両親は受け取らないイメージが勝手にあるよ」

まどか先輩「理由を知らなければまず受け取らないだろうし、宝くじ当たったみたいな嘘疲れたら…管理はしても自分たちの為には使わずにまさらさんの為に手を出さないイメージがあるゆだよね」

まどか先輩「理由を正直に話したら、ものすごく怒られそう」

まどか先輩「まさらさんがちょっと泣きそうになるくらい愛を持って怒って欲しい感もあるねぇ」

まどか先輩「とにかく、加賀見家がお金を使うことはなさそうな気がするよ」

まどか先輩「こころさんも使わないだろうしね」

まどか先輩「じゃあお金はどうなるのかな…?」

まどか先輩「募金とかに全額使っても不思議じゃないけど、それはそれでちょっと勿体無い気もするね」

まどか先輩「けど…」


まさら「あのお金、私が持っていても仕方がないから全額募金することにするわ」

こころ「えっ?お金全部募金するの?それはそれで少し勿体無いって言うか…だって、まさらはその為に魔法少女になったんだよ?ちょっとくらい見返りあってもいいと思う」

まさら「見返りは十分すぎるほど貰えたわ」

こころ「あっ、魔法少女自体が刺激的ってやつ?」

まさら「いいえ、魔法少女もすぐに刺激は感じなくなった」

こころ「じゃあ見返りって?

まさら「魔法少女になったおかげで、こうしてあなたと出会うことができた」

まさら「これ以上の見返りなんてないわ」

こころ「〜〜っっ!!!」


まどか先輩「ってなってそのまま全額寄付の流れはありそうだね」

まどか先輩「まぁ、二人の将来に投資でいいんじゃないかな?」

まどか先輩「わたしだったらほむらちゃんとアロハしに行きたいねぇ」