まさら「私はこころに…自分の命の大切さを教えてくれた」
こころ「!」
まさら「そして…私に守るべきものを与えてくれた」
こころ「それって…」
まさら「私の守るべきもの…それは、こころとの平和な毎日よ」
こころ「!!」
まさら「……私はあなたと出会うことで今までの自分に欠けていたものが何なのか知ることができた」
まさら「そして…それを失う怖さや悲しさも…」
こころ「……加賀見さん」
まさら「……私にとって、こころは本当にかけがえのない唯一の…心から愛することのできた相手」
こころ「……」
まさら「あなたと出会うことで、私のいつもモノクロだった世界は色鮮やかに…カラフルなった」
まさら「私にとって…こころ、あなたは私の全てなの」
こころ「……」
まさら「だから…また一緒にいてくれることが…本当に嬉しい、ありがとう」
こころ「……うん」
まさら「今日も…ミナギーシーに一緒に行くのがもしかしたら嫌なんじゃないかって…不安だった」
こころ「……ううん、嫌なわけないよ」
まさら「ありがとう…嬉しい」
こころ「うん………」
まさら「こころ……?」
こころ「……加賀見さん、そろそろ急がないと時間になっちゃうよ」
まさら「えっ、あ…そうね」
こころ「行こう」スタスタ
まさら「あっ…待って…」
まさら(こころ……?)
まさら(様子が変わった…?なにかまずいことでも行ってしまった…?)
まさら(……無理もないわ、今のこころにとっての私はほとんど知らない同級生にすぎない)
まさら(そんな相手から恋人だの、婚約者だの…そう言われて、しかもいきなりデートだなんて…)
まさら(普通なら嫌なはず…もし本当に嫌でないとしても気まずいのはたしか…)
まさら(こころは優しいから…それを私に隠しているのね…)
こころ「………」
?3「すみません、少しよろしいかしら」
こころ「え?私?は、はい」
まさら「!」
?3「神浜セントラルレジデンスはこの先であってますか?」
こころ「あっ、えっと…たしか…あれ…?」
まさら「ええ、あってる。この先をまっすぐ行くと公園があるから、そこを曲がると大きいマンションが見えてくるはずよ」
?3「そうなんですね、ありがとうございます。このあたりは地図の更新がされていなくて…」
こころ「あっ…そうですね、街が荒れる前の地図のままだから…」
?4「……」ジッ…
こころ「…?な、なに…?」
?4「行こう、織莉子。早くケリをつけて二人でジャムたっぷりの紅茶を飲むんだ」
織莉子「ええ、鹿目さんとの決着をつけてから…ね」
まさら「!」
こころ「鹿目さん?」
織莉子「あら…知ってるの?…あなた達も魔法少女のようだし、知っていても不思議じゃないわね」
まさら「決着ってなに?」
?4「文字通りさ、むこうから織莉子をここまで呼んだんだ。私は果し状だと受け取ったよ」
こころ「ま、まって!まどかちゃんがそんなことするわけないよ!」
織莉子「あなた達と鹿目さんの関係は知らないけど、あなた達もわたし達と鹿目さんの関係を知らないはずよ」
まさら「……どうするつもりなの」
織莉子「鹿目さん次第ね、むこうから呼び出すなんて初めてだからわたしにもわからないわ」
織莉子「でも、わたし達にはつけなければならない宿命があるのよ」
織莉子「ただ…神浜で交友関係の多い鹿目さんに手を出すとわたし達に不利なのはわきまえているわ」
織莉子「だから思っているようなことにはならないはずよ」
?4「私はさっさと織莉子の悪夢の元凶を絶ちたいけどね」
織莉子「キリカ、それはまた別の機会になりそうね」
キリカ「ふんっ」
まさら「………」ジッ
織莉子「…ふふ、そんな目をしなくても大丈夫よ」
織莉子「教えてくれてありがとう、では…キリカ」
キリカ「あっ、まっておくれよ!」
まさら「………」
こころ「か、加賀見さん…どうしよう…!」
こころ「!」
まさら「そして…私に守るべきものを与えてくれた」
こころ「それって…」
まさら「私の守るべきもの…それは、こころとの平和な毎日よ」
こころ「!!」
まさら「……私はあなたと出会うことで今までの自分に欠けていたものが何なのか知ることができた」
まさら「そして…それを失う怖さや悲しさも…」
こころ「……加賀見さん」
まさら「……私にとって、こころは本当にかけがえのない唯一の…心から愛することのできた相手」
こころ「……」
まさら「あなたと出会うことで、私のいつもモノクロだった世界は色鮮やかに…カラフルなった」
まさら「私にとって…こころ、あなたは私の全てなの」
こころ「……」
まさら「だから…また一緒にいてくれることが…本当に嬉しい、ありがとう」
こころ「……うん」
まさら「今日も…ミナギーシーに一緒に行くのがもしかしたら嫌なんじゃないかって…不安だった」
こころ「……ううん、嫌なわけないよ」
まさら「ありがとう…嬉しい」
こころ「うん………」
まさら「こころ……?」
こころ「……加賀見さん、そろそろ急がないと時間になっちゃうよ」
まさら「えっ、あ…そうね」
こころ「行こう」スタスタ
まさら「あっ…待って…」
まさら(こころ……?)
まさら(様子が変わった…?なにかまずいことでも行ってしまった…?)
まさら(……無理もないわ、今のこころにとっての私はほとんど知らない同級生にすぎない)
まさら(そんな相手から恋人だの、婚約者だの…そう言われて、しかもいきなりデートだなんて…)
まさら(普通なら嫌なはず…もし本当に嫌でないとしても気まずいのはたしか…)
まさら(こころは優しいから…それを私に隠しているのね…)
こころ「………」
?3「すみません、少しよろしいかしら」
こころ「え?私?は、はい」
まさら「!」
?3「神浜セントラルレジデンスはこの先であってますか?」
こころ「あっ、えっと…たしか…あれ…?」
まさら「ええ、あってる。この先をまっすぐ行くと公園があるから、そこを曲がると大きいマンションが見えてくるはずよ」
?3「そうなんですね、ありがとうございます。このあたりは地図の更新がされていなくて…」
こころ「あっ…そうですね、街が荒れる前の地図のままだから…」
?4「……」ジッ…
こころ「…?な、なに…?」
?4「行こう、織莉子。早くケリをつけて二人でジャムたっぷりの紅茶を飲むんだ」
織莉子「ええ、鹿目さんとの決着をつけてから…ね」
まさら「!」
こころ「鹿目さん?」
織莉子「あら…知ってるの?…あなた達も魔法少女のようだし、知っていても不思議じゃないわね」
まさら「決着ってなに?」
?4「文字通りさ、むこうから織莉子をここまで呼んだんだ。私は果し状だと受け取ったよ」
こころ「ま、まって!まどかちゃんがそんなことするわけないよ!」
織莉子「あなた達と鹿目さんの関係は知らないけど、あなた達もわたし達と鹿目さんの関係を知らないはずよ」
まさら「……どうするつもりなの」
織莉子「鹿目さん次第ね、むこうから呼び出すなんて初めてだからわたしにもわからないわ」
織莉子「でも、わたし達にはつけなければならない宿命があるのよ」
織莉子「ただ…神浜で交友関係の多い鹿目さんに手を出すとわたし達に不利なのはわきまえているわ」
織莉子「だから思っているようなことにはならないはずよ」
?4「私はさっさと織莉子の悪夢の元凶を絶ちたいけどね」
織莉子「キリカ、それはまた別の機会になりそうね」
キリカ「ふんっ」
まさら「………」ジッ
織莉子「…ふふ、そんな目をしなくても大丈夫よ」
織莉子「教えてくれてありがとう、では…キリカ」
キリカ「あっ、まっておくれよ!」
まさら「………」
こころ「か、加賀見さん…どうしよう…!」