こころ「……//」
まさら「じゃあ…手を話すわね」
こころ「え?い、いや!」
まさら「え?」
こころ「も、もうちょっと…このままでいいですか…?//」
まさら「別に構わないけど…いいの?」
こころ「は、はい…//」
まさら「…私達は婚約者なんだし、あなたの好きにしていいわ」
こころ「う、うん…!//」
まさら「……」
茉莉「記憶はなくても好きだって言う気持ちはなくなってないだね!」
鈴音「そんなものなのかしら…」
茉莉「マツリだって、何度も記憶を消されたり変えられたりしても、最後は絶対にスズネちゃんと一緒にいるもん!」
茉莉「だからわかるんだ、こころちゃんの気持ち!」
鈴音「マツリ…」
桜子|羨ましい、私も味わってみたい|
ねむ「僕の場合は記憶を取り戻した時即座に死んで詫びようと思ったけどね……」
ねむ「アリナに対してあそこまで全力を出して戦ったのも、お姉さんへの詫びの気持ちからだよ」
桜子|あの時のねむは凄かったもんね、記憶を取り戻したアリナが露骨にねむを避けてるくらいだったし|
鈴音「アリナにトラウマを持たせるって相当ね…」
ねむ「アリナさん、今は変な日本語話すくらいで普通な人のイメージだけど、昔は凄かったんだね」
ねむ「今のアリナは完全にかりんの尻に敷かれてるからね、随分と丸くなったものだよ」
鈴音「尻を敷かれる…あの2人はどうなのかしら」
鈴音「……まぁ、敷かれるのは間違いなくまさらの方だとは思うけど」
茉莉「でもまさらちゃん、急にこころちゃんにクリティカル出すからねー」
桜子|記憶がないからほとんど初めて会ったばかりみたいな人相手に、あんな顔ができるんだね|
ねむ「仮に記憶が戻らなくても恋人に戻るのは時間の問題だろうね」
鈴音「時間の問題どころか、もう落ちてると思うわ」
こころ「……//」
まさら「………」
茉莉「でも、まさらちゃんはとても悲しそう…」
桜子|とりあえず続きを再生するね|
こころ『高いねー!』
まさら『ええ、神浜全体が見渡せそうだわ』
こころ『これなら花火もバッチリだよ!』
まさら『楽しみね』
こころ『私、こんな高いところで見る花火は初めてだよ』
まさら『私もよ、そもそも花火自体こうしてちゃんと見るのは久々だわ』
こころ『え?今までは見てなかったの?』
まさら『ええ…昔は親に連れて行かれてたけど、最近は断ってたから私は家で一人だったの』
こころ『どうして?』
まさら『だって、花火は結局同じことの繰り返しのように思えて…』
こころ『えー?そんなことないよ!』
まさら『そう言う気持ちはわかるのだけど、私には刺激的なものを感じないの』
こころ『うーん、じゃあ屋台とかを楽しむとか!』
まさら『屋台…食べ物はあまり良いイメージがないのよ』
こころ『え?なんで?』
まさら『衛生上、良くはないと思うし、高いし…』
まさら『金魚も飼ったところで仕方ないし、射的なんかも別に普通に買えばいいし』
まさら『それにいろんな事情を知ると、なおさら興味がなくなったのよ』
こころ『うーん…私は楽しむのが勝ちだと思うけどなぁ…』
こころ『こういう時はお金のことは忘れて楽しむ方が好きだなぁ、食べ物だってあの雰囲気が良いんだし!』
まさら『そう…』
こころ『まさらって何が好きなの?』
まさら『え?好きなもの…?』
こころ『うん、やっぱり水泳?』
まさら『水泳は嫌いではないけど別に好きでは…』
こころ『じゃあテレビ?』
まさら『だから私はテレビっ子ではないわ』
こころ『じゃあなんなの?』
まさら『それは……』
まさら『それは………』ジッ
こころ『…?』
まさら『……』ジー
こころ『な、なに?私の顔になにかついてる? 』
まさら『……いえ、なんでもないわ』
こころ『??』
こころ「えっ、私鈍感すぎ…」
鈴音「周知の事実!」
まさら「じゃあ…手を話すわね」
こころ「え?い、いや!」
まさら「え?」
こころ「も、もうちょっと…このままでいいですか…?//」
まさら「別に構わないけど…いいの?」
こころ「は、はい…//」
まさら「…私達は婚約者なんだし、あなたの好きにしていいわ」
こころ「う、うん…!//」
まさら「……」
茉莉「記憶はなくても好きだって言う気持ちはなくなってないだね!」
鈴音「そんなものなのかしら…」
茉莉「マツリだって、何度も記憶を消されたり変えられたりしても、最後は絶対にスズネちゃんと一緒にいるもん!」
茉莉「だからわかるんだ、こころちゃんの気持ち!」
鈴音「マツリ…」
桜子|羨ましい、私も味わってみたい|
ねむ「僕の場合は記憶を取り戻した時即座に死んで詫びようと思ったけどね……」
ねむ「アリナに対してあそこまで全力を出して戦ったのも、お姉さんへの詫びの気持ちからだよ」
桜子|あの時のねむは凄かったもんね、記憶を取り戻したアリナが露骨にねむを避けてるくらいだったし|
鈴音「アリナにトラウマを持たせるって相当ね…」
ねむ「アリナさん、今は変な日本語話すくらいで普通な人のイメージだけど、昔は凄かったんだね」
ねむ「今のアリナは完全にかりんの尻に敷かれてるからね、随分と丸くなったものだよ」
鈴音「尻を敷かれる…あの2人はどうなのかしら」
鈴音「……まぁ、敷かれるのは間違いなくまさらの方だとは思うけど」
茉莉「でもまさらちゃん、急にこころちゃんにクリティカル出すからねー」
桜子|記憶がないからほとんど初めて会ったばかりみたいな人相手に、あんな顔ができるんだね|
ねむ「仮に記憶が戻らなくても恋人に戻るのは時間の問題だろうね」
鈴音「時間の問題どころか、もう落ちてると思うわ」
こころ「……//」
まさら「………」
茉莉「でも、まさらちゃんはとても悲しそう…」
桜子|とりあえず続きを再生するね|
こころ『高いねー!』
まさら『ええ、神浜全体が見渡せそうだわ』
こころ『これなら花火もバッチリだよ!』
まさら『楽しみね』
こころ『私、こんな高いところで見る花火は初めてだよ』
まさら『私もよ、そもそも花火自体こうしてちゃんと見るのは久々だわ』
こころ『え?今までは見てなかったの?』
まさら『ええ…昔は親に連れて行かれてたけど、最近は断ってたから私は家で一人だったの』
こころ『どうして?』
まさら『だって、花火は結局同じことの繰り返しのように思えて…』
こころ『えー?そんなことないよ!』
まさら『そう言う気持ちはわかるのだけど、私には刺激的なものを感じないの』
こころ『うーん、じゃあ屋台とかを楽しむとか!』
まさら『屋台…食べ物はあまり良いイメージがないのよ』
こころ『え?なんで?』
まさら『衛生上、良くはないと思うし、高いし…』
まさら『金魚も飼ったところで仕方ないし、射的なんかも別に普通に買えばいいし』
まさら『それにいろんな事情を知ると、なおさら興味がなくなったのよ』
こころ『うーん…私は楽しむのが勝ちだと思うけどなぁ…』
こころ『こういう時はお金のことは忘れて楽しむ方が好きだなぁ、食べ物だってあの雰囲気が良いんだし!』
まさら『そう…』
こころ『まさらって何が好きなの?』
まさら『え?好きなもの…?』
こころ『うん、やっぱり水泳?』
まさら『水泳は嫌いではないけど別に好きでは…』
こころ『じゃあテレビ?』
まさら『だから私はテレビっ子ではないわ』
こころ『じゃあなんなの?』
まさら『それは……』
まさら『それは………』ジッ
こころ『…?』
まさら『……』ジー
こころ『な、なに?私の顔になにかついてる? 』
まさら『……いえ、なんでもないわ』
こころ『??』
こころ「えっ、私鈍感すぎ…」
鈴音「周知の事実!」