まさら「あなたは私の愛した粟根こころではない」
こころ「………うん……」
まさら「あなたと私の関係はほぼ0からやり直しよ」
こころ「……そうだね……」
まさら「……私は、私の愛した粟根こころとの想い出を無くすわけにはいかない」
まさら「捨てることも上書きすることも絶対にしない」
こころ「……うん…そうだよ…それがいいよ…」
こころ「だって私は……違うから……」
まさら「…あなたは別人、あなたは違う」
こころ「………うん………」
まさら「でも…あなたは紛れもなく粟根こころ、それは確かだわ」
こころ「うん…こころだよ…でもあなたの愛してくれたこころとは違うの……」
まさら「…私とこころは運命で結ばれている…」
こころ「え…?」
まさら「私は運命だなんて不確かなモノは本来信じることはできなかった」
まさら「偶然ほあっても、運命なんてない。そう思っていた」
こころ「……?」
まさら「…でも、こころと出会って、触れ合い…そして恋をする中で…」
まさら「たしかに運命を感じた」
こころ「運命…」
まさら「私にとって、こころの存在は生きる意味そのものよ」
こころ「…!」
まさら「命を運ぶと書いて運命…」
まさら「命とは生きると言うこと」
まさら「…私にとって生きるということは、こころと共に生きることよ」
こころ「こころと共に生きることが…運命…?」
まさら「例え離れ離れになっても、どんなことがあっても」
まさら「私は必ずこころと生きて添い遂げてみせる」
こころ「!」
まさら「私の人生はこころと共にある」
まさら「これでも、そして…これからも」
こころ「で、でも…私は……」
まさら「ええ、あなたはこころじゃない。でもこころなの」
こころ「…?」
まさら「例え記憶を無くそうと、人格が変わろうと、こころはこころ」
まさら「だから………」
まさら「……………」
こころ「……加賀見さん…?」
まさら「………駄目ね、変にカッコつけて難しいことを言うものじゃなかったわ」
こころ「え…?」
まさら「……単刀直入に言うわ」
こころ「!」
まさら「あなたとの関係は0に戻ってしまったのかもしれない、だったら…」
まさら「だったら…!」
まさら「もう一度恋する!」
こころ「!?」
まさら「これから先何があっても、また必ずこころを惚れさせてみせる…!」
まさら「何十回何百回失敗したとしても…」
まさら「必ずあなたと添い遂げてみせる!」
こころ「…“まさら”……」ボソッ
まさら「だから……」
まさら「これからも一緒にいていいですか?」
こころ「!!」
こころ「……はいっ…!よろしくお願いします…!」
まさら「!…ありがとう」
こころ「ううん…!そんなっ…」
まさら「上手く言いたいことが言えなくてごちゃごちゃしてしまったわ…」
まさら「…私が言いたかったのは、あなたがこれまでのこころとは別人だとしても」
まさら「また1から、一緒にいたい…」
まさら「ただ、それだけなの」
こころ「加賀見さん…!」
まさら「これまでのこころと過ごした日々を無くすなんてことは絶対にできない」
まさら「でも、あなたをこれまでのこころと重ねることはしないわ」
まさら「あなたに失礼だし、これまでのこころにも失礼だもの…」
こころ「そう…なのかも…?」
まさら「ええ、私の記憶を見ているときのあなたは…思い返すと明らかに拗ねていたものね」
こころ「ふぇっ!?」
まさら「最初は自分自身に拗ねると言うことがピンとこなくて、すこし疑問に感じていたけど」
まさら「あなたはこころであって、こころではない」
まさら「今のあなたは、かつてのこころに嫉妬している」
まさら「そう考えると納得がいったわ」
こころ「な、なんか凄く恥ずかしい……//」
こころ「………うん……」
まさら「あなたと私の関係はほぼ0からやり直しよ」
こころ「……そうだね……」
まさら「……私は、私の愛した粟根こころとの想い出を無くすわけにはいかない」
まさら「捨てることも上書きすることも絶対にしない」
こころ「……うん…そうだよ…それがいいよ…」
こころ「だって私は……違うから……」
まさら「…あなたは別人、あなたは違う」
こころ「………うん………」
まさら「でも…あなたは紛れもなく粟根こころ、それは確かだわ」
こころ「うん…こころだよ…でもあなたの愛してくれたこころとは違うの……」
まさら「…私とこころは運命で結ばれている…」
こころ「え…?」
まさら「私は運命だなんて不確かなモノは本来信じることはできなかった」
まさら「偶然ほあっても、運命なんてない。そう思っていた」
こころ「……?」
まさら「…でも、こころと出会って、触れ合い…そして恋をする中で…」
まさら「たしかに運命を感じた」
こころ「運命…」
まさら「私にとって、こころの存在は生きる意味そのものよ」
こころ「…!」
まさら「命を運ぶと書いて運命…」
まさら「命とは生きると言うこと」
まさら「…私にとって生きるということは、こころと共に生きることよ」
こころ「こころと共に生きることが…運命…?」
まさら「例え離れ離れになっても、どんなことがあっても」
まさら「私は必ずこころと生きて添い遂げてみせる」
こころ「!」
まさら「私の人生はこころと共にある」
まさら「これでも、そして…これからも」
こころ「で、でも…私は……」
まさら「ええ、あなたはこころじゃない。でもこころなの」
こころ「…?」
まさら「例え記憶を無くそうと、人格が変わろうと、こころはこころ」
まさら「だから………」
まさら「……………」
こころ「……加賀見さん…?」
まさら「………駄目ね、変にカッコつけて難しいことを言うものじゃなかったわ」
こころ「え…?」
まさら「……単刀直入に言うわ」
こころ「!」
まさら「あなたとの関係は0に戻ってしまったのかもしれない、だったら…」
まさら「だったら…!」
まさら「もう一度恋する!」
こころ「!?」
まさら「これから先何があっても、また必ずこころを惚れさせてみせる…!」
まさら「何十回何百回失敗したとしても…」
まさら「必ずあなたと添い遂げてみせる!」
こころ「…“まさら”……」ボソッ
まさら「だから……」
まさら「これからも一緒にいていいですか?」
こころ「!!」
こころ「……はいっ…!よろしくお願いします…!」
まさら「!…ありがとう」
こころ「ううん…!そんなっ…」
まさら「上手く言いたいことが言えなくてごちゃごちゃしてしまったわ…」
まさら「…私が言いたかったのは、あなたがこれまでのこころとは別人だとしても」
まさら「また1から、一緒にいたい…」
まさら「ただ、それだけなの」
こころ「加賀見さん…!」
まさら「これまでのこころと過ごした日々を無くすなんてことは絶対にできない」
まさら「でも、あなたをこれまでのこころと重ねることはしないわ」
まさら「あなたに失礼だし、これまでのこころにも失礼だもの…」
こころ「そう…なのかも…?」
まさら「ええ、私の記憶を見ているときのあなたは…思い返すと明らかに拗ねていたものね」
こころ「ふぇっ!?」
まさら「最初は自分自身に拗ねると言うことがピンとこなくて、すこし疑問に感じていたけど」
まさら「あなたはこころであって、こころではない」
まさら「今のあなたは、かつてのこころに嫉妬している」
まさら「そう考えると納得がいったわ」
こころ「な、なんか凄く恥ずかしい……//」