夜
さやか「なんか正月のようなそうじゃないような一日だったね」
杏子「つーか正月っぽいの初詣くらいだったぞ」
さやか「まぁねー、でも楽しかったかな」
杏子「ああ、たまにはこう言うのも悪くないじゃん」
さやか「歳納さんのおかげだね」
杏子「さやか以上に明るいやつだったもんなー」
さやか「あたしも前はもっとあんな感じだったけどねぇ」
さやか「それにしても、似合ってるじゃん、そのパジャマ」
杏子「さやかもな」
さやか「あはは、魔法少女っぽいって言われたしね」
杏子「本物なんだけどね」
さやか「魔法少女…かぁ」
杏子「ん?」
さやか「いや、あたし魔法少女になってなかったら今頃どうしてたんだろうなーって」
杏子「?さやかって契約したの割りと最近だったじゃん」
さやか「はは、まぁ一応設定ではそうなんだけどね」
さやか「実際はかなーり長い時間あっちにいたからなぁ…」
杏子「はぁ?何言ってんのさ、まだ熱あるんじゃない?」
さやか「うん、そうかも」
杏子「え?マジで?」
さやか「うそ」
杏子「…ったく」
さやか「ねー杏子」
杏子「ああ?」
さやか「杏子はさ、魔法少女になって良かったって思う?」
杏子「……さぁな、後悔してないと言えば嘘になる」
杏子「でも、今が嫌なわけでもないんだよな」
杏子「勉強とか早起きとか色々めんどーだけど、それでも学校は楽しいし」
杏子「あたしら4人で魔獣を倒すのも苦じゃねーし」
杏子「…さやかとこうして一緒にいられるし」
杏子「だからあたしは、魔法少女になって良かったって思ってるよ」
さやか「…」
杏子「…さやか?」
さやか「くーくー」
杏子「…んだよ、寝てんのか」
杏子「……」
杏子「さやかと恋人…か」
さやか「!?」
杏子「ん?」
さやか「く…くー」
杏子「……あたしには恋人とか恋愛とかそう言うのはよくわかんねーよ」
杏子「別に今まで興味なかったし、これからもそうだと思う」
さやか「……」
杏子「でも、さやかと一緒にいるのは楽しい」
杏子「もちろん、マミとかほむら達といるのも楽しいけど」
杏子「その中でも、やっぱさやかと一緒にいるのが一番なんだよな」
杏子「それが恋愛とかかどうかはさっぱりわかんねーけどさ」
杏子「あたしはさやかが好きだぜ」
杏子「今年もよろしくな、さやか」
杏子「…さて、あたしも寝るかな」
ギュッ
杏子「ん?さやか?」
さやか「…もぉ、せっかく寝てるフリして驚かせようとしてたのに、なんてこと言っちゃってんのよ」
杏子「げ?起きてたのかよ?!///」
さやか「……」
杏子「くっそお前!ふざけんじゃ」
さやか「杏子」
杏子「あん?」
さやか「…あたしも好き///」
杏子「は、はぁ?!///」
さやか「ばっ!なに顔真っ赤にしてんのよ!意味勘違いしないでよね!あたしが好きなのは恭介だったから!///」
杏子「お前こそ勘違いすんじゃねーよ!それに顔真っ赤なのもお前だっ!///」
さやか「……」
杏子「な、なんだよ…」
さやか「あははっ、ううん何でもない」
さやか「ただ、やっぱこっちに戻れて良かったなーって思っただけ」
杏子「…はぁ?」
さやか「ねぇ杏子、一緒に寝ようよ」
杏子「え?でも狭いだろ?」
さやか「そのくらいがちょうど良いのよ、暖かいし」
さやか「それに昨日だってそうしてくれたでしょ?」
杏子「それはさやかが寒そうにしてたからで…」
さやか「うん、寒い!また病気になりたくないから一緒に寝よ!」
杏子「…はぁ、ったくよ…しょうがねーな」
杏子「狭くない?」モゾモゾ
さやか「ううん、ちょうどいい」
杏子「そっか」
さやか「…」ジィー
杏子「ん?」
さやか「さくらきょうこー!」
杏子「うぉっ?!」
さやか「杏子はあたしの嫁になるのだぁー!」ガバッ
杏子「うわぁっ?抱きつくなって!」
さやか「えへへー、あったかい」
杏子「…へへっ」
さやか「今年もよろしくね」
杏子「ああ、よろしくね」
おわり
さやか「なんか正月のようなそうじゃないような一日だったね」
杏子「つーか正月っぽいの初詣くらいだったぞ」
さやか「まぁねー、でも楽しかったかな」
杏子「ああ、たまにはこう言うのも悪くないじゃん」
さやか「歳納さんのおかげだね」
杏子「さやか以上に明るいやつだったもんなー」
さやか「あたしも前はもっとあんな感じだったけどねぇ」
さやか「それにしても、似合ってるじゃん、そのパジャマ」
杏子「さやかもな」
さやか「あはは、魔法少女っぽいって言われたしね」
杏子「本物なんだけどね」
さやか「魔法少女…かぁ」
杏子「ん?」
さやか「いや、あたし魔法少女になってなかったら今頃どうしてたんだろうなーって」
杏子「?さやかって契約したの割りと最近だったじゃん」
さやか「はは、まぁ一応設定ではそうなんだけどね」
さやか「実際はかなーり長い時間あっちにいたからなぁ…」
杏子「はぁ?何言ってんのさ、まだ熱あるんじゃない?」
さやか「うん、そうかも」
杏子「え?マジで?」
さやか「うそ」
杏子「…ったく」
さやか「ねー杏子」
杏子「ああ?」
さやか「杏子はさ、魔法少女になって良かったって思う?」
杏子「……さぁな、後悔してないと言えば嘘になる」
杏子「でも、今が嫌なわけでもないんだよな」
杏子「勉強とか早起きとか色々めんどーだけど、それでも学校は楽しいし」
杏子「あたしら4人で魔獣を倒すのも苦じゃねーし」
杏子「…さやかとこうして一緒にいられるし」
杏子「だからあたしは、魔法少女になって良かったって思ってるよ」
さやか「…」
杏子「…さやか?」
さやか「くーくー」
杏子「…んだよ、寝てんのか」
杏子「……」
杏子「さやかと恋人…か」
さやか「!?」
杏子「ん?」
さやか「く…くー」
杏子「……あたしには恋人とか恋愛とかそう言うのはよくわかんねーよ」
杏子「別に今まで興味なかったし、これからもそうだと思う」
さやか「……」
杏子「でも、さやかと一緒にいるのは楽しい」
杏子「もちろん、マミとかほむら達といるのも楽しいけど」
杏子「その中でも、やっぱさやかと一緒にいるのが一番なんだよな」
杏子「それが恋愛とかかどうかはさっぱりわかんねーけどさ」
杏子「あたしはさやかが好きだぜ」
杏子「今年もよろしくな、さやか」
杏子「…さて、あたしも寝るかな」
ギュッ
杏子「ん?さやか?」
さやか「…もぉ、せっかく寝てるフリして驚かせようとしてたのに、なんてこと言っちゃってんのよ」
杏子「げ?起きてたのかよ?!///」
さやか「……」
杏子「くっそお前!ふざけんじゃ」
さやか「杏子」
杏子「あん?」
さやか「…あたしも好き///」
杏子「は、はぁ?!///」
さやか「ばっ!なに顔真っ赤にしてんのよ!意味勘違いしないでよね!あたしが好きなのは恭介だったから!///」
杏子「お前こそ勘違いすんじゃねーよ!それに顔真っ赤なのもお前だっ!///」
さやか「……」
杏子「な、なんだよ…」
さやか「あははっ、ううん何でもない」
さやか「ただ、やっぱこっちに戻れて良かったなーって思っただけ」
杏子「…はぁ?」
さやか「ねぇ杏子、一緒に寝ようよ」
杏子「え?でも狭いだろ?」
さやか「そのくらいがちょうど良いのよ、暖かいし」
さやか「それに昨日だってそうしてくれたでしょ?」
杏子「それはさやかが寒そうにしてたからで…」
さやか「うん、寒い!また病気になりたくないから一緒に寝よ!」
杏子「…はぁ、ったくよ…しょうがねーな」
杏子「狭くない?」モゾモゾ
さやか「ううん、ちょうどいい」
杏子「そっか」
さやか「…」ジィー
杏子「ん?」
さやか「さくらきょうこー!」
杏子「うぉっ?!」
さやか「杏子はあたしの嫁になるのだぁー!」ガバッ
杏子「うわぁっ?抱きつくなって!」
さやか「えへへー、あったかい」
杏子「…へへっ」
さやか「今年もよろしくね」
杏子「ああ、よろしくね」
おわり