1時間後
なぎさ「ここのチーズケーキはなかなかなのです!」
マミ「そうでしょ?私もお気に入りなの」
なぎさ「さすがマミはわかってるのです」
マミ「ありがとう、ふふ」
なぎさ「でも何だかんだで、なぎさはマミの作るチーズケーキが一番好きなのです」
マミ「えっ?ほんと?」
なぎさ「ほんとに決まってるのです」
マミ「そんなこと言われたら明日にでも作るしかないじゃない!」
なぎさ「わーい!なのです!」
ほむら「…」ジィー
ほむら(あの子たしかべべよね?)
ほむら(巴マミは相変わらずべべと仲が良いのね)
まどか「ほむらちゃんほむらちゃん」
ほむら「ん?」
まどか「ケーキ美味しいね!」
ほむら「ふふ、そうね」
まどか「そうだ、わたしのケーキ分けてあげるね」
ほむら「え?」
まどか「はい、あーん」
ほむら「え、えっと、あーん」
まどか「てぃひひ、おいしい?」
ほむら「え、ええ、まあ」
まどか「わたしもほむらちゃんのケーキ食べてみたいなぁ」
ほむら「で、でも同じケーキよ?」
まどか「あ…」
ほむら「同じケーキにしようってまどかが言ったじゃない」
まどか「そ、そうだよね…うぅ、失敗しちゃったよぉ…」
ほむら「まどか…」
ほむら(最近はこっちのまどかもかなり積極的になってきたけど)
ほむら(無理してるからなのかしら?おっちょこちょいな気がするのよね)
ほむら(でも…)
ほむら「まどか、はい」
まどか「!」
ほむら「あーん」
まどか「ほ、ほむらちゃん!あーん」
ほむら「ふふ、おいしい?」
まどか「うん!」
ほむら(可愛いわ)
まどか「あ、それじゃあ次はわたしの番だね」
ほむら「そうね」
まどか「あーん」
ほむら「あーん」
なぎさ「マミ、見るのです」
マミ「あら、あの子達食べさせあってるわ」
なぎさ「可愛いのです」
マミ「可愛いわね」
ほむら(なんか恥ずかしいわ)
まどか「うぇひひ」
ほむら(でも、まどかが嬉しそうだから良しとしましょう)
その後ほむホーム
まどか「うーん」
ほむら「どうしたの?」
まどか「お鍋美味しいのに、もうお腹いっぱいだよ」
ほむら「今日はケーキも食べたものね」
ほむら「無理して今日食べきる必要もないし、また明日にしましょう」
ほむら「私もお腹いっぱいだわ」
まどか「そうだね…ん」
ほむら「!」
まどか「あ、あれ…また眠くなってきちゃった…」
まどか「食べたあとすぐ寝たらうしさんになっちゃうよ…う…」
まどか「………」
まどか「ほむらちゃん!!」
ほむら「まどか」
まどか「ずるいよ!私もほむらちゃんとケーキ食べさせあいたかったのに!」
ほむら「見てたのね」
まどか「うぅー!なかなかわたしも策士だよ、まさか同じケーキを食べさせあうなんて…」
ほむら「策士じゃなくて天然(可愛い)よ」
まどか「むむむ」
ほむら(見ての通り、本来のまどかは眠ってしまったけど)
ほむら(円環のまどかが今私の目の前にいるわ)
ほむら(理由はだいたい察してるけど、もう円環のまどかはこっちのまどかの体を一時的に借りることができるみたいなのよね)
ほむら(ずるいような、そうじゃないような)
ほむら(私は二人のまどかと会えて幸せだけど、なんだか二股してる気分もするわ)
まどか(あの時、ほむらちゃんのダークオーブのほんの少しだけ体の中に残したのと)
まどか(ほむらちゃんにあげた白いリボンに私の一部を封印しておいたから)
まどか(わたしとほむらちゃんが側にいる時だけ、私はこうやってこっちに遊びにこれるんだけど…)
まどか(やっぱり私、わたしに嫉妬しちゃってるよ…)
まどか(ほむらちゃんは天然だって言うけど、なんとなく私は計算してるんじゃないかって思っちゃうよ)
まどか(そのくらい我ながらあざといんだもん!)
まどか(うぅ、やっぱり最大のライバルはわたしなんだね…!)
まどか「ほむらちゃん!私もほむらちゃんにあーんしたいよ!」
まどか「だからお鍋を…はい、あーん」
ほむら(私お腹いっぱいなんだけど…まぁ仕方ないわよね)
ほむら「あーん」
まどか「ねぇねぇ美味しい?」
ほむら「ええ、とっても」
まどか「うぇひひ!じゃあ私も食べたいなぁ」
ほむら「まどかはお腹いっぱいみたいだから、一回だけよ?」
まどか「う…し、仕方ないよね」
ほむら「ありがとう、それじゃあ、あーん」
まどか「あーん」
ほむら「どう?」
まどか「うん、美味しいね!」
ほむら「ふふ、ありがとう」
まどか「私もいつかケーキ食べたいなぁ」
ほむら「流石にお店にいる時はまどかも寝ないだろうし…」
ほむら「自分の知らない間にケーキ食べて太ってしまったら、まどかが可哀想だわ」
まどか「流石にそれは私も申し訳ないよ…」
ほむら「うーん…でもクリスマスくらいならいいんじゃないのかしら?」
まどか「!」
ほむら「私の手作りで良ければ準備するわ」
まどか「ほんと?」
ほむら「ええ、カロリーもできる限りカットしてみせるわ」
まどか「わーい!」
ほむら「でもその代わり、こっちのまどかの体であんまり今みたいに食事するのはNGよ?」
まどか「ほむらちゃんの手作りケーキ食べられるなら我慢できるよ!」
ほむら「そう、よかったわ」
まどか「よーし!……あ、そろそろ行かなきゃ」
ほむら「今日は早いのね」
まどか「仕方ないよ、またクリスマスには来るからね!」
ほむら「がんばってね」
まどか「うん!」
まどか「……むにゃむにゃ」
ほむら(食べてすぐ眠るのはよくないわよね…こんどピクニックにでも誘ってみようかしら)
キュゥべえ「やあ二股ほむら」
ほむら「いたの?」
キュゥべえ「存在感ないけど、ずっといるよ」
ほむら「そうだったわね」
キュゥべえ「まったく、君はまどかとまどかで二股するなんてどうかしてるよ」
ほむら「あら?私に抗うつもりなの?」
キュゥべえ「したいけど100倍返しされそうだから遠慮しておくよ」
ほむら「あら、そう」
キュゥべえ「でも何時までも今みたいな生活をしていたら」
キュゥべえ「いつかはちゃめちゃが押し寄せてくるよ」
ほむら「……そうね」
キュゥべえ「まあ、がんばってよ」
ほむら「……」
キュゥべえ「それよりも、僕もクリスマスケーキが食べたいな」
ほむら「はぁ、まあついでに作ってあげるわよ」
キュゥべえ「やった!」
まどか「むにゃ…あ、あれ」
キュゥべえ「あ、隠れなきゃ」
ほむら「まどか」
まどか「うぅ、また眠っちゃった…だから記憶が曖昧になっちゃうのかな」
ほむら(やっぱり何か申し訳ないわね…)
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「ん?」
まどか「どうしたの?難しい顔してるよ?」
ほむら「ああ、いえ…大丈夫」
まどか「そっか」
ほむら「それよりも、そろそろクリスマスよね」
まどか「うん!」
ほむら「クリスマスはどこか行きたいところある?」
まどか「んーと…いろんなところをほむらちゃんと見て回りたいなぁ」
ほむら「そう、ならクリスマスも朝から楽しまなきゃね」
まどか「うんっ!」
ほむら(私がダークオーブを落とした結果、二人のまどかとこうした仲になることができたわ)
ほむら(でもこのある意味二股の状況はいつか何か起こるかもしれない)
ほむら(まどかにまどかの存在を話すかどうか…)
ほむら(重要なのはそこ…よね)
ほむら(でも今は、目の前の幸せを満喫したいわ)
ほむら(ずるい?そうかもね)
ほむら(だって私はこれでも)
ほむら(円環の力を持った悪魔なのだから)
まどか「ほむらちゃん、もう少ししたらお風呂に入ろうよ」
ほむら「ええ、そうね」
ほむら(まどかとまどか、二人とも幸せにしてみせるわ)
ほむら(これの気持ちこそ私が落としていた本当の気持ち)
ほむら(愛よ!)
まどか「ほむらちゃんの落とし物」完
なぎさ「ここのチーズケーキはなかなかなのです!」
マミ「そうでしょ?私もお気に入りなの」
なぎさ「さすがマミはわかってるのです」
マミ「ありがとう、ふふ」
なぎさ「でも何だかんだで、なぎさはマミの作るチーズケーキが一番好きなのです」
マミ「えっ?ほんと?」
なぎさ「ほんとに決まってるのです」
マミ「そんなこと言われたら明日にでも作るしかないじゃない!」
なぎさ「わーい!なのです!」
ほむら「…」ジィー
ほむら(あの子たしかべべよね?)
ほむら(巴マミは相変わらずべべと仲が良いのね)
まどか「ほむらちゃんほむらちゃん」
ほむら「ん?」
まどか「ケーキ美味しいね!」
ほむら「ふふ、そうね」
まどか「そうだ、わたしのケーキ分けてあげるね」
ほむら「え?」
まどか「はい、あーん」
ほむら「え、えっと、あーん」
まどか「てぃひひ、おいしい?」
ほむら「え、ええ、まあ」
まどか「わたしもほむらちゃんのケーキ食べてみたいなぁ」
ほむら「で、でも同じケーキよ?」
まどか「あ…」
ほむら「同じケーキにしようってまどかが言ったじゃない」
まどか「そ、そうだよね…うぅ、失敗しちゃったよぉ…」
ほむら「まどか…」
ほむら(最近はこっちのまどかもかなり積極的になってきたけど)
ほむら(無理してるからなのかしら?おっちょこちょいな気がするのよね)
ほむら(でも…)
ほむら「まどか、はい」
まどか「!」
ほむら「あーん」
まどか「ほ、ほむらちゃん!あーん」
ほむら「ふふ、おいしい?」
まどか「うん!」
ほむら(可愛いわ)
まどか「あ、それじゃあ次はわたしの番だね」
ほむら「そうね」
まどか「あーん」
ほむら「あーん」
なぎさ「マミ、見るのです」
マミ「あら、あの子達食べさせあってるわ」
なぎさ「可愛いのです」
マミ「可愛いわね」
ほむら(なんか恥ずかしいわ)
まどか「うぇひひ」
ほむら(でも、まどかが嬉しそうだから良しとしましょう)
その後ほむホーム
まどか「うーん」
ほむら「どうしたの?」
まどか「お鍋美味しいのに、もうお腹いっぱいだよ」
ほむら「今日はケーキも食べたものね」
ほむら「無理して今日食べきる必要もないし、また明日にしましょう」
ほむら「私もお腹いっぱいだわ」
まどか「そうだね…ん」
ほむら「!」
まどか「あ、あれ…また眠くなってきちゃった…」
まどか「食べたあとすぐ寝たらうしさんになっちゃうよ…う…」
まどか「………」
まどか「ほむらちゃん!!」
ほむら「まどか」
まどか「ずるいよ!私もほむらちゃんとケーキ食べさせあいたかったのに!」
ほむら「見てたのね」
まどか「うぅー!なかなかわたしも策士だよ、まさか同じケーキを食べさせあうなんて…」
ほむら「策士じゃなくて天然(可愛い)よ」
まどか「むむむ」
ほむら(見ての通り、本来のまどかは眠ってしまったけど)
ほむら(円環のまどかが今私の目の前にいるわ)
ほむら(理由はだいたい察してるけど、もう円環のまどかはこっちのまどかの体を一時的に借りることができるみたいなのよね)
ほむら(ずるいような、そうじゃないような)
ほむら(私は二人のまどかと会えて幸せだけど、なんだか二股してる気分もするわ)
まどか(あの時、ほむらちゃんのダークオーブのほんの少しだけ体の中に残したのと)
まどか(ほむらちゃんにあげた白いリボンに私の一部を封印しておいたから)
まどか(わたしとほむらちゃんが側にいる時だけ、私はこうやってこっちに遊びにこれるんだけど…)
まどか(やっぱり私、わたしに嫉妬しちゃってるよ…)
まどか(ほむらちゃんは天然だって言うけど、なんとなく私は計算してるんじゃないかって思っちゃうよ)
まどか(そのくらい我ながらあざといんだもん!)
まどか(うぅ、やっぱり最大のライバルはわたしなんだね…!)
まどか「ほむらちゃん!私もほむらちゃんにあーんしたいよ!」
まどか「だからお鍋を…はい、あーん」
ほむら(私お腹いっぱいなんだけど…まぁ仕方ないわよね)
ほむら「あーん」
まどか「ねぇねぇ美味しい?」
ほむら「ええ、とっても」
まどか「うぇひひ!じゃあ私も食べたいなぁ」
ほむら「まどかはお腹いっぱいみたいだから、一回だけよ?」
まどか「う…し、仕方ないよね」
ほむら「ありがとう、それじゃあ、あーん」
まどか「あーん」
ほむら「どう?」
まどか「うん、美味しいね!」
ほむら「ふふ、ありがとう」
まどか「私もいつかケーキ食べたいなぁ」
ほむら「流石にお店にいる時はまどかも寝ないだろうし…」
ほむら「自分の知らない間にケーキ食べて太ってしまったら、まどかが可哀想だわ」
まどか「流石にそれは私も申し訳ないよ…」
ほむら「うーん…でもクリスマスくらいならいいんじゃないのかしら?」
まどか「!」
ほむら「私の手作りで良ければ準備するわ」
まどか「ほんと?」
ほむら「ええ、カロリーもできる限りカットしてみせるわ」
まどか「わーい!」
ほむら「でもその代わり、こっちのまどかの体であんまり今みたいに食事するのはNGよ?」
まどか「ほむらちゃんの手作りケーキ食べられるなら我慢できるよ!」
ほむら「そう、よかったわ」
まどか「よーし!……あ、そろそろ行かなきゃ」
ほむら「今日は早いのね」
まどか「仕方ないよ、またクリスマスには来るからね!」
ほむら「がんばってね」
まどか「うん!」
まどか「……むにゃむにゃ」
ほむら(食べてすぐ眠るのはよくないわよね…こんどピクニックにでも誘ってみようかしら)
キュゥべえ「やあ二股ほむら」
ほむら「いたの?」
キュゥべえ「存在感ないけど、ずっといるよ」
ほむら「そうだったわね」
キュゥべえ「まったく、君はまどかとまどかで二股するなんてどうかしてるよ」
ほむら「あら?私に抗うつもりなの?」
キュゥべえ「したいけど100倍返しされそうだから遠慮しておくよ」
ほむら「あら、そう」
キュゥべえ「でも何時までも今みたいな生活をしていたら」
キュゥべえ「いつかはちゃめちゃが押し寄せてくるよ」
ほむら「……そうね」
キュゥべえ「まあ、がんばってよ」
ほむら「……」
キュゥべえ「それよりも、僕もクリスマスケーキが食べたいな」
ほむら「はぁ、まあついでに作ってあげるわよ」
キュゥべえ「やった!」
まどか「むにゃ…あ、あれ」
キュゥべえ「あ、隠れなきゃ」
ほむら「まどか」
まどか「うぅ、また眠っちゃった…だから記憶が曖昧になっちゃうのかな」
ほむら(やっぱり何か申し訳ないわね…)
まどか「ほむらちゃん」
ほむら「ん?」
まどか「どうしたの?難しい顔してるよ?」
ほむら「ああ、いえ…大丈夫」
まどか「そっか」
ほむら「それよりも、そろそろクリスマスよね」
まどか「うん!」
ほむら「クリスマスはどこか行きたいところある?」
まどか「んーと…いろんなところをほむらちゃんと見て回りたいなぁ」
ほむら「そう、ならクリスマスも朝から楽しまなきゃね」
まどか「うんっ!」
ほむら(私がダークオーブを落とした結果、二人のまどかとこうした仲になることができたわ)
ほむら(でもこのある意味二股の状況はいつか何か起こるかもしれない)
ほむら(まどかにまどかの存在を話すかどうか…)
ほむら(重要なのはそこ…よね)
ほむら(でも今は、目の前の幸せを満喫したいわ)
ほむら(ずるい?そうかもね)
ほむら(だって私はこれでも)
ほむら(円環の力を持った悪魔なのだから)
まどか「ほむらちゃん、もう少ししたらお風呂に入ろうよ」
ほむら「ええ、そうね」
ほむら(まどかとまどか、二人とも幸せにしてみせるわ)
ほむら(これの気持ちこそ私が落としていた本当の気持ち)
ほむら(愛よ!)
まどか「ほむらちゃんの落とし物」完