ほむか速報!まどマギ SS マギレコ まとめ【魔法少女まどか☆マギカ】

魔法少女まどか☆マギカのSS、フィギュアやグッズのレビュー、マギアレコードなどを主に取り扱っています。

魔法少女まどか☆マギカの自作SSや、ねんどろいど、キューポッシュをメインにしたフィギュアやグッズのレビューがメインのブログです。
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マギアクエスト

魔法少女まどか☆マギカ 過ぎ去りし時を求めて【完】

まどか「ほむらちゃん…」

悪魔ほむら「まどか…」

まどか「…最後にぎゅっ、ってしてもらってもいいかな?」

悪魔ほむら「…ええ、わかったわ。こう」ギュッ

まどか「えへへ…」ギュッ

悪魔ほむら「……」

まどか「……」

悪魔ほむら「…まどか、後のことはもう心配しないで?」

悪魔ほむら「今度こそ、平和な世界にしてみせるから…」

まどか「…うん」

悪魔ほむら「私は…いえ、私達は多大な時間を何度も過ごしてきたわ」

悪魔ほむら「その過程でいろんなものを失ったしまったわ」

悪魔ほむら「だけど…これからはそれらを取り戻して…そして…」

悪魔ほむら「明るい明日に進んで欲しいの」

まどか「……うん」

悪魔ほむら「それから、さやか」

さやか「ほむら…」

悪魔ほむら「これを」スッ

さやか「!」

まどか「ほむらちゃん…?」

悪魔ほむら「まどかは私の為にここまで来てくれた」

悪魔ほむら「だから今度は私の番よ」

パッ

まどか「ほむらちゃんっ」

悪魔ほむら「これからは前に進んでね」

さやか「ほむら…」

悪魔ほむら「これが私の最後の役目…」

悪魔ほむら「失ったなものを取り戻す」

悪魔ほむら「過ぎ去りし時を求めて…」

悪魔ほむら「さようなら…」

ゴゴゴゴ

まどか「ほむらちゃんっ!ほむらちゃんっ!」

さやか「……ありがとう」

さやか「ほむら」

カッ




チュンチュン

ピピピピ

まどか「…ふにゃ?」

まどか「あれ…夢落ち?」

コンコン

知久「まどか、今日は朝早いんだろう?もう友達が来てるよ」

まどか「えっ?あ…うん!」

ドタバタ

まどか「お、おまたせ!」

杏子「おっせーぞ、まどか」

マミ「今日はみんなで一日中遊ぶ約束なんだからね」

さやか「おっはよー!」

ほむら「おはよう、まどか」

まどか「うん、おはよう!」

詢子「みんな、いってらっしゃい!」

まどか「うん!いってきまーす!」

まどか(なんでだろう?)

まどか(ほむらちゃん、さやかちゃん、杏子ちゃん、マミさん)

まどか(いつも五人で遊んでいたはずなのに)

まどか(ちょっとだけ違和感があるし、それ以上に嬉しいの)

さやか「まどか、どうかした?」

まどか「う、ううん…ただちょっとだけ不思議な気がして」

ほむら「不思議…」

まどか「うん…あのね?こうやって五人で遊ぶのって、ちょっとだけだけど不思議なような気がして…」

杏子「そんなのマミだけ歳が違うからじゃねーの?」

マミ「むっ。そうかしら?前は佐倉さんが美樹さんと喧嘩ばかりしてたからじゃないの?」

杏子「そ、それはさやかがやさぐれてたからだろ!」

さやか「まー、あの頃のさやかちゃんは若かったからねー」

さやか「でも今は大丈夫!仁美とも恭介とも仲良いよ!」

さやか「むしろ仁美が抜けたからじゃない?今日も恭介んとこだろうしさ」

まどか「あはは、そうかも」

ほむら「ふふっ」

まどか「や、やっぱりおかしいかな?」

ほむら「ううん、私もまどかと同じなの」

ほむら「なんだかこうしているのが、すごく不思議なような気がして…」

ほむら「いえ、不思議と言うよりかは…尊い…のかもね」

杏子「相変わらずほむらは変なこと言うんだもんなー」

マミ「誰しも佐倉さんみたいに気楽にはいかないのよ」

杏子「はぁ?って言うか何でマミってあたしに対してだけやたらお姉ちゃんっぽくするのさ」

マミ「んー、佐倉さんは私にとって妹みたいなものだからかも?」

杏子「妹!?マミの妹って言ったらなぎさじゃんか!だいたいあたしがお姉ちゃんだっての!」

さやか「モモちゃん元気?」

杏子「ああ、今日はゆまの面倒見てんじゃない?」

さやか「そりゃよかった!」

杏子「むー…たしかにあたしにも違和感あるかも、なんかさやか妙に落ち着いてるし」

さやか「えー?そんなことないって」

マミ「たしかに美樹さんは大人になった気がするわ」

さやか「またまたーマミさんまでー」

まどか「……」

ほむら「まどか、どうかした?」

まどか「ねえ、ほむらちゃん」

ほむら「なあに?」

まどか「わたし、今すっごく楽しいよ」

ほむら「…うん、私もよ」

まどか「ほむらちゃん」スッ

ほむら「まどか」ニギッ

さやか「おー!手なんか握っちゃってお似合いですなー!」

杏子「ほんと仲良いよなー」

マミ「羨ましいわ」

ほむら「も、もうっ」

まどか「えへへ」

さやか「……ふふ」

さやか「……」クルッ

さやか「ありがとう、まどか、ほむら」ボソッ

杏子「?空に向かって何一人言言ってんのさ?」

さやか「別にー?それよりも」

杏子「それよりも?」

さやか「隙ありっ!」ダキッ

杏子「わぁっ?」

さやか「杏子はあたしの嫁になるのだぁー!」

杏子「わっ?バカ!やめろ!」

マミ「いいなぁ」ジー

さやか「マミさんもあたしの嫁になるのだぁー!」

マミ「きゃー!」キャッキャッ

まどか「楽しいね」

ほむら「うん」

まどか「ありがとう、ほむらちゃん」

ほむら「?」

まどか「えへへ」

ほむら「…私こそ、ありがとう。まどか」

まどか「これからもずっと一緒だよ」

ほむら「うん」






「これで良かったんだよね」

「ええ」

「今までずっと頑張ってきたんだもんね」

「これからはずっと一緒だよ」

「うん」


fin

魔法少女まどか☆マギカ 過ぎ去りし時を求めて○③③

まどか「待って!ほむらちゃん!」

悪魔ほむら「まどか…」

まどか「わたしずっとずっとほむらちゃんに会いたくて…」

まどか「いっぱいお話したいし、いっぱい謝りたいし…」

悪魔ほむら「ありがとう、まどか」

まどか「ほむらちゃん…」

悪魔ほむら「あなたが何を思い、何を考えているのか」

悪魔ほむら「今の私には全部わかるわ」

悪魔ほむら「だって私はもう、まどかの一部になっているんだもの」

まどか「そんな…」

悪魔ほむら「今こうしていられるのは、まどかの魔力の解放によって眠っていた私自身の魔力と」

悪魔ほむら「まどかを救いたい一心で気を失っても立ち上がろうとした暁美ほむらの魔力が共鳴したからなの」

悪魔ほむら「だから私はこっちの世界の暁美ほむらの体を借りることができた」

悪魔ほむら「これは本当に一時的なものでしかない、奇跡とも言えることだわ」

悪魔ほむら「それにこれ以上この体を借りると、私も宿主の体も共倒れになるわ…」

悪魔ほむら「ここにいる全員が限界を越えて戦ったの、魔女にならないことも奇跡…」

悪魔ほむら「それか、円環の理の力が限定的に発動したからなのかもね」

悪魔ほむら「でもその力も、もう残ってない…だからこれ以上は無理なの」

まどか「……」

悪魔ほむら「まどか、これからも暁美ほむらのこと、よろしくお願いするわ」

悪魔ほむら「この暁美ほむらは確かに私とは似て非なる別の暁美ほむらだけど」

悪魔ほむら「あなたを思う気持ちは、私と一緒なの」

まどか「……うん」

悪魔ほむら「ありがとう」

まどか「ほむらちゃん…」

悪魔ほむら「それじゃあ、私は最後の仕事を仕上げるわ」

悪魔ほむら「まずは…さやか、来なさい」

さやか「ほむら…何するの?」

悪魔ほむら「あなたの穢れを全て受け止めるわ」

さやか「え?…あ、体が軽くなった…?」

悪魔ほむら「次は杏子ね」

杏子「んっ…」

悪魔ほむら「これで暫くすれば目を覚ますはずよ」

さやか「ちょっと待って、何したのよ」

ほむら「穢れを吸収したのよ」

さやか「…そんなことして大丈夫なの?」

悪魔ほむら「ええ…むしろこれでいいのよ。そして巴さん…」

まどか「マミさん…」

さやか「ほむら…マミさんは…もう…」

悪魔ほむら「…本当にこの人は…苦手よ」

悪魔ほむら「とっくに限界を越えてたのに、無理して自分を盾にするだなんて…」

悪魔ほむら「なんでいつも私の目の前で死んでしまうの…」

マミ「」ニコ

悪魔ほむら「巴さん…」

さやか「…マミさんは満足そうな顔をしてるんだ…きっと、あたし達の勝利を確信してたんだよ」

まどか「マミさん…」

悪魔ほむら「……巴さんは私に任せて」

さやか「え、ちょっと…マミさんを連れていくの?」

悪魔ほむら「私の帰る場所はあくまでもまどかの中よ…円環の理でもなければ天国や地獄でもないわ」

悪魔ほむら「でも私は神を陥れその力をもぎ取った悪魔でもある」

悪魔ほむら「さっきあなた達から穢れを吸収したのも、本当はこの力を使うため…!」

さやか「何言って…」

悪魔ほむら「はぁっ!!」カッ

さやか「うわっ!?」

まどか「ほむらちゃん!?」

ゴゴゴゴゴ

さやか「な、なにここ!?結界!?」

まどか「これって…まさか!」

悪魔ほむら「まどかは見たことのある光景よね、私も三度目よ」

まどか「ほむらちゃん…また宇宙を…」

さやか「え!?」

悪魔ほむら「私は最後にもう一度世界を再構築するわ」

さやか「そんな力どこに残ってんのさ!」

悪魔ほむら「この戦いで限界の向こう側に達したみんなの穢れ…魔力、これを利用すれば…」

さやか「で、でもそれじゃあ!」

悪魔ほむら「いいの?見滝原は壊滅、巴さんだって死んでしまったのよ?」

さやか「う…」

悪魔ほむら「それに今度こそ、平和な世界にしてみせるわ」

悪魔ほむら「インキュベーターのことだって…」

まどか「ほむらちゃん!」

悪魔ほむら「まどか…」

まどか「…最後にいいかな?」

魔法少女まどか☆マギカ 過ぎ去りし時を求めて③②

カッ

ワルプルギスの夜「!!??」

使い魔「!?」

キュゥべえ「救済の魔女…」

だ ま り な さ い

キュゥべえ「!?いや、これは…」

まどか「」グッタリ

ほむら「まどか…」

キュゥべえ「暁美ほむら…まだ生きていたのかい!?」

ほむら「……時間遡行したのが自分だけじゃないと気付くべきだったわね」

キュゥべえ「!?」

ほむら「たしかにあなた逹の科学力はすごいけど」

ほむら「いつだって相手より優位な立場にいると思い込むのは禁物よ」

キュゥべえ「…」

ほむら「何時だったか、私も苦手だけど好きだった先輩に言われたわね」

キュゥべえ「……君は確かに僕たちが始末したはずだよ」

キュゥべえ「暁美ほむら…いや、叛逆者悪魔ほむら!」

悪魔ほむら「ええ、そうよ…私はあなた逹を道連れに命を失った」

悪魔ほむら「死んでしまい、まどかの心に影を作ってしまったのも事実」

悪魔ほむら「でもね…私は完全に消滅したわけではなかったわ」

キュゥべえ「……鹿目まどかのソウルジェム」

悪魔ほむら「流石に察しが良いわね。ええ、そうよ」

悪魔ほむら「まどかに返したリボンに残しておいた魔力、それが後のまどかのソウルジェムに取り込まれた」

悪魔ほむら「私は結果的にまどかのソウルジェムとなって辛うじて存在することができた」

悪魔ほむら「と言っても、あくまでまどかの魔力の一部として…」

悪魔ほむら「まどかに語りかけることもできないし、何もできなかった」

悪魔ほむら「でも…この世界の暁美ほむらの肉体と魔力、そして魔女になりかけたまどかの魔力の暴走」

悪魔ほむら「これらが集まって、私は再びあなたの前に立つことができたわ」

キュゥべえ「……」

悪魔ほむら「それもすべて、最後までまどかが諦めなかったからに違いないわ」

キュゥべえ「…鹿目まどかは僕達の術中に嵌まったはずだよ」

悪魔ほむら「それはどうかしら?まどかの諦めない想いが私に繋がったのよ」


キュゥべえ「……そんなはずは…」

ワルプルギスの夜「!!!!」ゴォォォッ

悪魔ほむら「はっ!!」

ワルプルギスの夜「!!??」

キュゥべえ「なっ!?」

キュゥべえ(ワルプルギスの攻撃をかきけした…)

悪魔ほむら「ワルプルギスの夜…可哀想に、あなたもインキュベーターに利用されたに過ぎないのよね…」

悪魔ほむら「私はこれでも円環の理の一部、まどかに代わって私があなたを救済するわ」

ワルプルギスの夜「…」

悪魔ほむら「あなたもとっくに限界を越えていたのよね?あれだけの攻撃をよく耐え抜いたわ」

悪魔ほむら「インキュベーターに無理矢理強化されていたとは言え…流石だわ」

悪魔ほむら「巴さんの渾身のティロ・フィナーレ、さやかと杏子の合体技、そして私とまどか…」

悪魔ほむら「どの技も、通常のワルプルギスなら倒せていたはず」

悪魔ほむら「なのに、あなたはボロボロになっても立ち上がった…見事よ」

悪魔ほむら「でも、もう終わりにしましょう」

悪魔ほむら「本来ならとっくに倒れているはず…私が楽にしてあげるわ」

悪魔ほむら「安らかに眠りなさい…」

悪魔ほむら「はぁっ!」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハ…」スゥ

シュゥゥゥ

キュゥべえ「……君は何時も僕たちの邪魔をするんだね」

悪魔ほむら「それはお互い様よ、インキュベーター」

キュゥべえ「………」

悪魔ほむら「まどかを利用した上に、まどかを再び魔女にさせようとした罪」

悪魔ほむら「私はそれを許せるほど優しくないわ」

キュゥべえ「もちろん知ってるよ」

さやか「……」

悪魔ほむら「…でも、あなた逹の言う宇宙の寿命のことも理解できないわけじゃないわ」

さやか「!」

キュゥべえ「ならわかるはずだよ、これほど効率の良い方法はないってね」

悪魔ほむら「それは感情のないあなた逹の理屈よ」

悪魔ほむら「例えどんなに小さくても、命は命。エネルギーでもエントロピーでもないわ」

キュゥべえ「…」

悪魔ほむら「宇宙の寿命を延ばす、それは良いことだと思うけど」

悪魔ほむら「その為に自分たちの命を渡せるほど、私達は大人でもないのよ」

キュゥべえ「何が言いたいんだい」

悪魔ほむら「私はあなた逹を真っ向から否定するつもりはないわ」

悪魔ほむら「それでも、まだ私達を利用するのなら容赦はしない」

キュゥべえ「……」

悪魔ほむら「……」

キュゥべえ「いつか君たちにも理解できる日がくるよ」

キュゥべえ「僕たちの出した答えは決して間違っていなかったって」

キュゥべえ「あの時理解していたら、もっと宇宙は発展していたとね」

悪魔ほむら「…そう、ならあなた逹にも理解できるといいかもね」

悪魔ほむら「どんなに小さな命にも大切な感情がある、とね」

キュゥべえ「本当に僕達は仲が悪いみたいだね、ほむら」

悪魔ほむら「そうね、キュゥべえ」

キュゥべえ「…わけがわからないよ」

悪魔ほむら「………」

キュゥべえ「……できれば、もう二度と君の顔はみたくないよ」

キュゥべえ「それじゃあ、僕は行くよ」

悪魔ほむら「………」

まどか「ん…」

悪魔ほむら「まどか」

まどか「ほむら…ちゃん…?」

悪魔ほむら「ふふ」ニコ

まどか「ほむらちゃん…ほむらちゃーん!」ギュッ

悪魔ほむら「まどか…いつだって私はあなたの側にいるわ」

悪魔ほむら「だからもう泣かないで…」

まどか「ほむらちゃん…?」

悪魔ほむら「さやか」

さやか「あれ?気付いてた?」

悪魔ほむら「後のこと、あなたに任せてもいいかしら?」

さやか「あんたがあたしに頼み事なんて珍しいじゃん」

悪魔ほむら「一度目の頼みを破ったのはあなたでしょう?」

さやか「……あたしも会いたかったからさ」

悪魔ほむら「…とにかく、後は任せるわ」

さやか「……うん」

魔法少女まどか☆マギカ 過ぎ去りし時を求めて③①

キュゥべえ「さあ、解き放つんだ。君の中の黒い感情を、全てを」

まどか「ぁぁぁ…」ズズズズズズ

キュゥべえ「元々円環の理だった君が魔女になれば、その膨大なエントロピーで」

まどか「やめて…」

キュゥべえ「宇宙の寿命は僕たちが今後活動しなくても心配がいらないほど延びるだろうね」

キュゥべえ「そして君は、かつてない圧倒的な強さをもったワルプルギスの夜をもってしても」

キュゥべえ「それすら遥かに凌駕する魔女になるだろう」

まどか「わたしが…魔女に…」

キュゥべえ「地球はおろか、太陽系もすぐに消し去れるんじゃないのかな」

まどか「いやだ…」

キュゥべえ「宇宙にとっては太陽系なんて極々一部にすぎないし」

キュゥべえ「僕たちもようやく解放される」

まどか「いやだよ…」

キュゥべえ「君だって、これ以上嫌な思いはしたくないよね」

まどか「嫌なのは嫌…」

キュゥべえ「だから何もかも壊すんだ、まどか…君がね」

まどか「こわす…わたしが…こわす…」

キュゥべえ「そう、全てを…魔女になってね」

まどか「こわす…」

キュゥべえ(意識誘導装置は鹿目まどかにもちゃんと効いているね)

キュゥべえ(思っていたよりも抵抗してきたけど、なんとかなりそうだね)

キュゥべえ(体力も魔力も精神力も使い果たしたこの瞬間を待っていたんだ)

キュゥべえ(今度こそ、鹿目まどかを僕達の手中に納める時)

キュゥべえ「まどか、君が全てを終わらせるんだ」

まどか「わたしが…終わらせる…」

キュゥべえ「そうだよ」

まどか「おわらせる…」

キュゥべえ(……勝った)

キュゥべえ(計画通り)

キュゥべえ(僕たちは確かに悪魔ほむらに倒された)

キュゥべえ(でもそれは僕たちインキュベーターの全てではなかった)

キュゥべえ(地球で魔法少女を作り宇宙の寿命を伸ばすこともできなくなった)

キュゥべえ(あのままでは、宇宙の寿命は遠くない日に尽きてしまう…)

キュゥべえ(そんなの許されるはずがない)

キュゥべえ(僕たちインキュベーターが宇宙の寿命を伸ばさなければいけないんだ)

キュゥべえ(そうしなければ文字通り数えきれない数の命が失われてしまう)

キュゥべえ(宇宙全体から見れば本当に極々一部の小さな惑星である地球)

キュゥべえ(しかもその中の所謂少女、さらにその極一部の命によって宇宙の寿命は延びるんだ)

キュゥべえ(もちろん対価は払ったよ)

キュゥべえ(これほどまでに効率の良い方法は他にない)

キュゥべえ(にも関わらず、君たち魔法少女は僕たちに反旗を翻した)

キュゥべえ(その中心人物であった鹿目まどかと暁美ほむら)

キュゥべえ(君たち二人は許すわけにはいかない)

キュゥべえ(とは言え、暁美ほむらは始末できた)

キュゥべえ(生き残った鹿目まどかも、円環の理から分離してただの少女にすぎなかった)

キュゥべえ(だから僕は鹿目まどかが再び魔法少女になるように時間をかけて彼女を誘導してきた)

キュゥべえ(鹿目まどかは僕の予想を越えたことがあるからね、なんらかの手段で魔法少女になると目論んだのさ)

キュゥべえ(そして目論み通り君は魔法少女となり、暁美ほむらと同様に時間遡行を行った)

キュゥべえ(それがわかれば、僕も時間遡行をするに決まってるよね)

キュゥべえ(そのくらい、今の僕らには簡単にできる)

キュゥべえ(そして鹿目まどかを魔女にし、莫大なエネルギーの回収をする)

キュゥべえ(これが僕の狙いだよ)

キュゥべえ(鹿目まどか…君は魔女の姿こそ相応しい)

まどか「ぁぁぁ…」ズズズズ

ほむら「」

マミ「」

さやか「」

杏子「」

使い魔「アハハハ!!」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハ」

キュゥべえ「さあ、鹿目まどか…解き放つんだ」

ほむら「」ピクッ

まどか「ぅぅぅ…」ズズズズ

まどか(もう…何も考えられない…)

まどか(後悔しかないよ…)

まどか(わたし…みんなを裏切ってたんだ…)

まどか(みんな…)

まどか(ごめんなさい…)

まどか(わたしはただ…ほむらちゃんに会いたかっただけなのに…)

まどか(ほむらちゃん…)

まどか(ほむらちゃん)

まどか(ほむらちゃんにもう一度会いたい…)

まどか「ほむら…ちゃん…」

ギュッ

カッ

ゴゴゴゴゴゴ

キュゥべえ「さあ、最後で最強の魔女の誕生だ」

魔法少女まどか☆マギカ 過ぎ去りし時を求めて③○

まどか・ほむら「「やぁぁぁぁぁぁっ!!!!」」

バシュゥゥゥゥゥッッ!!!

ワルプルギスの夜「!!!」

ほむら「耐えられた…でもっ!!」

まどか「貫いてっ!!」

ワルプルギスの夜「!!?」ボロッ

ほむら「あれは…!」

まどか(マミさんの特大ティロ・フィナーレとさやかちゃん杏子ちゃんの合体技で急所ができてる!)

まどか「ほむらちゃん!このままいくよ!」

ほむら「うんっ!」

ワルプルギスの夜「!!!!」ゴォォォォォ

まどか「うっ…やぁぁぁっ!」

ほむら「押し返されるわけにはっ!」

ワルプルギスの夜「!!!!!」ゴォォォォォッッッッ

ほむら「きゃっ!?」

まどか「ほむらちゃんっ!」

ほむら「あと少し…あと少しなのに…っ」ヨロッ

まどか「このままじゃ…」

ワルプルギスの夜「!!!!!」ゴォォォォォッッッッ

グザッ

ワルプルギスの夜「!?」

杏子「はぁ…はぁ…」ボロボロ

杏子「ふっ…」ドサッ

まどか「槍が刺さってる…杏子ちゃん!?」

ほむら(ワルプルギスが杏子の不意打ちに気を取られてる…!)

ほむら「まどか!!」

まどか「うん!今だね!!」

まどか・ほむら「「いっけぇぇぇぇぇぇぇぇぇ!!!」」

ワルプルギスの夜「!?!?!?」

カッ

ドォォォォォォォォォンッッ!!!

ほむら「……」

まどか「はぁ…はぁ…」

ほむら「やっ…た…?やった?」

まどか「ほむらちゃん…!」

ほむら「やったー!」

ザシュッ

ほむら「え…?」

ほむら「」ドサッ

まどか「……え?」

使い魔「アハハハ!!アハハハ!!」

まどか「ほむら…ちゃん…?」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハ」

まどか「え………?」

ほむら「」

マミ「」

さやか「」

杏子「」

使い魔「アハハハ!!アハハハ!!」

ワルプルギスの夜「アハハハハハハハハハハ」

まどか「うそ……だよね……?」

まどか(まだワルプルギスは生きてる?)
まどか(それどころか使い魔もまだ残ってる?)
まどか(ほむらちゃんがこんなにあっさり?)
まどか(残ってるのはわたしだけ?)
まどか(こんなにワルプルギスが強いだなんて…)
まどか(どうして?なんで?)
まどか(こんなはずじゃ…)

キュゥべえ「こんなはずじゃなかった。って言いたそうだね」

まどか「キュゥ…べえ…?」

キュゥべえ「確かに今のワルプルギスの夜の強さは別次元だ」

キュゥべえ「未だ嘗てこれほどまでの強さをもったワルプルギスの夜は存在しえなかっただろうね」

キュゥべえ「例え別の世界、別の宇宙の話でもね」

まどか「何を言ってるの…?」

キュゥべえ「ワルプルギスの夜をここまで強くしたのは他の誰でもない、鹿目まどか」

キュゥべえ「君自身なんだよ」

まどか「え……?」

キュゥべえ「君は元々全ての魔法少女を救う救済の女神、円環の理そのものだった」

キュゥべえ「女神として全ての魔法少女、全ての魔女を救う存在だったんだ」

まどか「……」

キュゥべえ「なのにも関わらず君は神の身でありながらタブーを破って、たった一人の魔法少女を救うために」

キュゥべえ「女神としての役割を捨て、この世界にやってきた」

キュゥべえ「それが何を意味するのか、本当にわかっていたのかい?」

まどか「何が言いたいの…?」

キュゥべえ「女神だった鹿目まどか、その女神の力を奪い悪魔となった暁美ほむら」

キュゥべえ「本来なら、君たち二人にはとてつもない因果が集中していたはず」

キュゥべえ「なのに、それほどの強さがなかったことに違和感はなかったかい?」

まどか「……?」

キュゥべえ「今回君の時間遡行はワルプルギスの夜を倒すことが一番のキーポイントだったんだ」

キュゥべえ「その因果はたしかに巴マミや佐倉杏子の強さの底上げもしただろうけど」

キュゥべえ「かんじんのワルプルギスの夜そのものすら強くさせてしまった」

まどか「わたしが…」

キュゥべえ「しかも本来なら君たち二人にあるはずだった因果もワルプルギスの夜に集中してしまったようだね」

キュゥべえ「つまり鹿目まどか…君はほむらを救うどころか、ほむらが絶対に勝てないレベルまでワルプルギスの夜を強くさせてしまった」

まどか「やめて…」ズズ

キュゥべえ「その結果がこれだよ」

ほむら「」

まどか「ほむら…ちゃん…」

キュゥべえ「まだ生きてはいるみたいだけど、魔力を使い果たした直後に使い魔の攻撃をまともにくらってしまったからね」

キュゥべえ「後はもう時間の問題だよ」

キュゥべえ「魔力を限界まで使い果たした美樹さやかと佐倉杏子も間もなく魔女になるだろうしね」

キュゥべえ「巴マミは既に事切れた」

まどか「やめて…やめてよ…」ズズズズ

キュゥべえ「鹿目まどか、君は仲間を救うどころか、こうした最悪の結果をもたらしたんだ」

キュゥべえ「君は魔法少女救済の女神でもなければ、まして仲間を救う勇者でもない」

キュゥべえ「君こそが正真正銘の悪魔なんじゃないかな」

まどか「ぁぁぁ…」ズズズズズズ
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