ほむか速報!まどマギ SS マギレコ まとめ【魔法少女まどか☆マギカ】

魔法少女まどか☆マギカのSS、フィギュアやグッズのレビュー、マギアレコードなどを主に取り扱っています。

魔法少女まどか☆マギカの自作SSや、ねんどろいど、キューポッシュをメインにしたフィギュアやグッズのレビューがメインのブログです。
現在はマギアレコード(マギレコ)の感想なども行っています。

マミホミ SS

マミホミ双のMerry Christmas【15】

そして…

梨花「れんちゃーん!」

れん「あ、梨花ちゃん…!」

梨花「ごめんね!もう来てたんだ…待たせちゃったかな?」

れん「い、いえ、私も今きたばっかりです…はい」

れん(本当は遅刻するのが怖くて30分前には来てたけど…)

れん(今だって待ち合わせ15分前だから…)

梨花「あは、それあたしも一度は言ってみたい台詞だなっ」

梨花(私早めに来たのに…れんちゃん何時から待っててくれたんだろう?)

梨花(今度からは待ち合わせの30分前には来なきゃいけないよね)

梨花「それじゃ行こっか!」

れん「は、はい…!」

梨花「街中綺麗だねー」

れん「はい…」

れん(緊張します…)

梨花「クリスマスだもんね、そりゃ綺麗に決まってるか」

れん「はい…」

れん(クリスマス…家族以外と過ごすの…初めてだから…)

れん(何をすればいいのか…うう)

梨花「れんちゃん?」

れん「はい…」

梨花「じーっ」

れん「うっ」

れん(どうしよう…服装変だったのかな…)

れん(いつも制服だから…私服あんまり着ないから…)

れん(私なりにおしゃれしたつもりだけど…)

梨花「れんちゃん、今日はいつも以上に可愛いね!」

れん「…!」

梨花「その服初めて見たけど、すっごく似合ってるよ!」

梨花「れんちゃんは可愛いから何を来ても似合うかもだけどねっ」

れん「あ…ありがとうございます…はい」

れん(うれしい!)

れん「り、梨花ちゃんも…その、すごく可愛いです…!」

梨花「ほんと!?れんちゃんにそう言ってもらえると凄く嬉しいなぁ」

梨花「えへへ、実はね?今日のために新しく買ったんだー」

梨花「あたし、れんちゃんと今日会うのすごく楽しみだったからね!」

梨花(よかった…れんちゃん大人しいから誉めてくれるって思わなかったよ)

梨花(私ちっちゃいからあんまりサイズが合わないんだよね…)

れん「そ、その…梨花ちゃんにピッタリで可愛いと思います…はい」

梨花「れんちゃん…ありがとっ!」

れん「は、はい…!」

梨花「えへへ」

れん「…くしゅん」

梨花「わ!大丈夫?寒い中待たせちゃったから風邪引いちゃったかな…」

れん「だ、大丈夫…」

れん(本当はマフラー買いたかったけど、今日のための準備とプレゼントでお金が……)

梨花「んー、ほんとは後から渡そうと思ってたんだけど…」

れん「?」

梨花「はい!あたしかられんちゃんにクリスマスプレゼント!」

れん「あ…!」

梨花「ねっ、開けてみてよ!」

れん「!!…マフラー…!」

れん(これって…)

梨花「れんちゃんがマフラーしてるところ見たことなかったからね」

梨花「銀と白と青でれんちゃんっぽいでしょ?」

れん「こ、これ…!ありがとうございます…はい!」

梨花「どうかな?」

れん「すごく暖かい…はい!」

梨花「似合ってる!よかった…くちゅんっ」

れん「あ…」

梨花「えへへ、あたしもマフラー持ってくればよかった」

梨花(プレゼントや今日のための準備でお金使っちゃって)

梨花(私用のマフラー買う余裕ないんだよね、でもれんちゃん喜んでくれてよかった)

れん「り、梨花ちゃん…その…ぷ、プレゼント、です!…はい」

梨花「えっ?れんちゃんが私に?あ、ありがとう!」

梨花「あけていい?」

れん「はい…!」

梨花「あ!マフ…!!」

梨花「わ!わ!これってまさか!」

れん「はいっ」

梨花「金と白と赤…れんちゃんのとペアのやつだよね!?」

れん「はいっ!」

梨花「私これほしかったの!ありがとう、れんちゃん!」

れん「えへ…」

梨花「マフラー見かけたとき、あたしとれんちゃんっぽいなって思ってて」

梨花「お揃いできらたって思ってたんだよっ!」

れん「私もそう…でもお金なくて私の分は買えなかったから…はい」

梨花「そうなの!?私もそうだよ!あたし達こんなところもお揃いなんだね!」

れん「は、はいっ…!」

梨花「すごいよ!マジでちょーうれしい!」

れん「わ、私もうれしいです、はい…!」

梨花「れんちゃんっ!」

れん「梨花ちゃん…!」

一方

このは「で、できたわ!」

葉月「こ、これが…」

あやめ「このはの作ったケーキ…!」

葉月『あやめ…私たちのクリスマスはここまでみたいだねー…』

あやめ『あちし…もっとクリスマスを味わいたいよぉ…』

このは「葉月、あやめ、今回は大丈夫だと思うわ…」

葉月「そう言ってもねぇ…キッチンが結界になってるからねぇー…」

あやめ「なんでああなったの?」

このは「チキンが爆発したのよ…何故かしら?」

あやめ「ううー、肉が…」

葉月「チキンは私が買ってきたから大丈夫だよ」

葉月「それよりも、このは…まだ時間あるんだしケーキは後からでもいいんじゃない?」

葉月「食べたら私達のクリスマスは…」

このは「三人とも気絶したままクリスマスが終わるのなんて私も嫌よ」

あやめ「なら夜でいいじゃん!」

このは「作りたてを二人に食べてもらいたいの…ケーキは大丈夫だから…たぶん」

あやめ「そのたぶんで何回も葉月が泡吹いて倒れてるのみたからなぁ…」

葉月「今思うとあの魔法少女昏睡事件ってこのはの料理が原因だったとか…?」

このは「葉月…流石にそれは傷付くわ…」

葉月「ごめんごめん、冗談だよー…あはは」

このは「とにかく、ケーキだけは大丈夫だと思うから食べてみて」

葉月「……わかった」

あやめ「葉月!?」

葉月「何があっても、このはについていくって決めたんだしねぇ…」

葉月「ケーキなんかに負けるわけにはいかいから…!」

葉月(さようなら、クリスマスの私…撤収~!)

葉月「いただきます!」

葉月「ぱくっ!」

あやめ「葉月ー!」

このは「…!」

葉月「!!!」

あやめ「…あれ?気絶してない?」

葉月「このは…これって…」

このは「ええ!」

葉月「私達は普段ケーキなんて食べられなかったけど…クリスマスだけは食べられた」

葉月「あの大好きだったケーキ…あれに似てる…!」

あやめ「ほんと!?ならあちしも!」

あやめ「!!ほんとだ!」

このは「でしょ!?そうよね!?」

葉月「すごいよこのは!よくあれの再現ができたねぇー!」

あやめ「ほんとにこのはが作ったの!?」

このは「ええ!やったわ!やったぁー!!」

葉月「変なキノコとか持ってたし、不安でしかなかったからねぇ」

あやめ「あの毒キノコはなんだったの?」

このは「ノーコメントで。でもケーキには使ってないわ」

このは「あのケーキの味は私達にとって一生忘れられない味だから…」

葉月「そうだね…ありがとう、このは」

あやめ「ありがとう!」

このは「ケーキが大丈夫なら、他のも大丈夫なはず!」

このは「さあ!私達のクリスマスを楽しむわよ!」

翌日、恥ずかしさのあまり葉月に匿われにやって来た常盤ななかが
泡を吹いて気絶している三人の美少女を発見するのであった
その気絶した表情は穏やかだったそうな

一方

かりん「アリナ先輩にプレゼントなの!」

アリナ「フールガールからのプレゼントとか期待できないんですケド」ワクワク

アリナ「ン?漫画…」

かりん「自分で作った漫画なの!わたしとアリナ先輩の漫画なの!」

アリナ「……」パラパラ

かりん「ど、どうですか…なの」

アリナ「……そこで待ってテ」テクテク

かりん「あっ…行っちゃったの」

かりん「アリナ先輩に喜んでもらえなかったみたいなの…」

かりん「わたし…頑張って描いたの…」

アリナ「別に喜んでないなんて言ってないんですケド」

かりん「アリナ先輩!」

アリナ「ほら」

かりん「イチゴ牛乳!」

アリナ「飲んで」

かりん「はいなの!」チュー

アリナ「どう?」

かりん「とっても美味しいの!」

アリナ「そ、なら…」

かりん「わっ、取られちゃったの…」

アリナ「ちゅ~ずぞぞっ」

かりん「わぁっ!また飲まれたの!」

アリナ「アリナ的には50点だから当然でしょ」

かりん「うぅー…そもそもいつも間接キスなの…」

アリナ「嫌?」

かりん「べ、別にアリナ先輩なら嫌じゃないの…でも…」

アリナ「そ、なら」スッ

かりん「!!??///」

アリナ「アリナ、何もプレゼント用意してないから、それがプレゼント代わりだから」

かりん「あわ…あわわ??///」

アリナ「アリナ的にはただのクリスマスプレゼントだから、勘違いして欲しくないんですケド」

一方

こころ「寒いねー」

まさら「ええ、でも平気…あなたが側にいるから」

こころ「まさら…ふふっ」

まさら「?」

こころ「ね、もっとそっちに行っても良い?」

まさら「…あなたの好きにすればいい」

こころ「ありがとう」

まさら「…あたたかい」

こころ「うん、私もあったかい…」

こころ「まさら……」

まさら「なに」

こころ「まさらは…来年も一緒にこの光景を見てくれるよね?」

こころ「私はもう一人でこの光景を見なくてもいいんだよね…?」

まさら「ええ、あなたはもう一人じゃないから…」

こころ「えへへ…ありがとう、まさら」

まさら「……」

こころ「まさら?」

まさら「……」ギュッ

こころ「わっ!」

まさら「…これなら、もっと暖かくなるから」

こころ「まさら…うんっ!」ギュッ

まさら「……」

こころ「えへへ…かなり顔が近くなっちゃったね」

まさら「ええ…」

こころ「私ね…まさらと会えて本当に良かったって心からそう思ってるの」

こころ「あ、ギャグじゃないよ?」

まさら「大丈夫、わかってる」

こころ「ありがとう…あのね、私…まさらがいなかったら今ごろはとっくに…」

こころ「本当にまさらは私の心の拠なんだよ…?」

まさら「…そう」

こころ「……えへへ、ごめんね?変なこと言っちゃって」

まさら「……私は…あまり言葉にするのが得意じゃないから」

まさら「だから…一言だけ伝えるわ」

こころ「まさらから一言だけ…?」

まさら「耳を貸して」

こころ「こう?」

まさら「……大好き」

こころ「……」

こころ「ぼんっ」

まさら「……?」

こころ「」

まさら「……え?」

こころ「」

まさら「え…どうしたの?」

こころ「」

まさら「息…してない…!?」

まさら「ど、どうしよう!どうすれば…そ、そうだ!」

まさら「緊急事態だから仕方ないわ…!」

数分後

こころ「はっ」

まさら「あっ!」

こころ「あ、あれ?私…?」

まさら「良かった!」ギュッ

こころ「わっ!ま、まさら!?」

まさら「良かった…本当に良かった!」

こころ「まさら…」

こころ(まさら…こんな顔するんだ)

こころ(何があったのかよくわかんないけど…これだけは覚えてる)

こころ「まさら」

まさら「な、なに?」

こころ「私も大好きだよ」

まさら「」

こころ「ふふ、言っちゃった」

まさら「」

こころ「……まさら?」

まさら「」

こころ「息…してない!?」

こころ「まさらーっ!?」

こころ「ど、どうしよう!どうしよう!」

こころ「あ…き、緊急事態だから仕方ないよね?」

こころ「ごめんね、まさら!」
まさら「んっ」パチッ

こころ「わあぁっ!?」

まさら「一瞬記憶が飛んでいたみたい…ん?」

こころ「ま、まさら…よかった」

こころ(でも少しだけ残念かも…?)

まさら「…今、顔がものすごく近かった」

こころ「ま、まさらが息してなかったから…」

まさら「なるほど、だからあなたも私と同じことを…」

こころ「え?同じって…えっ!?」

まさら「でもこんな形では…私は嫌だから…」

まさら「だから…目を瞑って」

こころ「!?!?」

こころ「う、うんっ…!」

まさら「いい?いくわよ?」

こころ「お、おねがいします…」

チュッ

マミホミ双のMerry Christmas【14】

鶴乃「えーと、要するにこういうことだよね?」

鶴乃「マミちゃんが『クリスマスが大嫌い』って思ったら」

鶴乃「もう一人のマミちゃんが助けに来てくれた」

鶴乃「だから、ダブルマミちゃんがクリスマスを楽しめれば」

フェリシア「めでたし!ってことだな!」

マミ「そうなるのかしら…?」

ホーリーマミ「私はそれで良いと思うわ」

やちよ「あなたの魔法で変わった二人はどうなるの?」

ホーリーマミ「クリスマスが終わると同時に元に戻るはずよ」

ももこ「んじゃ、この素直なレナはクリスマスまでの限定ってことか」

レナ「ううう、レナ元に戻るの嫌だよ…」

かえで「私は元のレナちゃんの方が好きだよ」

レナ「かえでちゃん…大好き!」

ももこ「これ元に戻ったら戻ったでレナ大荒れだろうな…」

レナ「それは大丈夫、もうレナの本心はみんなにバレてるから気にしないで」

レナ「口はまた悪くなるけど…ごめんなさい」

ももこ「あはは、そっか」

フェリシア「あいつは子供のままの方がいいんじゃねーの?」

さな「一番の被害者だと思います…」

鶴乃「よかった、100点の料理になってても期間限定だったんだ」

ホーリーマミ「でもその100点の料理を身に付けられれば、クリスマスの後も大丈夫だったはず…」

鶴乃「うそ!?むー…いやいや!自力で100点にしてみせるよ!」

やちよ(あのまま、みんなが来てくれなかったら…)

やちよ(私はかなえとメルを生き返らせて欲しいと願っていたのかもしれないわ…)

やちよ(みふゆにも、戻ってきてほしかったはず…)

やちよ(仮にそれで本当に二人が生き返って、みふゆが戻ってきたとしても)

やちよ(クリスマスが終われば……)

やちよ(……本当にあぶなかったわ)

やちよ(白い巴さんに悪意はないのだろうけど…すごく残酷な結果になってた…)

やちよ「かなえ…メル…みふゆ…」

いろは「…」ギュッ

やちよ「!」

いろは「やちよさん、大丈夫です…私たちがいますから」

やちよ「…ふふ、ありがとう」

ももこ「…やちよさん」

やちよ「ももこ…」

ももこ「……」

やちよ「……」

ももこ「…クリスマスパーティー、楽しもうな!」

やちよ「!…ええ」ニコ

鶴乃「えへへ」

ホーリーマミ「うーん、なんだか余計なことをしてしまっていたみたいね…」

マミ「自分が正しいと信じたら、回りが見えなくなる…良くも悪くも、それが私みたいね」

ホーリーマミ「気を付けるわ…」

マミ「あの、ところであなたはこっちの世界にいてもいいの?元の世界は大丈夫なの?」

ホーリーマミ「私がいた世界の私は、見滝原や神浜を問わず、全国各地を飛び回っていたの」

ホーリーマミ「別に鹿目さん達と仲違いをしたわけじゃないのだけど…色々あってね」

ホーリーマミ「だからね、私もひとりぼっちなの…」

ホーリーマミ「こうしてクリスマスに希望を届けることに全力を出しているのも」

ホーリーマミ「クリスマスにひとりぼっちなのが嫌だから…なんだと思うわ」

マミ「…そっか」

ホーリーマミ「だから、あなたも私も同じみたいね…」

マミ「…うん」

ホーリーマミ「でも…あなたは私より立派よ、その様子だと魔法少女の真実も知っているのでしょう?」

マミ「もちろん」

ホーリーマミ「私は…真実を知って、心が完全に折れてしまったわ…」

ホーリーマミ「紆余曲折を経て今はこうなったけど…」

ホーリーマミ「私は結局、現実逃避をしているだけなのかもしれないわ…」

マミ「私だって辛かった…でもね、私一人に限った話じゃないもの」

マミ「鹿目さん達はもちろん、十咎さん達だってそう」

マミ「みんな一緒なの」

ホーリーマミ「みんな一緒…うん、そうよね」

マミ「だから私は負けないわ」

マミ「…って強がってても、クリスマスにひとりぼっちなのが嫌であなたを呼んでしまったのだけどね」

ホーリーマミ「私だってひとりぼっちは嫌よ…お互いがお互いを呼んだんだわ」

ホーリーマミ「ねぇ…もしよければ、暫く私を匿ってくれないかしら?」

マミ「!」

ホーリーマミ「目が覚めた…って言うのかしら?」

ホーリーマミ「ようやく自分が今まで何をして来たのか客観的に考えられるようになった気がするわ」

ホーリーマミ「少なくとも、勝手に常盤さんを子供にしてしまったし」

ホーリーマミ「本人が望んだとは言え、水波さんの性格も変えてしまった…」

ホーリーマミ「それに七海さんだって、あのままなら仲間を蘇らせて…クリスマスが終わると同時に…」

ホーリーマミ「だから私…自分を見つめ直したいの」

ホーリーマミ「もう一人の自分がそばにいてくれたら、見直すにはこれ以上はないと思うから…」

マミ「ふふっ、わかったわ」

ホーリーマミ「!」

マミ「暁美さんが二人に増えた話を聞いたときは、あんまりピンとこなかったから」

マミ「まさか自分がそうなるだなんて夢にも思わなかったけど…」

マミ「いざこうなってみると、意外とすんなり受け入れることができたわ」

マミ「それに私も自分を見直したいしね」

マミ「だからよろしくね?」

ホーリーマミ「ありがとう!」

ももこ「とりあえず、一旦は一件落着…か?」

やちよ「常盤さんが気になるけど…彼女なら大丈夫なはずよ」

かえで「なんでも調整屋で修羅場になってるみたいです」

フェリシア「あいつのことなんてほっとこーぜ!」

やちよ「まぁ…クリスマスが終わったら謝罪には行った方がいいわね」

やちよ「私も同伴するから…」

ホーリーマミ「は、はい…」

鶴乃「ねぇ、白いマミちゃんってなんて呼べばいいの?」

ホーリーマミ「私も巴マミ以外に名前はないんです…」

かりん「クリスマス感があるの!だからクリスマスが生んだ魔法少女なの!」

いろは「ならクリスマスっぽい名前をつける…とか?」

さな「クリスマスっぽい…うーん…」

レナ「クリスマスと言えばホーリーじゃない?」

ホーリーマミ「!」

かりん「そうなの!ホーリーマミがよさそうなの!」

ホーリーマミ「ホーリーマミ…!」

マミ「鹿目さんはアルティメットまどかだし、暁美さんは悪魔ほむらなんだもの」

マミ「ホーリーマミはありなんじゃないのかしら?ふふっ」

ホーリーマミ「ホーリーマミ…!」

ももこ(自分だけど自分じゃないからなのか、なんかマミちゃん楽しそうだな)

フェリシア「かっけー!!」

かえで「なら略してホミさんだね!」

ホーリーマミ「ホミ…私は巴ホミ!」

やちよ「あくまで通称だけどね」

鶴乃「ホミちゃんで決まりだね!ふんふん!」

いろは「なら、これからはマミさんとホミさんって呼ばなきゃ」

ホーリーマミ「ええ、よろしくね」

マミ「ドッペルゲンガーじゃなくて本当によかったわ…」

ももこ「マミちゃんが珍しく怖がってたもんなー」

やちよ「ひとまず、この偽巴さん事件は解決できたわね」

いろは「そうですね!」

ホーリーマミ「迷惑をかけてしまったみたいで申し訳ないわ…」

フェリシア「26日は大変な目に合うぞ!」

マミ「常盤さんはかなりしたたかよ…」

ホーリーマミ「う…」

レナ「レナはホミに感謝してるし、そんなに落ち込まないで?」

ももこ「この素直なレナも残りわずかと考えると名残惜しいかったりするなー」

かえで「それでも私はやっぱり元のレナちゃんが一番かな」

レナ「かえでちゃーん!」ギュー

かえで「ふゆぅ」

やちよ「さて、これ以上この人数でここで立ち話もあれだし」

やちよ「そろそろクリスマスの準備を再開するわよ」

やちよ「二人ともみかづき荘のクリスマスパーティーにこない?」

鶴乃「歓迎するよ!ふんふん!」

フェリシア「ねーちゃん二人がケーキ作ってくれるならオレも参加するぞ!」

いろは「フェリシアちゃん」

さな「に、人数が多い方が楽しめると思います…」

マミ「ならお言葉に甘えて…」

ホーリーマミ「ありがとうございます」

ももこ「よしっ!決まりだな!」

レナ「わーい!」

かえで「かりんちゃんも来るよね?」

かりん「ごめんなさいなの、クリスマスは予定があるの…」

かえで「あっ、先輩と?」

かりん「そうなのっ!」

やちよ「なら合計で10人ね、はりきっていくわよ!」

フェリシア「結局やちよが一番楽しんでるんだよなー…」

鶴乃「やちよだって最後の未成年クリスマスを楽しみたいんだよ!だって最後なんだもん!ふんふん!」

鶴乃「もうこれがラストだから仕方ないよ!最後の少女クリスマス!ふんふん!」

いろは「あっ」

やちよ「鶴乃、今夜空いてるかしら?」ニコニコ

鶴乃「あ…」

やちよ「あなたがどれだけ強くなったのか、師匠として確認してあげるわ」

鶴乃「ひいぃぃ…なんで私だけ!?」

やちよ「あなただってギり未成年イブじゃない」

鶴乃「うぅぅー!た、助けて!」

いろは「フェリシアちゃんとさなちゃん、今日はちょっと散歩しよっか」

フェリシア「鶴乃がんばれ」

さな「あ…あはは…」


鶴乃「ホミちゃん!今こそ君の出番だよ!」

ホーリーマミ「反省したから、この力は封印します…」

鶴乃「ええ!?」

ももこ「鶴乃は最強の魔法少女なんだし、最古参の魔法少女にも勝てるって」

やちよ「あら?あなたも一緒に来てもいいのよ?」

ももこ「うげ!あ、アタシは期間限定レナを楽しむからパスな!」

レナ「えへへ」

マミ「騒がしいクリスマスになりそうね」

ホーリーマミ「本当にね…楽しみだわ」

マミ「ふふっ」

ホーリーマミ「ふふっ」

マミホミ双のMerry Christmas【13】

ホーリーマミ「巴…マミ…?」

マミ「ええ、私も巴マミよ」

ホーリーマミ「そんな…」

フェリシア「なー、なんで二人もいるんだ?」

さな「魔女やウワサじゃなさそうです…」

ももこ「でもドッペルゲンガーでもなさそうだな…」

かえで「レナちゃんはどう思う?」

レナ「レナはマミだと思う…」

かりん「それだとマミさんが二人いることになっちゃうの…」

やちよ「……鶴乃、どう思う?」

鶴乃「声や姿だけじゃなくて、魔力もよく似てる…」

鶴乃「ねえ、そっちの白いマミちゃん、変身解いてくれないかな?」

ホーリーマミ「え、ええ…」パアッ

いろは「あっ…」

フェリシア「やっぱまんまねーちゃんじゃんか!」

ももこ「…うひゃー…本当にそっくりだ」

やちよ「……ミラーズでもないわ」

さな「な、ならなんなんですか…?」

いろは「あ、あの!まどかちゃんって神様ですか?」

ホーリーマミ「えっ?鹿目さん?鹿目さんは普通の魔法少女の女の子だと思うけど…」

やちよ「!」

いろは「なら、ほむらちゃんは?」

ホーリーマミ「暁美さんも普通のはず…」

マミ「じゃあ、なぎさちゃんは?」

ホーリーマミ「なぎさ…?ごめんなさい、知らないわ」

マミ「…なるほどね」

鶴乃「マミちゃんなら普通は知ってるはずの情報を知らないとなると…」

やちよ「まさか、パラレルワールド…?」

鶴乃「だね」

フェリシア「はらへるワールド??」

いろは「フェリシアちゃん…[困った笑顔]」

さな「ぱ、パラレルワールドは…平行世界って意味で…似たような世界がたくさんあって…」

フェリシア「はぁ?世界はこの世界だけだろ?」

鶴乃「後で教えてあげるから今は待っててよ」

フェリシア「めんどくさそうだしオレはパスな!」


やちよ「その方が助かるかもね」

ももこ「なら、そっちのマミちゃんはパラレルワールドから来たマミちゃんってことかよ!?」

かえで「で、でもそんなことあり得るの…?」

レナ「かえでちゃん…」ギュー

かりん「むしろこっちの方がパラレルワールド感ある光景なの」

ホーリーマミ「私がパラレルワールドから来た…?」

マミ「以前、鹿目さんに聞いたことがあるの」

マミ「別の時間軸からもう一人の暁美さんがやってきて、暁美さんが二人に増えてる時間軸があるってね」

マミ「今はその時間軸の二人は双子として生活したみたいよ」

ホーリーマミ「暁美さん?時間軸??」

マミ「その様子だと、そっちの暁美さんはまだ最初の頃の姿のようね」

いろは「こっちの世界はういやまどかちゃん達でいろんなことがあって」

いろは「最終的になんかすごいことになってるからね…」

さな「も、もう一人の巴さんがこの世界に来たってことですか…?」

フェリシア「わかった!デカゴンボールのトランクスみたいなもんだろ!」

鶴乃「そうそう!そんな感じ!」

ホーリーマミ「わ、私…いつのまに…」

マミ「あなたは何をしていたの?」

ホーリーマミ「…私は色々あって、この姿と力を手に入れたわ」

ホーリーマミ「それからはフローレンスと一緒に神浜に希望を届けるためにあちこち移動していたの」

マミ「フローレンス?」

ホーリーマミ「ええ、私の大切なお友だちよ。今はまだ出せる状態じゃないから見せられないけれど…」

かえで「ドッペルのことかな?」

レナ「かりんちゃん!レナと一緒に頑張ろうよ!」

かりん「わ、わかったけど調子がでないの…」

かりん「マジカルかりん!ここにさんじょー!ゆくぞ!」

かえで「ノリノリだよ?」

レナ「アクセルアクセルアクセル!」

かりん「アクセルアクセルアクセル!」

レナ「レナの力無駄だったら悲しいな…」コネクト

かりん「うむ!力をかす!」コネクト

ホーリーマミ「ありがとう、これなら…フローレンス!」ドンッ

やちよ「巴さんのドッペルとは違う…!?」

鶴乃「え!?ドッペル変えられるの!?」

かえで「レナちゃん、かりんちゃん、今度はこっちのマミさんにお願い!」

レナ「うん!見ててね、かえでちゃん!レナ頑張るから!」コネクト

かりん「やっぱり調子がでないのだ!」コネクト

マミ「ティロ・デュエット!でてきなさい!」ドンッ

フローレンス「」

キャンデロロ「」

フェリシア「すげぇ!」

さな「なんだか綺麗です…」

ももこ「はー、ドッペルは似てないんだなー…」

鶴乃「うううー…いいなぁ」

やちよ「私は鶴乃のドッペル好きよ?」

鶴乃「ししょー!」

レナ「レナはももことかえでちゃんが大好き!」

ももこ「アタシも二人とも大好きだぞ!」

かえで「ふゆぅ」

いろは「ドッペルは違うけど魔力は似てる…ならやっぱりパラレルワールドの巴さん…?」

マミ「そう…みたいね」

ホーリーマミ「でもなんで私はここに…?」

やちよ「世界を飛び越えてきたことはわからなかったの?」

ホーリーマミ「え、ええ、全く…」

いろは「何かおかしなことはなかったんですか?」

鶴乃「何してたか思い出してみてよ!」

ホーリーマミ「私は願いを叶える力を手に入れて、神浜の魔法少女に希望を届けると決めたの」

ホーリーマミ「それでいろんな魔法少女の様子を見て、声をかけてたりしたわ」

ホーリーマミ「ある程度魔法でその魔法少女が何を望んでいるのかわかるから、それを実現させてあげたかったの」

ホーリーマミ「その魔法少女も喜んでくれるし、私も嬉しかったわ」

マミ(やっぱり…なんとなくその気持ちはわかるわ)

マミ(私もその力があったら、そうしていたのかもしれない…)

ホーリーマミ「それを繰り返していたら…こうなっていたの」

ももこ「なら無意識のうちにこっちに来ちゃったってわけ?」

鶴乃「何か違和感とかなかった?」

ホーリーマミ「違和感…?あ、そうよ!私…『クリスマスなんて大嫌い』って強い思念を感じわ」

マミ「!」

ホーリーマミ「だからその魔法少女を救うためによりいっそう頑張ろうとしたのよ」

ホーリーマミ「とにかく魔法少女の願いを叶えてみせる…って」

さな「もしかして、クリスマス反対軍…?」

フェリシア「オレそこまで嫌ってないぞ!?」

ホーリーマミ「その思念を感じて、魔法少女を探していたのだけど結局見つからなかったわ…」

ホーリーマミ「その魔法少女を私の力で救いたかったの…」

やちよ「だから手当たり次第、魔法少女の願いをかなえようとしていたのね…」

マミ「それ…もしかしたら、私なのかも…」

ホーリーマミ「!」

ももこ「えっ?」

マミ「……そもそも、なんで私が神浜に来ているかと言うと」

マミ「クリスマスを今年も一人で過ごすことになりそうだから、それが嫌で…気分転換で来たの」

かえで「あっ」

かりん「あっ」

レナ「う…」

マミ「ここなら学校での知り合いとはあわないだろうなって…」

マミ「でも呉さんとは会ったのよね…」

マミ「呉さんと美国さんが二人でクリスマスを過ごす感じだったから、少し嫉妬したわ…」

マミ「そして次に出会ったのが七海さんと環さん」

マミ「二人とも本当に仲良さそうで微笑ましかったし」

マミ「クリスマスパーティーをすると聞いて、羨ましかったけれど…」

いろは「巴さん…」

やちよ「……ごめんなさい」

マミ「いえ、この紅茶は本当に嬉しかったんです。クリスマスプレゼントが貰えたって…」

フェリシア「なー、オレとさなには何も思わなかったのかよ?」

マミ「正直に言うとね、神浜について早々可愛らしい二人と出会って」

マミ「『オレ達はもう家族』って聞いて、ちょっとだけ嫉妬しちゃったの」

フェリシア「わ!わ!ば、バカ!なんで言うんだよ!」

やちよ「フェリシアがそんなことを?…ふふっ」

いろは「フェリシアちゃん…!」

フェリシア「わー!わー!がうがう!」

鶴乃「あはは!フェリシアはやっぱり可愛いなぁ」

さな「はい」

マミ「ふふっ」

ももこ(キャンデロロがちょっとでかくなった…)

マミ「そして、次に出会ったのがデート中の二人よ」


かえで「で、デートだなんて!」

レナ「レナはかえでちゃんと二人っきりでデートの気分だったよ」

かえで「!」

かりん「むむ!まだかえでちゃんとレナちゃんの事だとは言ってないぞ!」

かりん「かえでちゃんもデートだって意識してた証拠なのだ!」

かえで「ふみゃうみゃう!?」

レナ「かえでちゃん…!」ギュー

かえで「ふ、ふゆぅ…」

ももこ(アタシの見立て通りでよかったよかった)

レナ「だから、かえでがマミに嬉しそうに話してるのみて…すごく嫉妬したもん」

かえで「そうだったんだ…」

マミ「そしてクリスマスの話しになって…辛くて逃げ出したの」

かえで「あっ…」

レナ「ご、ごめんなさい…ううう」

かりん「ふむ、それでああなっていたのか……なの」

マミ「でも…その後、十咎さんと一緒にいるうちに寂しさはなくなっていったわ」

ももこ「!」

マミ「十咎さんは私を尊敬してるって言ってくれたけど…」

マミ「私も、十咎さんのことを尊敬していたの…」

マミ「そんな十咎さんからああ言ってもらえて、嬉しかった…」

ももこ「マミちゃん…」

マミ「そんな時、もう一人の私を見かけたの」

ホーリーマミ「あの時、横を通った仲良さそうな二人組があなた達だったのね…」

マミ「ええ、だから私の『クリスマスが大嫌い』と言う気持ちが同じ魔力をもつもう一人の私に届いて」

ホーリーマミ「その『クリスマスが大嫌い』な魔法少女を救うために無意識のうちにこっちに来てしまった…と言うこと…かしら」

フェリシア「つまり黄色いねーちゃんが白くて黄色いねーちゃんを呼んだのか!」

鶴乃「うーん、そんな感じかな?」

マミ「……」

ホーリーマミ「……」

マミホミ双のMerry Christmas【12】

その頃

やちよ「ええ、わかったわ。ももこも気を付けなさい」

やちよ「……相変わらず事務的な連絡…ね」

やちよ「ううん、連絡してくれるようになっただけでも前進できたのよね」

やちよ「……ももこ…まだ…わかってる、わかってるわ」

やちよ「…あの頃のももこはもういないのよ…」

やちよ「…かなえ…メル…」

やちよ「…………」

やちよ「それよりも、今は偽巴さんよね…」

やちよ「一度も楽しめたことのないクリスマス、どうせ楽しむなら子供の頃に楽しみたかった…と言ったら本当に子供にされた」

やちよ「素直な性格になりたいと言ったら本当に素直な性格に変えられた」

やちよ「鶴乃は万々歳の料理を100点にすると言われた…」

やちよ「……鶴乃はともかく、あの二人に関しては一応本人が望んだものだわ」

やちよ「願いを実現させているとでもいうの?」

やちよ「だとすれば何のために?そして何故巴さんの姿をして…」

やちよ「私も今日は暫く巴さんと一緒にいたし、その後ももこと一緒にいたのもわかってる」

やちよ「だから巴さんが犯人でないことは間違いないし、疑うつもりもないわ」

やちよ「でも何故巴さんの姿をしているの?」

やちよ「いったい犯人は何が目的なのかしら…偽善者ぶりたいのか…」

やちよ「それとも、純粋に人の力になりたいだなんて考えているの?」

やちよ「……動機がなんであれ、これ以上被害を増やすわけにはいかないわ」

やちよ「もし元に戻せないとしたら…常盤さんに関しては人生をもう一度やり直すことになってしまうのよ」

やちよ「そんなこと…」

やちよ「人生を…やり直す…」

やちよ「……かなえ…メル…」

やちよ「みふゆ…」

やちよ「ももこ…」

やちよ「私は…」

ホーリーマミ「突然失礼…」サールティーローヤーリィー

やちよ「なっ!?っ…本当に突然現れるのね」

ホーリーマミ「私は巴マミ」

やちよ「…白々しいわ、あなたは巴さんではない」


ホーリーマミ「えっ?」キョトン

やちよ「?」

やちよ(その純粋に驚いたリアクションは…少し想定外だったわ)

やちよ(それにしても、本当に白くてハデな巴さんの姿をしているのね)

やちよ「…もしかして、今度は私の願いを叶えてくれるのかしら?」

ホーリーマミ「ええ!あなたに希望のお裾分けを…!」ニコニコ

やちよ「……」

やちよ(…あの笑顔に裏があるようには思えない)

やちよ(もしかすると本当に純粋な善意だと言うの?)

やちよ(だとしたらやっかいね…)

やちよ「私の前に姿を現したのは失敗ね、探す手間も省けたわ」

ホーリーマミ「さぁ、一緒に祈りましょう?あなたの大切な仲間を生き返らせてさしあげます」マミンマミン

やちよ「!?」

やちよ(かなえ…メル…)

ホーリーマミ「一緒に祈りましょう?そうすればきっと奇跡は起こります」

やちよ「っ…く…!そ、そんなはったり、私には通じないわ!」

やちよ「正体を現しなさい!」

ホーリーマミ「え?だから私は巴マミ…」キョトン

やちよ「あなたが巴さんでないことはお見通しよ、下手な嘘はよしなさい」

ホーリーマミ「そ、そんなこと言われても…」オズオズ

やちよ「……」

やちよ(…嘘をついているようには見えない)

やちよ(だけど巴さんでないことは明白…まさか自分が巴さんの偽者だと理解できていないのかしら…)

ホーリーマミ「それよりも、早く祈りを…奇跡は必ず起こります」マミン

ホーリーマミ「あなたの失った大切な仲間、そして絆…」

ホーリーマミ「全てを元に戻すことができるはずです」

ホーリーマミ「あの頃に戻れます!」マミン

やちよ「…!」

やちよ「…ふ、ふざけないで…私にはそんなまやかし…」

かなえ『やちよ…』

メル『七海先輩…』

やちよ「うっ…」

みふゆ『やっちゃん』

やちよ「っ……」

やちよ(これは幻覚じゃない…私自身が見せている記憶…)

かなえ『やちよ…』

やちよ(…かなえは目の前でソウルジェムが砕けた)

メル『七海先輩…』

やちよ(メルは目の前で魔女に…)

みふゆ『やっちゃん』

やちよ(みふゆとは…道を分かった…)

ももこ『やちよさん』

やちよ(ももこは…近いけど…遠い…)

鶴乃『ししょー!』

やちよ(あの頃と変わらないのは鶴乃だけ…)

やちよ(かなえも、メルも、みふゆも、ももこも…)

ホーリーマミ「楽しかったあの頃に、あの悲劇をなかったことに…さぁ」

やちよ(あのことをなかったことに…?)

やちよ(かなえもメルも…みふゆだって…)

やちよ(辛いこともあるけど楽しかったあの頃)

やちよ(あの頃のように戻れたら…)

ホーリーマミ「さぁ!あの頃に戻りましょう!」

やちよ「私は…あの頃に…戻りた…」

いろは『やちよさん!』

フェリシア『やちよ!』

さな『やちよさん!』

鶴乃『やちよ!』

やちよ「!!」

やちよ(みんな…ありがとう)

ホーリーマミ「!?」

やちよ「…私は…戻らない」

やちよ「今の私がいるのも、みんなのおかげ…」

やちよ「ここで私があの頃に戻りたいと願えば、それは私を支えてくれたみんなを否定することになるわ」

やちよ「だから私は戻らない!」

ももこ『やちよさん!』

やちよ「…これでいいのよね、ももこ…鶴乃…」

鶴乃「うん、これでいいんだよ!」

やちよ「鶴乃!?」

ももこ「アタシも同意見だよ」

やちよ「ももこ…」

ももこ「アタシらが来なかったらあの頃のやちよさんに逆戻りになってたのかもな」

ももこ「……よかった」

やちよ「……ありがとう」

いろは「良かった…やちよさん…本当に良かった」

フェリシア「やちよまで変にされちまうのかと思って心配したんだからな!」

さな「よ、よかった…」

やちよ「みんな…!」

やちよ「みんなが私を引き留めてくれたのね」

かえで「間に合ってよかった…」

かりん「かえでちゃんナイスなの!」

レナ「流石かえでちゃん!大好きっ!」ギュー

かえで「ふゆぅ!」

マミ「……」

ホーリーマミ「こんなに魔法少女がたくさん!一緒に祈りましょう!」ニコニコ

ももこ「…本当に見た目はマミちゃんそのものなんだな」

かえで「レナちゃんを早く元に戻してください!」

レナ「か、かえでちゃん…」ギュー

ホーリーマミ「えっ?でも水波さんはそうなることを祈ったから、生まれ変われたのに…」

ももこ「今のレナだって可愛いし、好きだよ」

ももこ「でもな、アタシとかえでが大好きなレナは」

かえで「いつもの我儘で意地っ張りなレナちゃんなんです!」

レナ「うぅぅ…」

ホーリーマミ「で、でも…」

いろは「常盤さんも元に戻してあげてください!」

フェリシア「あいつおっかないから元に戻ったら戻ったでヤバイけどな!」

さな「か、かわいそうです…」

鶴乃「ねぇ、白いマミちゃんは何でそんなことをするの?」

ホーリーマミ「そんなこと…?私はただ、みんなの願いを叶えて…」

やちよ「それは間違った善意よ、必ずしも願いをかなえることが正しいとは限らないわ」

ホーリーマミ「で、でも…私はみんなに笑顔になって欲しくて…」

かりん「なんだか悪気はなさそうなの…」

レナ「レナは白いマミに感謝してるよ?」

かえで「レナちゃん…」

レナ「白いマミは本当に願いをかなえて喜んで欲しいだけだと思う…」

レナ「レナ…わかるから…」

ももこ「レナ…」

いろは「あ、あの…あなたは本当に巴さんなんですか?」

ホーリーマミ「ええ、私は巴マミ…」

フェリシア「ねーちゃんならそこにいるぞ!」

ホーリーマミ「えっ?」

マミ「……」

マミ(…なるほどね)

マミ(今のやり取りでわかった…)

マミ(あの子は私の偽者なんかじゃないわ)

ホーリーマミ「あ…あれ?どうして…?」

マミ「……私は巴マミ。あなたと同じよ」

マミホミ双のMerry Christmas【11】

ももこ「かえで!何があったんだ!?」

かえで「ま、マミさんが突然現れて願いを叶えるって…」

かえで「それにレナちゃんが答えたら…」

レナ「ももこ…大好き」ギュー

ももこ「おわっ?れ、レナ!?」

かりん「こうなっちゃったの…」

マミ「さ、さっきまでのレナちゃんと全然違うわ…」

かえで「!」

いろは「やっぱり…レナちゃんまで…」

かえで「あ、あの!やっぱりさっきのはマミさんじゃないんですよね?」

マミ「え、ええ…その人も巴マミと名乗ったみたいだけど…私じゃないわ」

マミ(でも…もしかしたら…?)

かりん「どういうことなの?」

いろは「その巴さんって白くてハデだったよね?」

かりん「そうなの、クリスマス感があったの…」

かえで「やっぱり偽者だったんだ…あの時もっと早く気づいてたら…」

レナ「ももこ…」ギュー

ももこ「レナは何をされたんだ?」

かりん「素直な性格に生まれ変わりたいって言ってたの…そしたら、かえでちゃんに抱きつき始めたの…」

いろは「それって、レナちゃんって普段からこうしたがってたってことなの!?」

かえで「……」

かりん「それはわからないの…」

ももこ「レナ…そんなことを…」

レナ「レナ…ももことかえでちゃんが大好き…離れたくない」ギュー

かえで「……」

いろは「かえでちゃん?」

かえで「…私、偽マミさんを探してきます!」タタッ

ももこ「あ、おい!かえで!アタシも行くから!」

レナ「レナを一人にしないでっ!」ギュー

ももこ「わ!わ!」

レナ「ももこっ…」ギュー

いろは「レナちゃんがしがみついて離れない…」

かりん「かえでちゃんを追いかけてくるの!」タタッ


ももこ「ごめん!助かるよ!」

マミ(レナちゃんはあくまで自分で性格を変えるように願ったのよね…?)

マミ(そして…私の偽者?がそれを叶えた…)

マミ(でも何のために?そんなことをして何の特になるのかしら…)

マミ(ただの善意で?でもそんなの独りよがりの善意…)

マミ(…独りよがり……?)

マミ「いったい何が目的なのかしら…?」

ももこ「わからないけど…少なくとも二人は見た目や性格を変えられちゃったんだ」

ももこ「そのまま野放しにするのは絶対に不味いからな…」

レナ「レナはこれがいい…これでももことかえでちゃんと一緒にいられるもん…」ギュー

レナ「あのマミが本物でも偽者でも感謝してるよ」

マミ「……」

ももこ「あれは偽者だよ、本物のマミちゃんはアタシといたんだ」

ももこ「それになレナ…そんなことしなくても、アタシ達はと一緒だろ?」

レナ「ううん…三人とも年齢も違うし…いつまでもこうやって一緒にいられないに決まってる…」

レナ「特にレナが元のレナのままなら…いつかはまた一人に戻るってわかってるから…」

レナ「だからレナ、このままがいい…」ギュー

ももこ「レナ…」

いろは「……」

いろは(私達もみんな年齢はバラバラだし…いつまでも、みかづき荘にいられないのはわかってる…)

いろは(でも…それは…)

マミ「……」

マミ(私自身には何の心当たりもないわ)

マミ(でも…なんとなくわかる気がする…)

マミ(少なくともドッペルゲンガーじゃない…はず…)

マミ(……よし)

マミ「私、偽者を探してきます。十咎さんはレナちゃんをお願いします」

いろは「私も一緒にいきます!」

マミ「環さん…」

ももこ「ごめん!二人とも頼んだよ!」

いろは「行きましょう!巴さん!」タタッ

マミ「ええ、環さん!」タタッ

レナ「なんでみんなあの白いマミを悪者って決めつけるの?」

レナ「レナはおかげで生まれ変われたのに…」

ももこ「…レナ、今のレナは魔法でそうなってるだけだよ」

ももこ「だから元に戻してやるからな」

レナ「やめてよ!レナはこのままがいい!元の水波レナなんて大嫌いっ!」

レナ「ずっとずっと一緒にいたいの!元のレナなんかじゃそんなの無理だもん!」

ももこ「……レナ、そこまでアタシやかえでのことを…」

ももこ「…アタシの親友の水波レナは確かに我儘だし、意地っ張りだし、素直じゃないよ」

レナ「うん…だからレナなんて大嫌い…今のレナがいい…」

ももこ「でもな?アタシもかえでも、そんなレナが好きだからいつも三人一緒にしてきたんだ」

レナ「……」

ももこ「…アタシはさ、前に苦い思い出があって…鶴乃はともかく、やちよさんとは今でも気まずいことがあるんだ」

ももこ「あれもアタシが弱かったから招いたこと…」

ももこ「それはアタシもやちよさんも…鶴乃もそう思ってるはず」

ももこ「あの悲劇は繰り返させない…」

ももこ「やちよさんが、いろはちゃん逹を全力で守っているように」

ももこ「アタシも、レナとかえでを守るって決めたんだ」

ももこ「だからレナ…心配すんなって、アタシ達はずっと一緒だからな?」

レナ「ももこ……」

レナ「でも…でも…レナ…やっぱり今がいい…」

レナ「元に戻ったら、また余計なこと言って誰かを傷付けるに決まってるもん…」

ももこ「その時は一緒に解決すればいいじゃん、だろ?」

レナ「……」

ももこ「だからアタシ達も偽マミちゃんを探そう!」

ももこ「アタシはもちろん、かえでだってそれを望んでるんだ」

ももこ「レナに元に戻って欲しいって一番強く思ってるのは、かえでだと思うぞ?」

レナ「…そんなことない…だってレナ、かえでに酷いことたくさんしてきたもん…」

ももこ「でもかえではいつも笑って許してくれるだろ?それが答えだよ」

ももこ「今の素直で可愛いレナもいいかもしれないけど、やっぱり元のレナが一番!」

ももこ「これがアタシとかえでの答えだよ」

レナ「………」

ももこ「だから一緒に行こうぜ!」

レナ「……うん」

ももこ「ほら、手」

レナ「……うんっ!」ギュッ

その頃

マミ「環さんもごめんなさい、巻き込んでしまって…」

いろは「そんな、あやまらないでください。私も早くみんなに元に戻って欲しいんです」

いろは「それに巴さんは何も悪くないんですから」

マミ「……環さん、あのね?私…もしかしたら、偽者の気持ちがわかるかもしれないの」

いろは「えっ?」

マミ「たぶん偽者は魔法の力で『誰かの願いを叶えて人助けをする』…って思っている気がするわ」

いろは「それは…私もなんとなくそんな気がしますけど…」

マミ「きっと偽者は善意でそうしてるんだと思うの…結果的にそれが悪いことだと気付かずにね」

マミ「私…頭が固いところがあって、思い込みが激しいの」

マミ「環さんと初めて会ったときも、そうだったわ」

マミ「環さんを人型の魔女と決めつけて…」

いろは「あれは仕方ないです…ドッペルのことを知らなかったら、尚更…」

マミ「でもあの時、七海さんも由比さんも十咎さんも、環さんに操られてるって思い込んで」

マミ「自分が正しいとずっと信じてた…」

マミ「…私は一度自分が正しいと信じたものは、妄信的に信じるようになって、回りが見えなくなるの」

マミ「そして信じてたものが打ち砕かれたとき…私自身も粉々に砕け散ってしまう…」

いろは「巴さん…」

マミ「……もしかしたら、あの偽者はそんな私の弱い心が具現化した存在なのかもしれないわ」

いろは「そ、そんな?」

マミ「あの偽者は自分のしていることが正しいって、喜ばれるって…そう思い込んでる気がするの」

マミ「だから…私…」

いろは「…一旦落ち着きましょう?まだ巴さんの偽者と決まったわけじゃないんですし」

いろは「もしかしたら、レナちゃんみたいに他人に変身できる魔法少女なのかもしれないですよ?」

いろは「それか新しいウワサかもしれないですし…」

いろは「今の巴さんを責めたって、何も良いことはないですよ」

マミ「……ありがとう」
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