ほむか速報!まどマギ SS マギレコ まとめ【魔法少女まどか☆マギカ】

魔法少女まどか☆マギカのSS、フィギュアやグッズのレビュー、マギアレコードなどを主に取り扱っています。

魔法少女まどか☆マギカの自作SSや、ねんどろいど、キューポッシュをメインにしたフィギュアやグッズのレビューがメインのブログです。
現在はマギアレコード(マギレコ)の感想なども行っています。

マミホミ SS

マミホミ双のMerry Christmas【5】

かえで「レナちゃん、去年もサンタさん来たの?」

レナ「来たけど、それがどうかした?」

かえで「そっか…」

かえで(かわいい)

マミ「……」シュン

レナ「え、なんでマミが落ち込んでるのよ」

マミ「……私はもうサンタさんが来てくれないの…」

かえで「え!?」

レナ「え!?」

かえで(うそ?マミさんも?中3なのに信じてるのレナちゃんしかいないと思ってた…)

レナ(レナには来てるのに何でマミに来ないのよ?マミって魔法少女の鑑ってくらい良い人なのに…)

レナ(マミって大人びてるから、来ないのかな…)

レナ「い、いつから来てないの?」

マミ「…魔法少女になってからは一度も来てないわ」

マミ「それまではクリスマスは一年でも特に楽しみな一日だったのに」

マミ「あれからはクリスマスなんて…」

かえで「さ、サンタさんがいなくても家族や友達がいれば楽しいよ!」

マミ「……」

レナ「そ、そうよ!レナなんて友達ほとんどいないけどクリスマスは家族と楽しんでるんだから!」

マミ「……」ウルウル

かえで「あっ」

レナ「ちょっ、え…どうしたの?大丈夫?」

マミ「……ごめんなさい…ちょっと体調が悪いみたい」

マミ「また今度一緒にお話ししましょう?」

かえで「え、えっと」

レナ「もちろんそうしたいけど…ほんとに大丈夫なの?」

マミ「うん、大丈夫。ごめんなさいね?…じゃあ」

かえで「あっ…」

レナ「マミ…」

かえで「…ど、どうしちゃったんだろう?」

レナ「レナ…何かまずいこと言っちゃったのかな…」

かえで「そんなことないと思うけど…」

レナ「マミ…同い年とは思えなかったけど、いろいろ無理してるのかも…」

かえで「うん…私もそう思っちゃった」

かえで「マミさん一人で色々抱え込んでそうな…」

レナ「……」

かりん「あ、二人ともばったりなの」

かえで「かりんちゃん」

かりん「さっきマミさんとすれ違ったけど様子がおかしかったの…」

レナ「レナ達とさっきまで話してたのよ…」

かりん「どうかしたの?」

かえで「クリスマスの話してたらすごく落ち込んじゃって…」

かりん「?どんな話なの?」

レナ「サンタさんが来てくれなくても、家族や友達がいればクリスマスは楽しいって…そんな感じ」

かりん「別に普通の話なの……あ」

かりん「…それ、言わない方が良かったのかもなの」

レナ「え?」

かえで「どうして?」

かりん「前にオオカミさんから聞いたの」

かりん「マミさんは家族で交通事故にあった時に魔法少女になったって…」

かえで「!」

レナ「!」

かえで「それからは見滝原たった一人の魔法少女として戦ってきたから、長い間ずっと一人で過ごしてたみたいなの…」

かえで「……ふゆぅ」

レナ「そんな…」

レナ(普通に大人びてるんじゃない…必死に生きてるから大人びてるんだ…)

レナ(マミ…)

その頃

マミ「はぁ……」トボトボ

マミ(私…まだまだ子供だな…二人に嫉妬しちゃうなんてね)

マミ「ダメだな…私…」

「そんなことないだろー?」

マミ「え?あ…十咎さん」

ももこ「やあ、マミちゃん」

マミ「こんにちは…」

ももこ「今時間ある?」

マミ「ええ、まあ…」

ももこ「ならさ、ちょっと相談にのってほしいんだけど…大丈夫?」

マミ「は、はい」

ももこ「ありがと!」

ももこ(結構凹んでるみたいだな…相変わらずタイミング悪い…いや、これは逆に良かったのかもな)

ももこ「まあ相談って言うのがさ、アタシマミちゃんのこと尊敬してるんだよね」

マミ「えっ?私をですか?」

ももこ「うん、何て言うかさー、アタシとマミちゃんって似てるけど真逆って言うか」

マミ「似てる…確かに色々似てるところはあると思います」

マミ「髪色も似てますし、下ろせば長さも近いと思いますし…」

マミ「失礼かもしれませんが、顔も似てるような…」

ももこ「え?顔!?似てるかなぁ?」

マミ「まぁ、その…親と言うか…」

ももこ「…あー、そういうことね?」

ももこ「確かにそれはそうだなー、似た髪色髪型の遊佐さんとは似てるなんて思わないけど」

ももこ「マミちゃんとは似てるっちゃ似てるかも」

マミ「遊佐さん?」

ももこ「魔法少女仲間って言うのかな?顔が良いんだよねー」

葉月「こ、こほん」

ももこ「おわっ!?」

マミ「あら?」

葉月「ど、どうもー」

ももこ「え?いたの!?」

葉月「名前を呼ばれた気がしたからね」

葉月「私は遊佐葉月、よろしくねぇ」

マミ「私は巴マミ、こちらこそよろしくお願いします」

葉月「なんだか似た髪色が揃うと嬉しいね、あやめの友達もいたら面白いかも」

ももこ「フェリシアちゃんね」

マミ「あの子ならクリスマス反対軍?をしていたわ」

葉月「うんうん、そうらしいねぇ…」

あやめ『あちし…一人は嫌だよぉ…』

葉月「あ、ごめんなさい、私はもう戻るね」

ももこ「何かあるの?」

葉月「このはがクリスマスケーキ作るって言い出して、今どうするかあやめと全力で考えてたんだよね」

ももこ「あー…それはそれは…」

マミ「何かまずいんですか?」

葉月「うん、まずいで済めばいいんだけどねぇ…爆発するからねー…」

葉月「このはは言い出したら止まらないから…うん…」

ももこ「ふぁ、ファイト!」

葉月「あはは…ではでは!生きてたらまた!」

ももこ「がんばれ…!」

マミ「あの、ケーキが爆発って?」

ももこ「アタシも詳しくは知らないんだけど、静海さんの作る料理が下手な魔女やウワサよりよっぽど強いみたいでね」

ももこ「さっきの遊佐さんや、その妹分のあやめちゃんも強い魔法少女なんだけど」

ももこ「一瞬で白目むいて気絶しちゃうんだってさ…美人だから余計シュールだよね」

マミ「え?どういう…?」

ももこ「それだけ料理が…うん、まぁどこぞの調整屋よりかはましだろうけどな」

マミ「ち、調整屋…うっ…」

ももこ「あちゃー、マミちゃんも被害者だったね、大丈夫!あいつの料理器具は全部アタシが預かってるから!」

マミホミ双のMerry Christmas【4】

かえで「あの時は本当に助かりました…私へなちょこだから…」

マミ「そんなことないわ、逃げずに戦った立派な魔法少女だと思うもの」

かえで「あ、ありがとうございます」

マミ「ふふっ」

かえで「あ、あのぅ、今日は一人なんですか?他のみんなは…?」

マミ「ええ、今日は一人よ。たまには一人で神浜を詮索してみたかったの」

かえで「そうなんですねぇ」

レナ「……」

レナ(かえで…なんでレナを置いて楽しそうに話すのよ…)

レナ(………ううん、悪いのはレナだよ、わかってる…わかってるわよ)

レナ(でも…しょうがないじゃない…今日は久しぶりにかえでと二人っきりだったんだから…)

かえで「あ、あのっ、良かったら一緒にいいですか?」

レナ「え!」

かえで「わ、私…少しでも強くなりたくて…」

かえで「だから、マミさんみたいに強い人からアドバイス貰えたらなぁ…って」

マミ「私なんかでよければ、よろこんで」

かえで「わぁぁ、ありがとうございます!レナちゃんっ!」

レナ「っ…かえでだけ聞けばいいじゃん…」

マミ「!」

かえで「え?でもレナちゃんもマミさんのこと凄いって話してたよ?」

レナ「っ…そりゃレナより年上でベテランの魔法少女なら強いに決まってるでしょ」

かえで「レナちゃんっ」

マミ「……」

マミ(あの子…拗ねてる?)

マミ(なんとなく、私が美樹さんと仲良くしてるときの佐倉さんと反応が似てる気がするわ)

かえで「レナちゃん、そんなこと言わないで色々聞いてみようよ」

かえで「ももこちゃんとは違ったタイプの先輩だし、強くなれるチャンスだよ」

レナ「いい…かえでだけ聞けば?レナはいいから…」

レナ(レナのバカレナのバカレナのバカ)

レナ(なんでいっつもこうなるのよ…)

かえで「レナちゃん…」

マミ「…あー…ごめんなさい、そういえば私用事があったんだったわ」

マミ「だから冬野さん、また次の機会に…」

かえで「ふゆ?」

レナ「ぶふぉっ!」

かえで「ふみゃうみゃうっ!?」

マミ「わっ?」

レナ「ちょっ…ふゆっ…ふゆっ…ふゆのって…ぷぶっ」

かえで「ふゆぅぅぅ…」

マミ「…??」

マミ(冬がそんなにおかしいかしら?)

かえで「え、えーっと…そういえばまだちゃんと自己紹介してなかったですよね?」

マミ「え?」

かえで「あの…秋野かえで、です」

マミ「……あ」

レナ「あはははっ!冬野さんって!かえでが冬冬言ってるから間違えられるんじゃん!」

かえで「ふゆぅ…」

マミ「~~~!」マッカ

マミ(やっちゃったーー!)

かえで「えっと…でも私が紛らわしいからだし、それに一回しか言わなかったけど一応覚えててくれたから…」

レナ「ま、それもそうよね、間違えてても覚えてるだけ立派よ」

マミ「ごめんなさい…」

レナ「ううん、悪いのはレナの方よ。レナが意地張ってた気を使ってくらたんでしょ?ありがと」

マミ「ま、まぁ…」

レナ「えっと…マミさん、だよね?レナからもお願い」

レナ「レナも、もっとももこの力になりたいから先輩の話聞かせてよ」

かえで「もう、ちゃんと敬語使わなきゃダメだよ」

レナ「あ、えっと…お願いします」

マミ「ふふ、別に敬語なんていらないわ」

マミ「でも私も久しぶりに後輩に色々教えちゃおうかしら」

マミ(私の後輩って女神と悪魔と女神の片腕・天使×2でまともな後輩って佐倉さんくらいしかいないのよね)

しばらくして

マミ「とまぁ、こんな感じかしら?」

かえで「最後は必殺技とキメポーズですね!」

レナ「えー?なんか必殺技って子供っぽくない?」

マミ「それはよく言われるけど、必殺技を叫ぶことで勇気がわいてくるの」

マミ「私は何度もティロ・フィナーレに助けられてきたわ」

マミ「だからこれから…高校生になっても、大学生になっても、大人になっても」

マミ「回りに何を言われようとティロ・フィナーレを使い続けるつもりよ」

かえで「そうなんですね」

レナ「ん?高校生になっても…って、マミさんってもう大学生でしょ?」

マミ「え?」

レナ「え?」

かえで「え?」

マミ「…わ、私…中3だけど」

レナ「え!?同い年!?」

マミ「え!?年下じゃないの!?」

かえで「ふみゃうみゃう」

レナ「~~~!」マッカ

レナ(やっちゃったーー!)

レナ「…れ、レナはてっきり年上だって…え?だって中3とは思えないくらい落ち着いてるし」

レナ「ももこよりもお姉さんって感じがするし、やちよさんと同じくらい強いし」

レナ「やちよさんよりも胸あるから…てっきりやちよさんと同じ大学生だって…」

マミ「あはは…」

かえで「正直、やちよさんと比べたらだいぶ童顔だなっとは思ってたし」

かえで「胸ならレナちゃんだっておっきいよ」

レナ「かーえーでー!」

かえで「ふゆぅ!」

かえで「でもマミさんは美人だしスタイルもいいから、子供っぽいレナちゃんとは良い意味で同じ年には見えないね」

マミ「喜んで良いのかしら…」

レナ「じゃあマミさんじゃなくてマミって呼べば良いの?」

マミ「好きなように読んでもらって構わないわ」

レナ「じゃあマミで、レナのこともレナでいいから」

マミ「え?でも私は水波さんでも」

レナ「レナだけマミって呼ぶの嫌だし、レナのことはレナって言ってよ」

マミ「じゃ、じゃあ…レナ…ちゃん?」

レナ「まぁそれでもいいけど」

かえで「やっぱりマミさんがお姉さんでレナちゃんはお子さまだねー」

レナ「あんただってお子さまでしょ」

かえで「もう違うよ、サンタさんだってもう貰ってないもん」

マミ「サンタさん…」

マミ(やっぱり中学生はもうもらえないのかな…)

レナ「はぁ?それはかえでの日頃の行いが悪いからじゃないの?レナは去年ももらったけど」

マミ「え?」

かえで「え?」

レナ「え?」

マミ(レナちゃんは中2の頃もサンタさん来たの?私はこなかったのに…)

かえで(レナちゃんまだサンタ信じてるの?やっぱり可愛い)

レナ(やば…日頃の行いが悪いって…ちょっと言い過ぎたかも…)

マミホミ双のMerry Christmas【3】

その後

マミ(結局三種類も買ってもらえたわ)

マミ(値段が値段だけに申し訳ないのだけど…)

やちよ「巴さんは本当に良い子ね、まったく…似た髪色の二人には巴さんを見習ってほしいわ」

マミ(七海さんはすごく上機嫌だし、素直に感謝するべきね)

いろは「あはは…」

マミ「髪色と言えば、環さんは鹿目さんと色々似ているわね」

いろは「そうですね、まどかちゃんとは確かに似ていると思います」

マミ「性格も武器も似ているし、名前も二人を足したら円環になるんだもの」

いろは「円環の理……」

やちよ「円環の理と言えば、暁美さんは何をしているのかしら?」

マミ「それこそ円環の理でクリスマスデートをするみたいです」

やちよ「……相変わらずスケールが違うわね」

やちよ「最初は大人しい子だと思っていたのだけど、いつの間にかどことなく私のような感じになっているし」

やちよ「気がついたら悪魔になっていて…とにかく驚いたわ」

いろは(やちよさんもフェリシアちゃんから悪魔って呼ばれてるけどね)

マミ「あの二人はいろいろ規格外すぎて…私達は私達なりのクリスマスが過ごせれば、それで…」

やちよ「そうね、うちはみんなでクリスマスパーティーをする予定よ」

やちよ「まずは反対軍をなんとかしなきゃね」

いろは「そうですね」

やちよ「そろそろあの子がまた反対活動しそうだし、今日はこの辺で失礼するわ」

マミ「紅茶…本当にありがとうございました」

やちよ「もし私達が見滝原を訪れた時は巴さんの淹れた紅茶をたしなみたいわ」

マミ「ええ、是非」

やちよ「ふふ、それじゃあ元気でね」

いろは「巴さん、さようなら」

マミ「さようなら」

マミ(…あら?そういえば深月さんは環さんが怖がってると言っていたけど…大丈夫だったのかしら)

いろは「ふふふ」

やちよ「今日の助手さんはなんだかご機嫌ね」

いろは「はい、だって今日は…」

いろは(可愛いやちよさんが見れたんだもん)

やちよ「今日は?」

いろは「…巴さん、思っていたより可愛いなって」

やちよ「ふふ、そうね。あの子もまだ中学生なんだし」

やちよ「せめて神浜でくらい気を緩めるべきよ」

いろは「そうですね」

その後

マミ「うう…なんだか体が冷えてきたわ」

マミ「ちょっと一息つきたいところだけど、紅茶は七海さんからいただいたものを飲みたいし」

マミ「たまには紅茶以外にしようかしら」

マミ「うーん、コーヒー…は気分じゃないし」

マミ「たまにはココアにしましょう、鹿目さんのところでいただいたものが美味しかったのよね」

マミ「良いお店ないかしら?」

マミ「どうせなら軽食も…あ、ここが良さそうね」

マミ「うん、店内も落ち着いててリラックスできるわ」

数分後

マミ「うん、おいしい」

マミ「たまには趣向を変えるのも悪くないわね」

ガヤガヤ

マミ「…?なんだか騒がしいわね」

レナ「ちょっと、かえでの色々ごちゃごちゃし過ぎじゃない?おいしいの?」

かえで「え?これトゥーゴーパーソナルリストレットベンティツーパーセントアドエクストラソイエクストラチョコレートエクストラホワイトモカエクストラバニラエクストラキャラメルエクストラヘーゼルナッツエクストラクラシックエクストラチャイエクストラチョコレートソースエクストラキャラメルソースエクストラパウダーエクストラチョコレートチップエクストラローストエクストラアイスエクストラホイップエクストラトッピングダークモカチップクリームフラペチーノだよ?」

かえで「そんなのもしらないの?」

レナ「えっ?融合パーセント…えっ?」

かえで「だからトゥーゴーパーソナルリストレットベンティツーパーセントアドエクストラソイエクストラチョコレートエクストラホワイトモカエクストラバニラエクストラキャラメルエクストラヘーゼルナッツエクストラクラシックエクストラチャイエクストラチョコレートソースエクストラキャラメルソースエクストラパウダーエクストラチョコレートチップエクストラローストエクストラアイスエクストラホイップエクストラトッピングダークモカチップクリームフラペチーノだよ?」

レナ「……とぅーマドハム」

かえで「トゥーゴーパーソナルリストレットベンティツー」

レナ「ああああ!知ってる!知ってるわよ!そのくらい!!」

かえで「ふゆぅ」

マミ「…」

マミ(今のは…詠唱魔法…じゃないわよね、トッピングにトッピングを重ねたのかしら?)

かえで「!」

マミ「ん?」

かえで「ふぁあ、ねぇレナちゃん、あの人って…」

レナ「うるさいわね!だからレナだってそのくらい知ってるわよ!」

かえで「そうじゃないよ、あそこに座ってるの…」

レナ「え?あっ」

レナ(前にレナを助けてくれた…たしか大学生の魔法少女!)

マミ「あ…」

マミ(たしか前に会ったことがあるような…)

レナ「う…」

レナ(どうしよう、目があったけど…今日はかえでと二人…)

かえで「あ、あのっ」テテテ

レナ「あ…!」

レナ(かえでっ…!)

かえで「え、えっと…この前はありがとうございましたっ」

マミ「ううん、そんな。困ったときはお互い様よ」

マミ(たしか…冬野さん…だったかしら?)

マミ(向こうにいるのが…水波さん…よね?どうして俯いているのかしら?)

マミホミ双のMerry Christmas【2】

マミ「うーん、何を買おうかしら」

マミ「そう言えば神浜に美味しい紅茶が売ってるって聞いたような…」

マミ「えっと『神浜 紅茶 おすすめ』…っと」

マミ「あっ、ここのお店が良さそうね」

マミ「近くだし行ってみましょう」

数分後

マミ「ここね、たしかに雰囲気からして期待できそうだわ」

マミ「ふふっ…ん?」

キリカ「織莉子!織莉子!もうすぐクリスマスなんだし、ここの紅茶全部買って少し早めのクリスマスプレゼントにするよ!」

キリカ「もちろん他にもプレゼントするからね!」

織莉子「そんなにたくさんなくても大丈夫よ、私とキリカの二人分だけで十分だわ」

キリカ「そ、そんな…それじゃあ私の気持ちが収まらないよ!何かプレゼントしたいんだ!」

織莉子「なら新しいティーカップなんてどう?」

キリカ「ティーカップ!ティーカップだね!任せてよ!ここにある全部のティーカップを買うからね!」

織莉子「全部なんて必要ないわ。キリカが選んだ一つだけが欲しいの」

キリカ「ひ、一つ!?な、なら…一番高い…」

織莉子「値段よりも私に似合うものの方が…」

キリカ「織莉子に似合う…織莉子はどれも似合うから…く…!」

キリカ「ど…どうすれば…!」

キリカ「織莉子に似合うティーカップは無限に有限なんだ…!」


マミ「こ、このティーカップすてきねー」棒読み

マミ「そっちのもすてきだわ、でも二人で使った方がいいのかもしれないわ」棒読み

織莉子「あら」

キリカ「!」

マミ「で、でも私よりももっと似合う人がいるだろうなー」棒読み

キリカ「変な一人言かと思えば恩人じゃないか、なんで神浜に?」

マミ「あ、あら!呉さんと美国さん!」

織莉子「こんなところで会うなんて偶然ね」

マミ「ええ、あなた達も紅茶が好きなの?」

織莉子「否定はしないわ」

マミ「そ、そっか」

織莉子「……」

マミ「……」

織莉子「こほん。それよりもあなたの持ってるティーカップ悪くないわ」

キリカ「!!」

マミ「!ええ、でも私には似合わないかもしれないわ…でも」

キリカ「織莉子!織莉子なら絶対似合うよ!これをプレゼントするよ!!」

織莉子「ふふ、ありがとう。じゃあ私はこれをキリカにプレゼントするわ」

キリカ「!?」

織莉子「このティーカップはそのティーカップと対になっているし、これなら二人でよりよく楽しめるはずよ」

キリカ「織莉子…織莉子!だいっ好き!!」

織莉子「ふふ、ありがとう」ウインク

マミ「ふふ」ウインク

キリカ「そうと決まったらさっそく買おう!」

織莉子「ええ、ではまた」

マミ「ええ」

マミ(見かねて変な演技しちゃったけど、あれで良かったのかしら?)

マミ(私が二人のプレゼント選んじゃったような…)

マミ(でもあの二つ、白と黒であの二人にお似合いよね)

マミ(…二人とも同い年で同じ魔法少女)

マミ(それに呉さんに至っては同じ見滝原中なんだけど)

マミ(あんまり話したことがないのよね…)

マミ(…昔は本気で戦った相手だものね)

マミ(でも、これからはもう少し距離が縮むといいな…)

マミ「…さてと、私もここの紅茶を買いましょう」

マミ「自分へのプレゼントなんだし、少しは奮発して……」

マミ(う…高い…で、でも…)

マミ「き、今日くらいは…」

「その必要はないわ」

マミ「その台詞は…暁美さん?」

やちよ「私よ」

マミ「!な、七海さん…!?」

いろは「わ、私もいます…」

マミ「環さん!」

やちよ「その紅茶、私が買ってあげるわ」

いろは「!」

いろは(あのセール大好きやちよさんが…珍しい)

マミ「い、いえ、そんな!結構です!」

やちよ「あなた、駅前で騒いでた二人をそれとなく止めさせてくれたでしょ?」

マミ「え?なんでそれを…」

やちよ「二人を注意しようと思って向かっていたから、その様子を見ることができたのよ」

やちよ「それに今もあの子達の手助けをしていたでしょ?」

マミ「手助けと言うほどのものじゃ…」

やちよ「巴さん、あなたは見滝原での魔法少女年長者としていつも凛としているわ」

やちよ「それは素晴らしいことだと思う…でも神浜ではあなたより年上はたくさんいるんだし」

やちよ「ちょっとくらい甘えてもいいのよ?」

マミ「で…でも…私…あなた達を傷付けてしまいましたし…」

やちよ「過ぎたことよ、それにあの件に関してはもう仲直りしたでしょ?ね、助手さん?」

いろは「は、はい…その、私ももう気にしてません!」

マミ「環さん…」

やちよ「そういうこと、だから私達に負い目を感じる必要はないわ」

やちよ「そしてこれはいつも頑張ってる見滝原のリーダーへの私からのプレゼントよ」

マミ「…すみません」

やちよ「謝る必要もないわ」

マミ「!…ありがとうございます!」

やちよ「ふふ、よくできました」ナデナデ

マミ「ふぁ!?」

いろは「ふふっ、やちよさんお母さんみたい」

やちよ「……私も五年前は巴さんと同じ年齢なのだけど」

マミ「え!!」

やちよ「え?」

マミ「え?あ、あの…七海さんって高校生じゃなかったんですか?」

やちよ「私は大学生よ?」

マミ「そ、そうだったんですね、私てっきり2つくらいしか変わらないと思っていました…」

やちよ「それって私が16歳に見えたってことかしら?」

マミ「は、はい…すみません…失礼なことを…」

マミ「八雲さんが17だと聞いていたので…一緒か少し下なのかなって…」

やちよ「ふふっ…そんな、失礼じゃないわ。…うふふ」

いろは(あ、すごく嬉しそう。みんなから年の事よく言われてるもんね)

やちよ「巴さん!もう1つ買ってあげるわ!」

マミ「えっ?さ、流石に2つは大丈夫です!高いですし」

やちよ「お金なら大丈夫、普段はセールで節約しているし、モデルでもある程度稼げているもの」

マミ「あ、やっぱりモデルなんですね、七海さんすごく美人ですもの」

やちよ「ふふふっ、そんなことないわ!ただのモデルよ」

いろは「っ……」プルプル

いろは(ついてきたのが私だけで良かった…フェリシアちゃんがいたら大変だったよ)

マミホミ双のMerry Christmas【1】

12月クリスマス☆マジカ

マミマンション

マミ「はぁ…あーあ…」

マミ「もう冬休みなのに…私のスケジュール…」

マミ「なんで夏休みを少なくして冬休み長くしたのかしら?」

マミ「それがなければ…私だってみんなとクリスマスパーティーできたのに…」

マミ「クリスマス…」

マミ「冬休みが長くなったせいで、みんな別の予定が入っちゃったの…」

マミ「…鹿目さんと暁美さんは円環の理デートなんて次元の違うことするみたいなのよね」

マミ「後輩が女神と悪魔だなんて、未だにピンとこないわ」

マミ「でも羨ましい部分はあるの、私も今の私より進化した姿を見せてみたいもの」

マミ「名前は何かしら?鹿目さんがアルティメットで、暁美さんは悪魔…特に法則性はないのよね」

マミ「…ふふ、でも私にそんな力はないし考えてもしょうがないわね」

マミ「それから…佐倉さんは美樹さんと一緒にお祖母さんのお家に招かれるみたいだし」

マミ「なぎさちゃんは友達とクリスマスパーティーするのよね…」

マミ「誘ってもらえたけど…辞退したわ、流石に…ね」

マミ「キュゥべえもたまには実家に帰ってこいってご両親に呼ばれて帰っちゃうんだもん」

マミ「だから今年も一人…はぁ…」

マミ「今年はみんなと一緒にクリスマスパーティーしたかったな…」

マミ「腕によりをかけてご馳走を作るのに…」

マミ「みんなでサンタさんのコスプレして、プレゼント交換してみたりしたかったなぁ…」

マミ「でも…私……」

マミ「………クリスマスなんて大嫌い」

マミ「サンタさんもあの年から来なくなっちゃったし…」

マミ「……はぁ」

マミ「何かすることないかしら…」

マミ「最初はクリスマスパーティーするつもりだったから、部屋の大掃除はもうしてあるわ」

マミ「宿題ももう終わったし…」

マミ「……受験勉強…くらいかしら…」

マミ「でも志望校には問題なく入れるはず」

マミ「それに…あんまり勉強する気分になれないのよね…」

マミ「テレビも…なんか…クリスマス一色で…」

マミ「昔はママの作ったご馳走を食べて」

マミ「パパと一緒にテレビを見て笑って」

マミ「そしてサンタさんが来る前に眠って…」

マミ「あんなに楽しかったのに」

マミ「どうしてこうなっちゃったんだろう…」

マミ「………」

マミ「ダメダメ!こんなにブルーになっちゃダメよ!」

マミ「逆に考えるわ!一人で楽しんじゃえばいいって!」

マミ「それに私にとってもクリスマスに良いことくらいあるわ!」

マミ「ショッピング!この時期なら色々お買い得だもの!」

マミ「たまには自分へのご褒美に色々買っても良いんじゃないのかしら?」

マミ「自分へのプレゼントなんてしたことなかったし…うん、そうしましょう!」

マミ「そうと決まれば、どこに行こうかしら?」

マミ「駅前に新しいお店できてたし、あの辺りを……」

マミ「……でも誰かと鉢合わせなんてしたら、ちょっと嫌…かも」

マミ「うーん、それなら…そうだ!」

マミ「ちょっと遠いけど、神浜に行ってみようかしら?」

マミ「気になるお店はいくつかあったし、ちょうど良いわ!」

マミ「それならさっそく出発よ!」

神浜駅

マミ「さてと、いろいろ見て回ろうかな」

マミ「…ん?」

フェリシア「クリスマスはんたーい!」

さな「た、たーい…」

フェリシア「クリスマスはんたーい!」

さな「たーい…」

マミ「??」

マミ(何をしているのかしら?)

フェリシア「うん?あ!黄色いねーちゃんだ!」

さな「?」

マミ「え?」

フェリシア「いろはを魔女と勘違いして殺そうとしたやつ!」

さな「あ…!」

マミ「あ…環さんと一緒にいた、たしか…」

フェリシア「オレは深月フェリシア!で、こっちは二葉さな!」

さな「こ、こんにちは…」

マミ「ええ、こんにちは。あの時はごめんなさいね、早とちりした私が悪かったわ」

フェリシア「もう終わったことだし、ねーちゃんの作ったケーキめっちゃくちゃ旨かったからな!」

フェリシア「いろははまだちょっと怖がってるけど、オレはねーちゃんのこと好きだぜ!ケーキ旨いし!」

マミ「ふふ、ありがとう」

マミ(どことなく昔の佐倉さんに似てる気がするのよね)

マミ「ところで、こんなところで何をしているの?」

フェリシア「クリスマス反対軍作って活動してんだ!ねーちゃんもやる?」

マミ「ええ?」

さな「その…クリスマス…楽しみ方がわかんなくて…」

マミ「それで反対軍なんて作ったの?」

フェリシア「オレとさなだけだけどな。やちよとかいい年して一番はしゃいでるしよー」

さな「私は……」

フェリシア「なー、ねーちゃんも暇だったら一緒に反対軍やらない?」

マミ「うーん、私は遠慮しておくわ、その…程々にね?」

フェリシア「程々に?んー、ちょっと腹減ったし一旦ここまでにするか…」

フェリシア「さな、何か食いに行こーぜ!オレがおごってやる!」

さな「え?で、でも…」

フェリシア「鶴乃がボーナス?とかくれたし大丈夫!今のオレは金持ちだからな!」

さな「う…」

フェリシア「それにオレ達家族みたいなもんなんだし気にすんなって」

さな「家族…」

フェリシア「だろ?だから行こうぜ!ねーちゃんも来る?」

マミ「ふふ、これも遠慮しておくわ。家族仲良くね」

フェリシア「うん!じゃーなー!行こうぜ、さな!」

さな「は、はい…その、さようなら」

マミ「さようなら、気を付けてね」

マミ(家族…かぁ)

マミ(七海さんのところの5人…ちょっと羨ましいかも…)

マミ(私は…)
あけみふうふ!
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加賀見まさら✨粟根こころ💛マギレコとまさここが大好き!2023/6/9まさここ結婚おめでとう💙💛💙💛!まさここイラストやマギレココラも少々。ブログにて、まどマギ&マギレコのSS等もやってます。無断転載禁止!Pixiv→https://t.co/W1mmKUdOAt
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  • まさら「2023年は最高の一年ね」こころ「本当にありがとう!」
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ほむか

Q今月は?
Aさやかちゃん感謝月間!
あん?
やーいやーいバカさやかのバーカ
は?
バカって言ったほうがバカなのよこのバカ杏子!
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