ほむか速報!まどマギ SS マギレコ まとめ【魔法少女まどか☆マギカ】

魔法少女まどか☆マギカのSS、フィギュアやグッズのレビュー、マギアレコードなどを主に取り扱っています。

魔法少女まどか☆マギカの自作SSや、ねんどろいど、キューポッシュをメインにしたフィギュアやグッズのレビューがメインのブログです。
現在はマギアレコード(マギレコ)の感想なども行っています。

マギレコ SS

【まさここ】Recreate I Waltz【78】



やちよ「さなだってそう…」 

やちよ「さなは控えめで大人しい性格よ」 

やちよ「でも…あの子も覚悟を決めていたわ」 

やちよ「自分もいろはと結ばれたい、とね…」 

まさら「…やちよさんは覚悟ができてない…?」 

やちよ「…私は……」 

やちよ「私は…覚悟が足りてないわ…」 

やちよ「私だっていろはを愛してる…あの子と結ばれたい」 

やちよ「でも……」 

まさら「年齢?」 

やちよ「それがないわけじゃないわ、私は20、いろはは16…」 

やちよ「年齢で言えば1つ違いのさなが一番良いのかもしれない…」 

やちよ「でもそうじゃないのよ、年齢は些細な問題でしかないわ」 

まさら「!」 

やちよ「…私は…誰かがいろはと結ばれることで…」 

やちよ「みかづき荘が壊れてしまいそうな気がして…」 

やちよ「それが…怖いの…」 

まさら「…今の関係を壊したくない、と」 

やちよ「そう…だから私は…」 

やちよ「いろは、ういちゃん、さな、それにフェリシアと鶴乃」 

やちよ「みんなが仲良く…その方法をずっと考えて…」 

まさら「……」 

やちよ「私がいろはと結ばれたら、さなとういちゃんはどうなる?」 

やちよ「さなかういちゃんがいろはと結ばれたら、私は冷静でいられる?」 

やちよ「……自信がないのよ…怖い…」 

まさら「……」 

やちよ「私は…いろはに依存しきってるわ…もうあの子と離れるヴィジョンは浮かばない…」 

やちよ「いろはの活躍を何度も見てきたあなたにもわかるはずよ」 

やちよ「私は何度も何度も何度も…いろはに助けられた…」 

やちよ「そんないろはと一緒に暮らしているのよ?」 

やちよ「どんなに辛い時も、苦しい時も」 

やちよ「そして楽しい時も、嬉しいと時も」 

やちよ「いつもいろはが一緒にいてくれた…」 

やちよ「そんなの好きにならないわけがないじゃない…」 

まさら「…」 

やちよ「でも…それはきっと、さなとういちゃんも同じ…」 

やちよ「姉妹のういちゃんは言うまでもないし、そもそもあの姉妹は一般的な姉妹の仲を」 

やちよ「明らかに越える仲のよさ…それこそ、天音姉妹達でないと」 

やちよ「比較することすら難しいわ…」 

やちよ「さなもそう、あの子はかなり特殊だった」 

やちよ「透明人間になって、ウワサと一緒に過ごしていた…」 

やちよ「そんな中、いろはに見つけてもらえて…」 

やちよ「…側で見ていたからよくわかる、あの子のいろはを見る目は私と同じだって」 

やちよ「あの子の目にも、いろははとてもかっこよく見えたはず」 

やちよ「そして文字通りあの子はいろはの盾になり、命懸けでいろはの境地を救った」 

やちよ「それに二人とも似た性格だし、年も近いから」

やちよ「何かと一緒にいることが多かった」 

やちよ「たぶん、私よりも…」 

やちよ「だからいろはも、さなへの特別な感情は間違いなくある」 

やちよ「……私は…二人に…負けているのかもしれない…」 

やちよ「自信がないわけじゃない…私だってできることは何でもやってきた」 

やちよ「でも私は…私は……」 

まさら「……」 

やちよ「それにね…私、さな、ういちゃん…」 

やちよ「誰がいろはと結ばれても…」 

やちよ「みかづき荘は…おかしくなる…」 

やちよ「私もさなもういちゃんも、誰が結ばれても文句はないはずだし」 

やちよ「表面上は祝福するし、協力もするはず」 

やちよ「でも心の中では…」 

やちよ「だから…怖いのよ…」 

やちよ「今のままのみかづき荘がなくなってしまう…」 

やちよ「…みんなが平等にいろはと結ばれれば…」 

やちよ「ううん、いっそのことフェリシアと鶴乃もいれた全員が…」 

やちよ「そんなことばかり…今は考えて…」 

やちよ「けどそんなの現実的じゃない…」 

やちよ「私…どうしたら…」 

やちよ「いろはを好きにならなきゃ…こんな苦しみなんて…」 

やちよ「でも好きになってしまったんだもの…私…私っ…」 

まさら「…神浜の最古参魔法少女、そして最強とも呼ばれる魔法少女」 

まさら「七海やちよ…」 

まさら「正直、がっかりです」 

やちよ「…」 

まさら「こんなに臆病だったなんて」 


【まさここ】Recreate I Waltz【77】



やちよ「あの時…いろはと心で通じ合うことができたって…」 

やちよ「っ!」 

まさら「気づきましたか」 

やちよ「いろはを見つける心って…」 

まさら「今のいろはさんには声も、テレパシーも、電波も届かない」 

まさら「そうなると見つけ出す手段は手探りで探すしかない…」 

まさら「でも唯一、いろはさんと連絡が取れるとするなら…」 

やちよ「私の…心…」 

まさら「私とこころは声やテレパシーを使わなくてもお互いの心の声を聞けるようになりました」 

まさら「有効範囲に限りはありますが、こころが近くにいるだけで」 

まさら「私もこころも、お互いの心の声がはっきり聞こえるんです」 

まさら「隠し事なんてまずできないし、恥ずかしくて口に出せないこともすべて筒抜け…」 

まさら「最初は勝手悪く感じました、私は口には出さなくても」 

まさら「頭の中では結構話してたみたいで…」 

まさら「それらもすべて、こころにバレました」 

まさら「でも…それでこころとの仲はより良く」 

まさら「いえ…私とこころは一心同体…そう言えるようになったのかもしれません」 

まさら「私はこころを、こころは私を」 

まさら「ありのままに感じることができるのですから」

やちよ「……あなた達の仲はよく知っているわ」 

やちよ「神浜で…いえ、ひょっとしたら世界で初めて魔法少女同士で結ばれ」 

やちよ「子も授かったのがあなた達なのも不思議ではないと思う…」 

やちよ「でも……」 

まさら「自信がないんですか?」 

やちよ「っ…」 

やちよ「…私はいろはを愛しているわ…」 

やちよ「できるのであれば…私はいろはとあなた達のようになりたい…」 

やちよ「でも…できない…無理なのよ…」 

まさら「どうして?」 

やちよ「…あなた達は結ばれる前から絶えず二人で一緒にいた」 

やちよ「あなたは違うと言うかもしれないけど」 

やちよ「私たちは、いえ…神浜の魔法少女のほぼ全員が」 

やちよ「“加賀見まさらと粟根こころはいつも一緒にいる”」 

やちよ「そう思っているわ、絶対にね」 

まさら「…」 

やちよ「だからあなた達が付き合い始めたころも誰も疑問に感じなかったし」 

やちよ「むしろまだ付き合ってなかったの?とすら感じたはず」 

やちよ「あなた達はそれから、魔法少女でなくとも神浜市民なら知っている人も少なくないくらい」 

やちよ「有名なカップルになった」 

まさら「…」 

やちよ「家族公認、学校公認…そんなベストカップルにね」 

やちよ「…ここから先は魔法少女でしか知らないとは言え」 

やちよ「あなた達は結婚…厳密には事実婚をし、さらには子も授かった」 

やちよ「ひょっとしたらあなた達は人類で初めて同性で…」 

やちよ「そのくらい特別な二人なのよ」 

まさら「はい、自分でもそう思います」 

やちよ「…凄いわよね…本当に…誰もが認める相思相愛なんだから…」 

やちよ「なのに…私なんか…」 

まさら「…いろはさんに相応しくないと?」 

やちよ「……たぶん…いろはも私の事を好きでいてくれているとは思うわ」 

やちよ「でも…いろはは私だけじゃない…」 

やちよ「みかづき荘の住民では…フェリシア以外の3人が…」 

まさら「…二葉さんとういちゃん…」 

やちよ「ええ…さなとういちゃん、そして私…」 

やちよ「わかっているだけでもこの3人はいろはの事を愛している」 

やちよ「ういちゃんに関しては姉妹愛でもあるけど…」 

やちよ「いろはに化けたみふゆへの発言で確信したわ」

やちよ「ういちゃんはあの年齢で既に、実の姉を愛する意味を理解してる…」 

やちよ「ういちゃんは覚悟ができていたわ…」 

まさら「……」 


【まさここ】Recreate I Waltz【76】



やちよ「私は鶴乃やももこと別れてから暫くの間、誰とも組まずに一人で戦い続けてきた」

やちよ「でも内心ではわかっていたのよ、このままでは間違いなく死んでしまうとね…」

まさら「……」

やちよ「今のあなたなら、わかるはずよ」

まさら「…ええ、私もあのまま一人でいたら死んでいたと思います」

まさら「私は自分の命を軽視して戦っていた」

まさら「こころに最初に怒られたのもそれ…」

まさら「初めは…なぜ無関係のこころがあんなに怒っているのかまるで理解できなかった」

まさら「思い返せば、私はあの時点でこころに惹かれていたけど、当時自覚もなかったし」

まさら「死んでしまっても構わないと思っていた」

まさら「死ぬまで引かない…それが昔の私」

やちよ「…そうね」

まさら「でも今は違う、みんなを、神浜を、私自身を」

まさら「そして、こころを、のぞみを…家族を守るために」

まさら「絶対に死ぬわけにはいかない、私は死ねない」

まさら「こころと出会うことで私は変わることができた」

まさら「そしてそれは、やちよさんにとってのいろはさんと同じはず」

やちよ「ええ…その通りよ、私はいろはと出会うことで変わることができたわ」

やちよ「私は死に場所を求めていた…戦いの中で有意義に死ねるのなら、それで良いと思っていたわ」

やちよ「鶴乃達が洗脳された時の話は前にしたわよね?」

まさら「はい、3人が洗脳されチームがバラバラになってしまった…」

やちよ「そう…あの時は…本当に苦しかったわ…」

やちよ「5人の絆が深まったばかりの時に…」

やちよ「みんなに魔女化のことを知られ…いろは以外は洗脳されてマギウスに付いてしまった…」

やちよ「私が来たときには手遅れだった…」

やちよ「それまで積み上げてきたものが一気に崩れ落ちてしまったの…」

やちよ「いろはだけは無事でいてくれたのが本当に唯一の心の支えだったわ…」

やちよ「いろはまで洗脳されていたら…私はもう心もへし折れていたと思うもの…」

まさら「……」

やちよ「あのままマギウスに洗脳されたかもしれないし」

やちよ「魔女やウワサ相手に自爆していたかもしれない…」

やちよ「少なくとも、元の私に戻ることはなかったと思うわ…」

まさら(並大抵の魔法少女ならそうなるはず…)

まさら(私もこころがいなければ…)

やちよ「でも、そうはならなかった」

やちよ「いろはが怒ってくれた」

やちよ「いろはが助けてくれた」

やちよ「いろはがいてくれた」

やちよ「だから私は生き延びることができたの…」

まさら「…」

やちよ「……私がいろはに特別な感情を抱いたのはそれ以前からもあったと思うけど」

やちよ「やっぱり…あの日のいろはよね」

やちよ「ズタズタに引き裂かれていた私の心を優しく包んでくれて…」

やちよ「身も心も本当に限界だったのに、また立ち上がることができたんだもの…」

やちよ「美樹さんやももこ達、十七夜…みんなにも助けられて…」

やちよ「私といろはは二人でもう一度前に踏み出せたわ」

やちよ「でもね…これは内緒なんだけど…」

まさら「?」

やちよ「あの日…ももこが帰って、いろはと二人になって…」

やちよ「私…また泣きそうになったのよ…」

まさら「…」

やちよ「いつもなら、フェリシアが暴れまわって」

やちよ「鶴乃が夜遅くまではしゃいでて」

やちよ「二人に振り回された後に…」

やちよ「さなに動物の動画を見せてもらって…」

やちよ「その傍らにいろはがいる」

やちよ「それがいつものみかづき荘…」

やちよ「なのに…しんと静まり返ったみかづき荘に」

やちよ「ボロボロの私といろはの二人きり…」

まさら(…すごく…辛い)

やちよ「モキュもその時は何故かいなくて…」

まさら「!」

まさら(気を使った…?ういちゃんの意思?それとも…?)

やちよ「私は涙を堪えていつも通りに振る舞おうとしたけど…」

やちよ「やっぱり無理で…」

やちよ「部屋で一人震えていたら、いろはが来てくれて…」

やちよ「いろはにこれ以上心配させるわけにはいかないから」

やちよ「いつも通りの私を必死に演じて、いろはに眠ってもらったの」

やちよ「でも私…その後我慢できなくて泣いてしまったのよね…」

まさら「…」

まさら(やちよさんでも堪えきれなかった…)

やちよ「怖くて怖くて…目が覚めたらいろはすらいなくなってしまうかも…」

やちよ「って考えたらね…眠れなくて…」

やちよ「声を殺して泣いていたはず…」

やちよ「そしたらね…いろはが優しく抱き締めてくれて…」

やちよ「私は涙が止まらなくなったの…」

やちよ「情けないわよね…19にもなって、15のいろはに泣きわめくだなんて…」

まさら「そんなことないです」

やちよ「ふふ…ありがとう…」


【まさここ】Recreate I Waltz【75】



まさら「いろはさん…何処に…」 

まさら(魔力を辿ることはみんなが試しているはず) 

まさら(でも何の手がかりもない…) 

まさら(…おそらく、魔力は完全に絶たれている…) 

まさら(となると…やはり結界に…) 

まさら(それなら魔女の魔力があるはず) 

まさら(なのにそれすら感じられない…) 

まさら(魔女ではない…?) 

まさら(キモチ?それとも…ウワサ…?) 

まさら(いえ、ウワサは万年桜のウワサ以外はもう…) 

まさら(まさか魔法少女の仕業…?) 

まさら(アリナのような魔法なら…) 

まさら(…でも今さらいろはさんを狙う魔法少女が出てくるとは考えにくい…) 

まさら(いろはさんは錯乱していたようだし…そこがひっかかる) 

まさら(そこをなんとかできれば…でも連絡がつかない以上…) 

まさら(……電話やテレパシー以外でいろはさんと連絡できる方法があれば…) 

まさら(……!) 

まさら(ひとつ…ある…!) 

やちよ「加賀見さ…まさらさん!」 

まさら「!やちよさん…」 

やちよ「いろはとういちゃんを見なかった!?」 

まさら「いえ…私も探している最中で…」 

やちよ「そう…ありがとう、ごめんなさい…あなたも今忙しいのに…」 

まさら「いいえ、のぞみはこころが見てくれてますから」 

やちよ「…そうね、こころさんが…最愛の人がいてくれるのは本当に心強いわよね」 

まさら「はい」 

やちよ「……ありがとう、じゃあ私は向こうを」 

まさら「待ってください」 

やちよ「どうしたの?」 

まさら「…これはなんの根拠もない、私の勘です」 

やちよ「勘?あなたがそんなこと言うなんて珍しいわね」 

まさら「はい、自分でもそう思います」 

まさら「少なくとも、昔の私ならまずそんなことは思わないし」 

まさら「そもそも思い付くこともなかったと思います」

やちよ「…聞かせて?あなたの勘を」 

まさら「…いろはさんを見つけ出せるのは、やちよさん」 

まさら「あなたの心だと思うんです」 

やちよ「えっ?」 

まさら「…自分でも変なことを言っている自覚はある」 

まさら「以前の私は心だとか絆だとか、そう言う抽象的な物事に興味もなかった」 

まさら「でも、こころやみんなと一緒に戦い、共に進んできた中で…」 

まさら「仲間との絆、信頼の強さ」 

まさら「そして愛する人を想う心」 

まさら「それを学べました」 

やちよ「……」 

まさら「そうして私は、こころに恋をして…結ばれた」 

まさら「娘も授かることができた」 

まさら「本当に奇跡としか言い表せない体験…それの当事者になれた」 

まさら「これができたのは、もちろんこころのおかげ…」 

まさら「でも、私とこころが結ばれたのは、みんながいてくれたから」 

まさら「そのみんなを、神浜を守ってくれたのは」 

まさら「あなた達です」 

やちよ「…ありがとう、でも私達が神浜を守れたのは、あなた達ひとりひとりのおかげよ」 

やちよ「私達だけではどうにもならなかったわ…」 

まさら「その私達をまとめたのは、あなたといろはさんです」 

やちよ「!」 

まさら「私は初め、ずっと一人だった」 

まさら「こころと出会ってからはこころと一緒にいたし」 

まさら「あいみとも一緒にいた」 

まさら「でも、これ以上関わるつもりはなかった」 

まさら「常に戦いの中にいたあなた達には近付きたくなかった」 

やちよ「…そうよね…巻き込んでしまったものね…」 

まさら「でも、あのままでいたら…私は今ごろここにはいない」 

まさら「きっと、こころを調整屋に残してワルプルギスに一人で挑み、負けていたはず…」 

まさら「あそこでまとまらなければ、私は間違いなく散っていた…」 

まさら「それはきっと、私だけの問題ではないはず…」 

まさら「あの件まで、神浜の魔法少女は一部しか纏まっていなかった」 

まさら「でも、纏めあげてワルプルギスすら倒すことができて」 

まさら「神浜以外の魔法少女とも上手く付き合うことができた」 

まさら「これらは、あなたといろはさんがいなければ…起こり得なかった」 

やちよ「……」 

まさら「だから私…感謝してるんです」 

やちよ「……」 

まさら「…どうかしましたか?」 

やちよ「い、いえ…まさかあなたからこんなことを言われるなんて思わなかったから…」 

まさら「…自分でも不思議ですから」 

やちよ「ふふ…ありがとう、まさらさん」 

やちよ「たしかにそうね…昔ではあり得なかったことよ」 

やちよ「あなたの存在は昔から知っていたわ、凄腕の魔法少女がいつも一人でいるってね」 

まさら「…」 

やちよ「私もいろはが来るまでは暫く一人で戦い続けていたからね…」 

やちよ「実は少しだけ親近感はあったわ、それに…」 

やちよ「『私も加賀見さんも、きっとこのままだと近い内に死んでしまう』と思ってた」 

まさら「!」 


【まさここ】Recreate I Waltz【74】



???「…やちよさんはわかるんだよね?」 

うい「…はい」 

???「さなちゃんは?」 

うい「……」 

???「…大丈夫だよ、私の大切な人達の名前だから」 

???「それに、ういに…ういちゃんに悪いことはしないから」 

うい(ものすごく悲しそう…この人は悪い人じゃないよ) 

うい「…はい、さなさんは知ってます」 

???「そっか、ありがとう…じゃあフェリシアちゃんはどうかな?」 

うい「はい、わかります」 

???「じゃあ、みかづき荘に他に住んでる人は?」 

うい「住んでるわけじゃないけど、鶴乃さんが毎日来てくれます」 

???「ふふ…うん、鶴乃ちゃんは毎日来てくれるもんね」 

???「他はどうかな?」 

うい「モキュがいます」 

???「…あははっ、ちゃんとモキュのことを言えるなんて、ういちゃんは優しいんだね」 

うい「大切な家族ですから」 

???「……そっかぁ…ふふ、うん…そうだね…」 

うい(泣きそうになってる…どうして…?) 

???「……ありがとう、ういちゃん。これでわかったよ」 

うい「…え、えっと…」 

???「ごめんね…ごめんね…」ポロポロ 

うい「わっわっ?大丈夫ですか!?」 

???「うん…ごめんね…ありがとう…大丈夫だよ…」 

うい「で、でも…」 

???「ういちゃん…これからも元気でね…」 

うい「え……」 

???「あっ…泣いてる…?」 

うい(そう、この人すごく泣いてる…なんで…) 

???「このハンカチで…あっ、ふふ…フェリシアちゃん、ちゃんとハンカチ持ってたんだ」 

うい「あ…さっきフェリシアさんから…」 

???「じゃあ私のハンカチはいらないね…ふふ…」 

うい「あっ…!」 

???「それじゃあ…」 

うい「…は、ハンカチ!貸してくれませんか…?」 

???「…いいの?私なんかのハンカチで…」 

うい「は、はい…」 

???「…はい、どうぞ」 

うい「あ、ありがとう…」 

???「……私からういへの最後のプレゼントになっちゃったね」 

うい「え?」 

???「ううん、なんでもない…じゃあね、ういちゃん」 

???「元気でね…さようなら」タタッ 

うい「あっ…!」 

うい「……行っちゃった…っ!?消えちゃった!?」 

うい「い、今の…ま、幻?違う…よね…?」 

うい「でも…あっ、ハンカチ…」 

うい「名前書いてる…いろは…」 

うい「なんだろう…すごくいい名前…」 

うい「それにすごく懐かしいような…」 

うい「あたたかくて優しい名前…」 

うい「いろは…?」 

うい「っ…?あ、頭が…いたい…」 

うい「わ、わたし…うぅっ…!」 

その頃 

まさら「……どこにも魔力を感じられない」 

まさら「環いろは…」 

まさら(昔はあまり良い印象はなかった) 

まさら(海でも巻き込まれたし、それにマギウスとの争いのせいでこころが傷付いた) 

まさら(だから私はあの人達に近寄らないようにしていた) 

まさら(でもそれは昔の話) 

まさら(最初はこころが言うから仕方なくだったけど)

まさら(私も神浜マギアユニオンに加わった) 

まさら(マギウスとの戦い以降も、神浜は幾度となく戦いの渦に巻き込まれた) 

まさら(でもそんな神浜を平和に導いたのは、もちろんみんなの絆よ) 

まさら(でもその中心にいたのは、いつも環いろはだった) 

まさら(彼女は私が持てないものを持っている) 

まさら(彼女がいなければ、神浜は…私達は全滅していたかもしれない) 

まさら(環いろはは神浜を何度も救った女神だと言う魔法少女もいるくらいにね) 

まさら(私もそうかもしれない、少なくとも彼女に対する悪い印象は今は0) 

まさら(むしろ、こころに連れられてみかづき荘におじゃましたことも何度もある) 

まさら(環姉妹…いろはさんとういちゃんとも何度も話した) 

まさら(特別仲が良くなったわけではないけれど…) 

まさら(私もいろはさんのことを大切な仲間だと断言できるくらいにはなっている) 

まさら(だから私はさっきも、いろはさんの力になれるよう) 

まさら(二葉さんの透明人間の能力をコントロールできるようにするための協力をした) 

まさら(そして今は…本気であなたを探している) 

まさら(こうして私が幸せな家庭を築くことができたのも) 

まさら(あなたの存在がなければ叶わなかったこと…) 

まさら(あまり口には出せる性格でないのは自覚してるつもり) 

まさら(でも私は、あなたに感謝してる) 

まさら(神浜を、私達の居場所を守ってくれたあなたを…!) 


あけみふうふ!
www_dotup_org3517771
記事検索はここでガンガンやっちゃいますからねー!
コメント・フィナーレ!!
てぃひひ!ギャラリーだよ
  • やちよ
  • まさら
  • やちよ
  • まさら
  • いろは
  • いろは
livedoor プロフィールです

ほむか

Q今月は?
Aさやかちゃん感謝月間!
あん?
やーいやーいバカさやかのバーカ
は?
バカって言ったほうがバカなのよこのバカ杏子!
バカ論争や記事カテゴリよりも、私はまどかを見たいわ
アクセスアップの協力、感謝するわ
PVランキング にほんブログ村 アニメブログ 魔法少女まどか☆マギカへ
君のそばでいつまでも...
www_dotup_org3517771