ほむか速報!まどマギ SS マギレコ まとめ【魔法少女まどか☆マギカ】

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まさここ SS

あいみ「こころが髪を切った理由④」



まさら「…と言うことがあったのよ」

あいみ「いや…え?マジ?」

まさら「まさかこころにバカと言われるとは思わなかったわ…」

あいみ「いやそりゃそうでしょ、なにやってんの!?」

まさら「そう言われても…」

あいみ「こころは明らかに髪の手入れに気を使ってたじゃん!」

まさら「なら何故切ったの?」

あいみ「まさらが短い方がいいって言ったからに決まってんじゃん!」

まさら「ならショートが似合ってると誉めたのは正しいはずなのだけど…」

あいみ「あー!わかってないなぁ…こころは元の髪型が似合ってるって言ってほしかったんだよ」

まさら「え…?」

あいみ「事情知ってれば私ショートが似合ってるって言わなかったのに…しまったぁ…」

あいみ「だいたい、まさらだって今の髪型を不本意で変えたらさ」

あいみ「前の方が似合ってた、って言われた方が何かいいでしょ?」

まさら「いえ、別に髪型がどうなろうと私は構わないわ」

あいみ「え」

まさら「だって髪型がいくら変わろうと、その人の本質は何も変わらないと思うから」

あいみ「いやいや…んー…まさらはそうなのかもだけど…」

まさら「それに髪を切ってしまった以上、今の髪型を誉めて安心させるべきだと思うわ」

あいみ「あー…うん、まさらの考え方なんとなくわかった」

あいみ「理屈ではまさらが正しいのかもだけど、理屈よりも大切のものがあるんだよ、女の子は」

まさら「?」

あいみ「まぁいいや、この辺はまた後からじっくりと教えるね」

あいみ「それよりも今はこころに謝るのが先だよ!こころ今すっごいご機嫌斜めなんだから!」

あいみ「いっつもニコニコしてるこころが、目に見えて様子が変だったんだからね?よっぽどだよ?」

まさら「どうすれば…」

あいみ「それは自分で考えなよ」

まさら「……」

あいみ「まさらはさ、こころの見た目じゃなくて中身が好きなんでしょ?」

まさら「見た目ももちろん好きよ」

あいみ「そりゃこころめっちゃ可愛いけど、さっき言ってたじゃ」

あいみ「本質がどうのこうの!って」

あいみ「つまりまさらは、こころの心が一番好きなんだよね?」

まさら「…そう…なるのかしら」

あいみ「だからそれをちゃんと伝えなきゃ!」

あいみ「そうすれば、きっとこころも許してくれるから!」

まさら「…わかったわ」

あいみ「わかったなら走って!」

まさら「っ…」

あいみ「大丈夫!まさらの本心をちゃんと伝えたらこころもわかってくれるから!」

まさら「私の本心…」

あいみ「だからほら!はりあっぷ!早く早く!」

まさら「…ええ!」

急いで降りていくまさらの背中を見て、私はやっと安心できたの

まさらはちょっとズレてるところはあるけど、心は真っ直ぐなんだよね

だから、その真っ直ぐな心を伝えれば大丈夫だよ

あいみ「…まったく世話が焼けるんだから」

あいみ「…私はここで待ってようかな」

きっと、しばらくすれば二人一緒にまた上ってくるはず

私はその二人を後ろから眺めることができれば、それで満足なんだよね

あー、でも気を付けなきゃなぁ

また私、変な妄想しちゃってたもんね

でもまぁ、まさらもこころも無事でよかったよ

こころは髪切っちゃったけど、似合ってるのはホントだし

まさらがちゃんと伝えてくれれば、こころも気に入ってくれるはずだよね

だって、ショートのこころめちゃくちゃ可愛いし!



翌日

「ねー、あいみ」

あいみ「うん?」

「こころがなんでイメチェンしたか知ってる?」

あいみ「えー?なんでだろー?」ニヤニヤ

「うわ、その顔絶対知ってるやつじゃん!教えてよー」

あいみ「クラスのみんなには内緒だよ~」

「えー?」

あいみ「それに言わなくてもホントはわかってるでしょ?」

「ふふ、まぁねー」

「だって、あんなに強く握りしめてるんだからね」

あいみ「だよねー」

今日の話題は、こころのことで持ちきりみたい

理由はふたつ!

まず、ショートのこころの可愛さにクラスのみんなビックリしてるんだもん

もちろん元の髪型が一番似合ってるし、元に戻るのもそう遠くないんだろうけどね

でも一番の話題はこころのイメチェンじゃなくて、こころがずっと握りしめてるものだろうね

まさらの短剣じゃないよ?

まさらの、まではあってるけどね

こころが握りしめてる…いや、握りしめあってる。って方が正しいかな

それは……ふふ、内緒かな

あとはみんなで想像してみてよ

大丈夫!間違った変な妄想が多い私にでも絶対正解できるくらい簡単だからね!

わかったよね?うん、正解!

え?昨日あの後何があったって?

ふふふ、みんなには内緒だよ!

ま、このこころの笑顔見れば答えはすぐでてくるはずだよ

そそ、正解!

じゃあね、ばいばい!
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あいみ「こころが髪を切った理由③」



あいみ「まさら…うぅ…まさらぁ…」

泣いちゃダメなのに…泣きそう…

私がついていってれば、こんなことにはならなかったのに…

私のせいだ…私のせいでまさらが…

あいみ「まさら…ごめんなさい…まさらぁっ…」

まさら「何が?」

あいみ「…え?」

まさら「?」

あいみ「うわぁぁああぁぁあぁぁああぁっ!!??」

まさら「ひゃっ?」

あいみ「で、でたぁぁあぁぁああぁぁぁ!!??」

まさら「っ!?魔女!?」

あいみ「ち、ちが…ゆ、幽霊…」

まさら「幽霊…?」キョロキョロ

あいみ「ま、まさら!まさらが…!」

まさら「私?…え?私が幽霊だと言っているの?」キョトン

あいみ「違うの…?幽霊じゃないの…?」

まさら「…私は幽霊じゃないけど」

まさら「足だってちゃんとあるし、頭だって三角のやつつけてないわ、服も普通だし」

あいみ「さ、触ってもいい…?」

まさら「…それで気がすむなら」

あいみ「そ、それじゃあ…」ペタペタ

まさら「…」

あいみ「…」ペタペタ

まさら「…いつまで触っているの?」

あいみ「あ、ご、ごめん」

まさら「気はすんだ?」

あいみ「…まさら…生きてる…!」

まさら「ええ」

あいみ「まさら…」

まさら「…なに」

あいみ「う…うぅぅぅ」

まさら「え、ちょっ…」

あいみ「よかったぁぁぁ…」ガシッ

まさら「……いったい何があったの?」

あいみ「だって、まさらが死んじゃったって…はっ?早くこころに教えてあげなきゃ!!」

まさら「え…こころに私が死んだと伝えられたの?」

あいみ「直接そうだとは言ってなかったけど…こころの様子がおかしかったし、ずっと震えてたし…」

あいみ「そうなのかなって…」

まさら「…つまり、またいつもの妄想…と言うことかしら」

あいみ「そ、そう…なのかな…?」

まさら「少なくとも、こころは私が死んだとまでは思ってないはずよ」

まさら「魔女とは戦ったけど、いつもの羊の魔女だったし苦戦もしなかったわ」

あいみ「また羊の魔女?なんでいつもその魔女なの?」

あいみ「と言うかなんで同じ魔女がそんなにいるの?」

まさら「さぁ…使い魔が成長でもしたかもね」

あいみ「まぁいいや、それはおいとくとして…」

あいみ「じゃあなんでこころは髪切ったの?まさらの剣持ってたし…」

まさら「戦いとあと、あいみに言われた通りにしたら急にこころが怒り出したのよ…」

あいみ「へ??」

まさら「こころの髪型のこと言ったじゃない」

あいみ「ん?あー…うん、こころのチャームポイントだから色々言ってあげなって」

まさら「だから色々言ったわ」

あいみ「何て?」

まさら「そうね…」

回想

こころ「お疲れさま、まさらっ」

まさら「怪我はない?」

こころ「もちろん!まさらと一緒ならどんな魔女にだって勝てそうだよ♪」

まさら「油断は禁物よ」

こころ「う…そうだよね、さっきも攻撃カスっちゃったし」

まさら「!?どこ?」

こころ「ギリギリ交わしたから怪我はないよ、ただ髪が…」

こころ「あ…!」

まさら「こころ?…っ!」

こころ「…あーあ、髪の毛ちょっと切れちゃったみたい」

こころ「はぁ…しょうがないけど…ちょっと凹むかな」

まさら「髪…髪…」

こころ「ん?どうしたの?」

まさら「前から気になっていたのだけど、あなた髪は短い方が言いかもしれないわ」

こころ「え?短い方が…?」

まさら「ええ」

こころ「ショ…ショートヘアのほうが…」

こころ「……まさらの好み?……///」

まさら「え?いや、好みとかじゃなくて、魔女と戦うのなら短い方が有利だと思うわ」

まさら「長いと目にかかったり、敵につかまれたりして…」

こころ「っ…」カ~ッ

こころ「いいじゃないほっといてよ!私のかってでしょ!?」

まさら「え?…怒ってるの?」

こころ「怒ってない!」

まさら「でも声が」

こころ「怒ってないったら怒ってないから!」

まさら「…」

こころ「……」

こころ「…まさらは…どう思ってるの?」

まさら「?」

こころ「…私の髪型…どう思ってるの?戦いとかじゃなくて…」

こころ「その…なんて言うか…」キュッ

まさら「あなたの髪型?」

こころ「う、うん…」

まさら「……」ジー

こころ「…」

まさら「……」ジー

こころ「ぅ…」

まさら「!…そう言えば」

こころ「な、なに?」

まさら「この前コンビニでパンを買ったのだけど」

こころ「へ?パン?」

まさら「そこで見かけたチュロッキーがあなたの髪型にそっくりだったわ」

こころ「…え」

まさら「それに美味しかった」

こころ「………」

まさら「こころ?」

こころ「…まさらは私の髪型がチュロッキーだって思ってるんだね」

まさら「ええ、美味しいし、それにかわい」
こころ「貸して!!」

まさら「い…え?」

こころ「貸して!まさらの剣!」

まさら「??」

こころ「早くっ!」

まさら「は、はい…」

こころ「ありがとっ!」

まさら「あ、あの…こころ…?」

こころ「……すー…はー…」

スパッ

まさら「え!?」

こころ「……」

まさら「え?…え?」

こころ「これでいいんだよねっ!?」

まさら「いや、え…?」

こころ「前と今、どっちがいい?」

まさら「それは……」

まさら(何故かわからないけど、こころがここまで怒ってるなんて初めてだわ…)

まさら(なんとか怒りをおさめないと…)

まさら「…今のこころは、すごく素敵だわ」

こころ「……」

まさら「とても似合って可愛い」

こころ「む~!!」プク~

まさら「こころ…?」

こころ「もうまさらなんて知らないっ!」

まさら「え…」

こころ「私降りる!まさらはあいみと降りて!」

まさら「な、なんで…?」

こころ「そのくらい自分で考えて!」

まさら「そ、そう言われても…」

こころ「本当にわからないの?」

まさら「え、ええ…」

こころ「私の似合ってる髪型は?」

まさら「い、今…?」

こころ「うぅぅ~!」

こころ「まさらのバカーーーっ!!」

まさら「!!」ガーン

あいみ「こころが髪を切った理由②」



こころ「あいみ…うぅぅ…!」

あいみ「こころ…」

わからない

こころに何て言ってあげたらいいのかわからないの…

まさらが死んでしまっただなんて…私だって受け入れられるわけないもん… 

こころ「まさらが…まさらが~!」

あいみ「うん…うん…」ウルウル

あ、やばい…泣きそう…

わ、私がこころを慰めなきゃいけないのに…

あいみ「辛かったよね…」

こころ「と言うよりもショックだよ~!」

ショック…

当然だよね…あんなに仲が良かったんだから…

こころ「うぅぅ~!まさらのバカ…」

あいみ「バカ…気持ちはわかるけど、バカって言っちゃダメだよ」

まさらはこころを庇ったんだから…

こころ「だって…だって…うぅぅ…」

あいみ「…きっとまさらは後悔なんてしてないと思うよ」

こころ「え?」

あいみ「まさらはそれが正しいと信じたから、そうしたんだと思うから…」

こころ「……じゃあ…あいみも変だって思ってたの?」

あいみ「うん…うん?変?な、何が…?」

こころ「私の髪型…」

あいみ「へっ?…ううん、すごく似合ってるよ、ショート」

こころ「…うー」

あいみ「むしろショートの方が良いかもよ?前だと髪の方に視線が言っちゃってたけど」

あいみ「今なら顔に目がいく…って言うか、こころこんなに可愛かったっけ?」

こころ「……はぁ…そっか…」

こころ「あいみもそうだったんだね…」

あいみ「?」

こころ「…あの髪型はね?お母さんが出ていく前、私によくしてくれてた…思い出なんだ…」

あいみ「そうだったんだ…」

こころ「…そりゃ戦う時、ちょっと目を塞いじゃうこともあるけど…一瞬だし…」

こころ「私はまさらみたいに激しく動いたりもしないから」

こころ「気にもしてなかったんだよ…?」

あいみ「……」

これは…もしかして、こころが髪の毛で視界を防がれた一瞬の隙を

魔女に攻撃されて…それをまさらが庇ったとか…?

だから思い出の髪型ともさよならしたってこと…?

こころ「うぅぅ~…家に帰ったらどう二人に説明しよう…」

こころ「学校でもみんなに色々聞かれるだろうし…」

あいみ「あ…」

…そっか…まさらは魔女の結界で…

世間では行方不明扱いになるんだよね…

いつも一緒にいたこころがいろいろ質問受けるのも仕方ないけど…

あいみ「わ、私も一緒に答えるから!」

こころ「え?」

あいみ「だから大丈夫だよ…ね?」

こころ「…あいみも髪切るの?」スッ

あいみ「へ?いや、切らないけど…」

こころ「だよね?」キョトン

あいみ「まさらの短剣……」

こころ「切れ味凄かったよ…あはは…」

あいみ「こころ…?」

こころ「?」

さっきからこころの様子が何かおかしい…

ショックで変になっちゃってるのかも…

あいみ「……どこで魔女と戦ったの?」

こころ「頂上の近くだよ、登山客いなくて良かったよ…」

あいみ「そっか…じゃあ私、行ってくる」

こころ「えっ?でも、もう登りたくないって言ってなかった?」

あいみ「もう休んだし大丈夫だよ…最後にまさらと話したいし」

こころ「まさらなんか知らないもん…」

あいみ「え?」

まさか、まさらのこともう忘れようとしてるの…?

あいみ「まって、こころ!気持ちはわかるけど…でもダメだよ!」

こころ「ぅ…わ、私だって罪悪感はあるよ?」

こころ「でもまさらが悪いんだもん…仕方ないじゃん…」

あいみ「っ…こころ…まさらを責めないであげて…」

こころ「わ、わかってる…わかってるよ…けど…私…」

こころ「ううう~」

あいみ「こころ…」

やっぱりこころの様子がおかしい…

なんか今のこころは…何て言うか…

そう!拗ねた子どもみたいになってる…

こころをこのままにしておくのはよくない…よね

あいみ「…こころ、わかった、落ち着くまでここで休もう?」

こころ「え?ここで?…でも…いや、なら私先に降りるよ」

あいみ「ダメだよ、一人は危ないから!」

こころ「でもここにいたら、まさらが来ると思うし」

あいみ「まさらが?」

まさらの怨霊的な…??

こころ「私、今はまさらと会いたくない…」

あいみ「っ…」

こころ…まさらの死とは向かい合いたくないってことだよね…

わかる…わかるけど…

こころ「私なら一人で大丈夫だから、あいみは登ってていいよ」

こころ「まさらも一人だと寂しいと思うから…」

あいみ「…わかった、まさらと少しだけ話したらすぐ私も降りる!」

こころ「いいよ、急がなくても」

あいみ「こころを一人にしたくないの!」

こころ「私は一人でいたい気分なんだけどなぁ…」

あいみ「じゃあ、行ってくるね!」ダッ

こころ「あっ!…行っちゃった」

こころ「はぁ…あいみもまさらと同じだったのかな…」

こころ「ショートの方が似合うって言われても、あんまり嬉しくないよ…」

あいみ「こころが髪を切った理由①」



私、江利あいみ

私には大切な友達が二人いるの

一人は明るくていつもニコニコしてる粟根こころ

もう一人はクールでカッコいい加賀見まさら

二人とも私の相談や妄想に付き合ってくれるし

あ…私、妄想ばっかしちゃう悪い癖があって

自覚はしてるんだけど、とめられないんだよね…

で、話を戻すと私達は魔法少女同士助け合ったりもしてる

でも何より、二人といる時が何だかんだで一番楽しいし

二人を応援しなきゃな、って気持ちも強くあるの

え?応援って?ああ、そっか知らない人は知らないんだっけ

こころとまさら、二人はめちゃくちゃ仲がいいの

もう常にいつも二人一緒なんじゃないかって錯覚するくらい

ホントいつも二人で一緒にいるんだ

そうなると、やっぱりただの友達…とかじゃないみたいで

まぁ誰がどう見ても、こころはまさらのこと好きなんだよね

たぶん気づいてないのは、まさらただ一人だと思う

そんで、まさらの方はと言うと…

どうも本人は自分の気持ちに気づいていないみたいなんだよね

まさらも間違いなく、こころのことが好きなんだけど

まさら本人にその自覚がないみたいで…

だから私は、まさらが自覚するようにいつもそれとなく背中を押してるんだ

今日だって、三人でこころが好きな登山に来たんだけど

なんかいつもより良い雰囲気になったから、私は疲れたフリをして

休憩所で二人を見送ったんだ

今日こそは、まさらが自覚を持てればな…ってね

それとなく、まさらにはアドバイスをしておいた

例えばそう、こころのチャームポイントの髪型とかさ

その辺を色々言うように仕向けておいた

これで上手くいけば…

二人が付き合うようになれば、私も自分の恋に向き合えるような気がしたんだ

休憩所にいても暇だし、隼人くんと登山した場合の妄想でもしようかな

なんて思ってた矢先、私は目を疑った…

あいみ「え…こ、こころ…!?」

こころ「あいみ…」

あいみ「ど、どうしたの!?その髪…え?なんで??」

こころ「………」

こころはとても悲しそうな顔をしていた

それを見た私は嫌な予感がした…

違和感

何故かこころは魔法少女に変身してて…

いくら他の登山客が見当たらなくても不用意に変身なんかしないはず

なのに魔法少女姿…それは魔女と戦ったことを意味してたの

あいみ「魔女と戦ったの…?」

こころ「……うん」


あいみ「っ…!?」

ここで、もう一つの違和感に気づいた

あいみ「あれ…?まさらは…?」

こころ「………」

あいみ「え…?」

まさらの名を出すと、こころは普段見せない表情を見せた

あいみ「え…う、嘘…だよね…?」

あいみ「っ!?」

嫌な予感しかしなかった

その予感をふりきりたかった

でもこころが握りしめたものを見て、私は言葉を失うしかなかった

あいみ「こ…ころ…それ…」

こころ「………」

こころが小刻みに震えてるのが嫌でもわかってしまう

こころが震えながら握りしめたもの…それはまさらの短剣だった

あいみ「…うそ…」

こころ「……」

あいみ「そんな……」

まさらは強い

私の知る限り、やちよさん逹に勝るとも劣らない強さを持った魔法少女

それがまさら

私達が魔法少女になる前は誰とも手を組まず、たった一人で生き延びてきた魔法少女

本当にまさらは強い

でもひとつだけ、心配なことがあった

まさらは守りを捨てている

本人が言うには

「いつ死んでも構わない」

そんな気持ちで戦ってきていた

だから私とこころはいつもそれを心配していて

自然と攻めのまさら、守りのこころ、そして補助の私

そんなチームプレーになっていた

でもこれが上手くハマって、最近は苦戦することなんかまずなかった

私もこころも油断していたのかもしれない…

あいみ「……」

こころ「……」

今、この場にまさらはいない

少し前に私が見送った両片想いの二人は

今にも泣き出しそうな…こころただ一人だけが戻ってきた

まさらの短剣を握りしめて…震えながら…

あいみ「……」

私は頭が真っ白になった

何を言えば良いのか、何をしたらいいのか

何もわからなくなってしまった

いや、わかりたくなかった

考えたくもなかった

……まさらが死んでしまった

だなんて……

きっとこうに違いない…

まさらはこころを守るため、捨て身で魔女を倒した

でも致命傷を負って…形見の短剣をこころに託して

自分の亡骸は魔女の結界にあえて残した…

ただ一人、残されたこころは…

その短剣で髪を切ったんだ

弱かった自分と、まさらを守れなかった自分と決別するために…

あいみ「こころ…」

こころ「う…うぅぅ…」

私は震えながら、こころを抱き締めることしかできなかった

私がまさらなら、こころの震えは止められるはずなのに…

それができない無力な私を恨んだ

まさら…


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Mirror to Heart −まさここ ss−【61】

さやか「待ってよ!ここは見滝原なんだし…見滝原の魔法少女のあたしが責任とるよ」

さやか「あの時あたしがヘマしたせいで、まさらさんを1人にして死なせちゃったし…」

さやか「神浜の魔女をここに放ってるのも…あたしの先輩なんだ…だから…!」

あいみ「ならなおさら死んじゃダメだよ、その先輩…おかしくなっちゃったんだよね?」

さやか「はい…マミさんはこんなことする人じゃない…きっとマギウスに洗脳されて…」

あいみ「だったら、いろはちゃん達と協力して先輩を元に戻さなきゃ!」

あいみ「そしてマギウスから神浜を守ってくれたら嬉しいな」

さやか「……」

あいみ「そっちの君もね」

キリカ「…マギウスが何かは知らない…でも織莉子に危害を加えるなら容赦しないさ」

あいみ「ならさ、君がこの子達が逃げるのを先導してくれないかな?」

あいみ「ほら、グリーフシード」

キリカ「…いいのかい?」

あいみ「うん、私にはもう必要ないから…」

キリカ「……」

あいみ「あ、そうだ…まさらが持ってるこれ…友達のスマホなんだよね?」

キリカ「ああ…織莉子の…」

あいみ「……さっきは黙ってたけど、この待ち受け…ほら」

キリカ「!?え!?」

あいみ「その織莉子って子も、君に死んでほしくないと思うんだ」

あいみ「だから…3人をお願い」

キリカ「………わ、わかった」

いろは「……」

さやか「……」

ひみか「あいみさん…」

あいみ「もー、みんなそんな顔しないの!」

あいみ「みんなには大切な仲間も家族もいるんでしょ?だったらその人のためにも生きなきゃ!」

いろは「あいみさんにだって…」

あいみ「…そりゃまぁ私にも家族はいるし、好きな人もいるよ…」

あいみ「けどさ、それと同じくらい私にとって大事な存在だったのが…まさらとこころなの」

まさら「」

こころ「」

さやか「……」

あいみ「2人とはよく一緒にいたんだ…」

あいみ「昼は一緒にお弁当食べて、放課後はまさらの部活が終わるのをこころと待って…」

あいみ「私の恋愛相談を毎日のように付き合ってくれて…」

あいみ「もしかしたら、私は2人にとって邪魔だったのかもしれない…」

あいみ「2人きりになるのを邪魔してたのかもしれない…」

ひみか「そんなことないです!こころさんはよくあいみさんのこと話してました!」

ひみか「あいみがいてくれて助かるって!」

さやか「あたしも…こころさんから聞いたよ…まさらさんのことの次にあいみさんのことよく話してたから」

あいみ「そっか、こころ…」

キリカ「…私も織莉子に聞いた、加賀見まさらは粟根こころの次に江利あいみを信用してるってね」

あいみ「まさらも?そっか…ふふ、よかった」

まさら「」

こころ「」

あいみ「…私だって別に死にたいわけじゃないよ…でも…」

あいみ「…私ね、ここにくる前に自殺しようとしたんだ」

ひみか「え!?」

さやか「じ、自殺!?」

いろは「……」

あいみ「みたまさんが体を張って止めてくれて…ももこにも慰められたよ」

あいみ「けど、あの2人がいなければ私はもう死んでたんだ…」

あいみ「助けてもらったこの命で、今度はみんなを助けたい…」

あいみ「そして…もし天国に行けるなら、またまさらとこころと3人で話したい…」

あいみ「……だから、みんなは生きて」

あいみ「4人が力を会わせればきっと上手く行くから!」

ひみか「う…あいみさん…」

いろは「……」

さやか「……」

キリカ「…わかった、なら作戦を練ろう」

あいみ「ありがとう、助かるよ!」

キリカ「と言っても、強引だけどね…」

あいみ「それでみんなが助かるなら大丈夫!」

キリカ「まず、ギリギリまでここで待機して魔女をおびき寄せる」

キリカ「ここで私の魔法を使って、動きを鈍らせて強引に突破する」

さやか「まってよ、それならあいみさんや二人もつれていけるんじゃないの?」

キリカ「囮がいなきゃ隙はつくれないだろうし、動きを鈍らせられる時間も限られてる」

キリカ「遺体を放置できるなら可能性はあるだろうけどね」

あいみ「もちろんそんなことはできないよ」

キリカ「…それに、遺体を抱き抱えたままじゃ強引な突破も不可能だろうからね」

さやか「そんな…」

あいみ「それに私の武器は銃だし離れてても威嚇できるから囮にはうってつけだしね!」

いろは「私だって…」

キリカ「だから桃色、君は最後尾で威嚇し続けてほしい」

いろは「……うん」

キリカ「前は私達3人でごり押しだろうね」

さやか「……」

ひみか「…わ、わかりました」

小さいキュゥべえ「…モキュ!(囮役ならここにいるよ!)」

いろは「ううん、ダメだよ…」

小さいキュゥべえ「モキュゥ…」

キリカ「シンブルで強引な方法だけど、これくらいしか方法はないよ」

キリカ「織莉子さえいてくれればどうにでもなるんだろうけどね…」

いろは「やちよさん達が来てくれるのを待てば…」

さやか「それならまどか達も!」

ひみか「私の仲間だって!」

あいみ「時間があれば…ね、でもきっと…」

キリカ「魔女の方が確実に先にくるだろうね」

いろは「っ…」

あいみ「だから今の方法が一番だよ、それに…私…もし生き残れても…」

あいみ「心におっきな穴があいちゃった…」

あいみ「もし隼人くんと恋人になれても…この穴は埋まらないよ…たぶん一生ね…」

あいみ「私、何度もまさらとこころに助けられたからね…」

あいみ「二人がいなかったらとっくに死んじゃってたと思う…」

あいみ「その二人が…もういないんだからね…」

まさら「」

こころ「」

あいみ「……だから私…二人の側で死ねるなら、それでいいよ」

あいみ「まさらとこころは…きっと今ごろ天国でラブラブになってるだろうから」

あいみ「そんな二人を私も天国で見たい…」

あいみ「だからね、これでいいんだ」

あいみ「だからみんな…後は頼んだよ」

いろは「……」

さやか「……」

ひみか「すん…すん…」

キリカ「…わかった」

あいみ「ありがとう、みんな…」

あいみ「まさら…こころ…また三人で一緒に遊ぼうね」

あいみ「海に行く約束とかいろいろしたじゃん、行こうよ…海、祭りもさ、ハロウィンとか、クリスマスとか正月とかさ…」

あいみ「三人で一緒に…ね」ニコ

まさら「」
こころ「」

いろは「……」ポロポロ

さやか「っ…」プルプル

ひみか「ぐすっ…」

キリカ「……」ギリッ
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