ほむホーム
ほむら「今日は大晦日」
ほむら「そして私は欲望に忠実な悪魔」
ほむら「だから、今日はまどかと二人っきりですごしてやるわ!」
ほむら「さぁ、待っててね、まどか!」
ほむら「さて、今日はまどかと二人っきりで過ごすと決めたんだから」
ほむら「頑張らなくっちゃ」
ほむら「そうと決まったら、さっそく電話よ」
ほむら「ふふふ、楽しみだわ」プルル
まどか『も、もしもし!おはよう、ほむらちゃん!』
ほむら「おはよう、まどか」
まどか『わたしも電話しようと思ってたところだったんだ』
ほむら「そうなの?」
まどか『うん、えへへ。今年最後のモーニングコールはほむらちゃんになったね』
ほむら「ふふっ、そうね」
まどか『それで、どうしたの?ほむらちゃん』
ほむら「まどかも私に用事があるのでしょう?先に話して?」
まどか『…わ、わたしは後でで大丈夫だよ、ほむらちゃんからお願い』
ほむら「わ、わかったわ…まどか、あの…その……」
まどか『…』
ほむら「き、今日って大晦日…でしょ?」
まどか『う、うん!今年はあっという間だったよね!』
ほむら「ええ…」
まどか『アメリカから日本に帰ってきて、ほむらちゃんやさやかちゃん達と仲良くなって』
まどか『それはとってもハッピーだなって、ウェヒヒ!』
ほむら「………」
まどか『…ほ、ほむらちゃん?』
ほむら「ぁ…ご、ごめんなさい、気にしないで」
まどか『う、うん』
ほむら「それで、今晩なんだけど……」
まどか『!う、うんっ!』
ほむら「ま、まどか…その、あのね」
まどか『……』
ほむら「わ、私…私と……」
ほむら(何を緊張しているの、暁美ほむら!)
ほむら(私は悪魔なのよ!何でもできちゃうのよ!)
ほむら(もう昔の私とは違うんだから、自分の欲望には忠実にならなきゃいけないの!)
ほむら(だから…がんばれ!私!ほむら!)
ほむら「わ、私…と……その………」
まどか『………』
ほむら「…私と……」
まどか『ほっ、ほむらちゃん!』
ほむら「っ?な、なに?」
まどか『ほむらちゃん、良かったら…なんだけどね?』
ほむら「…うん」
まどか『今日…その、わ、わたしの家で…パーティー……しない?』
ほむら「えっ?」
まどか『う、家はね!大晦日パーティーするんだよ!』
ほむら「そ、そうなの?」
まどか『と言っても、パパのご馳走食べてテレビ見るだけだから、当たり前なのかもしれないんだけどね』
ほむら「それはそうかもしれないけど…でも、いいの?」
まどか『えっ?』
ほむら「その…私なんかがお邪魔しちゃって……」
まどか『……』
ほむら「久しぶりでしょう?家族4人水入らずの大晦日だなんて……」
ほむら「だから、私なんかがお邪魔しちゃダメ…だと思うの」
ほむら(って、私は何を!?)
まどか『えー?そんなことないよぉ!別に久しぶりでもないし、毎年やってるもん!』
まどか『それに、ほむらちゃんがいてくれたら、それはとってもハッピーだなって!』
ほむら「まどか…」
まどか『ほむらちゃんは一人暮らしだし…わたし何かでも、一緒に年明けできたら良いな…って思うの』
ほむら「まどか…」
まどか『だから…だからさ!今日は一緒にすごそうよ、ほむらちゃん!』
ほむら「…うん、ありがとう。嬉しい」
まどか『ほんとっ!?』
ほむら「うん、ほんと」
まどか『わーい!やったぁ!』
まどか『えへへ、それじゃあ待ってるからね!』
ほむら「うん、またね、まどか」
まどか『うん!ばいばい!』
ほむら「ばいばい、まどか」ピッ
ほむら「……やった」
ほむら「やったぁ!嬉しい、まどかから誘ってくれた!」
ほむら「まどかと二人っきりではなくなったけど、この際気にしないわ!」
ほむら「ふふっ、嬉しい」
ほむら「どんな服来て行こうかしら?」
ほむら「~♪」
ほむら「ふれたー心はーかーがやいたー♪」
ほむら「鮮やかなー色になって♪」
ほむら「はーばーたーくよー希望のせてー♪」
~♪
ほむら「むーげー…あら?電話?」
ほむら「えぇ、美樹さやか?こんな時になんなのかしら?」
~♪
ほむら「……」
~♪
ほむら「……仕方ないわね」ピッ
ほむら「もしもし」
さやか『あー、やっと出たわね、留守電になるかと思ったわ』
ほむら「…ただいま留守にしております。ぴ、ピーっと言う音の後にお名前とご用件をお願いします」
さやか『もしもし、さやかちゃんだよ。ほむらー、この留守電聞いたら、かけ直してくんない?』
ほむら「プッ」
さやか『って騙されるかー!』
ほむら「チッ」
さやか『あんた思いっきり笑ってたじゃない!』
ほむら「あら、聞こえていたのね」
さやか『しかも、ピーって言うとき、若干恥ずかしがってたでしょ?』
ほむら「だ、だまりなさい!」
さやか『………』
ほむら「…喋らないなら切るわね」
さやか『ちょ!あんたが黙れ言ったんでしょーが!』
ほむら「ほんと、めんどくさいわね」
さやか『こっちの台詞だい』
ほむら「で、何の用なの?」
さやか『ほら、今日って大晦日じゃん』
ほむら「それがどうかしたの」
さやか『まあまあ良いから黙って聞きなって』
ほむら「………」
さやか『でさ、今日マミさん家で年越ししようってなってんのよ』
ほむら「………」
さやか『参加するのは、あたしと杏子とマミさんとなぎさなんだけどさ』
ほむら「………」
さやか『って、聞いてる!?』
ほむら「うるさいわね、聞いてるわよ」
さやか『ならなんかリアクションしなさいよね!』
ほむら「あなたが黙れって言ったじゃない」
さやか『あー!ほんと、めんどくさいわね!』
ほむら「こっちの台詞よ」
さやか『まぁいいや。で、そのことなんだけどさ』
さやか『あんたどうせ一人で暇でしょ?』
ほむら「はぁ?」
さやか『だーかーら!一人寂しい悪魔ほむらちゃんが可哀想だから』
さやか『あたしらが一緒に過ごしてやるって言ってんの!』
ほむら「さやか……」
さやか『言っとくけど、あんたに拒否権はないんだからね?』
さやか『マミさんも張り切って、5人分のご馳走とかそばとか用意してあるんだから!』
ほむら「……」
さやか『だから、今からマミさん家来て、待ってるからさ』
ほむら「ふふっ」
さやか『ちょっと、何がおかしいのさ!』
ほむら「生憎だけど、先客がいるの」
さやか『へ?そうなの?』
ほむら「ええ」
さやか『…あー、家族?』
ほむら「……いえ、家族じゃないわ」
さやか『え?なら誰?』
ほむら「もちろん、まどかよ」
さやか『えっ?まどか!?』
ほむら「ふふ。だから気持ちだけ受け取っておくわ」
さやか『え?え?でも、まどかは…』
ほむら「ありがとう、さやか。切るわよ?」
さやか『えっ?ちょっと!』
ほむら「ふふっ」
マミホーム
さやか「あー、切れちゃった」
杏子「ほむらのやつ、これないって?」
さやか「うん、そうみたい」
なぎさ「そうなのですか?残念なのです」
さやか「まどかと過ごすって言ってたけど…」
マミ「鹿目さん、大晦日は家族水入らずで過ごしたいって言ってなかった?」
杏子「あたしらの誘い断ったもんな」
さやか「そうなんですよねぇー、ほむらの強がりなのかな?」
マミ「うーん、余計な詮索はよしましょう」
なぎさ「じゃあ、今日は4人で過ごすのです」
さやか「そうだねー、あっ何か遊ぼうよ」
杏子「遊ぶったって何をさ?」
さやか「大晦日らしい遊び!」
杏子「なんだそりゃ?例えば?」
さやか「笑ってはいけない魔法少女24時!!」
杏子「はぁ?」
さやか「ロッソ・ファンタズマー!」
杏子「あ?」
さやか「あはは!」
なぎさ「さやか、アウトー!なのです」
杏子「てめぇ殺すぞ!」
さやか「きゃー!」
ドタバタ
マミ「あんまり騒ぐと、晩ご飯抜きにするわよ?」
さやか「ごめんなさい」
杏子「ごめんなさい」
なぎさ「さやか、杏子、アウトー!なのです!」
マミ「ふふっ」
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ほむら「今日は大晦日」
ほむら「そして私は欲望に忠実な悪魔」
ほむら「だから、今日はまどかと二人っきりですごしてやるわ!」
ほむら「さぁ、待っててね、まどか!」
ほむら「さて、今日はまどかと二人っきりで過ごすと決めたんだから」
ほむら「頑張らなくっちゃ」
ほむら「そうと決まったら、さっそく電話よ」
ほむら「ふふふ、楽しみだわ」プルル
まどか『も、もしもし!おはよう、ほむらちゃん!』
ほむら「おはよう、まどか」
まどか『わたしも電話しようと思ってたところだったんだ』
ほむら「そうなの?」
まどか『うん、えへへ。今年最後のモーニングコールはほむらちゃんになったね』
ほむら「ふふっ、そうね」
まどか『それで、どうしたの?ほむらちゃん』
ほむら「まどかも私に用事があるのでしょう?先に話して?」
まどか『…わ、わたしは後でで大丈夫だよ、ほむらちゃんからお願い』
ほむら「わ、わかったわ…まどか、あの…その……」
まどか『…』
ほむら「き、今日って大晦日…でしょ?」
まどか『う、うん!今年はあっという間だったよね!』
ほむら「ええ…」
まどか『アメリカから日本に帰ってきて、ほむらちゃんやさやかちゃん達と仲良くなって』
まどか『それはとってもハッピーだなって、ウェヒヒ!』
ほむら「………」
まどか『…ほ、ほむらちゃん?』
ほむら「ぁ…ご、ごめんなさい、気にしないで」
まどか『う、うん』
ほむら「それで、今晩なんだけど……」
まどか『!う、うんっ!』
ほむら「ま、まどか…その、あのね」
まどか『……』
ほむら「わ、私…私と……」
ほむら(何を緊張しているの、暁美ほむら!)
ほむら(私は悪魔なのよ!何でもできちゃうのよ!)
ほむら(もう昔の私とは違うんだから、自分の欲望には忠実にならなきゃいけないの!)
ほむら(だから…がんばれ!私!ほむら!)
ほむら「わ、私…と……その………」
まどか『………』
ほむら「…私と……」
まどか『ほっ、ほむらちゃん!』
ほむら「っ?な、なに?」
まどか『ほむらちゃん、良かったら…なんだけどね?』
ほむら「…うん」
まどか『今日…その、わ、わたしの家で…パーティー……しない?』
ほむら「えっ?」
まどか『う、家はね!大晦日パーティーするんだよ!』
ほむら「そ、そうなの?」
まどか『と言っても、パパのご馳走食べてテレビ見るだけだから、当たり前なのかもしれないんだけどね』
ほむら「それはそうかもしれないけど…でも、いいの?」
まどか『えっ?』
ほむら「その…私なんかがお邪魔しちゃって……」
まどか『……』
ほむら「久しぶりでしょう?家族4人水入らずの大晦日だなんて……」
ほむら「だから、私なんかがお邪魔しちゃダメ…だと思うの」
ほむら(って、私は何を!?)
まどか『えー?そんなことないよぉ!別に久しぶりでもないし、毎年やってるもん!』
まどか『それに、ほむらちゃんがいてくれたら、それはとってもハッピーだなって!』
ほむら「まどか…」
まどか『ほむらちゃんは一人暮らしだし…わたし何かでも、一緒に年明けできたら良いな…って思うの』
ほむら「まどか…」
まどか『だから…だからさ!今日は一緒にすごそうよ、ほむらちゃん!』
ほむら「…うん、ありがとう。嬉しい」
まどか『ほんとっ!?』
ほむら「うん、ほんと」
まどか『わーい!やったぁ!』
まどか『えへへ、それじゃあ待ってるからね!』
ほむら「うん、またね、まどか」
まどか『うん!ばいばい!』
ほむら「ばいばい、まどか」ピッ
ほむら「……やった」
ほむら「やったぁ!嬉しい、まどかから誘ってくれた!」
ほむら「まどかと二人っきりではなくなったけど、この際気にしないわ!」
ほむら「ふふっ、嬉しい」
ほむら「どんな服来て行こうかしら?」
ほむら「~♪」
ほむら「ふれたー心はーかーがやいたー♪」
ほむら「鮮やかなー色になって♪」
ほむら「はーばーたーくよー希望のせてー♪」
~♪
ほむら「むーげー…あら?電話?」
ほむら「えぇ、美樹さやか?こんな時になんなのかしら?」
~♪
ほむら「……」
~♪
ほむら「……仕方ないわね」ピッ
ほむら「もしもし」
さやか『あー、やっと出たわね、留守電になるかと思ったわ』
ほむら「…ただいま留守にしております。ぴ、ピーっと言う音の後にお名前とご用件をお願いします」
さやか『もしもし、さやかちゃんだよ。ほむらー、この留守電聞いたら、かけ直してくんない?』
ほむら「プッ」
さやか『って騙されるかー!』
ほむら「チッ」
さやか『あんた思いっきり笑ってたじゃない!』
ほむら「あら、聞こえていたのね」
さやか『しかも、ピーって言うとき、若干恥ずかしがってたでしょ?』
ほむら「だ、だまりなさい!」
さやか『………』
ほむら「…喋らないなら切るわね」
さやか『ちょ!あんたが黙れ言ったんでしょーが!』
ほむら「ほんと、めんどくさいわね」
さやか『こっちの台詞だい』
ほむら「で、何の用なの?」
さやか『ほら、今日って大晦日じゃん』
ほむら「それがどうかしたの」
さやか『まあまあ良いから黙って聞きなって』
ほむら「………」
さやか『でさ、今日マミさん家で年越ししようってなってんのよ』
ほむら「………」
さやか『参加するのは、あたしと杏子とマミさんとなぎさなんだけどさ』
ほむら「………」
さやか『って、聞いてる!?』
ほむら「うるさいわね、聞いてるわよ」
さやか『ならなんかリアクションしなさいよね!』
ほむら「あなたが黙れって言ったじゃない」
さやか『あー!ほんと、めんどくさいわね!』
ほむら「こっちの台詞よ」
さやか『まぁいいや。で、そのことなんだけどさ』
さやか『あんたどうせ一人で暇でしょ?』
ほむら「はぁ?」
さやか『だーかーら!一人寂しい悪魔ほむらちゃんが可哀想だから』
さやか『あたしらが一緒に過ごしてやるって言ってんの!』
ほむら「さやか……」
さやか『言っとくけど、あんたに拒否権はないんだからね?』
さやか『マミさんも張り切って、5人分のご馳走とかそばとか用意してあるんだから!』
ほむら「……」
さやか『だから、今からマミさん家来て、待ってるからさ』
ほむら「ふふっ」
さやか『ちょっと、何がおかしいのさ!』
ほむら「生憎だけど、先客がいるの」
さやか『へ?そうなの?』
ほむら「ええ」
さやか『…あー、家族?』
ほむら「……いえ、家族じゃないわ」
さやか『え?なら誰?』
ほむら「もちろん、まどかよ」
さやか『えっ?まどか!?』
ほむら「ふふ。だから気持ちだけ受け取っておくわ」
さやか『え?え?でも、まどかは…』
ほむら「ありがとう、さやか。切るわよ?」
さやか『えっ?ちょっと!』
ほむら「ふふっ」
マミホーム
さやか「あー、切れちゃった」
杏子「ほむらのやつ、これないって?」
さやか「うん、そうみたい」
なぎさ「そうなのですか?残念なのです」
さやか「まどかと過ごすって言ってたけど…」
マミ「鹿目さん、大晦日は家族水入らずで過ごしたいって言ってなかった?」
杏子「あたしらの誘い断ったもんな」
さやか「そうなんですよねぇー、ほむらの強がりなのかな?」
マミ「うーん、余計な詮索はよしましょう」
なぎさ「じゃあ、今日は4人で過ごすのです」
さやか「そうだねー、あっ何か遊ぼうよ」
杏子「遊ぶったって何をさ?」
さやか「大晦日らしい遊び!」
杏子「なんだそりゃ?例えば?」
さやか「笑ってはいけない魔法少女24時!!」
杏子「はぁ?」
さやか「ロッソ・ファンタズマー!」
杏子「あ?」
さやか「あはは!」
なぎさ「さやか、アウトー!なのです」
杏子「てめぇ殺すぞ!」
さやか「きゃー!」
ドタバタ
マミ「あんまり騒ぐと、晩ご飯抜きにするわよ?」
さやか「ごめんなさい」
杏子「ごめんなさい」
なぎさ「さやか、杏子、アウトー!なのです!」
マミ「ふふっ」
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